初心者でも楽々登頂!都内からお得に冬の高尾山日帰り旅行♪

高尾山

高尾山に行ってきました。筆者は大阪在住ですが、東京に用事があったので滞在し、運動がてらサクッと山登りをしたいなと思い、そこで高尾山を訪れました。

東京に住んでいる方にとって、高尾山は仮に登ったことがなてとも、1度は聞いたことのある山ではないでしょうか?中には学生の頃遠足で行ったことがあるという方もいると思います。

関東以外の方には馴染みのない山だと思いますので説明しますと、高尾山は八王子市に位置する山です。都心から電車で約1時間という交通アクセスの良さに加え、整備されている登山道・ケーブルカーなどを使って気軽に登山できる山です。また冬ということで、高尾山はシーズンオフで空いているため、今回行くことに決めました。ちなみに、前回の富岡製糸場の翌日に訪れました。

目次

高尾山きっぷ

高尾山きっぷ

高尾山には、安く行ける方法があります。京王電鉄から発売されている「高尾山きっぷ」と呼ばれる切符です。

内容としては、京王線各駅から高尾山口駅までの往復乗車券と、高尾山ケーブルカーまたはリフトの往復乗車券がセットになっています。切符の値段は、新宿駅からの場合1,390円で、この高尾山きっぷは追加代金を支払えばMt.TAKAO号にも乗車可能です。

普通に買うと、新宿~高尾山口間が往復で780円+ケーブルカーまたはリフト共に往復で950円、合計1,730円になるので、340円お得です。

また企画切符は当日購入不可の場合もありますが、高尾山きっぷについては当日購入可能なので、思い立って急に行く場合でも利用できます。ちなみに、筆者も当日新宿駅の券売機で購入しました。

いざ高尾山へ

今回の旅程は、新宿駅から高尾山口駅まで行き、ケーブルカーで高尾山中腹まで登り、そこから山頂まで歩いて到達し、来た道を戻りリフトで下るという内容です。

まず、新宿駅から高尾山口駅まで向かいます。前述のとおりMt.TAKAO号と呼ばれる特急もありますが、今回は時間の関係で準特急で向かいました。高尾山口駅は山の麓の駅で、決して大きい駅とは言えませんが、新宿から準特急で乗換なしで行けるのが高尾山の魅力です。

高尾山口駅

高尾山口駅に到着しました。高尾山口駅新駅舎は2015年に完成したばかりなので、とても綺麗な駅舎になっています。

ケーブルカー駅

駅から少し山の方に歩くとケーブルカー乗り場に到着します。

ケーブルカー案内

この写真の右手を少し歩くとリフト乗り場もありますが、今回はケーブルカーで登ります。乗り場にはケーブルカーとリフトの説明が掲示されています。

ケーブルカー切符

ケーブルカー車体

ここで新宿駅の券売機にて発券された券を提示し乗車します。

今回はすんなり乗れましたが、このケーブルカーはシーズンになると、大変混み合い、待ち時間が発生するため注意が必要です。

またこのケーブルカーは、日本で一番キツい勾配を進むケーブルカーで、最急勾配は31度18分になっています。これは本当に乗ってみないとわかりませんが、体感ほぼ垂直と思うような傾斜を平然と進んで行きます。ぜひ、このケーブルカーの凄さを体験して欲しいです。

ケーブルカー線路

この写真は出発時の勾配で、そこまではキツくありませんが、到着直前にその最急勾配はあります。

そして高尾山駅に到着し、ここから山頂まで徒歩で向かいます。

東京景色

この山の中腹からの方が東京都心はよく見えます。山頂からだと木が邪魔で都内の景色は見えにくいです。

チーズタルト

またケーブルカーで登った直ぐの場所で、このような焼き印が押されたチーズタルトが売られていました。また、天狗焼と呼ばれるお菓子もありましたが、それを食べるには結構並ぶ必要があり、今回は断念しました。

高尾山登山

そして駅をあとにして山頂を目指します。ここからが登山の始まりです。今回はケーブルカーを使いましたが、もちろん最初から徒歩でも登れます。今回はいくつかある登山コースの中で、中腹から1号路コースを使って山頂を目指します。

猿園

まず、少し歩くとさる園があります。ここは猿がいっぱいいて楽しい施設らしいですが、今回は入場しませんでした。

お団子

そして、さらに歩くとお団子屋(権現茶屋)があり、お団子が美味しそうに並んでいます。

団子

今回、金ゴマ団子をいただきました。モチモチしており、ゴマの風味も強く、大変美味しかったです。

ごまどころ 権現茶屋(ごんげんちゃや)

  • 住所:東京都八王子市高尾町2177-2
  • TEL:042-661-2361
  • 営業時間:平日 10:00~15:30、土日 9:30~16:30 ※季節・天候により変更あり
  • HP:権現茶屋

蛸杉

さらに進むと、蛸杉(たこすぎ)と呼ばれる木があります。この写真は柵のせいで分かりにくいですが、木の根っこが蛸のように見えることから蛸杉と呼ばれているようです。

浄心門

そして、浄心門という門をくぐり、参道を進んで行きます。

参道

参道の脇には灯籠が建っており、趣(おもむき)を感じます。

仁王門

そして、高尾山薬王院の境内に到着します。

天狗像

入ると天狗像があります。天狗焼もありましたが、高尾山は、古来より天狗が神通力をもつとされ、神格化されています。

天狗仁王像

ここでは、仁王像の代わりに天狗になっています。

願掛け輪

輪っかを潜って、棒で叩いてお祈りするという珍しい物もあります。

薬王院階段

ここは階段も多く、御本堂への階段も急です。

御本堂

そして、階段を上ると御本堂・御本社があります。

御本社

高尾山薬王院

高尾山頂到着、そして下山

神社の敷地を抜け、しばらく歩くと高尾山頂到着です。特に寄り道せず歩くと、30分くらいで登頂できると思います。

高尾山碑

高尾山頂の記念碑があります。標高は599mになっています。この碑の横でジャンプして、600mになったと言って写真を撮っている人も見受けられました。

また山頂の奥の展望台からは天気次第では富士山を見ることができます。大きなカメラを持って、富士山を待っている人も多くいました。筆者も粘ったのですがタイミングが悪く、富士山は雲にかかったまま、最後まで出てくることはありませんでした。

富士山

この赤枠で囲まれた部分が富士山です。

相模湾

富士山の左側に目を向けると神奈川県を見ることができ、わかりにくいですが、奥の方には相模湾から広がる海を確認できます。

そして、登ってきた道を戻り下山します。

リフト1

行きはケーブルカーで中腹まで登ってきましたが、帰りはリフトで下りました。

リフト2

行きのケーブルカーで使用した切符を提示すると乗車できます。リフトからの眺望も良く、アトラクションのように楽しむことができます。しかし、乗っている時間が長い(約12分)ので、最後の方は飽きてしまうかもしれません。

また登ったのは冬(12月)だったので、途中から寒くなってきました。冬ならではの懸念材料もありますが、子供なら特に楽しめると思います。

下山後は、高尾山口駅まで戻りました。

極楽湯

筆者は入らなかったのですが、駅の横には極楽湯もあります。冬なら体の芯から冷えた人、夏なら登山で汗をかいた人におすすめです。そして、駅から新宿行きの電車に乗車し、高尾山をあとにしました。

あとがき

高尾山は登山初心者におすすめです。

老若男女問わず様々な人たちとすれ違いましたし、大変登りやすい山です。また筆者も動きやすい服装で挑みましたが、それ以上の本気の登山装備などは一切しなかったですし不要です。道も山頂までずっと舗装されていますし、運動靴であれば特に問題ないと思います。

やはり、春・秋はシーズンになり、混み合います。夏は人混みが嫌いな人にはなんといっても暑いですし、冬がおすすめです。冬は登山客が減るので旅程全てがスムーズに進みます。また、登っている間は体も火照ってきて、寒さも忘れます。東京都心から大変近く、自然を感じたい方には、ぜひ冬の高尾山を訪れてみてください。

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もつ

2017年に世界一周済み。現在は大阪在住、旅行会社勤務のアラサー。日本47都道府県も全て1回は来訪済み。少しでもお得に旅が出来る情報を始め、役に立つ記事を中心にお届けしていきます。

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