フィレンツェといえばドゥオモ。行く前に知りたい基本情報と絶景写真スポットをご紹介♪

目次

はじめに

ドゥオモの写真①.jpeg

イタリアを訪れたら欠かせない街の1つ「フィレンツェ」。フィレンツェといえば、この写真。よく旅行のパンフレットで見かける方も多いのではないでしょうか?これは、フィレンツェの街のシンボルとして有名な「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」のドーム(クーポラ)です。

現地に行ったら綺麗に写真を撮りたい...!!ですよね!そこで今回は、フィレンツェ・ドゥオモ広場の必見スポットと共に写真スポットも併せてご紹介します♪

よく聞くけど、「ドゥオモ」って一体何?

そもそも「ドゥオモ」とは何かいうと、イタリア語で街の重要な大聖堂や教会のことをいいます。ちなみに英語では「カテドラル」です。そして、フィレンツェの「ドゥオモ」といえば、正式名称「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。「サンタ・マリア・デル・フィオーレ」とは「花の聖母(マリア)」という意味で、フィレンツェのシンボルとして親しまれています♪ 大聖堂は全長153m、ドームの高さはなんと100m以上もある巨大建築です。

ドゥオモ広場.jpeg

実はこのドーム(クーポラ)、当時は「建設不可能」とされていたのです。理由はいくつか考えられますが、主な理由は"重量"と"大きさ"。当時は地上で円蓋を完成させ、その後上にのせるという流れだったようですが、あまりにも巨大なため、この工法は無謀とも言えるものでした。 ...しかし!!建築家ブルネッレスキのアイデア「ドーム2重構造」により、巨大ドーム建設は実現したと言われています。この美しいドームが見られるのは、ブルネッレスキのおかげですね♪

クーポラ.jpeg

これは何の建物??~ドゥオモ周辺・基本情報~

ドゥオモは分かったけど、近くにいくつかある建物はいったい何?ということで、ドゥオモ広場の必見スポットをご紹介します。ドゥオモ周辺の見どころは3つ。どれも近くにあるので、まとめて見学しましょう♪

①ドゥオモ

先ほどお話ししたブルネッレスキのアイデアにより実現した巨大ドームが目印です。これがドゥオモの正面、「ファサード」と呼ばれています。素晴らしい装飾が一面に広がっており、思わず上を見上げて口を開けてしまうほどの迫力があります。

ファサード.jpeg

ちなみに聖堂の中にも入ることができます。ドーム(クーポラ)屋根の内側には全面に「最後の審判」のフレスコ画が広がっているので、是非お時間がある方は見学してみてくださいね♪ここは無料で中に入ることができますよ!

ドゥオモの中.jpeg

そして「もっと近くでフレスコ画を見たい!」という方は... ドーム(クーポラ)に上ってみましょう!!なんとフレスコ画を間近で見ることができるだけでなく、 クーポラ頂上まで行くと、外に出ることできるので、フィレンツェの街を一望することができます。

②ジョットの鐘楼

ジョットの鐘楼.jpeg

ドゥオモのファサードの隣にある高い建物が「ジョットの鐘楼」です。名前の通り、ジョットさんが設計したのでジョットの鐘楼です。...わかりやすいですね!

塔の高さは約85mもあり、上まで上ることができます。中の様子は、後ほど写真スポットのところでご紹介します♪

※ここで注意!※
「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」はどちらも上ることができます♪...が、どちらも400段を超える階段を自力で上る必要があるので、体力と相談して上ってみてくださいね!

<それぞれのポイント>
★クーポラ
・間近で天井画の見学ができ、さらにテラスまで上ればフィレンツェの街並みも一望可能
・階段のみ、463段

★ジョットの鐘楼
・ドゥオモを上から見下ろすことができる絶景スポット
・階段のみ、414段

③サン・ジョヴァンニ洗礼堂

ファサードの目の前に建つ八角形の建物が「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」。これは、聖ジョヴァンニに捧げるために建設されたものです。

天国の扉.jpeg
<天国の扉>

洗礼堂の天井モザイク画.jpeg

そして必見スポット2つ目。洗礼堂の中にある天井のモザイク画です。新約聖書の「最後の審判」を題材にした金のモザイク画が広がっています。ぜひ中に入って上を見上げてみてくださいね♪

中に入るには【チケット】を購入しましょう♪

チケットオフィス.jpeg
<チケットオフィス>

ドゥオモ広場の必見スポットを紹介しましたが、中に入るにはチケットの購入が必要です。以前まで(コロナウイルス拡大前)は、5か所の共通券でしたが、現在は個別のチケットに変更になっています。(2020年7月現在)

※今後変更の可能性がありますので、最新情報を確認することをおすすめします。

チケット概要

  • ジョットの鐘楼:大人15ユーロ、小人7ユーロ
  • ドゥオモ付属博物館+サン・ジョヴァンニ洗礼堂:大人10ユーロ、小人5ユーロ
  • クーポラ:大人20ユーロ、小人10ユーロ
  • 大聖堂のテラス通路:大人25ユーロ、小人10ユーロ
  • 大聖堂:入場無料 ※注意※予約は必須です。

チケット購入方法

①チケットオフィスにて購入(チケットオフィスは3か所あります)
 1.ドゥオモ南側向かいのチケットオフィス
 2.サンタレパラータ遺跡
 3.ドゥオモ付属博物館

※以前は洗礼堂の北側にもチケットオフィスがありましたが、現在は自動販売機で販売されています

②公式サイトにて購入
 公式サイト(英語)より事前購入が可能です。チケットの購入だけでなく、クーポラの予約もできます♪

>>公式サイト(英語)はこちらから

ココで写真を撮りたい!!ドゥオモ写真スポット※動画あり※

お待たせしました!!最後に美しいドゥオモを含めた綺麗な写真が撮れるスポットをご紹介します♪ こんなに素敵な建築物、現地を訪れたら綺麗に写真を撮りたいですよね!旅行のパンフレットに掲載されているような写真がご自身のカメラでも撮れちゃうんです。

それが先ほどご紹介した「ジョットの鐘楼」です!下からでも十分写真は撮れますが、ジョットの鐘楼の頂上から撮影すると、ドームを上から撮ることができます!階段が多いから...と考えてしまいがちですが、その先には絶景が待っているので、必見スポットです。

では、早速頂上を目指して上りましょう!!

頂上までの道のりはなんと、414段!!!!!! これを自力で上ります...。狭い階段なので人とすれ違うのもギリギリ。中はこんな感じです。

でもご安心ください!ところどころに休憩できる場所があるので、休み休み上りましょう♪

頂上に着くと...外に出ることができます!

ジョットの鐘楼頂上.jpeg

あんなに大きいドゥオモのドームが目線の下に!! 少しフェンスが邪魔をしますが、その間にレンズを入れて撮影すると... こんなに綺麗な写真が撮れます♪

ドゥオモの写真②.jpeg
<iPhone 11のカメラで撮影>

ジョットの鐘楼は、共通チケットで入れますので、ぜひ上まで上がってステキな写真を撮影してみてくださいね!

おわりに

いかがでしたでしょうか。

フィレンツェを訪れたならぜひ立ち寄ってほしいドゥオモ広場のスポットをご紹介しました。現在はコロナウイルスの影響でイタリア旅行は厳しい恐恐ですが、落ち着いたらぜひ訪れてみてくださいね♪

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