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自然と歴史と絶景の不思議な融合!MIHO MUSEUMで春爛漫
みなさんこんにちは。歴旅ライターまえてぃーです。
今回ご紹介したい場所は、滋賀県甲賀市にあるミュージアム「MIHO MUSEUM」です。知らない人も多いと思いますが、このMIHO MUSEUMは現代の桃源郷と呼ばれるほど、立地、建築、コレクションが本当に素晴らしいのです。
それではさっそく行ってみましょう!!
目次
MIHO MUSEUMとは
MIHO MUSEUMは、1997年11月に琵琶湖の南、自然が溢れる湖南アルプスの中に誕生しました。建築設計はイオ・ミン・ペイ氏。あのフランスのルーブル美術館のガラスのピラミッドやワシントンのナショナルギャラリー東館などを設計した、とても有名な建築家です!
設計のテーマは「桃源郷」であり、中国の古典「桃花源記」に描かれた物語を、この地に実現したそうです。
いざ入場!
MIHO MUSEUMにはいくつかの館があり、本館は「自然と建築と美術品」「伝統と現代」「東洋と西洋」の融合をテーマに、なんと建築容積の80%以上を地中に埋没し、建物の上に自然を復元しています。想像できますか?自然の中、いや、自然に包まれた空間(MUSEUM)を私たちは体感することができるのです。
価値あり!アプローチロードをゆっくり散策
駐車場、バス停から歩いてすぐに、受付などがある「レセプション棟」に到着します。
<レセプション棟>
受付で案内されるのですが、ここにはコレクションなどが展示されている場所はありません。展示がある「美術館棟」まではここから歩いて7~8分ほど歩く必要があります。
ここから歩いていきます。
無料の電気シャトルバスも運行していますが、みなさんにはぜひゆっくりと歩いて美術館棟にたどり着いてほしいと思います。
ゆったりと散歩気分で歩けますよ。
なぜなら、道を少し歩くと、トンネルが現れるのですが、そこがとても幻想的な空間なんです。
それがこちら。
いかがですか?まるで異空間のような感覚を持ちませんか??
この景色を見るために、ここを訪れる人もたくさんいらっしゃいますが、その気持ちが分かりますよね。
そしてトンネルを抜けるとすぐ、「美術館棟」が見えてきます。
コレクションの数々と館内風景
MIHO MUSEUMのコレクションは、創立者小山美秀子さんが40年以上に渡り折に触れ集めてきた茶道具、神道・仏教美術、陶磁器などの日本美術から始まったそうです。そして、コレクションは日本から世界の古代美術へと広がり、約3,000点を収蔵し、そのうち約250点を公開しています。
館内は写真撮影不可ですが、紀元前時代のエジプトコレクションの数々、ギリシア・ローマコレクションの数々、南アジア・東アジアコレクションの数々、西・中央アジアコレクションの数々、そして日本のコレクションの数々が美しい調和をもとに展示されています。館内には無料で展示品について紹介してくれるガイドさんもいて、ちょっと楽しい展示品紹介も聞くことができます。ぜひゆっくりと堪能してみてくださいね。
建築と光の調和も美しい玄関。
コレクション以外にも館内のいたるところに美しい景色が現れます。
お土産も買えるショップもあります。
美術館棟内はゆっくり見ても1時間半ほどで見て回ることができると思います。
レセプション棟へ帰る道のトンネル風景もぜひ楽しんでくださいね!
いかがでしたか?
人里離れた自然の中のMIHO MUSEUM。ちょっと日常を離れた幻想的な空間で、ぜひ身も心もリフレッシュさせてくださいね!!
MIHO MUSEUM
- 住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
- アクセス:新名神「信楽IC」より15分、「草津田上IC」より20分、名神「栗東IC」より30分(無料駐車場300台)
- 電話番号:0748-82-3411
- 開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
- 入館料:一般 1,300円、高・大学生 1,000円
- 休館日:春季・夏季・秋季開館期間の月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 公式サイト:MIHO MUSEUM
※展示品入れ替えのため休館日あり(公式サイトでご確認ください)
※入館は予約優先になります。混雑が予想される休日などは予約をされることをおすすめします
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まえてぃー
- 元ノリノリ世界史教師。教科書に載ってたり載ってなかったりする世界の歴史ポイントをご紹介。旅のついでにそのロマン溢れた世界をご堪能ください。