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日本の個性豊かな吊り橋18選! 絶景を楽しむ? 怖さに挑戦?

記事投稿日:2021/10/02最終更新日:2021/10/02

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吊り橋

渡るときのドキドキ・ハラハラ感がやみつきになる吊り橋。鉄でてきているもの、木でてきているものなど、素材や形も多彩でシルエット自体に魅了されるものが多数あります。自然豊かな地にあることが多く、四季折々の自然美が楽しめるのも吊り橋の醍醐味。一度は渡ってみたい、日本にある18の個性豊かな吊り橋をご紹介します。

※新型コロナウイルス感染症の影響で、紹介しているスポットが休業・休館、あるいは内容を変更して営業している場合があります。公式ホームページ等で最新情報をご確認のうえお出かけください。

目次

<1. やまびこ吊り橋(宮城県)>

<2. 塔のへつり・藤見橋(福島県)>

<3. もみじ谷大吊橋(栃木県)>

<4. 鬼怒楯岩大吊橋(栃木県)>

<5. 上野スカイブリッジ(群馬県)>

<6. 石舟橋(東京都)>

<7. かずら橋(福井県)>

<8. 桃介橋(長野県)>

<9. 河童橋(長野県)>

<10. 夢のつり橋(静岡県)>

<11. 三島スカイウォーク(静岡県)>

<12. 門脇つり橋(静岡県)>

<13. 塩郷の吊橋(静岡県)>

<14. 谷瀬の吊り橋(奈良県)>

<15. 夢吊橋(広島県)>

<16. 祖谷のかずら橋(徳島県)>

<17. 九重"夢"大吊橋(大分県)>

<18. 比地大滝つり橋(沖縄県)>

1. やまびこ吊り橋(宮城県)

やまびこ吊り橋
<出典元:写真AC

宮城県刈田郡七ヶ宿町(しちかしゅくまち)にある全長120mの「やまびこ吊り橋」は、東北で最も大きな吊り橋。橋の上からは横川渓谷や名峰・不忘山(ふぼうさん)が一望でき、宮城の豊かな自然を間近に感じることができます。

吊り橋から遊歩道を15分ほど歩いたところには長老湖があり、とりわけ紅葉した木々が湖面に映る様子は見事。四季折々の自然美を感じながら、ゆっくりと散歩を楽しみたいものです。

絶景のポイント

やまびこ吊り橋は周囲を豊かな緑に囲まれており、高さ20mの橋の上から見る不忘山は絶景。紅葉の名所としても知られ、木々が赤や黄に色づく紅葉の季節は格別の美しさを誇ります。橋の上から見る紅葉はもちろん、山をバックにして、手前に吊り橋を入れて写真を撮っても絵になりますよ。

こんなところが怖い!

吊り橋の中央部分は格子のグレーチングになっていて地面が透けて見えるほか、風が吹くと橋が揺れてちょっとしたスリルを楽しむことができます。

2. 塔のへつり・藤見橋(福島県)

塔のへつり 藤見橋
<出典元:写真AC

東北有数の奇岩の景勝地として知られているのが、福島県南会津郡下郷町(しもごうまち)にある「塔のへつり」。大川羽鳥県立公園、大川ラインの一番の見どころで、「塔の形が立ち並ぶ断崖」という意味から「塔のへつり」と名づけられました。

塔のようにそそり立つ10の奇岩群は、国の天然記念物にも指定されています。

絶景のポイント

阿賀川(通称:大川)をまたぎ、塔の形をした断崖まで架けられているのが、全長約40m、幅1.1mの吊り橋「藤見橋」です。

巨大遺跡のような大迫力の奇岩群と、それらを覆う緑、エメラルドグリーンの阿賀川の清流が織り成す景観は、自然の神秘を感じさせる絶景。塔のへつりと吊り橋を一望する展望台からの風景も最高です。

こんなところが怖い!

塔のへつりの吊り橋「藤見橋」は木でできており、渡るとギシギシ音がしたり、揺れたり...吊り橋らしい風情とドキドキ感が味わえます。

3. もみじ谷大吊橋(栃木県)

もみじ谷大吊橋
<出典元:写真AC

栃木県那須塩原市にある「もみじ谷大吊橋」は、塩原温泉郷に近い塩原ダム湖に架かる吊り橋。「無補剛桁(むほごうけた)歩道吊橋」としては本州最大級を誇り、全長は320m。このもみじ谷大吊橋は、補剛桁ではなく、ワイヤーロープを横に張ることで強度を高める構造になっています。

雄大な塩原渓谷に包まれており、春夏秋冬、那須塩原の大自然の息づかいを感じることができます。「恋人の聖地」にも認定されており、対岸の広場には、希少なタカの一種である「クマタカ」のオスとメスの像が設けられています。

絶景のポイント

もみじ谷大吊橋は、空中散歩気分で塩原渓谷の360度の大パノラマが楽しめる美景スポット。なかでも周囲の山々がカラフルに染まる紅葉の季節は、あたり一面に絵画のような風景が広がります。湖面に映る木々の姿も、息を呑むような美しさ。

こんなところが怖い!

「無補剛桁歩道吊橋」としては本州最大級を誇っているだけに、もみじ谷大吊橋は長くダイナミックな吊り橋。たくさん人がいると揺れてちょっぴり怖いかもしれません。

4. 鬼怒楯岩大吊橋(栃木県)

鬼怒楯岩大吊橋
<出典元:写真AC

鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)は、栃木県日光市の鬼怒川温泉街南部と名勝「楯岩」の間に架かる全長140mの吊り橋です。

橋の上流にそそり立つ楯岩は、戦に使用する「盾」に似ていることから名づけられた高さ100mの巨岩。鬼怒川は女性を、楯岩は男性を表すとされていることから、それらを結ぶ鬼怒楯岩大吊橋は「縁結びの橋」ともいわれています。

橋を渡った先には、展望台や楯岩鬼怒姫神社、透明度の高く川底が見える古釜の滝などがあり、周辺散策もあわせて楽しめます。

絶景のポイント

鬼怒楯岩大吊橋の上からは、鬼怒川の急流や緑深い山々が見渡せます。

紅葉の名所として名高い日光。秋が深まり木々が色づいてくると、こんもりとしたカラフルなじゅうたんの間をぬって鬼怒川の清流が走る絶景にお目にかかれますよ。

さらに、楯岩の頂上に設けられた展望台からも、鬼怒川の清流や温泉街、鶏頂山(けいちょうざん)などを眺めることができます。

こんなところが怖い!

全長140mと特別長くはない鬼怒楯岩大吊橋ですが、高さは37mあり、宙に浮いているようなスリルが味わえます。「思ったより揺れて怖かった」と恐怖を語る人も多く、吊り橋らしいドキドキ感を体験するにはぴったりの場所かもしれません。

5. 上野スカイブリッジ(群馬県)

上野スカイブリッジ
<出典元:写真AC

「上野スカイブリッジ」は、群馬県多野郡上野村にある、長さ225m、高さ90mの吊り橋です。「スカイブリッジ」の名にたがわず、眼下には美しい森と渓谷が広がり、空の青と山々の緑とのコントラストには目を見張ります。

上野スカイブリッジは「川和自然公園」と「まほーばの森」を結んでおり、川和自然公園では関東最大の鍾乳洞「不二洞」の探検、まほーばの森ではキャンプやバーベキューなど、思う存分自然とふれあえます。

絶景のポイント

上野スカイブリッジならではのユニークな演出が、「シャボン玉」。4月~11月のあいだ、30分おきに橋からシャボン玉が吹き上がり、山の風景とシャボン玉との幻想的なコラボレーションが楽しめます。

こんなところが怖い!

高さ90mの高さを誇るだけに、はるか下に谷があり、足がすくんでしまいそう。しかし頑丈にできているため揺れは比較的少なく、安定しています。

6. 石舟橋(東京都)

石舟橋
<出典元:写真AC

実は東京都内にも吊り橋があるんです。東京都あきる野市、秩父多摩甲斐国立公園の秋川に架かる吊り橋が全長96mの石舟橋。まっすぐではなく、ゆるやかに湾曲しているのが特徴で、上流側は穏やか、下流側は急峻な流れという2つの顔をもつ秋川の渓谷美が満喫できます。

口コミで人気の温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」に徒歩5分程度でいくことができ、湯治(とうじ)もあわせて楽しめます。

絶景のポイント

橋の上からは、緑深い秋川渓谷の眺望が楽しめ、特に新緑の時期や紅葉の季節には、絵はがきのような景色が広がります。「ここが東京!?」と思ってしまうような情緒あふれる景観に心癒されること間違いなし。

こんなところが怖い!

揺れは少ないですが、湾曲していることもあり、高所恐怖症の人には「怖い」と感じられるかもしれません。

7. かずら橋(福井県)

かずら橋
<出典元:写真AC

福井県今立郡池田町にある「かずら橋」は、木々が生い茂る足羽川(あすわがわ)渓谷にかかる橋全長44m、高さ12mの吊り橋です。かずら(つる植物)でできており、昔話に出てきそうなノスタルジックな雰囲気満点。足羽川に生い茂る木々とあいまって、タイムスリップ気分を味わわせてくれます。

二股に分かれていた川が橋の下で1つにつながっていることから、「かずら橋の上で愛を誓うと永遠に幸せになれる」と、恋愛系パワースポットとしても有名。ここなら、文字通り「吊り橋効果」を得られそうですね。

絶景のポイント

足羽川にかぶさるように茂る木々が日の光に照らされる様子が美しく、新緑と紅葉の時期はひときわ鮮やかな美しさを誇ります。かずら橋は橋自体がとてもフォトジェニックなので、橋のたもとにある遊歩道から、橋と渓谷を眺めるのもおすすすめ。

こんなところが怖い!

天然素材でできたかずら橋は、近代的な吊り橋とは見た目からしてまったく違います。独特の揺れがあるうえ、踏み板の隙間の間隔が広く、高所恐怖症でなくてもゆっくり歩かないと前に進めません。歩くたびにキシキシと鳴る音が、吊り橋のスリルを増幅させます。

8. 桃介橋(長野県)

桃介橋
<出典元:写真AC

日本最大級の木橋として知られるのが、長野県木曽郡南木曽町にある「桃介橋(ももすけばし)」。全長247m、幅2.7mで、木製補剛桁を持った吊橋としては、日本有数の規模を誇っています。

もともとは大正時代に水力発電所建設のための資材運搬用に架けられたものですが、昭和末期には廃橋の危機に。しかし、保存を望む地元住民の声もあり、近代化遺産として復元され、今では国の重要文化財にも指定されています。

絶景のポイント

当時の土木技術の粋を集めて造られた桃介橋は、大正ロマンを感じさせるノスタルジックな吊り橋。橋の対岸にある天白公園からは、桃介橋と木曽川、周囲の集落や山々が織り成す旅情あふれる景観が楽しめます。

こんなところが怖い!

コンクリート製の主塔を見るととても頑丈そうに見えますが、実際に渡ってみると、吊り橋なので思いのほか揺れ、高いところが苦手な方はハラハラしてしまうかもしれません。

9. 河童橋(長野県)

河童橋
<出典元:写真AC

ハイキングスポットとして全国的に有名な長野県の上高地。そのシンボルともいえるのが、河童橋です。全長36.6mの木製の吊り橋は人工物でありながら見事に上高地の自然と一体となり、上高地の景色になくてはならない存在となっています。

「河童橋」という名の由来には「昔、河童が住んでいたとされる深い淵があった」など諸説ありますが、芥川龍之介が小説「河童」のなかで、上高地や河童橋を書いたことで広く知られるようになりました。

河童橋はもともと梓川(あずさがわ)の両岸から木材をせり出すように架けられた跳ね橋でしたが、1910年に吊り橋に。現在の橋は1997年に架け替えられた5代目の吊り橋です。

絶景のポイント

河童橋の上は、雄大な穂高連峰や岳沢、青く透き通った梓川の流れを望む絶好のビューポイント。周辺からは、穂高連峰と梓川、河童橋の完璧なスリーショットも拝めます。新緑の季節や花の多い夏、紅葉の秋は特に素晴らしい自然美が堪能できますよ。

こんなところが怖い!

河童橋は特別長くなく、地上からの高さも高くないので、高所恐怖症の人でも難なく渡れてしまうかもしれません。ただし、あくまでも吊り橋。多少の揺れはあるので油断せずに挑んでください。

10. 夢のつり橋(静岡県)

夢のつり橋
<出典元:写真AC

静岡県榛原郡川根本町寸又峡(すまたきょう)にある「夢のつり橋」は、そのロマンティックな名前にぴったりの美景に囲まれた吊り橋です。

ここを訪れた人が驚くのが、夢のつり橋がかかる寸又川の水の幻想的なミルキーブルー。寸又川の水は微粒子やプランクトンが少ないとされており、不純物のないきれいな水に光が差し込み、波長の短い青い光だけが反射されることで、神秘的な青に見えるのです。

夢のつり橋は、橋の真ん中で恋に関する願いごとをすれば叶うといわれるパワースポット。息を呑むようなミルキーブルーを見れば、秘められたパワーがあっても不思議ではない感じがします。

絶景のポイント

夢のつり橋の周囲に広がる森のほとんどが原生林。桜の春、新緑の初夏、紅葉の秋と、季節ごとの美しさに出会え、新緑や紅葉が水面に反射すると、この世のものとは思えない美しさに目を奪われます。

こんなところが怖い!

長さ90mの夢の吊り橋は、板2枚を並べただけのシンプルな造り。足元からも景色が見下ろせるようになっていて安定感がないうえ、よく揺れるためスリル満点と評判です。

11. 三島スカイウォーク(静岡県)

三島スカイウォーク
<出典元:写真AC

2015年に静岡県三島市にオープンした「三島スカイウォーク」は、全長400mの日本一長い歩行者専用の吊り橋。その長さはもとより、富士山や伊豆の山並みを一望できる眺望でも人気を集めています。

以前この場所には山林が広がっていて、美しい景色をゆっくり見られる場所がなかったため、吊り橋の建設が計画されたといいます。

しかも、三島スカイウォークの魅力は日本一の吊り橋だけではありません。吊り橋を渡った先には「ロングジップスライド」や「フォレストアドベンチャー」、吊り橋周辺をめぐるセグウェイツアーなど、自然を感じられるアクティビティも充実。静岡のお土産などを販売するショップやレストランもあり、買い物やグルメも楽しめます。

絶景のポイント

標高415m地点にある三島スカイウォークは、伊豆半島から三島、沼津まで、駿河湾と静岡県東部の街並みを望む大パノラマが自慢。極めつけはもちろん富士山! 日本最長の吊り橋から日本最高峰の富士を眺めるなんて、なんとも粋ですね。橋の手前から眺める、吊り橋と富士山のツーショットも見事。

こんなところが怖い!

近代的な構造で安全性も高く、吊り橋としては非常に安定しているものの、三島スカイウォークがある場所の標高が高いため、あまり揺れずとも浮遊感があります。

12. 門脇つり橋(静岡県)

門脇つり橋
<出典元:写真AC

門脇つり橋は、「伊東八景」のひとつに数えられる静岡県伊東市、城ヶ崎の断崖絶壁に架かる吊り橋。城ヶ崎海岸は約4000年前に大室山が噴火した際に流れ出した溶岩によってできた海岸で、長さ48m、高さ23mの門脇つり橋は、半四郎落しと門脇岬のあいだの切り立った岩場に架かっています。

吊り橋の真下は海で、青い海を眺めながらの吊り橋渡りはスリルと開放感満点。

絶景のポイント

高さ23mの橋の上から下を見れば、溶岩によって築かれたゴツゴツとした岩場が広がり、青い海とのダイナミックなコントラストを見せてくれます。断崖と断崖を結ぶ橋の姿もフォトジェニック。

こんなところが怖い!

門脇つり橋の真下は波立つ海で、サスペンスドラマに登場しそうなゴツゴツした岩の景色がスリルを引き立てます。「揺れると怖い」「下を見ると怖い」という人も多いですが、景色の素晴らしさが怖さを凌駕(りょうが)します。

13. 塩郷の吊橋(静岡県)

塩郷の吊橋
<出典元:写真AC

静岡県川根本町にある木造の吊り橋が、塩郷(しおごう)の吊橋。1932年に架けられたもので、全長220m、高さは10m。正式には「久野脇橋」といい、「恋金橋」の愛称もあります。

大井川に架かる吊り橋としては最も長いもので、橋の下を大井川鐵道のSLが走るスポットとしても知られており、鉄道ファンにも人気。人気テレビ番組でも、その珍しさから「珍百景」に認定されています。

絶景のポイント

ひなびた田舎の集落と茶畑、透明度の高い大井川と、美しい曲線を描く塩郷の吊橋が描き出す風景は、日本的な情緒をたたえた景観。目玉はやはりSLが通過する瞬間で、吊り橋の下をSLが蒸気を上げて走る様子は不思議な絶景です。

こんなところが怖い!

高さ10mの塩郷の吊橋は、吊り橋としては高い方ではありません。だからこそ、列車が通過する際には足元すれすれを走るという、ここならではのスリルが人気を呼んでいます。また、足元はほとんどスケスケ状態のうえ、2枚の狭い木板の上を歩いて渡る際はゆらゆらと揺れるので、かなりのドキドキ感が味わえます。

14. 谷瀬の吊り橋(奈良県)

谷瀬の吊り橋
<出典元:写真AC

谷瀬の吊り橋は、奈良県吉野郡十津川村にある日本有数の長さを誇る鉄線の吊り橋。長さ297m、高さ54mを誇り、そびえ立つ山々に囲まれた絶好のロケーションですが、もともとは地域の人々の生活道路として架けられたというから驚きです。

何度も川に丸木橋を架けては洪水で流されていたという経緯があり、1954年に地元の人々がお金を出しあってこの立派な吊り橋を完成させたのです。

絶景のポイント

深い山々に囲まれ、眼下には清く澄んだ十津川(熊野川)が流れる谷瀬の吊り橋は、勇壮な自然美を体感できるスポット。山に吸い込まれていくような吊り橋のシルエットもため息が出るような美しさです。

こんなところが怖い!

谷瀬の吊り橋はよく揺れることで有名で、長さもあるので、観光客が行き交うたびに揺れも増し、スリルも倍増。連休中などは一方通行規制が行われ、一度渡り始めたら後には戻れないので、覚悟して渡りましょう。

15. 夢吊橋(広島県)

夢吊橋
<写真提供:広島県>

広島県の夢吊橋は、世羅町と府中市を結ぶ吊り橋。橋脚を持たず、橋台から床版を直接吊り上げて造る吊床版橋(つりしょうばんきょう)としては世界一の支間長147.6mを誇り、建設当時はギネスブックにも認定されました。

「夢吊橋」の橋名は公募によって選ばれたもので、「夢とロマンを語り合い、絆を結ぶ橋となるように」との願いが込められているとか。橋を渡りながら願いごとをすると、その願いが叶うといわれています。

絶景のポイント

夢吊橋の下には八田原ダム(芦田湖)が広がっており、山の緑と青い湖面に鮮やかな赤の欄干(らんかん)が映えます。橋の上からは、湾曲する橋が描く美しい弧と緑深い山のコラボレーションが楽しめますよ。

こんなところが怖い!

安定感のある造りなので揺れはあまりなく、スリルは控えめですが、橋の中央付近で飛び跳ねると、ゆったりとした揺れを体感できます。

16. 祖谷のかずら橋(徳島県)

祖谷のかずら橋
<出典元:写真AC

徳島県三好市にある「祖谷(いや)のかずら橋」は、日本を代表する吊り橋のひとつ。重さ5~6トンのシラクチカズラで造られており、3年ごとに架け替えが行われるというから驚きです。

かつて平家の隠れ里ともいわれた秘境・祖谷の地にあり、何世紀ものあいだ変わらないその姿は物語の世界に迷い込んだかのような気分にさせてくれます。

全長45m、水面上14m。かずら橋の由来ははっきりしておらず、「祖谷を訪れた弘法大師が困っている村人のために橋を渡した」「追っ手から逃げる平家の落人が、いつでも橋を切り落とせるようにシラクチカズラを使用した」などの伝説があります。

絶景のポイント

うっそうと茂る木々に囲まれ、足元には祖谷川の渓流が広がります。くるくると絡みつくようなかずらで造られた橋自体が希少なものですが、かずら橋と四季折々の自然風景も見どころ。藤の春、新緑の夏、紅葉の秋、雪景色の冬と、いつ訪れても特別な景色に出会えます。

こんなところが怖い!

かずら橋の足元はすき間が多く、スカスカで、うっかり足を取られたら落っこちてしまうのではないかと思うほど。それに加えて、一歩踏み出すたびにユラユラと揺れ、「ザ・吊り橋」といったスリルが体験できます。

17. 九重"夢"大吊橋(大分県)

九重夢大吊橋
<出典元:写真AC

九重"夢"大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)は、大分県玖珠郡九重町(ここのえまち)にある大規模な吊り橋。長さ390m、高さは173mで、歩行者用の吊り橋としては日本最高を誇ります。

山あいに突如として出現する巨大な白い吊り橋は、どこか別世界の建物のような迫力。周囲には「日本の滝百選」である「震動の滝・雄滝(おだき)」や「雌滝(めだき)」が、さらに足下には筑後川の源流域を流れる鳴子川渓谷の原生林が広がり、自然の雄大さが肌で感じられます。

絶景のポイント

年間を通して多くの観光客が訪れる九重"夢"大吊橋ですが、周囲の山々が色彩豊かに染まる紅葉の季節は格別。橋の上からは、遠くにくじゅう連山を望むことができ、360度のビッグスケールのパノラマが広がります。

吊り橋の入口左側にある展望広場から、山に囲まれた九重"夢"大吊橋の全景を撮影するのもおすすめ。

こんなところが怖い!

吊り橋自体は安定していて揺れはそれほどありませんが、日本一の高さの大吊り橋だけに、高所恐怖症の人にはたまらない怖さ。高所恐怖症でなくても、下を見るとゾクゾクしてしまうかもしれません。

18. 比地大滝つり橋(沖縄県)

比地大滝つり橋
<出典元:写真AC

沖縄県国頭郡国頭村(くにがみそん)にある「比地大滝つり橋」は、沖縄県内で最大の落差と水量を誇る比地大滝への遊歩道にある吊り橋。

吊り橋の長さは50m、幅は1.5mで、吊り橋の先は木々のトンネルのようになっており、幻想的な雰囲気が漂っています。

絶景のポイント

うっそうと茂るやんばるの森にたたずむ吊り橋が神秘的。橋の上から見る山々や眼下を流れる比地川の眺めに自然の力強さを感じます。

こんなところが怖い!

比地大滝つり橋は安定した構造で、足場もしっかりしているので、スリルを求める人には少々物足りないかもしれません。しかし滝までの道のりはアップダウンがあり、歩き甲斐があります。

山あり谷ありの日本にはユニークな吊り橋がたくさん。吊り橋へ観光に行く際にはぜひこちらの情報を参考に、スリリングなひとときを過ごしてくださいね。

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