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今、話題のスポットといえば間違いなく熊本!!
もし今、行くべき観光地はどこかと聞かれたら、私は真っ先に「熊本!」と答えるでしょう。
なぜなら、雄大な大自然と街のどちらもがバランス良く楽しめるからです。観光を楽しめる場所がとにかく多い上、冬場は温泉もあちこちで存分に楽しめます。地震等の影響で封鎖されていた道や路線も今秋に入ってから一斉に開通するなど、今こそいざ、熊本へ出発!というタイミングなのです。
そんな熊本への楽しい旅を有名どころからマニアックな場所まで、何回かに分けてご紹介いたします。
目次
- 阿蘇で拠点にするならこの宿!
- あなたはバス派?それともサイクリング?近場の阿蘇巡りへGO!
- 阿蘇開拓の神様に出会える場所
- 阿蘇神社門前町でご当地グルメを食べ歩こう
- インスタ映えなお洒落スポットあります
- 早起きしたなら大観峰へ
阿蘇で拠点にするならこの宿!
もし熊本へ行くなら、少し長めの日数で計画してみては如何でしょうか。一泊二日で終わってしまうなんて勿体ない!出来るだけ長く滞在されることを心からおすすめします。そして長めの滞在をされる方に、ぴったりのお宿をこちらでご紹介します。
JR豊肥本線の阿蘇駅から徒歩3分という立地の「ASO BASE Backpackers」です。この宿は長期滞在やバックパッカー旅に嬉しいドミトリー式のお部屋があり、とてもリーズナブルに宿泊できます。もちろん個室もあるので、ゆっくりしたい方はそちらでも快適に過ごせますよ。阿蘇の山並みが見渡せるお部屋もあります。
ここのお宿はとにかく可愛い!その上、今ブームになっている焚き火の雰囲気を屋内で楽しめる「薪ストーブ」があり、暖まりながらゆったりと過ごせます。
キッチンも鍋や調味料、各種スパイスまでが揃っているのでがっつり料理ができたり、本棚にはズラリと本が並んでいたり、リビングでは旅人が集って観光の情報交換をしていたりと、名前の通りまるで自分の秘密のベース基地ができたような嬉しさがあるお宿なんです。ただ、真冬の本当に寒い頃になって観光客が全く来なくなると冬休みに入るかも?というマイペースな部分もあるので、みんなで押しかけて常にオープンしていてもらいましょう。
ASO BASE Backpackers(阿蘇ベース バックパッカーズ)
- 住所: 熊本県阿蘇市黒川1498
- 営業時間: 8:00 ~ 11:00
- URL: http://www.aso-backpackers.com/
>>「Tripadvisor」でASO BASE Backpackersを調べてみる
>>「Booking.com」でASO BASE Backpackersを調べてみる
あなたはバス派?それともサイクリング?近場の阿蘇巡りへGO!
阿蘇駅周辺は、地元の新鮮野菜や特産の加工品などが並ぶ道の駅があり、徒歩で温泉も楽しめる環境にあり、そのうえ観光スポットへの交通の便もいいという素晴らしいロケーションです。
さて、まずはここから程近い阿蘇神社門前町へと行ってみましょう。爽やかにレンタサイクルで美しい山並みを眺めながら向かうのもいいですし、もっと手軽に行きたい場合は電車もあります。JR阿蘇駅からふたつ目の宮地駅から、徒歩10分で阿蘇神社に着くのでホントにあっという間です。
阿蘇開拓の神様に出会える場所
阿蘇市一の宮町にある「阿蘇神社」は、全国に約500社ある阿蘇神社の総本社です。熊本地震からの復旧も進み、拝殿は来年の令和3年6月には完成するというお話です。阿蘇開拓の祖、健磐龍命をはじめ十二神を祀る神殿へは今でも仮参拝所から参拝できますので、ぜひごあいさつに立ち寄ってみてくださいね。「神の泉」と呼ばれる聖なる水場も神社内にありますよ。
阿蘇神社
- 住 所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
- 参拝時間:6:00~18:00(駐車場開閉)/09:00~17:00(御札所)
- 公式HP:http://asojinja.or.jp/
阿蘇神社近くにある「一の宮インフォメーションセンター」に行くと、周辺情報を色々と教えてくれます。阿蘇ボランティアガイドによる阿蘇神社案内は事前なら予約ができるので、興味がある方は早めに問い合わせてみてくださいね。地元の方が30分ほど、無料で阿蘇神社を案内してくださるそうです。
一の宮インフォメーションセンター
- 電 話:0967-22-8181
- 受付時間:9:00〜16:00
- URL:http://www.aso-hifuri.jp/
阿蘇神社門前街でご当地グルメを食べ歩こう
こちらの阿蘇神社を起点にして「阿蘇神社門前町」があります。レトロな街並みの、とても雰囲気がある空間です。時期によっては緑や紅葉が町を美しく彩り、所々にある水場を探索する「水基めぐり」を楽しむこともできます。因みに阿蘇神社の「神の泉」も、28箇所あるといわれるその水場のひとつです。清らかな水を飲んで、身体いっぱいに阿蘇のエネルギーを取り込みましょう。
ここでは、街を散策しながらご当地グルメの食べ歩きをどうぞ。
美味しそうなお店がいっぱいあるので、せっかくなのであちこちでちょっとずつつまみ食いしてみましょう。とり宮さんで店頭販売されている、熊本の馬肉とじゃがいもで作ったコロッケの「馬ロッケ」を熱々のまま頬張ったり、お菓子工房たのやさんで名物の、卵と牛乳の味がしっかりする濃厚なシュークリーム「たのシュー」をおやつにしたりしながら街を歩いたりすると、それだけで自然と笑顔がこぼれてしまいます。
阿蘇とり宮
- 住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3092-2
- 電話:0967-22-0357
- 営業時間:8:00~19:00(揚げ物は9:00から)
- 休業日:無休(メンテナンスによる休日あり)
- URL:http://torimiya.com/
お菓子工房たのや
- 住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地3094
- 電話:0967-22-0255
- 営業時間:09:00~19:30(土日祝は19:00まで)
- 定休日:水曜日
インスタ映えなお洒落スポットあります!
<写真提供:TIEN TIEN>
小さな門前町の端に、お洒落なインスタスポットが隠れていました。古い学校を再利用した「旧女学校跡」の建物内には、たくさんの個性的な店舗が入っています。カフェ「TIEN TIEN」は、ゆっくりとした時間が流れている洗練された空間です。少し歩き疲れた頃にお邪魔してお茶やケーキを頂くと、心も身体もホッと緩むのではないでしょうか。毎日は空いておらずイベントの日などもありますので、こちらに立ち寄りたい場合は事前にご予約をされるのが確実です。
<写真提供:TIEN TIEN>
TIEN TIEN
- 住所: 阿蘇市一の宮町宮地3204
- 電話: 080−6406−8133
- 営業時間: 11:30〜17:00
- 定休日: 火・水・木
- URL: http://tientien.thick.jp
門前町の中ほどにも、TIEN TIEN同様にセンスのいい古道具店やショップがあります。静かで暮らしやすそうな田舎町に、こんなにもハイセンスな空間が同居していることに驚かされます。豊かな自然に囲まれた街、阿蘇神社門前町。阿蘇に来たならば外せないフォトジェニックなスポットですよ。
早起きしたなら大観峰へ
阿蘇の美しい山並みを一望にできる「大観峰」。お釈迦様の寝姿を想像させると言われている阿蘇五岳の麓に、運が良ければ雲海も見られるという素晴らしいビュースポットです。秋には辺り一面のススキが風に揺らぎ、黄金色に波打ちます。日の出の頃に行くと神々しい光景に巡り会える可能性大です。
<写真提供:阿蘇ネイチャーランド>
大観峰周辺では、熱気球に乗ったりパラグライダーができたりとアクティビティーも豊富です。早朝の熱気球での空中散歩は、きっと思い出に残ること間違いなしですね。パラグライダーの二人乗りや、サンセットフライトなどもあってロマンチック!絶景を目の前に大きく深呼吸して、身体の中からすっきり綺麗に入れ替えてしまいましょう。
阿蘇ネイチャーランド
- 住所: 熊本県阿蘇市内牧1092-1
- 営業時間: 9:00~18:00(3月~10月)、9:00~17:00(11月~2月)
- 定休日: 木曜定休(祝日営業)
- URL: http://www.aso.ne.jp/natureland/
※アクティビティーは要予約。熱気球は申し込みは1名から可能、ただし最少催行人数は15名から
大自然の中でも街にいても、山々の雄大さにいつも包まれているような、どこか安心感のある心持ちになれるのが阿蘇の素晴らしいところです。足元の大地から、清らかな水から、大地の食べ物から...沢山の元気を貰える熊本・阿蘇。ぜひエネルギーチャージに訪れてみて下さいね。
次回の熊本は、今秋キャンペーンづくしで盛り上がっている「あの場所」をご紹介します!
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Hinata J.Yoshioka
- フォト&ライター。国内を転々と旅した後、沖縄にたどり着き12年を過ごす。現在は神戸を中心に活動中。ハワイ好きでフラ歴もあり、ロミロミマッサージのセラピストとしての一面も持つ。好きなことは料理・物作り・音楽・読書・写真・旅などあらゆることに興味はつきない。世界を船でぐるり2周した物語もWebで掲載中!!