【滋賀県】ひな人形めぐりの旅に出よう!

長壽寺 雛人形

「あかりをつけましょぼんぼりに...♪」

女の子の健やかな成長と健康を願う3月3日の行事、ひな祭り。自宅でひな人形を飾っている方は多いのではないでしょうか。実は、近江の歴史と文化を有する滋賀県で、ひな人形めぐりができるんです。

目次

びわ湖のひな人形めぐり

2023年1月から3月にかけて、滋賀県の12市町でひな人形の展示を楽しむことができる 「びわ湖のひな人形めぐり」が開催されています。

その中から、この記事では、大津市・栗東市・湖南市・甲賀市の4つの展示を紹介します。

※記事には2023年の展示が終了したものも含まれています。

会場1:叶 匠壽庵 寿長生の郷(大津市)

滋賀県の有名観光地、紫式部・源氏物語のゆかりの地として有名な石山寺から瀬田川に沿って車で南下すること約30分、菓子作りの理想を求める里山「叶 匠壽庵 寿長生の郷(かのうしょうじゅあん すないのさと)」が姿を現します。

寿長生の郷 雛人形

和菓子「あも」で有名な叶 匠壽庵。寿長生の郷では、創業者が収集したひな人形を展示しています。

寿長生の郷 雛人形

また、ひな人形展が開催される頃には、梅まつり(2023年は2月23日~3月21日まで)も開催中!

寿長生の郷 梅

梅まつりの期間中は、様々な体験イベント屋台、限定菓子・メニューを楽しむことができ、苑内に咲く約1,000本の梅の花と共に、一足早く春を感じることができます。

湯道 ロケ地

また、敷地内のこちらの場所では、現在(2023年2月24日)公開中の映画『湯道』の撮影が行われました。

叶 匠壽庵 寿長生の郷 ひな人形展

  • 開催期間:2023年2月18日(土)~3月26日(日)
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 料金:無料 ※梅まつり期間中(2月23日~3月21日)は駐車料金として1,000円が必要。引き換えに同額の商品券のプレゼントあり
  • 休館日:水曜日
  • 公式サイト:叶匠壽庵 寿長生の郷

>>2023年 ひな人形展の詳細はこちらから
>>2023年 梅まつりの詳細はこちらから

会場2:国指定史跡 旧和中散本舗(栗東市)

続いては、今年の大河ドラマの主人公・徳川家康にもゆかりのある国指定史跡 旧和中散本舗(きゅうわちゅうさんほんぽ)です。

江戸日本橋から京都三条までを結ぶ旧五街道の1つ、旧東海道が通る滋賀県には、江戸時代には旅人のために道中薬を売る店があり、旧和中散本舗はその中でも、和中散という薬を売っていました。

和中散という名は、徳川家康が腹痛を起こしたときに薬を献じたところ、たちまち治ったことから、家康が命名したと言われています。

住宅は国指定重要文化財、庭園は国指定名勝。大変貴重なため、生で見ることはできませんが、曾我蕭白(そが しょうはく)の襖絵も所有されています。

旧和中散本舗 雛人形

そんな邸宅内で、ひな人形を鑑賞することができます。

曾我蕭白の襖絵のパネル

曾我蕭白の襖絵を紹介するパネルがあります。

旧和中散本舗の庭

雨の中、風情のあるお庭です。

薬を作る器具

薬を作る器具も展示されています。

国指定史跡 旧和中散本舗

  • 開催期間:2023年2月23日(木・祝)~2月26日(日)
  • 営業時間:10:00~16:00
  • 料金:大人500円、子供200円
  • 関連サイト:旧和中散本舗

※春・秋の特別公開期間以外は非公開。見学希望はTELにて問い合わせが必要(大角家TEL:077-552-0971)

会場3:長壽寺(湖南市)

湖南三山の1つであり、子安地蔵菩薩をご本尊とする長壽寺(ちょうじゅじ)。

長壽寺 ひな人形

リフレクション(鏡や水面などに移る映像のこと)を活用した芸術的な展示でひな人形を鑑賞することができます。

長壽寺 ひな人形

こちらのひな人形は、なんと住職の奥様の手作り。 可愛い飾り付けでホッコリします。

苔の中にキャラクター

敷地内を歩いていると苔の中に某超有名アニメのキャラクターを発見!

この他にも、敷地内の至るところに可愛い置物がありました。「訪問者を楽しませたい」という住職さんの気持ちを感じます。

長壽寺

  • 開催期間:2023/2/11(土・祝)~3/12(日)
  • 営業時間:9:00~16:00
  • 料金:入山料として大人600円、中高生300円、小学生以下無料
  • 公式サイト:長壽寺
  • Instagram:長壽寺

会場4:大池寺(甲賀市)

最後は、忍者で有名な甲賀市に位置する大池寺(だいちじ)。奈良時代末期に、行基(ぎょうき/飛鳥時代から奈良時代にかけて活動した日本の仏教僧)が訪問した際に造った溜め池を中心に立てられました。

大池寺の雛人形

大池寺では、小堀遠州作の蓬莱庭園を背景に、お雛様を鑑賞できます。静寂の中でゆったりとした時間に癒されます。

お抹茶とお菓子

お庭と雛人形を見ながら、お抹茶(茶菓子付き300円)をいただくこともできます。

大池寺 蓬莱庭園とお雛様

  • 開催期間:2023年2月11日(土・祝)~3月5日(日)
  • 営業時間:9:00~16:30
  • 料金:大人400円、中学生300円、小学生200円
  • 公式サイト:大池寺

最後に

滋賀県では、今回ご紹介したスポットの他にも雛人形めぐりの時期限定の、地域色豊かな食事や体験教室を楽しむことができます。お雛様との出会いを求めて、滋賀県を巡る旅はいかがでしょうか。

>>イベント「びわ湖のひな人形めぐり」の詳細はこちらから

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