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地中海に面した北アフリカの国<チュニジア>の食文化を紹介します!!
こんにちは!新型コロナウイルスの影響で旅行ができず、お家でじっとしているのもそろそろ苦痛になってきたかもしれませんね。
今回はコロナ騒動前に訪れた北アフリカ地中海沿いの国・チュニジアの食事について紹介したいと思います。
チュニジアの基本情報に関してはこちらの記事をご覧ください。
>>チュニジアってどんな国?治安は大丈夫?魅力的な世界遺産に美味しい料理、そしてチュニジア人の人柄が印象的な旅でした
>>チュニジアの治安は?雄大な砂漠とオアシスに有名な映画の舞台、そしてバラエティ豊富な料理をご紹介!
目次
- チュニジアのごはんのイメージはありますか?
- チュニジアのごはんと言えば、やっぱりクスクス!!
- チュニジアの味噌?醤油?必ず食事に出てくるピリ辛ハリッサ!!
- 卵入り春巻き??ブリックもおすすめです
- チュニジアで一番はまったのはオジャ
食は旅行の醍醐味のひとつです!
チュニジアのごはんのイメージはありますか?
チュニジアの料理はアフリカ的なものとヨーロッパ的なもの、それとも地中海特有のシーフードやオリーブ・・・どのような料理をイメージするのでしょうか??
私はスーク(市場)にたくさん並べられているスパイスをたくさん使う「肉料理」をイメージしていました。
「こんなご飯が続くんだろうなー」とイメージしていました。
チュニジアのごはんと言えば、やっぱりクスクス!!
現地に着いた最初のホテルのビュッフェで見かけた大皿にこんもり盛られているクスクスを見て思い出しました。モロッコと同じマグレブ料理でクスクスがこの国の一番有名なメイン料理なんだなーと。
1枚目はホテルビュッフェのもので2枚目がレストランで出されたものです。
日本人はクスクスにいいイメージを持っている方が少ないように思いますが、チュニジアで食べたクスクスは非常に美味しかったです。ちなみにクスクスは世界最小のパスタと言われていますので、料理というよりは素材といった方がいいかもしれないですね。
チュニジアの味噌?醤油? 必ず食事に出てくるピリ辛ハリッサ!!
写真のハリッサはかなり上品に提供されたものですが、食事になると必ずといっていいほどこのハリッサが出てきます。現地の人は写真のようにハリッサにオリーブオイルをたっぷりかけるみたいです。
このハリッサをホムスと呼ばれるパンにつけて食べたり、スープに入れて飲んだり、メインの肉につけて食べたりします。まるで日本人にとっての醤油みたいな調味料です。ちなみに味は結構ピリ辛でスパイスがたっぷり使われているのがよくわかります。
スーパーでもチューブタイプのものが販売していますのでお土産で購入されるのおすすめです。
卵入り春巻き??ブリックもおすすめです
ブリックは春巻きのような皮の中にたまごや野菜などを入れて揚げた料理です。お店によっては中のたまごが半熟でとろーりとしてとっても美味しかったです。チュニジアでよく出る前菜の1つです。
チュニジアで一番はまったのはオジャ
オジャって言葉だけじゃ何かよくわからないですよね..笑
写真のようにトマトベースの煮込みに野菜やたまにお肉にたまごが入った煮込み料理です。
夕食はホテルのビュッフェを食べることが多かったのですが、どこのビュッフェにもあるチュニジアの定番料理のようです。この優しい味にはまって毎日のように食べていました。
ちなみにこれにハリッサを混ぜて食べるのも非常におすすめです。
あとはこのショルバと呼ばれるスープも非常に美味しくて毎日のように飲んでいました。ショルバはチュニジアの味噌汁みたいなものですね。
こちらガブガブという魚介のトマトソース煮込みです。地中海沿いの国ですのでシーフードも出てきます。あとは写真を撮り忘れましたが、エジプトで有名なモロヘイヤなどもありました。
ストリートフードもおすすめです!!
シディ・ブ・サイドに行ったら必ず食べてほしいバンバローニ
チュニジアンブルーが非常に美しい街・シディ・ブ・サイドを散策する際に必ず食べてほしいのがバンバローニです。写真のように街中で販売しており、タイミングによっては地元の人たちや観光客で行列をなしていることもあり、訪問した人はみんな買っているような印象です。
このバンバローニは簡単にいうとドーナツです。それもお砂糖がたっぷりかかっています。揚げたてがおすすめなので、もしお店の人が出来合いのものを渡そうとしたら揚げてもらうようお願いしてみましょう!
そしてこのバンバローニは、1つ0.8ディナール(大体30円くらい)と、お値段もとっても魅力ですね。ぜひバンバローニと共に美しいシディ・ブ・サイドを散策してみてください。
煮込み料理じゃないタジン
タジンっていうと恐らく同じ北アフリカ、マグレブ諸国モロッコのとんがり帽子みたいなお鍋のタジンをイメージするかもしれないですが、チュニジアのタジンはお鍋でも煮込み料理でもないんです。
チュニジアのタジンはいわゆるキッシュです。レストランによっては前菜で出しているところもあるようですが、街中を歩いているとよくこのタジンを販売しているお店や屋台を見かけます。このタジン1つも1ディナールしないくらいなので30円くらいでおやつのようにつまむことができます。
次はフリカッセと言われるサンドイッチのようなものです。ツナやジャガイモ、トマトなどの野菜を入れたもので、1つでもそれなりにボリュームがあります。
おやつのような形で購入している現地の方々をよく見かけました。ちなみにこれも1ディナールくらいでした。
甘いものも売っていますよ!ここでもバンバローニとは別のドーナツに出会いました。これも1ディナールほど。
あとはマクルードと呼ばれるちょっと硬くて中にデーツ(ナツメヤシ)のペーストのようなものがあり、はちみつをかけられているチュニジア伝統のお菓子もよく売っています。どれも1ディナールくらいなのでおすすめですよ。
ここはパリですか??
チュニジアは旧宗主国がフランスだった影響なのか、首都チュニスでよく見かけたのがオープンカフェです。そしてクレープを焼いているおじさんです。
朝から夜まで首都チュニスの街中にあるカフェは非常に混んでいます。朝も夜もコーヒーとクレープを食べている人をよく見かけました。
せっかくなので私もクレープをいただてみることにしました!笑
バナナクレープを注文しました。チュニジアとは思えないほど洗練されたクレープが出てきて驚きました!!中にはオーダーしていないのにチョコレートもたっぷりです。
お値段はコーヒーを一緒で15ディナールくらいでした。日本円だと600円くらいですかね。日本よりは安いものの、これまで紹介してきたストリートフードがどれも1ディナール程度なのでさすがに驚きましたね!笑
最後にアルコールもご紹介
<セルティックビール>
チュニジアはイスラム教の国ということもあり、どこでもアルコールを飲めるわけではありませんが、場所を選べばビールもワインも飲むことができます。
ビールはチュニジア唯一のビール・Celtic(セルティック)があります。ホテルで飲んでも1本5ディナール(日本円で200円くらい)です。ちなみにこのセルティック以外はハイネケンやベックなどの海外ビールばかりです。
ワインもいろいろありましたが、チュニジアで受けた印象としては、グラスワインはあまり置いておらず、基本的にボトルでの注文になること、ロゼを飲む人・ロゼの販売が多いという印象でした。レストランでワインを頼むと20~30ディナールくらいでした。ちなみにスーパーでお土産に買おうとすると大体10~15ディナールくらいで購入可能です。
しかし、1つ注意があります。いつでもアルコールが買えるわけではなく、販売時間が決まっています。販売時間を過ぎると、スーパーの中のお酒コーナーだけシャッターが閉まるところもあります。そもそもお酒を置いていないスーパーもよくあるので注意が必要です。
最後に・・・
いかがでしたでしょうか。
チュニジアの食事情はイメージできたでしょうか。せっかくの旅ならレストランだけでなく、屋台などのストリートフード、ローカルフードも試してみたいですよね。そんなときの参考になれば幸いです。
今はまだ新型コロナウイルスで日本国内での移動も難しい時期ですが、いつか必ず収束する日が来ます。収束したらその時はぜひチュニジアを訪問していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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