絶景!長崎県の島旅その2。古代から交易外交の先進都市で有った壱岐の島

壱岐

コロナウイルスが収束したら行きたい、とっておきの長崎の離島旅をご案内します。

長崎に住んで11年、私がとても良かったと思う観光地やグルメをご紹介いたします。今回ご紹介するのは「壱岐」です。

目次

壱岐の島へのアクセス

福岡からジェットフォイルで約1時間、玄界灘に浮かぶ壱岐の島(いきのしま)。ここも対馬とならび福岡からアクセスが良く近いことから福岡県と思われがちですが、長崎県です。

>>壱岐の島について詳しくはこちらから(壱岐市観光連盟)

前回ご紹介した、対馬の後に行きましたので対馬厳原港から芦辺港までジェットフォイルで約80分、壱岐の島へ到着。

>>前回ご紹介した対馬の記事:絶景!長崎県の島旅その1。国境に接する歴史深い対馬

ジェットフォイル

ちなみに壱岐の島には空港もあります。

長崎空港から一日2便ORC(オリエンタルエアブリッジ)が運航しています(通常期)。

>>ORCオリエンタルエアブリッジ公式サイトはこちらから

港

壱岐の島の魅力的な観光地をご紹介

壱岐の島の観光地その1. 左京鼻

壱岐の島についてまず最初に訪れたのが"左京鼻"。壱岐の島の東突端にある景勝地で、1kmも続く断崖絶壁が見事な観光地です。海も青く澄んでいて天気が良ければ島随一の絶景が楽しめます。

左京鼻

左京鼻

壱岐の島の観光地その2. はらほげ地蔵

つづいて壱岐といえばという観光地"はらほげ地蔵"。壱岐の島は特産品のうに等から想像される通り海女さんの多い島です。海女の里として知られている八幡浦の海中に祀られている6体のお地蔵さん。

遭難した海女さんや鯨の供養のため祀られていると言われています。

はらほげ地蔵

壱岐の島の観光地その3. 小島神社

壱岐のモンサンミッシェルと称される "小島神社"。干潮時の前後、数時間だけ参道が現れて参拝できるというパワースポットです。

小島神社

壱岐の島の観光地その4. 猿岩

そっぽを向いた猿の様に見える"猿岩"。高さ45mもあります。夕暮れ時には岩越に見える鮮やかな夕日が絶景のスポットです。

猿岩

猿岩

壱岐の島の観光地その5. 黒崎砲台跡

猿岩のすぐ近くにある"黒崎砲台跡"。昭和初期、対馬海峡を通過する戦艦を攻撃する目的で設置されたといわれています。

黒崎砲台跡

古代から海外の交易で栄えた壱岐の島の歴史が解る一支国博物館

壱岐の島は弥生時代に"一支国"と呼ばれ中国の歴史書"魏志倭人伝"にも出てくる古代から栄えていた島です。その歴史を詳しく紹介しているのがこの一支国博物館です。

一支国博物館

大陸や朝鮮半島と日本本土の架け橋として重要な役割を果たした一支国。この古代船によって大陸との交易を古代からしていたと伝えられています。

先日ご紹介した対馬の方が大陸により近く、中継地としての交易は発展しそうですが、対馬は山林が約9割を占め、良質な平地が少ないことからこちら壱岐の島の方が先に発展した・・・と言われています。

壱岐の島と合わせて対馬も旅をすると、よりこの島の歴史を感じられると思います。

一支国博物館

こちらは弥生時代の暮らしを模したジオラマ。島内では原の辻遺跡をはじめ、点在する遺跡や古墳から多くの出土した土器や石器等が展示されています。

弥生時代 ジオラマ

展望台から見た原の辻遺跡の眺め。高いところから見ると、壱岐の方が良質な平地が多く、全てが人力で開拓するしかなかった古代人がこちらに国を構えて交易していたことが何となくわかる気がしました。

一支国博物館

最後に

壱岐の島は対馬に比べると面積が小さな島なので移動の時間も短くできますが、見どころが多く、今回ご紹介できなかった温泉や海の綺麗な海水浴場、古墳等が有ります。

行ってみて"こんなに小さな島なのに二千年以上の歴史が有る!"とロマンを感じました。

グルメも特産のうにや壱岐牛など美味しいものがたくさん有ります。

新型コロナウイルスが収束したらまた、この綺麗な海を見に壱岐の島へ訪れてみたいものです。

▼絶景!長崎県の島旅シリーズ

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