熊本・阿蘇の観光を総まとめ!壮大な阿蘇山、名物あか牛、乗馬体験などなど自然とグルメを体感してきました!

鍋ヶ滝

<トップ画像:鍋ヶ滝/写真提供:熊本デスティネーションキャンペーン推進事務局>

たびこふれ編集部のnishiurashiです。いきなりですが、「デスティネーションキャンペーン」ってご存知でしょうか?これは、JR各社と都道府県が協力して旅を盛り上げるキャンペーンで、1978年(昭和53年)から始まりました。もう40年も前から続いているんですね~。最近では年4回、全国各地で行われており、2019年の7月~9月の3か月間は熊本県で行われます。

キャンペーンがちょうど1年後に迫った2018年8月29日~31日までの3日間、全国宣伝販売促進会議が行われましたので、いくつか視察コースがある中、阿蘇エリアに行って参りました!熊本を訪れるのは2010年に旅行して以来で、しかも阿蘇は初めてでしたので、どんな観光地やグルメがあるのか楽しみにして行ってきました!観光やグルメなど、各項目ごとにお伝えしていきます!

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目次

<1. 観光>

<2. 体験・アクティビティ・列車>

<3. グルメ>

<4. 復興に向けて>

<5. 最後に>

1.1 池山水源

池山水源

まずは観光地からご紹介します。最初にご紹介するのが「池山水源(いけやますいげん)」。今回の視察で感じたのは、熊本は水がきれいな場所が多いということで、この池山水源も非常にきれいな水が流れていました。環境庁(現環境省)が認定する、全国名水百選にも選ばれています。

池山水源

ご覧の通り、非常に透明度が高いです!県外からもここに水を汲みに来る方がいるぐらい、きれいなお水として知られているようです。

池山水源

6月頃にはホタルも見られるようですよ。また近くには8月~9月に「ヒゴタイ」という珍しい花が咲く「ヒゴタイ公園」もあるようですので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

池山水源

池山水源 基本情報

  • 住所:〒869-2704 熊本県阿蘇郡産山村田尻14-1
  • TEL:0967-25-2211(産山村役場)
  • HP:池山水源

1.2 黒川温泉

黒川温泉

温泉にあまり詳しくない私ですが、九州の温泉と言えば大分の別府や鹿児島の指宿などはパッと思い浮かびます。しかし、この熊本の黒川温泉は正直聞いたことがありませんでした。。。そもそも熊本に温泉のイメージがあまりなかったのですが、温泉の湧出量と源泉総数において熊本県はそれぞれ全国第5位!実は全国的な温泉地だったんですね!失礼しました。。。ちなみに湧出量と源泉総数の全国第1位は、いずれも大分県です。

黒川温泉

様々な宿がある中で、それぞれの宿ごとに泉質が異なり、中には1つの宿で4つの泉質が楽しめるところもあるそうです。

御客屋入口

単純泉(弱アルカリ性)、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、、、などなど、様々な泉質がありますので、美肌作りや健康など目的に応じて回り方を変えると良いみたいですよ。

黒川温泉
<写真提供:熊本デスティネーションキャンペーン推進事務局>

とても素敵な雰囲気で、ゆったり落ち着いて、静かに過ごせそうですね。

看板

穴風呂やどうくつ風呂など、ちょっと変わったお風呂もありました。

撮影スポット

こちらが、黒川温泉で一番人気の撮影スポット。まさに風情があるといった感じで、落ち着いた雰囲気が素敵ですね。

ゆのん カフェオレ

もちろん宿だけではなく、お食事処やスイーツ店、お土産屋さんもたくさんありました。こちらは、「湯音(ゆのん)」というお店でいただいたジャージー牛乳のカフェオレ。ほんのり甘くてさっぱりとして、とても美味しかったです。

温泉街としてはそこまで規模が大きくありませんが、その分1時間程度で回れてしまうので、気軽に散策が楽しめます。

入湯手形

さて、そんな黒川温泉を散策するにはこの「入湯手形」がおすすめです。宿ごとに泉質も違うとお伝えしましたので温泉巡りもしたいかと思いますが、そんな方にはピッタリです。

この手形があれば、3つの温泉に入れる上に、対象のお店で割引があったりプレゼントがいただけたりと、特典がいっぱいです!

入湯手形

こちらは1,300円で販売されていますが、各宿の入浴は1回500円~ですので、3回入る方はぜひ買ってみてください!1回入るたびにこの温泉シールをはがしてくれるようですよ。インフォメーションセンター「風の舎」で購入できます。

黒川温泉 基本情報

  • 住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町黒川さくら通り(黒川温泉観光旅館協同組合 インフォメーションセンター)
  • TEL:0967-44-0076(黒川温泉観光旅館協同組合)
  • 黒川温泉HP
  • 入湯手形HP
  • 湯音HP

1.3 鍋ヶ滝

鍋ケ滝

「鍋ヶ滝(なべがたき)」と名前を聞いてもピンと来なかったのですが、「滝の裏側を歩ける」と聞くと、そんな滝がどこかにあるということは聞いたことがあった私。その滝が、熊本県にあるとは全く知りませんでした。

滝の裏側

実際に滝の裏側に回ってみました!空洞内の暗い中から見ているため、差し込む光と滝のカーテンが相まってとてもきれいです!この日の水量はかなり少なかったそうですが、その分滝の先の景色が見えるという良さもありますね。ちなみにこうして空洞ができたのは、大昔の阿蘇火山の巨大噴火が元にったようです。

横から見た滝

横から見るとこのような感じです。こうして反対側まで歩くことができます。空洞の様子がお分かりいただけますでしょうか?

かつてはテレビCMでも使われたことがある鍋ヶ滝。滝の裏側を歩いて見られるところは全国にもあまりないと思いますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

鍋ヶ滝 基本情報

  • 住所:〒869-2502 熊本県阿蘇郡小国町黒渕4101
  • TEL:0967-46-2113小国町役場 情報課 商工観光係
  • HP:小国町
  • HP:黒川温泉

1.4 大観峰

熊本の山と言えば「阿蘇山」というイメージですが、実は阿蘇山という山は存在しないようで、5つの山が連なった総称の「阿蘇五岳」を、通称として阿蘇山と呼んでいるようです。

さてそんな阿蘇五岳の一番のビューポイントと言われるのが、この「大観峰(だいかんぼう)」。阿蘇を象徴する眺めなんだそうです。お釈迦様が寝ているように見えるため「涅槃像(ねはんぞう)」と呼ばれる阿蘇五岳の全景は、、、!

阿蘇五岳 霧で見えない

なんと!ご覧の通り、霧で何も見えません!!手前の草しか見えません!!あいにくのお天気で、阿蘇五岳を全く見ることができませんでした。残念。。。

大観峰
写真提供:熊本デスティネーションキャンペーン推進事務局

でも、晴れていればこんなに広大な風景が見られるようです!見たかった~。

阿蘇ユネスコジオパーク

こちらには、ソフトクリームやコロッケ、お土産などの販売を行う阿蘇大観峰茶店もあります。今回のように何も見えなかった場合は、せめてこちらで何かお土産でも買っていきましょう。

ソフトクリーム

ということで、ジャージー牛のソフトクリームをいただきました。牧場直送の絞りたてジャージー牛乳を100%使っているそうで、甘くて濃厚で美味しかったです!

阿蘇大観峰茶店 基本情報

1.5 阿蘇神社

阿蘇神社

2000年以上の歴史を持つとされ、全国に500社に及ぶ分社をもつ総本社の「阿蘇神社」。立派な神殿が建っていますが、その手前には重機が見えます。この阿蘇神社も2016年に起きた地震の影響を大きく受け、多くの建物が倒壊し、復旧に向け日々修復工事が進められているようです。

地震直後の写真

地震直後の写真がありました。手前に写る楼門と拝殿の倒壊が特に激しいです。地震のもの凄さを実感します。

倒壊前

楼門に関しては、「日本三大楼門」として有名だったそうです。倒壊前はご覧の通り、とても立派な楼門でした。

工事の様子

楼門があった場所は現在このような様子です。阿蘇神社全体の修復が完了するのは2022年を予定しているとのことですので、まだまだ時間は掛かりそうですね。

ただ、こうして長い歴史をもつ建造物を修復してまた後世に残していくことは、それまで阿蘇神社に携わった全ての方の思いを繋ぐことにもなりますし、今回の地震の記憶を語り継ぐことにもなりますので、とても大切なことだと感じました。

ガイド案内所

阿蘇神社にはガイド案内所があり、予約なしで1名からガイドさんに案内していただくことができるようで、しかも無料です。ガイドさんから歴史を学びながら見学するのも良さそうですね。

阿蘇神社 基本情報

  • 住所:〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
  • TEL:0967-22-0064
  • HP:阿蘇神社

1.6 門前町水基めぐり

商店街看板

阿蘇神社から続く門前町商店街。ここでは「水基(みずき)」巡りを楽しむことができます。

商店街

この町では至る所に湧水が出ています。そして「水基」とは、その湧水による水のみ場のことです。

水基

元々は水基巡りといって散策できたわけではなかったようですが、町の各所で生活用水として使っていた水基をこうして表に出し、町を整備することで観光地として散策できるようになったようです。

味彩の水

水基は全部で36か所もあり、全ての水基に名前が付いています。その名前はお店にちなんだものが多く、例えばこの「味彩の水(あじさいのみず)」は料理自慢の宿の玄関先にあります。他にも、銀行の前にある「金脈の泉」や、酒屋さんの前にある「酒杜の水(さかもりのみず)」などがありました。

門前町水基マップ
<引用:(株)まちづくり阿蘇一の宮 インフォメーションセンター パンフレットより>

上記画像の右半分がメインエリアですが、コンパクトにまとまっていますので、30分ほどあれば一通り廻ることができます。気軽に楽しめそうですね。

おみくじ

お土産屋さんや雑貨屋さんもいくつもありました。こちらの「御神水おみくじ」は水に濡らすと言葉が出てくるというユニークなおみくじです。

水基

もちろん、お店の前には水基(文豪の水)があります。

たのシュー看板

また、スイーツをはじめ、たこ焼きやから揚げなどのお店もあるので、食べ歩きも楽しめそうです。こちらの「たのや」では人気ナンバーワンの「たのシュー」というシュークリームをいただきました。

たのシュー

こちらがその「たのシュー(1個120円(税別))」。可愛らしいサイズで、男性なら一口でも食べられてしまいそうです。そうは言っても一口ではもったいないので、2回に分けて食べましたが、たっぷり入ったクリームがこぼれ出てしまいました(写真がなくてすみません。。。)。でもそれが、このシュークリームの特徴なんだそうですよ!クリームはもちろん、外のシューも甘くてとても美味しかったです!

阿蘇とり宮

また、こちらの「阿蘇とり宮」で販売する馬肉を使ったコロッケの「馬ロッケ(ばろっけ)」もとても人気なんだそうです(今回は食べ損ねてしまいました。。。)。

阿蘇お菓子工房たのや 基本情報

  • 住所:〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3094
  • TEL:0967-22-0255

1.7 阿蘇中岳火口

阿蘇中岳火口

上述の「大観峰」のところでもご説明しましたが、「阿蘇山」という山は存在しないようで、5つの山が連なった総称の「阿蘇五岳(あそごがく)」を、通称として阿蘇山と呼んでいるようです。その阿蘇五岳は、根子岳(ねこだけ)、高岳(たかだけ)、中岳(なかだけ)、烏帽子岳(えぼしだけ)、杵島岳(きしまだけ)の5つ。その真ん中にあり、現在も噴煙を上げ続けている「中岳」を訪れました。硫黄の匂いが結構します。

ちなみにこの火口までは、元々はロープウェーで来ることができましたが、地震と噴火の影響で運行できておらず、現在はシャトルバスでの移動となっています(自家用車で行くこともできるようです)。

阿蘇中岳火口

ゴツゴツとした山肌に囲まれた火口を覗くと、、、

阿蘇中岳火口

「湯だまり」と呼ばれるエメラルドグリーンの火口湖が見えました!こんな火口にエメラルドグリーンの湖だなんて、なんだか不思議な光景です。しかもこの湯だまりが見られるのは30%ぐらいの確率だそうで、見れた我々はラッキーでした!しかも、見終わってバスに乗った瞬間に雨がザーザー降って来まして、、、山の天気は変わりやすいことを実感しました。

動画もありますのでご覧ください!

わが灰

熊本と言えば「くまモン」。すみません、突然現れましたが、実は今回の視察中も当然そこかしこで目にしました笑。こちらは阿蘇山ロープウェー限定の「わが灰(くまモン版)」。なんと、中岳から噴火した火山灰を使い、国内でひとつひとつ手作りで生産されているようです!間抜けな感じが良いですね笑。全部で2サイズあり、このサイズは500円です。

1.8 阿蘇火山博物館

阿蘇火山博物館

中岳火口からすぐ近くにある「阿蘇火山博物館」。約27万年前からの火山活動の様子などを学ぶことができます。

ところで皆さん、「カルデラ」ってなんだか分かりますか?言葉だけ聞いたことがある方は結構いるかと思います。カルデラとはスペイン語で「鍋」とか「釜」という意味なのですが、火山の噴火によってできた「くぼ地」のことなので、つまりは「火口」のことなんですね。その火口の中でも、直径が2km以上のものを「カルデラ」と呼ぶんだそうです。

阿蘇のカルデラは東西約18km、南北約25km、面積約350平方キロメートルと、世界最大級の規模を誇り、このカルデラの中で人々が生活している阿蘇は、世界的にも珍しいそうですよ。

火山弾

博物館の中には様々な展示物があります。こちらの火口弾、噴火で飛んできた「マグマのしずく」だそうですが、、、こんな塊が飛んでくるなんて恐ろしいですね。。。

断層を貼り付けた模型

こちらは、実際の断層を貼り付けたもの。いくつもの層が重なっているのが分かりますね。阿蘇火山は約27万年前から約9万年前の間に4回大きな噴火を起こしていて、それにより現在のカルデラが形成されることになったのですが、その中で一番大きな9万年前の噴火では、火山灰が北海道にまで届いたんだそうですよ!熊本から北海道まで火山灰が飛ぶなんて、、、どれだけ大きな噴火だったかもはや想像もできないですね。。。

ライブカメラの様子

中岳火口周辺に設置されたカメラから、火口の様子をリアルタイムで見ることができたようですが、これも噴火の影響でカメラが壊れてしまったようです。ただし、2018年10月1日(月)には再開予定だそうですよ。

阿蘇火山博物館 基本情報

2.1 阿蘇ミルク牧場

阿蘇ミルク牧場

ここからは、体験系の施設をご紹介します。まずはこちらの「阿蘇ミルク牧場」で牛の乳しぼり体験をしました!実は熊本県は、生乳生産量が全国第3位(※)ということで、牧場も結構たくさんあるようです。
(※)一般社団法人 中央酪農会議 平成29年度データより。生乳とは、乳牛から絞ったままの状態の乳のこと。

牛

大きな牛がたくさん飼育されていました。こちらはおなじみ「ホルスタイン種」。国産乳牛の約90%はこの種の牛のようです。

牛

こちらの牛は、なんだか品がある感じですね。これは「ブラウンスイス種」といってチーズ作りに適しているようです。これらも含めて全5種類の牛が飼育されています。

体験ステージ

それではいよいよ乳しぼり体験のスタートです!恐らく人生初体験!イラストで説明してある通り、下記の4つの手順で行います。

  • 1. お乳に輪っかを通す
  • 2. 人差し指と親指の輪っかを強くしめる
  • 3. 次に、中指をしめる
  • 4. 続いて、薬指、小指の順でしぼる

乳しぼり

乳しぼりはこちらの「ジャージー種」で行います。手順に従って順番に指に力を入れていくと、、、勢いよく乳が出ました!が、まっすぐ絞るのが意外と難しく、自分の手に結構かかってしまいました。。。それでも、とても良い体験ができたと思いますし、特にお子さんにはおすすめできますね!

ジュージューハウス

乳しぼり体験以外にも様々な体験ができるのがこの阿蘇ミルク牧場です。こちらの手づくり体験館では、ウインナーやパン、バターやチーズなどを作ることができます。

アイスクリーム

ご覧のようなアイスクリームの他、オリジナルの牛乳やチーズ、ウインナーにベーコンなど様々な製品が買えるエリアもあり、お土産も充実しています。

特に、お子さん連れのファミリーにおすすめだと感じた阿蘇ミルク牧場。ご紹介しきれなかった沢山のエリアがありますので、ぜひHPからチェックしてみてください!

阿蘇ミルク牧場 基本情報

  • 住所:〒861-2404 熊本県阿蘇郡西原村河原3944-1
  • TEL:096-292-2100
  • HP:阿蘇ミルク牧場

2.2 南阿蘇鉄道トロッコ列車

トロッコ列車

後述もしますが、地震の影響によりまだ一部区間が運休したままの「南阿蘇鉄道」。しかしながら、運行が再開している区間において、3月~11月の土日祝日(春休み・ゴールデンウィーク・夏休み期間は毎日運行)ではご覧のようなトロッコ列車が走っています(普通列車は通年運行)。

今回は、運行中区間の端から端「中松駅」から「高森駅」まで、約25分間のトロッコ列車の旅を体験しました。車で走れば約10分の距離なんだそうですが、、、そのゆったりのんびりしたスピードで走るのが、車両と風景の雰囲気と良く合って気持ちの良い乗車となりました。

トロッコ列車

車内はご覧の通り、昔懐かしい雰囲気です。この車両は、旧国鉄時代の貨物列車の車両なんだそうです。窓も開けて気持ちの良い風を感じながら、阿蘇五岳や田園風景を楽しみました。

南阿蘇鉄道 トロッコ列車 基本情報

2.3 エル・パティオ牧場

エルパティオ牧場

今回の視察で一番印象に残っているのが、こちらの「エル・パティオ牧場」。ここでは乗馬体験を行いました!中国の砂漠でラクダに乗ったことはありますが、、、乗馬は人生初体験です!!

馬

乗馬の前に馬のエサやり体験も行いました。

最初は勢い良かったものの、もうお腹いっぱいなのかペースダウン。。。

乗馬

いよいよ乗馬体験のスタートです!教えてくれるのは、こちらの代表「ピーター」さんです!なんと、2年間カウボーイの留学をしていたようで、テンガロンハットとジーンズのカウボーイスタイルがとても似合ってカッコいいですね!他のスタッフの方も留学されていたようですよ!

そもそも乗馬には、「ウエスタンスタイル」と「ブリティッシュスタイル」の2種類あります。その大きな違いは、手綱(たづな)を片手で持つか両手で持つか。狩りを行うウエスタンスタイルでは、片手で狩猟用のロープを持つので、手綱も片手で持つ必要があります。一方ブリティッシュスタイルはイギリス貴族の乗馬スタイルで、両手でしっかりと手綱を持つことになります。今回はカウボーイさんに教えてもらいますので、片手のウエスタンスタイルです!

馬

現在、乗馬用の馬が約15頭、飼育されています。近くで見ると結構大きくて迫力があります!

乗り方ですが、鞍(くら)の前の方に付いている角(つの)のような部分を利き手の逆で持ち、利き手で手綱を握ります。また足は、つま先を奥まで突っ込んで、かかとが足を掛ける部分に乗っかってしまうと、落馬しそうになったときに足が引っ掛かってしまうため、足を奥まで突っ込み過ぎず、かかとを落とすのがポイントです(文章で伝えるのは難しいですね。。。)。

乗馬

馬の動かし方は、手綱を右に引くと右へ、左に引くと左へ進み、手前に引くと止まります。そして、馬の体を足でポーンと蹴るとまた前に進み出すのです。感覚的に掴みやすいですね。

ということで、自分ひとりで馬をコントロールします!スタッフの方が引っ張ってくれる「引き馬」ではありませんので、よりリアルな乗馬を体験できますね!

大草原の中で乗馬

今回体験したコースは、約1kmを20分かけて進む「インディアンコース(4,000円)」です!こんな大草原の中を5頭ぐらい連なって進んでいきます。先頭にはスタッフの方がいて、後ろの馬は前の馬に付いていく感じなので、完全に自分ひとりでコントロールしているわけではありませんが、それでも手綱を動かした通りに馬が動いてくれたり、スタッフの方の声に反応したりして、馬って賢いな~と身を持って体感しました!

ホーストレッキング
写真提供:熊本デスティネーションキャンペーン推進事務局

そして何より、この大草原の中を乗馬できるのは本当に気持ち良い!細かな起伏も所どころあって、小さな坂を駆け上がるとき一瞬スピードが上がるのを体感すると、このまま加速して草原を駆け回りたいと思うほど、ワクワクして興奮しました!この感覚はとても文章では伝わりませんので、ぜひ一度体験してみてください!私は本当にまた馬に乗ってみたいと思うほど楽しめましたよ!

エル・パティオ牧場 基本情報

  • 住所:〒869-2602 熊本県阿蘇市一の宮町三野2305-1 やまなみハイウェイ沿い
  • TEL:0967-22-3861
  • HP:エル・パティオ牧場

2.4 特急 あそぼーい!

あそぼーい

ここ最近、いわゆる「観光列車」が増えてきている印象で、テレビなどでも度々取り上げられているのを目にします。熊本には5つの観光列車があり、今回「特急 あそぼーい!」に乗車しました!ちなみにJR九州では、これら観光列車を「D&S(デザイン&ストーリー)列車」と呼んでいるようで、列車に乗ることそのものが忘れられないイベントになるようにと考えているようです。

阿蘇~別府までを結ぶこの列車。今回は阿蘇から乗車し、別府の手前の大分で下車する、1時間47分の列車旅を体験しました!

木のプール

さて、この「特急 あそぼーい!」、名前からイメージが伝わると思いますが、特にお子さんが楽しめるような仕掛けがたくさんあるんです!例えばこちらは「木のプール」。子供の頃、ビニールボールが敷き詰められた遊具で遊んだのを思い出しました。列車内にこんな遊び場があるなんて斬新ですね!

絵本スペース

こちらは木のプールの向かいにある絵本スペース。とても列車の中だとは思えませんね。

椅子

他にも、例えばこちらの3号車では、窓側が必ず子供用になるようにシートが工夫されていたり、

車内

1号車と4号車はパノラマシートとなっていて、運転席のような広い景色を見ることができたり、

くろちゃん

所どころにキャラクターの「くろちゃん」が隠れていたりと、お子さんを楽しませて飽きさせない工夫がたくさんありました!

子供が入れるスペース

お子さんが入れるちょっとしたスペースも、親目線では嬉しいポイントですね(私はまだ子供はいませんが笑)。

ソファー

こういった長椅子のフリースペースがあるのも良いですね。

フリースペース

ここも同じくフリースペースです。

くろカフェ

また3号車には「くろカフェ」というカフェがあり、ドリンクやスイーツはもちろん、車内限定のくろちゃんグッズなどお土産も販売されていますので、ぜひチェックしてみてください!

記念スタンプ

かわいい記念スタンプも押せますよ!

自由席は一部のみで大半が指定席ですので、1号車・4号車のパノラマシートなどはお早目のご予約がオススメです!

特急 あそぼーい! 基本情報

3.1 あか牛丼(やま康)

ここからは、熊本のグルメをご紹介します。熊本と言えば、馬刺しや、からし蓮根が有名ですが、それ以外にも初めて目にする美味しいグルメがたくさんありました!

やま康

まずは、熊本のブランド牛「くまもとあか牛(うし)」を取り扱う「やま康」へ。土日は2時間待ちになることもあるぐらいの人気店です。皆さんは「あか牛」ってご存知ですか?私は初めて聞きましたので、まずはあか牛について簡単にご説明します。

「和牛」と聞くと一番に思い出すのが「黒毛和牛」かと思いますが、実は和牛は全部で次の4種類に分類されます。

  • 1. 黒毛和種(くろげわしゅ/黒毛和牛)
  • 2. 褐毛和種(あかげわしゅ)
  • 3. 日本短角種(にほんたんかくしゅ)
  • 4. 無角和種(むかくわしゅ)

ただし、和牛の約90%は黒毛和牛とのことですので、どうりでこればかり耳にする訳ですね。松阪牛も神戸牛も、黒毛和牛のブランド牛です。

その黒毛和牛に次いで多いのが「褐毛和種(あかげわしゅ)」で、熊本生まれの「熊本系」と高知生まれの「高知系」の2種類あり、「あか牛」の名で知られているのです。

このあか牛の特徴は、なんといっても「赤身が多い」ということです。黒毛和牛は霜降り肉で脂が多く、とろけるような食感が特徴ですが、あか牛は脂が少ないため、脂身が苦手な方やヘルシー志向の方に人気のようです。

あか牛丼

さて、今回いただいたのはこちらの「気まぐれあか牛丼(1,500円)」。ご覧の通り、丼いっぱいにあか牛が敷き詰められています!実は今回、我々視察団のために特別に、普段より「肉多め」で提供してくださいました笑!ただ、通常時もかなりギッシリ乗っているのでご安心ください笑!(下のメニュー写真ご参照ください)

そのお味は、まさに肉の旨みを感じられるもので、「お肉食べてる感!」をすごく感じられます!「とろけるように柔らかい~」という感じではないので、好みは分かれるかもしれませんが、肉好きな方にはぜひ食べてみていただきたいですね。店員さんおすすめの食べ方として、

  • 1. まずは、何もつけずに肉だけで食べる
  • 2. 次に、丼に乗った「辛みそ」をつけて食べる
  • 3. 最後に、半熟玉子も辛みそも全部混ぜて食べる

ということで、3度違った味で楽しめました!個人的には、辛みそをつけたり、全部混ぜたりして食べたときが美味しかったです!

メニュー

ご覧のようなメガサイズもあるようです。熊本の「あか牛」、ぜひ食べてみてくださいね!

あか牛料理専門店 やま康 基本情報

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3.2 高菜めし&だご汁(山賊旅路)

山賊旅路

続いては、熊本の郷土料理「高菜めし」と「だご汁」で有名なお店「山賊旅路」。高菜めしは想像できますが、だご汁の「だご」って何なのでしょうか?

実は熊本では、「だんご」のことを「だご」と呼ぶようで、かと言ってお団子が入っているわけではありませんが、小麦粉を練ってちぎった「だご」が入った汁物のようです。

だご汁定食

こちらが今回いただいた「だご汁定食(1,250円)」。右手にあるのがだご汁ですが、お椀でなくて丼に入った大ボリュームで提供されました!

まず高菜めしですが、高菜の風味とほど良い塩気がモチモチしたご飯と相まって、かなり美味しい!正直、高菜ご飯って全国どこで食べても似たような感じじゃないのかな~と思っていたのですが、これは違いを感じられて、郷土料理として受け継がれる理由がよく分かった気がします!また、左上にある「しその実」や「とろろ」をかけるとまた良いアクセントになって美味しかったですよ!

だご汁

そしてこれがだご汁!箸で掴んだのが「だご」ですが、モチモチしてすいとんみたいな感じでした。ニンジン、もやし、ネギ、油あげ、かまぼこと具だくさんで、味噌の味付けに生姜が効いて美味しかったです!特に冬場は体が温まりそうで良さそうですね。ただ、高菜めしもだご汁もかなりのボリュームで全部食べるとお腹パンパンになるので、覚悟しておいてください笑!

焼ホルモン

さらに、こちらも人気の「焼きホルモン(750円)」もいただきました!ホルモンっていつまで経っても噛み切れないものもあったりして苦手な方もいるかと思いますが、、、このホルモンはしっかりと歯ごたえがあるものの、ちゃんと噛み切れて、臭みもなく良い塩加減でとても美味しかったです!ビールが欲しくなりますね!

山賊旅路 基本情報

  • 住所:〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川2127
  • TEL:0967-34-2011

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3.3 熊本名物の数々

馬刺し&からし蓮根

馬刺しとからし蓮根

熊本と言えば馬刺しとからし蓮根。どちらも大好きですが、8年前に初めて熊本を訪れたときに食べたからし蓮根の美味しさにビックリしたのをよく覚えています。今回もそれぞれいただきましたが、どちらもやっぱり美味しいですね!馬刺しは食わず嫌いな方もいらっしゃるかもしれませんが、臭みは全然ありませんので、ぜひ一度食べてみてください!

米焼酎 南阿蘇

米焼酎

熊本県南部に位置する人吉(ひとよし)・球磨(くま)地域にて500年の歴史を誇る米焼酎ブランド「球磨焼酎(くましょうちゅう)」。その球磨焼酎の定義は「国内産の米のみを原料として、人吉・球磨で採水した水で仕込んだ"もろみ"を人吉球磨で蒸留し、瓶詰めした焼酎」なんだそうです。

写真の焼酎「南阿蘇」は、南阿蘇村で自然栽培された「山田錦」を原料に、球磨焼酎の蔵元で製造されたものです。

この南阿蘇は原酒でありましたので、アルコール度数が43度!少し覚悟していただきましたが、ウォッカのように一気にカーッと来るわけではなく、ジワっとカーッと来る感じでした!ただ、ちょっと飲みやすいからと言って飲み過ぎには気を付けましょう笑!

飲むヨーグルト(うぶやま牧場)

飲むヨーグルト

上述の「阿蘇ミルク牧場」でご紹介した通り、熊本県は生乳の生産がとても盛んです。こちらの飲むヨーグルトは、阿蘇郡産山村(うぶやまむら)の「うぶやま牧場」で育ったブラウンスイスという牛から作った飲むヨーグルト。さっぱりして美味しかったです!

▼ 基本情報

  • 住所:〒869-2703 熊本県阿蘇郡産山村山鹿2100-3
  • TEL:0967-25-2900
  • HP:うぶやま牧場

阿蘇小国ジャージー4.5牛乳

阿蘇小国ジャージー牛乳

こちらは、阿蘇小国郷で育ったジャージー牛による牛乳。甘くて濃厚で美味しかったです!生まれた時からこの牛乳を飲んで育った地元の方は、他の牛乳を飲むと薄くて味がしない、、、だなんて仰っていましたよ。

▼阿蘇小国ジャージー4.5牛乳 基本情報

4.1 南阿蘇鉄道レールウォーク体験

さて、ここまで熊本県阿蘇エリアについて詳しくご紹介させていただきましたが、ご紹介した中にも地震の影響がまだまだ続いているところがいくつもありました。この「南阿蘇鉄道」も、まだ運休中の区間があるほどで、全長17.7kmのうち復旧したのはその半分にも満たない、約7kmです(2018年8月現在)。2年以上が経過した現在でもその状況ですので、いかに被害が大きかったか痛感させられます。その運休区間を今回は特別に、レールウォーク体験ということで歩かせていただきました。

尚、通常は線路内に立ち入ることはできず、今回は特別に体験させていただきましたのでご了承くださいませ。

白水高原駅

スタートはこちらの駅。「南阿蘇水の生まれる里 白水高原」駅です。読み仮名が22文字もあり、日本で一番長い駅名なんだそうです!

線路

本当に、線路の上を歩いていきます。ゴツゴツした大きな石があったり、枕木(まくらぎ)の間隔が等間隔でなかったりとやや歩きづらく、慎重に歩く必要があります。

線路

こんな感じで川を渡ることもありました。

枕木

到着は中松駅で、一駅分を30~40分かけて歩きました。中松駅の線路にはご覧の通り、枕木にメッセージと名前を入れたプレートを設置することができ、復旧の支援をすることができるようです(設置期間は1年間で、費用は15,000円)。

なお、今回体験しましたレールウォークと「トロッコ列車」またはラッピング列車「マンガよせがきトレイン」の乗車に加え、参加の証として枕木オーナーとなっていただく「枕木オーナーになって南阿蘇鉄道を応援しよう!観光列車乗車&レールウォーク」という旅行商品が、熊本デスティネーションキャンペーン向けに販売されています。興味がある方は、下記URLまでアクセスしてみてください。

>熊本観光予約サイト「くまもっと旅行社。」はこちらから

こうして、復旧途中の現状を身をもって体験したわけですが、他にも例えば熊本城などもまだまだ元通りになるまでは何年も時間が掛かるようです。ただその熊本城で言えば、復旧中の様子は今しか見ることができない貴重な光景として、逆にその様子をアピールポイントとして打ち出していたりもするようです。復興に向けて前向きに取り組んでいる熊本の皆さんの様子をうかがい知ることができると共に、まだまだ復旧までには時間が掛かることを実感する経験にりました。

>「南阿蘇鉄道」の公式サイトはこちらから
>「南阿蘇鉄道応援サイト」はこちらから
>「熊本城」の公式サイトはこちらから

5.1 壮大な自然と美味しいグルメが印象的でした

今回初めて阿蘇を訪れてみて一番に感じたのは、阿蘇五岳の山並みを中心とした大自然の壮大さです。風景はもちろんですが、その大自然を体で感じられる乗馬体験は本当に印象的で、楽しい経験となりました。また、馬刺しやからし蓮根だけではないバラエティに富んだ美味しいグルメの数々もとても印象に残っています。

熊本県には阿蘇以外にも、県北エリア、熊本市・県央エリア、八代市・人吉市などの県南エリア、天草エリアと分けることができ、まだまだご紹介しきれなかった沢山の魅力が詰まっています。温泉も本当にたくさんありますので、ご自分に合った温泉を探すのも楽しそうですね。

ぜひ一度、訪れてみてください!

【熊本ひとくちメモ】

阿蘇以外にも魅力的な地域が目白押しの熊本県。グルメに温泉にと、ぜひ一度熊本の魅力を堪能してみてください

<費用>関東発の場合(目安)
●旅行日数:約4~5日間
●ツアー費用:約49,900円~145,000円

どんなツアーがあるか探してみてはいかがでしょうか?

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nishiurashi

たびこふれ編集部員。人生初の海外渡航先であるラスベガスに衝撃を受け、海外旅行が好きになりました。年末年始にロンドン一人旅をしてサッカー観戦したこと、ナスカの地上絵遊覧飛行前にビールを飲み、セスナ機内で激しく酔ったこと、九寨溝から成都まで訳あって2人の中国人と丸一日乗用車で移動したこと、どれも良い思い出です。

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