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【日本百名山】25座目の伊吹山はヤマトタケルが見守る山岳信仰の山(滋賀県・岐阜県)

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
今回登った日本百名山は伊吹山(いぶきやま)です。実は伊吹山には2021年5月下旬に登ってその時のレポートを記事にしました。しかし、その時は日本百名山の登山としてカウントしていなかったので、今回改めて訪問し、記事にしました。
今回も前回同様に快晴です。それでは最後までご覧ください。
目次
日本百名山25座目 伊吹山
伊吹山
伊吹山(いぶきやま)は滋賀県と岐阜県の県境にあります。古くから霊峰とされ、「古事記」「日本書紀」においてヤマトタケル(日本武尊)が東征の帰途に伊吹山の神を倒そうとして返り討ちにあったとする神話が残されています。
1,377mとそれほど高い山ではありませんが、冬は季節風の通り道となり、世界最深積雪記録はいまだに破られていません。
登山概要
- 登山日:2024年11月3日
- 天候:晴れ
- 日本百名山25座目:伊吹山【滋賀県・岐阜県】
- 標高:1,377m
- 登山ルート:中央登山道コース(山頂駐車場から中央登山道コースを利用して伊吹山山頂を往復するコース)
- 距離:1.0km
- 標高差:120m
- 所要時間:45分(休憩なしの場合)※僕は休憩時間を含め1時間05分でした。(ほぼ基準通りの結果でした)
- 公表されている難易度(無冠雪期):初級者向け
- 僕が登山して感じた難易度(無冠雪期):初級者向け
登山道の特徴と注意点
- 山頂駐車場へは伊吹山ドライブウェイ(有料)を通行する必要があります
- 登山口から山頂までは整備された登山道です
- 一部急登があるが特に問題ありません
- 木の階段が続きます。雨天時は滑らないように気をつけましょう
- 弁当など飲食できる広いスペースは伊吹山の山頂になります
- トイレは山頂駐車場、山頂にあります
- 避難小屋はありませんが、食堂や売店は山頂駐車場、伊吹山山頂にあります。避難小屋はありません。飲食物は事前に用意しましょう
- 登山装備は不要です。運動靴で十分です
- 伊吹山ドライブウェイは4月中旬頃から11月下旬頃に通行可能です
- 12月から4月末まで雪山になります
- 伊吹山は登山道崩落により米原市側からの登山が禁止されています。登山は山頂駐車場からしかできません
- 悪天候および悪天候の予報が出ている時は入山しないようにしましょう
- 可能であれば山岳保険に加入しましょう
- ゴミは必ず持ち帰りましょう
【登り】山頂駐車場から中央登山道コースを利用して伊吹山山頂へ
伊吹山山頂駐車場にはトイレ、売店、食堂があります。トイレは必ず済ませておきましょう。
トイレです。利用の際は、山岳トイレ維持協力金として100円以上の寄付を入れましょう。
スカイテラス伊吹山(売店・食堂)です。
駐車場から見た伊吹山山頂です。
伊吹山のお花畑案内図です。日本百名山であり、花の百名山でもある伊吹山。季節になるとたくさんの花が咲き乱れます。山頂駐車場からは西登山道コース(登り・下り)、中央登山道コース(登り・下り)、東登山道コース(下り専用)の登山道があります。
【11:24発】中央登山道コースの登山口です。それでは登りましょう!
獣害防護柵扉を開けて登山道へ入ります。
中央登山道コースは階段中心です。ジグザグに高度を上げていきます。
山頂直下は岩がむき出しのところがあります。ご注意ください。
伊吹山山頂
【11:42着】伊吹山山頂の到着です。11:24に出発しましたので、18分で山頂へ到達しました。あっという間です。伊吹山山頂には日本武尊(やまとたけるのみこと)像が建っています。
伊吹山山頂に鎮座する伊吹山寺覚心堂です。御朱印をいただくこともできます。
伊吹山寺の御朱印です。「薬王殿」と書かれています。
山頂には公衆トイレがありますので安心です。
伊吹山山頂には山小屋が複数軒あります。食事をとることやお土産を買うことができます。
伊吹山の山頂は広い台地状になっていて散策することもできます。
眼下にはさっき上ってきた伊吹山ドライブウェイが見えています。
伊吹山南弥勒菩薩の祠です。
伊吹山山頂を示す一等三角点は、南弥勒菩薩の近くにあります。
こちらは弥勒菩薩の祠です。
【下り】伊吹山山頂から中央登山道コースを利用して山頂駐車場へ
【12:15発】それでは下山しましょう。
下山時は晴れていたら周囲の山々を眺めながら歩くことができます。
【12:29着】あっという間に山頂駐車場に到着です。登りは18分、下りは14分でした。
伊吹山山頂から、山頂駐車場からもダイナミックな景色を楽しむことができます。
伊吹山ドライブウェイの10km地点から見た伊吹山が一番綺麗に見えると僕は思います。
伊吹山登山のためのリンク集
伊吹山関連サイト
天気
※僕は山岳天気予報に「てんきとくらす」を使っています。登山指数がABCと3段階あり、A予報なら登る、B予報は検討、C予報は中止するようにしています。
登山
※僕は登山の際、「YAMAP(ヤマップ)」を使っています。GPS機能がついているので濃霧でも迷いにくいです。おすすめします。
日本百名山シリーズ
- 『日本百名山』とは?現在、百名山に挑戦中の僕が解説します:「日本百名山」を解説した記事です。日本百名山の一覧や資料などを掲載していますので参考になると思います。
- ライター・中尾の『日本百名山』登山レポート:僕が「日本百名山」を登り続ける理由や、これまで登った日本百名山の記事を紹介しています。
※当記事は2024年11月3日に登山した時のものです。登山の際は常に最新情報を入手して危険な目に遭わないようにご注意ください。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。