あまり知られていないチュニジアの魅力を紹介します!

チュニジア

<トップの画像:カフェ シディ シャバーン|PIXTA(ピクスタ)>

みなさんは、チュニジアに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?

そもそもメディアで取り上げられることがあまりないので、情報量が少ないですよね。

そこで今回は、私が実際にチュニジアに行って感じたこと、事前に持っていたイメージとのギャップ、おすすめの観光地、食事などについてお伝えしたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください!

>>私が参加したツアーはこちら:チュニジア世界遺産紀行8日間(阪急交通社)

目次

世界遺産ケロアン

観光のスタートは、世界遺産の街ケロアンから。首都チュニスから南へ約160kmの場所に位置しています。

世界遺産ケロアン

このケロアンで最も有名なのが、北アフリカ最古のモスク「グランドモスク」です。中庭部分には大理石が一面に敷き詰められており、ミナレット(尖塔)の最下段はイスラム世界で最も古いものになっています。

ケロアン 内部

礼拝堂の中はイスラム教徒以外は入れませんが、入口から中の様子を見ることができます。

ケロアン

すぐそばにあるお土産店内の階段を登れば、上からの風景もご覧いただけます。

また、グランドモスクを訪れた際に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、サボテンオイルショップ「Bahia cosmetic(バイア化粧品)」です!

モロッコのアルガンオイルは非常に有名ですが、このサボテンオイルはさらに美容効果が高いと言われています。日本でも一部オンラインショップなどで販売されている様ですが、現地で購入する方が断然お得なので、ご自身用はもちろん、お土産にもとてもおすすめです!

ジャメル砂丘で日の出観賞

翌日、世界最大の砂漠「サハラ砂漠」にあるジャメル砂丘にて日の出観賞をしてきました!

サハラ砂漠 日の出

この日の、日の出時間は7:20頃と聞いていたので、7:00過ぎにスタンバイ。ばっちり見ることができました!

冬でも温暖なチュニジアですが、早朝はかなり冷え込みます。日の出観賞の際はマフラー、ネックウォーマー、手袋、カイロなどの防寒対策は必須です。

映画の世界へ!

さらに、ジャメル砂丘の近くには映画『スター・ウォーズ』のロケ地があります。エピソード1ファントム・メナスで使用されたセットがそのまま残っており、映画の世界を楽しむことができます。

スター・ウォーズ ロケ地

ホテルシディドリス

そして、この日の昼食はマトマタにあるホテルシディドリス(Hotel Sidi Driss)にて。ここでは、ルーク・スカイウォーカーの家のロケ地に使われた穴居住宅や、当時のロケの写真を見ることができます。

ホテルシディドリス ロケ地

>>ホテルシディドリス(Hotel Sidi Driss)公式サイトはこちらから

古代ローマ遺跡を堪能(円形闘技場、ドゥッガ)

世界遺産「円形闘技場」

続いて訪れたのは、エルジェムにある世界遺産「円形闘技場」です。

闘技場としては世界で3番目の規模を誇り、その保存状態の良さから世界遺産に登録されています。

円形闘技場

階段状に広がる一般民衆用の観客席に登れば、中央のアリーナを綺麗に写真に収めることができます。かつてはここで死刑囚同士の戦いや、猛獣との闘いなど、さまざまな催しが開かれていました。

円形闘技場 中央アリーナ

さらに、南側の建物の最上階まで上れば闘技場の全景をご覧いただけます。

闘技場の全景

また、地下部分も見学可能になっており、剣闘士の控室や、猛獣を待機させていた部屋などをご覧いただけます。

円形闘技場 地下

非常に見応えのあるスポットなので、ぜひ当時の様子を思い浮かべながら観光してみてはいかがでしょうか。

世界遺産「ドゥッガ」

続いて、チュニジア最大のローマ遺跡・世界遺産ドゥッガです。

エルジェムの円形闘技場と同じく、北アフリカのローマ都市遺跡の中でも特に保存状態が良いと言われています。

世界遺産 ドゥッガ

入場するとすぐに半円形の巨大な劇場が現れます。

世界遺産ドゥッガ

観覧席の一番上まで上れば、遺跡を見渡すことができ、その向こうには豊かな緑の風景が広がります。

大神殿

そして、一番の見どころはドゥッガの象徴でもある大神殿(キャピトル)。ギリシャ神話の3神が祀られている神殿で、高くそびえ立つ姿は圧巻です。

小さな門から撮影したキャピトル

キャピトルから少し下ると小さな門があります。この門を額縁に見立ててキャピトルを撮影すれば、とてもオシャレな写真を撮ることができますので、ぜひチャレンジしてみてください!

城塞都市 スース旧市街

続いて訪れたのは、世界遺産「スース旧市街」です。

スース旧市街

チュニジア第三の都市で、市場やショッピングセンターがあり、とても賑やかな街です。

リバトの展望台からの眺め

そして、スース旧市街でぜひ訪れて頂きたいのが、リバトの展望台です。

リバトというのは旧市街の北端にある要塞のことで、一番上にそびえる展望台にはスース旧市街を一望できる絶景スポットがあります。入場料は8TND(8チュニジア・ディナール/日本円で約300円)。

ツアーの広告や、ガイドブックなどによく使われている写真は、ここから撮影したものが多いので、皆さんもぜひ上ってみてください!ただ、展望台・道中の階段ともに非常に狭いので、転んだり物を落としたりしないよう十分な注意が必要です。

陶器の街 ナブール

名前の通り、ナブール焼きと呼ばれる陶器が有名な街です。ナブール焼きは、濃い目の色合いのカラフルなデザインが特徴的なチュニジアの伝統工芸で、中でも青色は「チュニジアン・ブルー」と呼ばれており、お土産に大人気です!

陶器の街 ナブール

実際に陶器工房に行ってきましたが、店内は至るところに陶器が陳列されており、選ぶのもひと苦労です(笑)

結局私は、母親がコーヒー好きなので、マグカップを購入しました!帰国後プレゼントしたところ、とても気に入ってくれた様で、ほぼ毎日使ってくれています(^_^)

首都チュニスへ!

旧市街西側にあるカスバ広場でバスを降り、旧市街の散策へ向かいます。

カスバ広場のすぐそばには防衛省がありますが、ここは撮影禁止です!カメラを向けただけでも銃を持った警備員に「カメラを見せろ、写真を消せ」と言われますので、注意が必要です。

チュニス 旧市街

旧市街はまるで迷路で、カフェや土産店、雑貨店が所せましと立ち並んでいます。

フランス門

20分程歩くと、新市街と旧市街の境目、フランス門に出てきます。

デイマ

このフランス門のすぐそばにデーツで有名なDEYMA(デイマ)というお店があります。他のお店でもデーツは購入できますが、衛生的に信用できないところもありますし、ここのデーツはお洒落で人気なのでとてもおすすめです!

フランス門を超えるとそこには新市街が広がり、歴史を感じる旧市街とは一転、「ハビブ・ブルギバ通り」と呼ばれるヨーロッパのような雰囲気を楽しめるメインストリートが伸びています。

エルムラディアフリカ

そして、チュニスの宿泊は、ハビブ・ブルギバ通りの中央南側にそびえる巨大な青い建物「エルムラディアフリカ」がおすすめです!

チュニス新市街の象徴にもなっている5つ星ホテルで、徒歩すぐのところにショッピングセンターがあるのでロケーション抜群です。広々としたロビーは清潔感と高級感を兼ね備えており、スタッフの対応も良く、安心してご宿泊いただけます。

>>エルムラディアフリカ公式サイトはこちら

シディブサイド

いよいよ観光の最後は、チュニジアで最も美しい街と言われている「シディブサイド」です。チュニジアン・ブルーと真っ白の建物が織りなす、青と白のコントラストは必見です。

そこまで大きな町ではありませんが、ホテル、カフェ、レストラン、お土産屋が数多く並んでいます。

シディブサイド

一本道をしばらく歩くと、右手にガイドブックでよく見る有名な景色が現れます。

シディブサイド

下に見える建物はカフェになっているので、時間があればここで海を眺めながら、ティータイムをお楽しみいただくのもおすすめです。

この日はあいにくの天気でしたが、晴れた日には太陽光が海面に反射して、もっと綺麗な景色をご覧いただけます!

チュニジアのおすすめグルメ

今回の旅で食べた料理の中で、特に美味しかったものを紹介します!

1. ブリック

主に前菜で提供される、薄い皮で卵を包んだ料理で、日本でいう餃子や春巻きのようなものです。

ブリック

外はサクッ、中はとろ~りで食感も楽しめて、とても美味しいです!お店によっては卵の代わりにエビやツナが入っていることもあり、バリエーション豊富です。

2. ビーフストロガノフ

お肉は柔らかくピラフも味がしっかりついており、今回の旅で一番美味しかったです!

ビーフストロガノフ

チュニジアの料理は全体的に量が多いのですが、こちらは適量でした。また食後にミントティーが出てきましたが、これはかなり甘かったです。。。

3. イノシシ肉のロースト

イノシシと聞いたら皆さんやっぱり抵抗ありますよね??

イノシシ肉のロースト

私も多少の抵抗はあったのですが、食べてみると、特有の硬さや臭みは全くなく丁寧に調理されている印象でした!中々食べる機会はないと思うので、チュニジア行った際はぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

4. シーフードマルミット

チュニジアはシーフード料理も豊富です!

シーフードマルミット

シーフードマルミットはアクアパッツァに似た料理で、アジ・エビ・イカなど様々な魚介をトマト味で煮込んだものです。とにかく具が大きいので、とても食べ応えがありました。

最後に

いかがでしたか?チュニジアの人々はとてもフレンドリーで、こんにちはと挨拶してくれたり、街を歩いているとよく「写真を撮ろう」と言われたりします(^^;)

レストランやホテルのスタッフもとても愛想が良く、不快な気持ちになることは一度もありませんでした。

今回紹介したところ以外にも見応えのある観光地がまだまだありますので、ぜひ一度チュニジアに足を運んでみてはいかがでしょうか。

>>私が参加したツアーはこちら:チュニジア世界遺産紀行8日間(阪急交通社)

関連記事

チュニジア」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『チュニジア』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingチュニジア記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

プロフィール画像

まえさん

国内・海外問わず旅行が大好きです。最近はゴルフにはまっています!

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!