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【流鉄流山線のお話】東京からすぐのローカル私鉄。短~い全線5.1kmを電車で散歩。

記事投稿日:2021/03/17最終更新日:2021/05/06

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こんにちは!車掌かんちゃんです。

みなさんは「流鉄流山線」ってご存じですか?

「流鉄流山線?どこ走っているの?」っていう感覚かもしれませんね。流鉄流山線とは、東京からとても近く、千葉県松戸市の馬橋駅と千葉県流山市の流山駅を結ぶ、わずか全線5.1km、乗車時間12分のローカル私鉄です。今回は500円の「流山線一日フリー乗車券」を使って、電車で散歩に出かけます。

流鉄流山線

目次

流鉄流山線:全ての駅に自動改札機がない!

なんと!流鉄流山線には、すべての駅に自動改札機がないのです。

流鉄流山線 改札

電車が到着したら、改札口に駅員さんが立って切符を回収します。自動改札機はありません。昔の駅では当たり前だったことが6つの全ての駅で行われます。東京近郊の駅なのにスイカやパスモが使えないことに驚きながら、これこそ「ローカル線」と実感します。

小金山城跡:日本史の授業を思い出しながら

小金城趾駅から徒歩9分の場所にある、小金城跡。

高城氏が1573年に築城した、当時の下総国では、最大規模の平山城でした。1590年に豊臣秀吉の小田原城(北条氏)攻めで落城しました。今も、当時の北条氏のお城の特色である畝堀、障子堀の遺構があります。

千葉県流山 小金城の御城印

小金城駅の切符売場で駅員さんから買った小金城の「御城印」です。最近はツアーの添乗で日本各地のお城に行った時も必ず買っています。神社仏閣の御朱印がそれぞれの神社、お寺の特徴があるように、御城印もそれぞれのお城で特徴があり面白いですよ。

一茶双樹記念館:江戸時代、みりんの開発者と俳人の親交の場

平和台駅から徒歩6分の場所にある「一茶双樹記念館」。

千葉県流山 一茶双樹記念館

流山は、江戸川を利用する水運、みりん醸造のまちとして、江戸時代から繁栄していました。みりんの開発者のひとりといわれる秋元家の五代目秋元三左衛門は、一方で双樹と号して俳句をたしなんでいて、俳人小林一茶は50回以上、双樹を訪ねました。秋元家の安政時代の建物を復原しており、みりん関係の資料や小林一茶の資料を展示しています。枯山水の庭園には小林一茶の句碑「夕月や流残りのきりぎりす」があります。

>>>一茶双樹記念館の公式サイトはこちら

流山赤城神社:500kgの大しめ縄がある神社

千葉 流山赤城神社

平和台駅から徒歩7分の場所にある「流山赤城神社」。鎮座している小山が群馬県の赤城山の山体の一部が洪水によって流れ着いたものという伝承から、赤城山の赤城神社の末社であり、流山という地名の由来とも言われています。神社鳥居にある500kgの大しめ縄は有名です。

>>>千葉県公式観光情報サイト「赤城神社」の情報はこちら

新選組流山本陣跡:戊辰戦争の舞台

流山駅から徒歩4分の場所にある「新選組流山本陣跡」。

千葉 新選組流山本陣跡

戊辰戦争の時、新政府軍に包囲された旧幕府軍の新撰組局長・近藤勇が、副長土方歳三に別れを告げ、新政府軍に大久保と改名して出頭した場所です。その後、近藤勇とばれてしまい、板橋で斬首されました。

>>>流山市観光情報サイト「近藤勇陣屋跡」の情報はこちら

貨物引込線跡:流鉄開業の歴史、みりんを運ぶ貨物列車も走っていた

日本鉄道(現JR常磐線)の松戸駅開業(1896年12月25日)、馬橋駅開業(1898年8月6日)前までは、流山の住民は江戸川を舟で数時間かけて両国(江戸)まで行っていました。鉄道開業後、正確な時間か魅力となり、鉄道に推移していきましたが、当時、歩いて松戸駅まで2時間、馬橋駅まで1時間半かかったことから、流山までの鉄道建設の気運が高まり、住民116名が寄付金(地域分担金)として、所得に応じて出資して、1913年11月7日、流山軽便鉄道が設立され、1916年3月14日に馬橋駅~流山駅が開業しました。

流山駅から徒歩3分の場所にある「貨物引込線跡」。

千葉県流山 貨物引込線跡

江戸時代からみりん醸造が繁栄していた流山。醤油、みりんの輸送も鉄道建設の目的であったため、貨物輸送も1977年まで行われていました。1929年から1969年までは流山駅から野田醤油流山工場(現 流山キッコーマン)まで貨物引込線がありました。

流鉄流山線まとめ

首都圏からもこれほど近く、気軽に行けて、全線わずか5.1kmながら、のどかな魅力いっぱいのローカル線。これから、電車で近場散歩を始めてみようかなと思っている方におすすめです。今度の暖かい休日あたり、流鉄流山線に出かけてみてはいかがですか。

>>>流鉄の公式サイトはこちら

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