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【鹿児島屋久島】樹齢数千年の古代樹!?縄文杉トレッキングへ行ってきました!

記事投稿日:2022/07/31最終更新日:2022/07/31

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屋久島縄文杉トレッキング

目次

屋久島自然館から縄文杉トレッキングへ

屋久島自然館

早朝4時、湿度が高い屋久島では当然朝も冷え込む。まだ日も登っておらず、辺りは真っ暗だ。そんな朝早くから、僕は屋久島自然館という場所に来ていた。

今回の目的は、屋久島にある縄文杉を見に行くことだ。屋久島では樹齢千年を超える高齢杉のことを「屋久杉」と呼ぶ。今回見に行く縄文杉は、確認されている屋久杉の中でも最大級の老大木で、推定樹齢は2,000〜7,200年といわれている。縄文時代から生きているから、縄文杉というらしい。

チケット

縄文杉を見に行くコースはいくつかあるのだが、今回はオーソドックスな「縄文杉トレッキングコース」から向かうことにした。現在いる屋久島自然館からバスで荒川登山口まで向かい、登山口から縄文杉を目指すというコースだ。

集合場所

受付を済ませ、列に並んで登山バスを待つ。ちなみにバスに乗るためのチケットは、前日までに購入しておくと搭乗がスムーズになる。観光案内所や島内のホテルなどで購入可能なので、余裕があれば買っておくと良いだろう。料金は往復で2,400円、うち1,000円は環境保全金だ。

>>バスの時刻表や料金表、登山バスチケットの購入窓口について詳細はこちら

バス

早めに来たこともあり、なんとか始発の5:00の便に乗ることができた。バスでの移動時間は約40分。揺られている間に、空が明るくなり始めていた。

荒川登山口からトロッコ道を歩く

荒川登山口

荒川登山口に着く頃には、すっかり空は明るくなっていた。標高も高いためか、5月だというのにかなり寒く感じる。荒川登山口ではトイレを簡単に済ませて、早速登山道に向かう。

屋久島

ここが縄文杉トレッキングの入り口。立ってみると、足元に線路のようなものが続いていた。気になって調べてみると、どうやら大正12年に開通したトロッコ道の名残らしい。当時は屋久杉の伐採が盛んに行われており、その運搬で活躍したそうだ。このトロッコ道は現在でも、ダムの保全や施設の維持管理のために使われるそうだが、実際にトロッコが動いているところは、めったに見られないらしい。

縄文杉トレッキング

縄文杉トレッキングでは、このトロッコ道8.5km(約3時間)を越えて、さらに山道2.5km(約2時間)を登り、ようやく縄文杉までたどり着く。往復22kmで合計所要時間は約11時間となる。かなりハードな道になるため、自分の体力と相談しながらのトレッキングになりそうだ。

縄文杉

ここからが縄文杉トレッキングの開始。最近めっきりと運動をしていないため、体力に不安を抱えつつ、怪我だけはしないようにと自分に言い聞かせて、トレッキングを開始した。

縄文杉トレッキング

実際に歩いてみると、レールの中心は木の板になっていて、段差も小さく歩きやすかった。周りを歩く人を見てみると、ご高齢の方も多くいるようだ。レールからはみ出てしまうと、足場がゆるくなっている場所もあり、トロッコ道の上を進むのが安全そうである。

トロッコ道

道が歩きやすく、トロッコ道にそって進むため迷うリスクも低いため、最初は楽なトレッキングだと思った。異変を感じたのは、トレッキング開始から1時間ほど経った頃である。

トロッコ道

永遠と続くトロッコ道に、飽きてきたのだ。とにかく、歩いても歩いても歩いても歩いても、景色がほとんど変わらない。カーブを超えても、橋を超えても、見えてくるのはどこまでも続くトロッコ道。これが約3時間続くというのだから、精神的に苦しい。

トロッコ道

トロッコ道

森

それでも、少しずつ森が深くなっていくのを横目に感じながら、ひたすら歩き続け、ようやくトロッコ道の終点までたどり着くことができた。

休憩

時計をみると時刻は9:30。スタートから約3時間半でトロッコ道を抜けることができた。無限に続くトロッコ道に精神的には疲れたが、平坦な道だったこともあり、体力的にはまだまだ十分に余力はありそうだ。持ってきたおにぎりを食べて、湧水を飲んで休憩をとる。

険しい山道

終点は川の近くにあり、ここから山道に切り替わるらしい。ちなみに、荒川登山口から縄文杉までのルートで、水洗トイレはここにしかない。道中では山岳トイレしかないため携帯トイレは必須になる。また売店や自動販売機もないため、食べ物もあらかじめ準備しておくと良いだろう。

山道

朝ごはんを食べたらかなり体力を回復できた。湧水が冷たくて美味しかったので、屋久島を歩く際はぜひ飲んでみてほしい。トロッコ道に別れを告げて、ここからは本格的な山道を歩くことになる。気合を入れ直して、出発だ。

山道

トロッコ道を終えてからは、さっきまでの平坦な道はなんだったのか、と言いたくなるような、険しい道が続いていた。大きな岩が敷き詰められて、比較的歩きやすい場所もあるが、ゴツゴツした岩や、大木を乗り越えて進まなければならない道も多かった。

屋久杉が聳え立つ巨木の森

森

進んでいくにつれて、人間が立ち入ってはいけないような、神聖な雰囲気に包まれていく。一本一本の木がどんどん大きくなって、まるで巨人の世界に入り込んだようだ。

屋久杉

樹齢千年を超えるであろう、屋久杉たちが目の前に聳え立つ。人と比べてもこの大きさだ。ちょっとした神社だったら、御神木として祀られていそうな巨木が、何本もあるのだ。これはちょっと圧巻だった。

湧き水

途中に、こんな感じで、湧水が流れている場所があるので、その度に水分補給ができた。

ウィルソン株

途中で、ウィルソン株というスポットに立ち寄った。ウィルソン株は400年ほど前に伐採された巨大な切り株のことで、切り株の中から空を見上げると、ハートマークに見えることから、縁起の良いスポットとしても知られている。

トレッキング

トレッキングもいよいよ終盤。訳がわからないくらい巨大な木々が、当たり前のように聳えている。一本一本が数千年前から生きていると思うと、自分の小ささというか、人間の寿命の短さを感じずにはいられない。

圧倒的な縄文杉

縄文杉

そしてスタートから約6時間後、とうとうお目当ての、縄文杉まで辿り着いた。展望台のような建物が立っていて、既に辿り着いた他の登山者たちが列を作っている。縄文杉の保護のために、遠くから眺めることしかできないようだ。仕方ないが、これには少し残念。

縄文杉

それでも縄文杉は、遠目でもわかるほど圧倒的な存在感だった。道中で見てきた他のどの屋久杉よりも大きく、神々しさすらある。

縄文杉

樹齢については諸説あるが、7,200年前から生きているという噂もある。エジプトのピラミットよりも遥かに昔だ。その圧倒的な生命力を前に、ただただ仰ぎ見ることしかできない。日本中を旅したけど、間違いなく訪れる価値はあったと思う。

手付かずの大自然、何千年もの時を生き続ける巨木の森。屋久島の縄文杉は、一度は見た方が良いスポットだと感じた。興味を持った方は、ぜひ一度屋久島を訪れてみてはいかがだろうか?

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