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【滋賀県】佐川美術館の展示作品、館内施設など見どころ完全ガイド!

記事投稿日:2021/09/13最終更新日:2021/09/13

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【滋賀県】琵琶湖のほとりに佇む佐川美術館――その見どころを余すところなく紹介!のサムネイル画像
<画像提供:佐川美術館>

日本一大きな湖である琵琶湖のほとり、滋賀県守山市。緑の田園に囲まれた美しい場所に静かに佇んでいるのが佐川美術館です。「水の上に建てられた美術館」とも言われ、施設にはふんだんに水が使われています。施設周辺は心地良い風が吹き抜け、どこにいてもせせらぎの音が聞こえてきます。

この佐川美術館は、飛脚のマークでおなじみの佐川急便株式会社により、創立40周年の記念事業として1998年に建てられたもの。建築物としても評価が高く、数々の建築賞を受賞しています。

今回は、そんな自然豊かな場所に建つ佐川美術館の見どころをたっぷりと紹介していきたいと思います。

佐川美術館 入口.JPG

目次

<1. 佐川美術館が誇る3人の巨匠の作品を存分に堪能!>

<2. 数々のデザイン賞を受賞!「水面に浮かぶ美術館」>

<3. 美しい景色を眺めながらゆっくりティータイム>

<4. 佐川美術館でしか買えないオリジナル商品を!>

<5. 佐川美術館を周る際の所要時間>

<6. 佐川美術館の基本情報>

1. 佐川美術館が誇る3人の巨匠の作品を存分に堪能!

佐川美術館には、常設展と企画展があり、常設展では、日本画家・平山郁夫氏の作品、彫刻家・佐藤忠良氏の作品、陶芸家・十五代樂吉左衞門(らくきちざえもん)氏の作品が展示されています。

特に十五代樂吉左衞門氏自らがプロデュースした展示空間と茶の湯空間は、こだわりぬいた空間で作品を観ることができ、作家の思いを体現したかのような茶室で茶の湯を体験できるという貴重なものとなっています。

さらに年4回、企画展も開催されており、取材時(2021年7月13日)は、滋賀県の里山を撮り続けている写真家で、切り絵作家でもある今森光彦氏の作品展「今森光彦展 いのちめぐる水のふるさとー写真と切り絵の里山物語ー」が行われていました。

今回は学芸員の松山早紀子さんとともに、佐川美術館をめぐり、その魅力を教えていただきました。

佐川美術館 正面入口

まずここが佐川美術館の正面入口です。

佐川美術館 廊下

正面入口でチケットを買って、中に入るとまずその広さと、まるで水の上に浮かんでいるような長い廊下に驚きます。

佐川美術館 重厚な看板

長い廊下を進むと正面に「佐川美術館」と書かれた重厚な看板が! これはワクワク感を高めてくれます。さあ、いよいよ入館です!

佐川美術館 ロビーにある作品

ロビーにも作品があり、落ち着いた雰囲気です。

ではまず常設展を見ていきましょう。常設展では3人の作家の作品を鑑賞することができます。いつも同じ展示物かといえば、そうではなく、学芸員の松山さんによれば、一定の期間が過ぎたら、展示替えを行なっているとのことで、いつ来ても新しい気持ちで鑑賞できるのだそうです。

「日本画家・平山郁夫コレクション」

平山郁夫(1930-2009)
広島県に生まれる。中学3年生のとき、学徒勤労動員先で原子爆弾の投下を目の当たりにする。その後、東京美術学校日本画科を卒業、指導教授だった前田青邨に師事する。29歳の時「仏教伝来」が院展に入選。それ以降、仏教と仏教が伝わった道シルクロードをテーマに選び、何度もシルクロードを旅しながら作品を描き続けた。79歳で永眠。

佐川美術館 平山郁夫コレクション 展示品

ここは平山郁夫氏の展示室で、本画と素描(スケッチ)が展示されています。

平山郁夫コレクションのコンセプトは「平和の祈り」。平山郁夫氏は仏教に心を寄せ続け、何度も仏教伝来の道を歩き、その平和な風景を絵に描いていました。

佐川美術館 平山郁夫コレクション 楼蘭の朝・楼蘭の夕・楼蘭の月

こちらは向かって左から『楼蘭の朝』『楼蘭の夕』『楼蘭の月』。

この作品が描くのは月や夕日を背に駱駝に乗った人々が砂漠を渡るキャラバン隊。なんとも異国情緒あふれる絵で、自分がまるで旅をしているかのように感じられます。

佐川美術館 平山郁夫コレクション「平和の祈りーサラエボ戦跡ー」
<画像提供:佐川美術館>

こちらは『平和の祈りーサラエボ戦跡ー』という作品です。

戦時中に原爆で被爆した平山郁夫氏ですが、実は戦争の絵はほとんど描いていないのだそうです。ただ、この「平和の祈りーサラエボ戦跡―」は戦争を描いた数少ない作品のひとつなのです。

この作品は、平山郁夫氏が戦後のサラエボでスケッチをしていたところ、子供達が集まってきて、この作品になったそうです。戦争を乗り越えて未来を見つめているかのような子どもたちの眼差しが印象的です。

この絵を見ていると、「平和の祈り」というテーマが胸に迫ってくるようでした。

「彫刻家・佐藤忠良コレクション」

佐藤忠良(1912-2002)
宮城県に生まれる。上京し川端画学校で絵を学ぶ。その後、東京美術学校彫刻科塑像部に入学し、積極的に作品作りに励む。結婚して二児をもうけた後、徴兵。満州へ渡る。終戦後、シベリアに抑留される。3年の抑留生活を経て、帰国。再び制作を続ける。1981年、日本人として初めて、フランスのロダン美術館で個展「佐藤忠良展」を開催した。

佐川美術館 佐藤忠良展
<画像提供:佐川美術館>

佐藤忠良館のすごいところは、「彫刻作品を手にふれる」ことができることです。目で見るだけでなく、触れることでも作品を感じて欲しいという作家の願いからなのだそう。

触れてみることで感じるものや改めて気付くこともありそうですね。ただし、現在はコロナウイルス感染予防の観点から、触れることはできなくなっています。

佐川美術館 佐藤忠良展「ふざけっこ」
<画像提供:佐川美術館>

こちらは『ふざけっこ』という作品です。

学芸員の松山さん曰く、「彫刻作品を見るときは(その作品の周りを)360度ぐるっと回ってみてください」とのこと。いろんな角度からじっくり見ることによって、その作品の見え方が変わり、いろんな楽しみ方ができる。そのためにもゆったりとスペースがとってあるのだそうです。

前から見たり、後ろから見たり。ぐるぐるしていれば、自分にとっての一番いい角度が見つかるかもしれませんね。

佐川美術館 佐藤忠良展「帽子・夏」
<画像提供:佐川美術館>

こちらは『帽子・夏』という作品です。

佐藤忠良氏は、「日本人の美しさ」にもこだわり、モデルは身近な人物たちで、その人物の生き様や内面の美しさを表現しようとしたのだそうです。

当時、彫刻は西洋の芸術だったことから、西洋人のモデルを使うことが多かったのですが、そんな中でも、佐藤忠良氏は身近な日本人のモデルにこだわっていたのだそうです。

佐川美術館 佐藤忠良展 絵本「おおきなかぶ」

また、スケッチでも有名な佐藤忠良氏。シベリア抑留中に見たロシアの風景をよく描いていました。有名な「おおきなかぶ」の絵を描いたのも同氏。この絵本は館内のミュージアムショップで販売されています。

「陶芸家・十五代樂吉左衞門コレクション」

佐川美術館 陶芸家・樂吉左衞門コレクション
<画像提供:佐川美術館>

十五代樂吉左衞門コレクションがある「樂吉左衞門館」は他の2棟より後に、佐川急便創業50周年を記念として、2007年に建てられました。

設計創案を行なったのは、なんと十五代樂吉左衞門氏本人です。作家自らが自分の作品を展示する館ならびに現代茶室を設計創案。建物から全てが、十五代樂吉左衞門氏の作品なのです。

十五代樂吉左衞門氏の家というのは桃山時代から続く家柄で、初代・長次郎が千利休に茶道のお茶碗を作るよう命じられてから、樂吉左衞門を代々襲名するようになりました。

現在は、十五代樂吉左衞門氏の作品が展示されていますが、いつも同じ展示をしているわけではありません。
取材時は「黒樂茶碗と焼貫黒樂茶碗」という黒い茶碗の展示でしたが、2021年9月には展示替えを予定していて、白い茶碗が並ぶのだそうです。

ここに展示されている樂茶碗は、一つ一つ手捏ねで作られており、すべて違うものが並んでいます。さらに、茶碗の色も自然の鉱物を粉砕したものを水で溶いて釉薬として何度も重ね塗りをしているなど、ほぼすべて自然のもので作られているのです。

佐川美術館 池のヨシやガマ

周辺の自然と調和した空間も楽しめる佐川美術館。展示室の外に目を向けてみると、池には琵琶湖のヨシとガマが植えられており、目の高さのあたりまで伸びたヨシは天に向かってまっすぐ伸びていて、太陽の光を浴びてキラキラと光っていました。

さて、今回、十五代樂吉左衞門氏の展示空間と茶の湯空間のお話を松山さんに詳しく伺ってみると、この2つの空間を同時に作ったというのには意味があると語ってくれました。「茶碗を見ているだけでは、お茶が入った時の感じや、手に持った感じが分からないですよね。だから、ここのお茶室(茶の湯空間)で使う茶碗はすべて展示作品なんです。実際に手に取ってお茶を飲んでいただきたいという作家の思いがあるんです」。

展示作品を使ってお茶を飲めるというのは佐川美術館ならでは。作品を見るだけなら、他の美術館でもありますが、「展示するために茶碗を焼いているのではなく、お茶を飲んでもらうために焼いているのだ」という作家の思いがあって、この空間が生まれたそうです。

十五代樂吉左衞門氏の展示室は、他の展示室よりも少し暗めです。それはなぜかというと「静かに作品と対峙してもらいたい」という作家の思いがあるからだそう。

また、作品と作品との距離も比較的ゆったりととってありますが、それもまたじっくりと作品を見てもらいたいからなのです。

佐川美術館 十五代楽吉左衛門氏の展示室の壁
<画像提供:佐川美術館>

中に入ってみてまず驚くのがこの壁。実は、この壁は水庭の下にある構造になっているのです。

ここは密かなインスタ映えスポットで、晴れた日の正午になると、水の揺らめきがこの壁に映ります。その様子はとても幻想的で天然の壁画のようなもの。時間をかけて上から少しずつ、揺らめきが下に下がってくる様子をベンチでゆっくりと眺めているのもいいものです。

さて、茶室に行ってみましょう。

佐川美術館 茶室のコンセプト「守破離」

この茶の湯空間のコンセプトは「守破離(しゅはり)」です。まずは基本の教えを守り、そこから、新しいものを取り入れ、そして独自のものを作っていくという意味です。

佐川美術館 茶室へ続く通路の枕木
<画像提供:佐川美術館>

茶室へと続く通路の床は木でできています。それも普通の木ではなくて、パッとみると、ちょっと使い古されたようなゴツゴツとした木なのです。

松山さんによれば、これはオーストラリアの鉄道の枕木(まくらぎ)なのだそう。枕木が使われたのには意味があると松山さんは教えてくれました。「枕木は人や荷物を運ぶ列車の重みを受け止めてきた、いわば、私たちの生活の縁の下の力持ち。そういうものこそ美しいという作家の思いがあるのです」。

このような話を聞くと、美しさとはどういうものなのか......改めて考えさせられますね。

佐川美術館 水露地
<画像提供:佐川美術館>

ここは「水露地」と言って、お茶席の準備ができるまで、心の準備をしながら待つ場所です。円筒形のコンクリートに囲まれた空間で、天を見上げると、丸く切り取られた空には雲が流れていたり、トンビが悠々と飛んでいたりします。それをただ眺めているだけで心が落ち着いてくるのが分かります。

足元は石になっていて、いつも水が打ってあるそうです。実はこの石も石職人が石目をみながら楔を打ち込んで割った石なのだそう。現代にありながら、人の力と自然のものをふんだんに使って作られた茶室です。

佐川美術館 小間 盤陀庵
<画像提供:佐川美術館>

こちらは小間、盤陀庵(ばんだあん)です。壁の二方が和紙になっているのですが、コンクリート壁のスリットの外側にヨシがあるので、スリットから光が差すとその緑が和紙に映り込むのです。秋になればそれが黄色に。なんとも美しい光景です。

時間帯によってはきらきらとした水の揺らぎが映り込むこともあれば、赤い夕焼けが映り込むことも。それをお客様が感じられるように計算してここに和紙が使われているのです。その他にもたくさんの演出がされているので、ぜひ足を運んでみてください。

ちなみに、この場所のコンセプトは新しいものと古いものの融合です。和紙や畳といった伝統的なものも使われていますが、壁にはコンクリートやアクリル柱も使われています。

佐川美術館 小間 盤陀庵
<画像提供:佐川美術館>

侘び茶の創始者の村田珠光氏は「和漢の境を紛らわすことが肝要、肝要」という言葉を残しています。
その言葉の通りに、佐川美術館の茶室も、伝統的なものと、現代のものをうまく融合させて作り上げたのだと松山さんは言います。

また、茶会を行う際には、「何かひとつ現代のものを使う」ことになっているそう。茶杓でも茶入でもいい、どこかで現代のものを使う。それが古い道具にきっちりと添えば後世にも残っていくのではないかと考えているそうです。

佐川美術館 広間 俯仰軒
<画像提供:佐川美術館>

コンクリート壁の廊下を通って視界が広がるとそこは、広間、俯仰軒(ふぎょうけん)です。目の前にヨシの群生が現れ、それは息を呑むような美しさです。

この広間の畳は水底と同じ高さに敷かれています。まるで水の上に浮かべた板切れに乗っているような感覚で、松山さん曰く「作家の思いとしては、人は自然と同じレベルで生きている。自然を、上から見下ろすのではなくて、人間も自然と同じレベルで生きているのだというメッセージがある」ということです。

佐川美術館 広間 俯仰軒
<画像提供:佐川美術館>

この俯仰軒でお茶会が開かれることもあるそう。(取材時は新型コロナ対策のため休止中)

「樂吉左衞門館」を出ると、まるで、非日常から日常に帰ってきたような感じがしました。松山さんはそのことについて「実は樂吉左衞門館は、水の下にあります。水の中というのは本来、人間が生活できないところです。だからこそ、より非日常感があるのです」と話してくれました。

樂吉左衞門」では、ガイドさんの案内(取材時は新型コロナ対策のため休止中)で、作家のメッセージを受け取りながら、茶室の見学をすることができます。外国のお客様や建築家のお客様も多いらしく世界中からこの茶室を見学に来られるのだと松山さん。取材時は新型コロナ対策のため休止中でしたが、コロナ収束後にはぜひ佐川美術館の茶室に足を運んでみてくださいね。

茶室見学 1,000円(事前予約制、入場料別途必要)所要時間30分

さらに年に数回、茶室見学に加えて、ロビーにて立礼式(椅子に座ってお茶をいただくスタイル)でお茶をいただくこともできます。こちらも現在は休止中です。

茶室見学+呈茶 3,000円(事前予約制、入場料別途必要)所要時間1時間20分

また広間でお茶をいただく、茶会も行われていますので(取材時は新型コロナ対策のため休止中)ホームページをよく確認してみてください。

「さまざまな企画展が催されている佐川美術館」

佐川美術館では、常設展以外にもさまざまな特別企画展が開催されています。

取材時に開催されていたのは、写真家で切り絵作家の今森光彦氏の「今森光彦展 いのちめぐる水のふるさとー写真と切り絵の里山物語―」。

滋賀県の仰木の里にアトリエを構える作家で、美しい棚田の風景をはじめ、琵琶湖に浮かぶ漁船など、昔から人々が自然と共に暮らしてきた様子が今に伝わる写真もあり、時間を忘れて見入ってしまいました。

切り絵は鳥と植物をモチーフにしたものが多く、こちらも色使いが絶妙で、今にも動き出しそうな鳥は躍動感に溢れていました。

過去には、「ムーミン75周年記念 ムーミンコミックス展」や「歌川広重展 ー東海道五拾三次と雪月花 叙情の世界ー」「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~」「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」など、ジャンルにとらわれることなく、誰もが楽しめる作品展を開催しています。

佐川美術館に足を運ぶ際には、ぜひ公式サイトで特別企画展の情報も確認してみてくださいね。

2. 数々のデザイン賞を受賞! 「水面に浮かぶ美術館」

佐川美術館 水に浮かぶ建物 外観
<画像提供:佐川美術館>

数々のデザイン賞を受賞している佐川美術館の建物は、水に浮かぶこの三角屋根がメイン。色もコンクリート一色で非常に落ち着いています。建物を取り囲む水は鏡のように澄んでいて、太陽の光を受けてきらきらと輝いていました。

佐川美術館 佐藤忠良氏の「鹿」

そんな水の中に佐藤忠良氏の「鹿」の躍動感溢れる彫像があり、目を引きます。

佐川美術館 展示室から外に出た廊下

展示室から外に出ると、どこからでも水が見える作りになっていて、どこかに浮かんでいる島のように感じるかもしれません。

佐川美術館 水の中に浮かぶ建物

数々のデザイン賞も受賞している建築もぜひゆっくりと楽しんでください。

3. 美しい景色を眺めながらゆっくりティータイム

佐川美術館 ミュージアムカフェ「SAM」店内

美術鑑賞を終えたら、ミュージアムカフェ「SAM」へ。ここは水庭を眺めながらゆっくりとお茶を飲んだり軽食をとったりすることができます。

佐川美術館 ミュージアムカフェ「SAM」メニュー

軽食はパスタやサンドイッチ、ドリンクもコーヒーや紅茶、マスカットソーダまで多種多様に用意されています。作品の展示に合わせた限定メニューもありますので、ぜひ作品の世界観をカフェでも味わってみてくださいね。

佐川美術館 琵琶湖ブルーソーダ

取材時に開催されていた、企画展の「今森光彦展 いのちめぐる水のふるさとー写真と切り絵の里山物語ー」。滋賀の里山をテーマにしているということから、琵琶湖にちなんだドリンク「琵琶湖ブルーソーダ」(600円税込)が提供されていました。見た目にも爽やかなブルー。口当たりも良く甘さ控えめでとても美味しかったです。

佐川美術館 マリトッツォ

こちらは今話題の「マリトッツォ」です。花で飾られているのがおしゃれで食べるのがもったいなくなりますよね。中には蜂蜜でつけたレモンが挟んでありました。そのせいか、甘すぎず、さっぱりとした口あたりです。

佐川美術館 ミュージアムカフェ「SAM」お土産コーナー

滋賀のお土産コーナーもあります。滋賀の老舗の和菓子『叶匠寿庵』のお菓子もここで買えますよ。

4. 佐川美術館でしか買えないオリジナル商品を!

佐川美術館 ミュージアムショップ

こちらは充実のミュージアムショップです。企画展のものを中心に、常設展のもの、また滋賀県に関するものまで幅広く取り扱っています。

佐川美術館 今森光彦氏の作品をモチーフにしたスマホケース

企画展の今森光彦氏の作品をモチーフにしたスマホケースが販売されていました。お洒落なデザインで密かに人気があるとか。

佐川美術館 ポストカード

定番の人気と言えば、やはりポストカード。常設展のものもあります。美術展に来た記念に1枚買い求めてみてはいかがでしょうか。

佐川美術館 6分の1手帳

ミュージアムショップの店員さんのオススメは6分の1手帳です。6分の1というのは琵琶湖が滋賀県の面積に占める割合で、滋賀県民なら誰でも知っていることらしいのですが、滋賀県民でなければ誰も知りませんよね。そんな滋賀県ならではの豆知識を商品にしたものだそうです。

佐川美術館 6分の1手帳 見開き

見開きに滋賀県の地図も入っていますので、滋賀県のお土産に最適です。

佐川美術館 クリアファイルやTシャツ

他にもクリアファイルやTシャツなどここだけにしかないものがたくさんありますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

5. 佐川美術館を周る際の所要時間

佐川美術館 館内図
<画像提供:佐川美術館>

入館するとまず、大きなロビーがあります。左手に進むと「平山郁夫館」です。所要時間は観る速さにもよりますが、だいたい20〜30分程度。

そのあと、渡り廊下を渡って、もう一つの建物に行くと、「佐藤忠良館」があります。こちらも見学時間は20〜30分程度。特別展示室は「佐藤忠良館」の建物にありますが、企画展の場所はその時々によって違います。
また、企画展も見学時間は20〜30分程度を見ておくと良いでしょう。

「佐藤忠良館」を出たところにカフェとミュージアムショップがあります。そしてまた、「平山郁夫館」のあるほうの建物に戻ります。この建物に授乳室や多目的トイレがあり、そこを左に進むと、別館の「樂吉左衞門館」があります。
「樂吉左衞門館」でも、20〜30分程度の時間をとっておくといいかと思いますが、茶室見学などする場合は、さらに時間を見ておく必要があると思います。

帰りのバスの本数も多くないので、バスで来た方は帰りの時間も把握しつつ、見学した方が良さそうです。

このように、佐川美術館は建物もアートも文化も存分に楽しめる美術館です。琵琶湖観光もかねて、ぜひ行ってみてくださいね。

佐川美術館

6. 佐川美術館の基本情報

  • 住所:滋賀県守山市水保町北川2891
  • 開館時間:9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
  • 休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日に当たる場合は翌日)、年末年始
    ※その他年間予定休館日はホームページのイベントカレンダーをご確認ください。
  • 代表電話: 077-585-7800
  • 観覧料:常設展 一般 1000円 中学生・高校生 600円
    ※企画展開催時はその都度定める料金になります。
  • 駐車場:72台あり(無料)
  • 授乳室:あり(1つ)オムツ交換台もあり
  • 佐川美術館へのアクセス:

佐川美術館へのアクセス

佐川美術館へは、まず京都駅から湖西線で堅田駅まで行きます。堅田駅で下車して、江若交通バスの「免許センター行」に乗って、「佐川美術館」下車です。

琵琶湖線で守山駅まで行き、そこからバスという方法もあります。ただし、バスの本数はそれほど多くないので、前もって調べていくことをおすすめします。
>>>各路線の時刻表・運賃表はこちら(江若交通)

また、車でも便利です。名神高速道路の瀬田西ICをおりて、湖岸道路に出てまっすぐ北に向かうと佐川美術館です。また、国道1号線でも、石山で湖周道路に入りまっすぐ北に進めば佐川美術館があります。奥に広い駐車場があり、料金は無料です。

<鉄道・バス利用の場合>
◎京都駅よりJR湖西線 堅田駅下車 江若交通バス「佐川美術館」行き「佐川美術館」下車
◎京都駅よりJR琵琶湖線 守山駅下車 近江鉄道バス「佐川美術館」行き「佐川美術館」下車

<車利用の場合>
(大阪・京都方面から)
◎名神高速道路 瀬田西ICから湖周道路へ18km
◎西大津バイパス 真野ICから琵琶湖大橋を渡って右すぐ

(名古屋方面から)
◎名神高速道路 栗東ICから守山・栗東線へ14km
◎新名神高速道路 草津JCTを経て名神高速道路へ瀬田東ICから湖周道路へ19km

※本記事は2021年7月に取材した情報です。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください

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この記事を書いた人
若林佐恵里
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記事投稿日:2021/09/13最終更新日:2021/09/13

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