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【新型コロナウイルス】日本航空社員にインタビュー!在宅勤務事情!
現在世界中で猛威をふるう「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」。各業界に影響を及ぼしていて、日本のみならず世界中で情勢がひっ迫しています。
日本では先日、全国に緊急事態宣言が発令されましたが、これによりさらに多くの方が外出自粛要請の対象となり、在宅勤務の方も増えたのではないでしょうか?
今回は、実際に在宅勤務を導入している日本航空さんがインタビューに協力してくださったので、航空会社の現在の状況やお仕事内容などをみなさんにお伝えできればと思います!
目次
- Q1. 自己紹介をお願いします
- Q2. 勤務形態などに変化は?
- Q3. 在宅勤務中に心がけていることは?
- Q4. 簡単なストレッチを教えてください
- Q5. 在宅勤務となることで仕事に支障が出ませんか?
- Q6. 現在の業務内容は?
- Q7. 読者の皆さんに一言お願いします
Q1:まずは自己紹介をお願いします。
A1:私は名古屋市内に住む、日本航空の営業マンです。
今回は、普段なかなかお仕事事情が想像しづらい航空会社の営業マンが現在どのように過ごしているのか、とある1日の様子をお伝えしたいと思います。
Q2:今回の新型コロナウイルスの打撃を直に受けている業種の1つが航空業界だと思いますが、具体的に勤務形態などに変化はありましたか?
A2:はい、現在、中部国際空港セントレア発着のJAL便は、国際線が5月末まで全ての便が運休となっており、国内線も大幅な減便が決まっております。不要不急の外出が制限されたこともあり、JALグループでは2月末より原則在宅勤務の指示が出ています。
<新型コロナウイルスの影響により、閑散とする中部国際空港 国際線チェックインカウンター(2020年4月23日撮影)>
<いつもなら航空機の見学等でにぎわう4階展望デッキも、現在封鎖されています。レストランを含む10%程の商業施設しか営業していません(2020年4月23日撮影)>
Q3:2月下旬からというと在宅勤務が始まって早2か月が経ちますが、何か日々心がけていることはありますか?
A3:私が在宅勤務中に心がけていることは2つあります。
まず1つ目は、生活リズムを変えないことです。
在宅勤務でも通常の勤務と同じ時間帯で業務を行っています。朝は通常の勤務と同じように始業時間までに朝食を摂り、身支度を整えて仕事モードに切り替えるようにしています。
そして2つ目は、リフレッシュを必ず取り入れることです。
私は大学生まで部活に励んでいたため、自宅で行える簡単なトレーニングや体をほぐすためのストレッチ等の知識が多少ありますので、業務の合間を見計らって実践したりしています。
<在宅勤務の様子>
Q4:なるほど、ストレッチですか!何か簡単なものがあればぜひ教えてください!
A4:ではチューブを使用したストレッチをご紹介します(チューブの代わりにタオル等でも代用できます)。
- 1. 両足を肩幅に広げ、チューブを下の写真のように両手で持ちます。
- 2. 大きく左右に振ったり、タオルを後ろ側に持ち、肩や肩甲骨周りを動かしたり、伸びをしたり、ただそれだけです!
写真にもあるように、実は私の自宅は、業務に適している机や椅子がなく、在宅勤務中はソファーに座ってパソコン操作を行っています。ただ、この状況ですと前傾姿勢になり首や肩、背中に張りを感じるようになりました。
そういった時に、チューブを使用し体を伸ばすことで姿勢を整えることができ、前傾姿勢となった悪い姿勢を戻すことが出来るので、このストレッチはとてもおすすめです。
長時間同じ姿勢でいることは体に大きな負担を与えてしまうので、在宅勤務中でも良好な体調をキープするためにも、時々リフレッシュを行うことがやっぱり大切ですね。
Q5:なるほど!ありがとうございます。では次はお仕事についてお伺いします。在宅だとネット環境や社内での連携などが、会社へ出勤していた時と比べ難しくなるかと思いますが、仕事に支障はありませんか?
A5:自宅で使用する会社用のパソコンはオフィスにいる時と同じ環境が整っており、業務に支障が出ないようシステム担当者が管理・整備を行っております。そのため、自宅でも不自由なく業務を行うことが出来ます。
また、これまでは社内会議を行う際はface to face(対面)で行われていましたが、現在はテレビ会議を使用することでどこからでも会議に参加できる環境が担保され、これまでと違うコミュニケーションを取ることが出来るようになりました。
先日安倍首相が、今年のGWは「オンライン帰省」をしていただくよう呼びかけていましたが、今回の出来事をきっかけに、弊社でもオンライン化が更に加速していきそうな雰囲気ですね。
(もちろん営業マンとしてはお客さまや企業の方とは、直接お会いしてお仕事を引き続きしていきたいものですが...)
Q6:実際、現在どのようなお仕事をされているのでしょうか?
A6:少し具体的な業務内容をお伝えしますと、コロナウイルスの影響によってフライトが減便や運休となった際に、その情報を速やかに旅行会社様に発信し、その旅行会社様でお手配をされているお客さまがいらっしゃれば、振替等の対応を行います。
またこのような状況が終息し、皆さまが心置きなく旅行が出来る環境に戻った際に、すぐに旅行をご提供できる準備を、旅行会社の方と一緒になってお話を進めていたりします。
<大幅な減便により、日中でも閑散とする中部国際空港セントレア 国内線チェックインカウンター(2020年4月23日撮影)>
Q7:私も旅行が大好きなので、1日でも早くコロナウイルスが終息して、また友人や家族と旅行に行ける日が来ることを切に祈っています!!では、最後に読者のみなさんへ一言お願いします。
A7:現在、新型コロナウイルスの影響により不要不急の外出自粛が続いております。お休みの日も自宅で退屈な時間を過ごされているかもしれませんが、今は我慢の時期です。必ず今まで通りの生活が戻ってきますので、それまでは皆さまで"Stay Home"を一緒に頑張りましょう!
先にもお伝えしましたが、航空会社や旅行会社を含む観光業は現在厳しい状況にありますが、お互い協力して魅力ある旅行商品の造成に取り組んでいます。旅行が出来る環境に戻った際、素晴らしい旅行を提供出来るよう準備をしておりますので、もう少しの期間お待ちください。必ず皆さまの元へ、魅力ある旅行商品をお届けします!!
日本航空さん、本日はインタビューにお答えいただきありがとうございました!
関連記事:新型コロナウイルスに対する空港や航空会社の対応および、中部国際空港セントレアに関する記事は下記よりご覧ください
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MoriMori
- 関西出身、名古屋在住の旅好き女子。おいしいものには目がありません。名前の通り、各地の魅力をもりもりお伝えできればと思います♪