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フィレンツェ名物革製品購入ガイド!お土産を選ぶコツとオススメを紹介

記事投稿日:2020/05/24最終更新日:2020/05/24

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イタリア旅行における行き先の中で、人気の高い街のひとつがフィレンツェではないでしょうか。美しい街並みはもちろんのこと、街自体が小さめなので歩いて目当てのスポットまで移動しやすいことも魅力的です。

ハイブランドが並ぶ通りだけでなく、小さな路地裏の店もくまなく巡ると、思わぬところで掘り出し物に出会ってしまい、いつの間にか買い物熱に火がついてしまった、なんていうことも多々あるフィレンツェ。特にローカル感のある品物は、旅行の思い出を彩るお土産にもピッタリ。

今回ご紹介するのは、そんなフィレンツェに来たらぜひ買いたい革製品についてです。今までにも、たびこふれではいくつかフィレンツェのレザーグッズについてご紹介しましたが、今回はより大きな視点で「こういう選択肢もある」ということを説明できればと思います。

フィレンツェ旅行初心者の方にもおすすめの革製品購入ガイドとして、使えば使うほど愛着が湧く、とっておきのレザーアイテムを手にいれる方法が参考となれば幸いです。

目次

1. はじめに:どうしてフィレンツェは革製品で有名?

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<写真はイメージです。Photo by Bianca Ackermann on Unsplash

フィレンツェに限らず、トスカーナ地方全体が革製品の産地として有名です。豊かな自然の中で育った牛からとれた革はしなやかで滑らか、使い込めば使い込むほどに艶が出て美しい光沢を放ちます。もちろん、単にそれだけの理由ではありません。

トスカーナ州を流れる、広大なアルノ川の水が皮革加工の工程で必要とされる「なめし」技術に適していたということもあり、さらに長い歴史の中で職人たちの技とセンスが磨かれていったのです。

「なめし」技術というのは、そのままでは硬くなってしまう皮(加工前の原料としての皮は、こちらの漢字を使います)を革に変えるために必要な工程で、様々な手法で薬剤を使ったり燻したり、と研究が重ねられてきました。その「なめし」を行うには大量の水が必要なので、川の近くに革工場があることが多いのです。

失業率を抑える目的で1930年から開校した、伝統工芸である皮革加工技術を磨くサンタクローチェ近くにある職業訓練学校には、世界中から皮革加工の技を学ぼうという学生たちが集まってきます。

2. フィレンツェで革製品を買うならこのエリアへ

職業訓練学校のある、サンタクローチェ教会付近は現在でも革職人の工房が多く密集しています。職人の手仕事を見学しつつ、お気に入りの革製品を探したいという方にはぜひ行って欲しい場所です。

その際、革工房に限ったことではありませんが、訪問時のマナーを守りましょう。具体的には挨拶をすることと、「見せて欲しい」という意思表示は必ずするように心掛けてください。黙ってジロジロと工房の中を見て回るのは、とても失礼な行為にあたります。また、工房には刃物など危ないものもあるので、むやみにその辺にあるものを触ったりしないことにも注意しましょう。

ちなみに、先ほど触れた職業訓練学校でも見学を行っており、職人さんの出勤する平日であれば、自由に見て回ることができるのでオススメです。バッグや小物類など様々なレザーグッズも販売されているので、カラーやディティールなど希望を伝えると、理想的なものを探すお手伝いをスタッフがしてくれるかもしれません。

基本情報

名前:Scuola di cuoio Firenze
住所:Via S. Giuseppe, 5/R, 50122 Firenze FI, イタリア
公式サイト:https://leatherschool.biz/en/

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3. ️フィレンツェで革製品を買うときに知っておきたいこと

ハイブランドでない限り、多少の値引き交渉は可能です。とはいえ、あまりにも値引きを迫るのは職人さんにとっては自分の手仕事にケチをつけられているような気がして、いい気分はしないということも頭のスミに置いておきましょう。

フィレンツェは京都と姉妹都市なのですが、職人気質の方が多く、手仕事に誇りを持っている点でもどこか似た雰囲気を持っていると考えられないでしょうか。 そのため、値引きをしてほしい時にも、いかに自分がその商品に惚れ込んでいるか、ということが伝えられれば、何も言わずとも値引きしてくれることも。大切なのは、値引きそのものではなくコミュニケーションと言えるかもしれません。

お店の中には半額コーナーなどが設けられていることもありますが、なぜ半額なのかも確認しておきましょう。キズがあるから、出来栄えがイマイチだから、など理由を聞いて納得した上で購入することが重要です。

また、デパートなどで買うことができる量産品とは違うので、一つ一つに少しずつ風合いの違いが発生することも理解しましょう。アルノ川沿いには、多くのレザーグッズを扱うお店があるので、お散歩気分でショッピングを楽しむことができますよ。

4. フィレンツェで革製品を安く買うには?

この項目では、なるべく手頃な革製品が欲しい方向けの情報をご紹介しましょう。 先ほど触れたように、お店や工房の中にディスカウントコーナーが設けられている場合もありますが、フィレンツェの郊外にあるアウトレットモールでお得な革製品が売られている場合もあります。

郊外まで行くのはちょっとしんどいかな、という方にはセール時期をオススメ。定期的に夏と冬の年二回行われるサルディ(イタリアにおけるセール)の時期は有名ブランドだけでなく、街の工房の製品もセール対象になることがあります。

街を歩いてサルディの表示を見つけたら、チャンスですよ!

5. 革製品初心者にオススメのフィレンツェ土産

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<写真はイメージです。Photo by Charles Deluvio on Unsplash

革製品初心者の方へ断然オススメしたいのは、カードケースです。伝統的な技法を用いて、ツルッとした質感がなんとも言えず優雅。貼り合わせて作っているので、縫い目がないのもこのスタイルのカードケースの特徴です。他には葉巻ケースやペンケースなどもありますが、使う頻度も目に触れる機会も高めのカードケースは、他の人とは違うスペシャル感も演出してくれます。

また、ころんとした丸い形のコインケースも使いやすいと評判ですので、家族や友達へのお土産にもオススメです。イニシャルやポイントになる図柄を刻印してくれる工房もあるので、刻印のオプションがないかを聞いてみましょう。

6. 革製品中級者にオススメのフィレンツェ土産

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<写真はイメージです。Photo by Asiya Kiev on Unsplash

革製品の扱い方を知っており、もう少し大きめのアイテムが欲しいという方には、次の2つがフィレンツェ土産にぴったりです。

ベルト

自分にピッタリのサイズにカットして、穴開けまでしてもらえるベルトも自分へのお土産にオススメです。素材、色、バックルも好きなように選べるので、思い入れの深いアイテムになること間違いなし。

特に、カラーベルトはオーダーしないとなかなか市販では思い通りのものを見かけないため、着こなしのポイントになるようなカラーベルトは何本か色違いで欲しくなるかもしれませんね。

バッグ

既存のデザインからバッグを買うことはもちろん、フィレンツェには好きなデザインでバッグのフルオーダーができる「CELLERINI(チェレリーニ)」というお店もあります。 たとえば、ベーシックなデザインに内ポケットをたくさん付けたい、ですとか外ポケットを付けたい、ショルダーベルトを付けたい、といった細かいオーダーをすることが可能です。

持ち手の長さを変えるなど、かなり細かい要望にも応えてくれるのはオーダーならではのお楽しみですね。公式Webサイトから、事前にメールでコンタクトをとることができるので、どんなデザインにしようか迷っている方も準備ができて安心です。

>>>>CELLERINI(チェレリーニ)公式サイトはこちら

7. 革製品上級者にオススメのフィレンツェ土産

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<写真はイメージです。Photo by Jason Briscoe on Unsplash

様々な革製品に触れた方にとって、憧れとなるのは大型の革製品や一品ものではないでしょうか。この項目では、イタリアンレザーの魅力に惹かれた方におすすめしたいフィレンツェ土産をご紹介します。

ビスポークシューズ

イタリアファッションが好きな人にとって、フィレンツェでする靴のオーダーは一生忘れることができない体験になると思います。木型をとって、仮縫いをして、という工程を経て完成するビスポークシューズは、まさに世界に一つだけのアイテム。

フィレンツェには有名な工房がいくつかあり、お値段も高級なものになると30万円前後から。もちろん、選ぶ素材によっても価格に幅があります。お土産としては大きな買い物になりますが、プライスレスな体験となることうけあいです。

レザージャケット

すっかりファッションアイテムとして定着したライダースジャケットも、フィレンツェにはたくさんの選択肢があります。スタイリッシュなものから本気のライダー仕様まで、バリエーションも豊富。 選ぶときのポイントは少しピッタリ目のサイズを選ぶこと。イタリアンレザーは柔らかくなりやすいので、だんだん体に馴染んできます。

好みにもよりますが、フィット感のあるものを選んだ方が後々のことを考えるとオススメです。値段も日本で購入するよりお得感がありますよ。

番外編:フィレンツェの革をイメージしたフレグランスもある

最後にご紹介するのは、かなり変わったお土産のアイデアです。トスカーナの革製品は、スモーキーで落ち着いた香りがするのが特徴。そんな革製品をイメージしたフレグランスも存在するので、空港の免税店やショップなどで見かけたら試してみてください。

ブランド名と商品名は、TOM FORD 「TUSCAN LEATHER」です。温かみと深みを感じる、大人向けの香りで、革工房に入った瞬間の空気感が甦りそうですね。

>>>TOM FORDオンラインストアはこちら

長年に渡り高品質な革製品を生み出してきたトスカーナ。この地域に含まれる人気都市フィレンツェで、みなさんもとっておきのアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

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記事投稿日:2020/05/24最終更新日:2020/05/24

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