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【大阪】素晴らしき阪急文化財団「逸翁美術館」を紹介します!
目次
阪急文化財団とは?
阪急文化財団は、平成24年4月に設立された公益財団法人です。大阪府池田市に3施設あります。
阪急や東宝の創業者・小林一三(こばやしいちぞう)氏が収集した美術工芸品を展示する「逸翁美術館(いつおびじゅつかん)」、小林一三氏の旧邸・雅俗山荘(がぞくさんそう)を保存し、その事績を紹介する「小林一三記念館」、宝塚歌劇を中心とした舞台・演劇、阪急電車関係の資料や書籍などを公開する「池田文庫」の3施設を運営しています。【パンフレットより引用】
■関連記事:阪急電鉄の創始者、小林一三が住まいを構えた町:池田市
逸翁美術館へ
阪急文化財団が運営する3施設のひとつ、逸翁美術館(いつおびじゅつかん)で興味深い展覧会が開催されていたので足を運ぶことにしました。
阪急電車の宝塚本線・池田駅より北へ徒歩約10分。庶民的な商店街を抜け、閑静な住宅街に逸翁美術館があります。
逸翁美術館のパンフレットによると『逸翁美術館は、昭和32年(1957年)に開館。逸翁が収集した美術工芸品5,500件を所蔵。コレクションは、古筆・古経・絵巻、中近世の絵画(特に蕪村・呉春・円山四条派の作)、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品に及びます。膨大な所蔵品は、そのひとつひとつが小林一三(逸翁)の美術への想いと深い理解を語るものです。当館ではこれらをもとに、年数回の企画展を開催しています』と紹介されています。
僕が興味があった展覧会は「わびとサビとはどう違う?(※)」です。
※「わびとサビとはどう違う?」の展示は2020年9月6日に終了しています。
逸翁美術館を訪問した感想
まじめな感想になりますが...。
美術館自体はこじんまりとしていて、とてもゆったりと鑑賞できます。展示物はガラスの中に入っていますが、照明の効果が素晴らしくとても見やすく展示されていました。
展覧会のテーマと展示物がうまくマッチしていて、その展示の説明書きが貼り出されていて、「なるほど」とうなづきながら鑑賞しました。何より展示物が起承転結になっていて、見終わった時、「こういうことだったんだ!」と結論に達することができました。
「わび」と「サビ」...。自分で理解しているようで理解していませんでした。とても参考になりました。
また興味がある展示の際に訪問しようと思います。
逸翁美術館 基本情報
- 住 所:大阪府池田市栄本町12-27
- 代表電話:072-751-3865(阪急文化財団)
- 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:展覧会会期中の月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、年末年始 ※展示替え期間は観覧不可
- 観覧料:一般 700円、学生(高校生以下)500円、小人(中学生以下)無料 ※その他、各種割引あり
- 駐車場:22台あり(無料)
- アクセス:阪急電車の宝塚本線・池田駅から北へ徒歩約10分です
- 公式サイト:逸翁美術館
※当記事は、2020年7月に鑑賞した時のものです。展覧会会期中以外は入館できませんので事前に公式サイト等で情報を確認してください。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。