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新型コロナウイルスに対する各航空会社の対応まとめ28社分(2020年3月17日現在)

記事投稿日:2020/03/18最終更新日:2020/04/14

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たびこふれ編集部のnishiurashiです。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)。一向に収束する気配を見せず、むしろ世界各国で日に日に感染が広がってしまっています。

ついには先日、WHO(世界保健機関)が世界的な流行を意味する「パンデミック」であると表明し、その影響はとどまる所を知りません。

アメリカのトランプ大統領も、2020年3月13日午前0時から30日間、ヨーロッパの26か国に対して、アメリカへの渡航を停止することを発表していますし(その後、2020年3月16日からはイギリスとアイルランドも入国制限の対象となりました)、トランプ大統領個人の意見ではありますが「東京オリンピックは1年間延期した方がよいかもしれない」とも述べています。

私が勤める、"サラリーマンの聖地"と呼ばれる東京の新橋も、いつもなら仕事終わりの飲食店はどこも大賑わいなのに対し、今ではかなりの空席が目立ち、街を歩く人の数もかなり減っているなど、日本経済にも大きなダメージを与えています。

一体いつになったら終わるのか、、、終わりが見えないことで、経済的にも、体力的にも、精神的にも、皆さん多くの不安や疲労が募っていることかと思います。

しかしながら、こんな状況だからこそ、今だから出来ることを、前向きに、柔軟に、想像力をもって、みんなで、個々で、取り組んでいけたらと考えています。

私たち旅行情報メディアに出来ることとしては、まず、正しい情報を伝えること。

今回は、大打撃を受けている業種のひとつである「航空業界」について、今、新型コロナウイルスにどう対応しているのか、各社の状況をまとめてお伝えしたいと思います。いずれも、各社の公式サイトからの情報です。

各社とも、新型コロナウイルスに対して様々な取り組みを行っていますが、共通した内容としては、

  • 機内の空気循環(およそ2~3分で機内の空気がすべて入れ替わる)
  • 機内で循環する空気を清潔に保つための高性能空気フィルターを装備
  • 機内のアルコール消毒
  • 客室乗務員のマスク・手袋の着用

などです。

こうした取り組みにより、新型コロナウイルスの感染リスクをゼロにすることは出来ませんが、少なくとも感染する可能性は軽減できていると思いますので、乗客としては気持ちが少し安心するのではないかと思います。

また、現在お持ちの航空券についても、手数料なしで変更や払い戻しが出来るところがほとんどですので、詳しくは各社の公式サイトをご覧ください(航空券の取り扱いについても、各社のリンクをまとめております)。

※本記事は、新型コロナウイルスに対して、飛行機の機内環境が安全であると保障するものではありません。以下は、日本の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が2020年3月9日に発表した「新型コロナウイルス感染症対策の見解」の中にある「6. みなさまにお願いしたいこと」からの引用です。

これまで集団感染が確認された場に共通するのは、

  • ① 換気の悪い密閉空間であった
  • ② 多くの人が密集していた
  • ③ 近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた

という3つの条件が同時に重なった場です。こうした場ではより多くの人が感染していたと考えられます。そのため、市民のみなさまは、これらの3つの条件ができるだけ同時に揃う場所や場面を予測し、避ける行動をとってください。

ただし、こうした行動によって、どの程度の感染拡大リスクが減少するかについては、今のところ十分な科学的根拠はありませんが、換気のよくない場所や人が密集する場所は、感染を拡大させていることから、明確な基準に関する科学的根拠が得られる前であっても、事前の警戒として対策をとっていただきたいと考えています。

【引用元】新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の見解」(厚生労働省)

※本記事に記載の航空会社は、新型コロナウイルスに関する情報発信を日本語で行っている航空会社を中心に選定しています。本記事に記載のない航空会社でも、英語などの他言語にて新型コロナウイルスに関する情報発信を行っていますので、各自でご確認をお願いいたします。

※航空会社ごとに発信する情報が異なっておりますが、本記事では、以下の項目を中心に記載しています。

  • 機内の客室消毒について
  • 機内の空気の清潔性(空気循環)について
  • 客室乗務員のマスク・手袋の着用について
  • 航空券の取り扱いについて

▼関連記事:新型コロナウイルスに対するJR各社の対応もまとめましたので、併せてご覧ください。
新型コロナウイルスに対するJR各社(新幹線など)の対応まとめ(2020年3月18日現在)

目次

1. JAL(日本航空)

機内の客室消毒について

日本到着後の夜間整備において、テーブル、ひじかけ、座席テレビ画面やコントローラーなどの座席周り、トイレのドアノブや蛇口ハンドルなどお客さまの手が触れる部分を、アルコールを用いて消毒しております。(機材繰りにより実施できない場合があります)

対象路線:日本-北京、大連、天津、上海(虹橋・浦東)、広州、香港、ソウル、釜山線

機内の空気の清潔性について

機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れ機内で循環させ、その後、機外へ排出することにより、概ね2〜3分ですべて入れ替わる仕組みになっています。またJALグループで運航するすべてのジェット機には、機内で循環する空気を清潔に保つための高性能空気フィルター(※)を装備しております。

(※)High-Efficiency Particulate Air (HEPA) Filter 、0.3μmのサイズの粒子に関して99.97%以上の粒子を捕集

客室乗務員のマスク・手袋の着用

お客さまに安心してサービスを受けていただくため、国内線・国際線の全路線で客室乗務員はマスクを着用しています。

加えて、お食事・お飲物のサービス時などに手袋を着用させていただきます。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(JAL公式サイト):

2. ANA(全日空)

機内の客室消毒について

お客様に安心してご利用いただくために、日本到着後の夜間機内清掃において、テーブル、肘掛け、座席テレビ画面やコントローラー等の座席周り、トイレのドアノブ等、お客様の手が触れる部分に対し、アルコールを用いた消毒を実施しております(機材繰り等により実施できない場合があります)。

対象路線:瀋陽、北京、大連、青島、武漢、成都、上海(虹橋、浦東)、杭州、厦門、広州、香港、ソウル(金浦)⇒日本線

機内の空気循環について

ANAは全機種の空調システムに最新のフィルター(*)を装着しています。

同フィルターで浄化した空気と機外から取り入れた空気を客室内に供給し、その後機外へ排出することにより約3分で機内の全空気が入れ替わるよう設計されております。

詳しくは、機内の空気循環についてをご覧ください。

(*)High-Efficiency Particulate Air (HEPA) Filter :0.3ミクロンの粒子を99.97%以上捕集できる高性能フィルター

客室乗務員のマスク・手袋の着用

お客様に安心してサービスをご利用いただくため、国内線・国際線において、客室乗務員はマスクを着用させていただきます。

加えて、お食事・お飲物のサービス時等に手袋を着用させていただきます。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ANA公式サイト):

3. スカイマーク

機内の空調について

機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れ機内で循環させ、その後機外に空気を排出させることで入れ替わる仕組みになっています。

また、スカイマークが運航するすべての航空機には、機内で循環する空気を清潔に保つための高性能空気フィルター(High-Efficiency Particulate Air (HEPA) Filter)を装備しております。

客室乗務員のマスク・手袋着用

機内でお客様に安心してサービスを受けていただくため、客室乗務員はマスクや手袋を着用する場合がございます。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(スカイマーク公式サイト):

4. スターフライヤー

機内の空気の清潔性について

機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れ機内で循環させ、その後、機外へ排出することにより、概ね2〜3分ですべて入れ替わる仕組みになっています。

またスターフライヤーで運航するすべてのジェット機には、機内で循環する空気を清潔に保つための高性能空気フィルター(※)を装備しております。

(※)High-Efficiency Particulate Air (HEPA) Filter 、0.3μmのサイズの粒子に関して99.97%以上の粒子を捕集

客室乗務員のマスク着用・手袋の着用(国内線・国際線)

お客様にご安心いただくため、国内線・国際線において、客室乗務員はマスクを着用させていただきます。お飲物・お食事のサービス時等に手袋を着用させていただきます。

  • 対象路線:国内線・国際線の全路線
  • 期間:当面の間

航空券の取り扱いについて

▼引用元(スターフライヤー公式サイト):

5. ピーチ

機内の客室消毒について

お客様に安心してご利用いただくために、日本到着後の機内清掃において、テーブル、肘掛け等の座席周り、トイレのドアノブ等、お客様の手が触れる部分に対し、アルコールを用いた消毒を実施しております(機材繰り等により実施できない場合があります)。

対象路線:仁川国際空港─関西国際空港線

機内の空気循環および清潔性について

Peachでは全ての航空機の空調システムに最新のフィルター(*)を装着しています。

このフィルターで浄化した空気と機外から取り入れた新しい空気を客室内に供給し、その後機外へ排出することにより約3分で機内の全ての空気が入れ替わる仕組みになっています。

(*)High-Efficiency Particulate Air (HEPA) Filter :0.3ミクロンの粒子を99.97%以上捕集できる高性能フィルター

客室乗務員のマスクや手袋の着用

お客さまに安心してサービスを受けていただくため、乗務する客室乗務員はマスクや手袋を着用しています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ピーチ公式サイト):

6. ジェットスター

機内の客室消毒について

お客さまに安心してご利用いただくために、機材の夜間整備中に、テーブル、窓、ひじかけ、座席周り、頭上のロッカー、トイレのドアノブや蛇口ハンドルなどお客さまの手が触れる部分を、指定のアルコール消毒液を用いて除菌・殺菌しております。(機材繰りにより実施できない場合もございます)

機内の空気の清浄性について

機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れ機内で循環させ、その後、機外へと排出する 構造となっており、概ね 2~3 分で全て入れ替わります。またジェットスター・ジャパンが運航する 全ての A320 型機には、医療機関などで使用される高性能空気フィルター(HEPA フィルター)を 搭載しているため、0.3μm のサイズの粒子を 99.97%以上捕集することができ循環される空気は 高い清浄性を維持しています。

客室乗務員のマスクおよび手袋の着用

お客さまに安心してサービスを受けていただくため、キャビンクルーは国内線・国際線の全路線でマスクおよび手袋を着用しております。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ジェットスター公式サイト):

7. 大韓航空

航空機内の消毒および殺菌作業を強化

すべての航空機の定期消毒サイクルを週1回に短縮して実施し、特にアメリカ方面行きおよび中国、イタリアから到着する航空機は、毎日機内で噴霧消毒を行います。感染が疑われる患者が発生した場合、その航空機は隔離して定められた手順により徹底的に消毒した後に、以降の便に投入しています。

空気循環システムを装備

航空機は高度な技術の空気循環システムを装備しており、ヘパフィルター(HEPA Filter)などのろ過装置を通して定期的に空気を循環しています。つまり、運航中のエンジンを通じて新しい空気が流入し、内部の空気は航空機の外部に排出されるという一連の過程を経て、機内は2〜3分ごとに換気されています。

したがって、空気の循環上、機内でのウイルスの感染力は低いといえます。

空港および航空機に感染予防用品を配置

乗組員を含め、お客様と接点をもつ現場の従業員の安全のために機内および空港に感染予防用品(マスク、手の消毒剤など)を備えています。機内で感染が疑われる患者が発生した場合に周囲のお客様に提供できるマスクおよび患者のお客様の面倒をみる乗員用保護具も別途搭載します。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(大韓航空公式サイト):

8. アシアナ航空

新型コロナウイルスに対応する安全な機内環境について

航空券の取り扱いについて

▼引用元(アシアナ航空公式サイト):

9. キャセイパシフィック航空

客室を清潔に保つために

客室内の清掃は、弊社が運航する全ての便において、香港の保健当局が定める基準およびキャセイパシフィックグループが定める独自の厳格な基準によりなされております。これには、個人モニターのスクリーン、食事用テーブル、乳児用バシネットのテーブル、座席周りの肘掛けなど、数多くの備品の表面も含まれます。航空機の清掃および消毒は、IATAおよびWHOが推奨する製品を使用して行われ、就航各都市の保健当局が発布したすべての要件を満たしています。万が一コロナウイルス感染の確定症例が確認された場合、追加のディープクリーニングと消毒を実施します。

空気の清浄

弊社の航空機には、高規格のHEPAろ過フィルターが装備されており、空気の99.999%のほこり粒子と、ウイルスやバクテリアなどの不純物をろ過できます。 このHEPAフィルターは、病院の手術室や工業用のクリーンルームで空気を清潔に保つために使用されるものと同等のレベルです

航空券の取り扱いについて

▼引用元(キャセイパシフィック航空公式サイト):

10. チャイナエアライン

▼チャイナエアライン公式サイト:

11. エバー航空

エバー航空における新型コロナウィルス感染予防対策(機内の空気の質)

エバー航空は保有する全ての機材に機内の空気の質を確保するに十分な高性能空気清浄フィルター(HEPA)を装備しています。

エバー航空における新型コロナウィルス感染予防対策(客室乗務員)

エバー航空では台湾と武漢を結ぶ路線の運航はしておりませんが、新型コロナウィルス感染予防対策を実施しています。中国大陸、香港、マカオなどの感染リスクが高いとされる地域の路線においては、

乗務員全員がマスクを着用し、機内食トレーの回収時には手袋の着用をするなど感染予防対策を徹底しています。

また、その他路線においても、機内でウィルス感染の疑いがある乗客を認めた場合、乗務員は感染予防対策としてのマスクの着用と徹底した手洗いを実施します。

エバー航空は全便にN95マスクおよび一般医療用マスクを搭載しています。 新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、中国大陸、香港、マカオ発着便へのマスク搭載数を増やしています。

▼引用元(エバー航空公式サイト):

12. ベトナム航空

全航空機に搭載されるHEPAフィルターについて

機内の空気の質と衛生状態を確保するため、航空機製造業者のボーイングとエアバス社は、ベトナム航空の全航空機にHEPA(高効率微粒子空気)フィルターを装備しています。これにより、機内のバクテリア、ウイルスとともに機内感染のリスクを軽減できます。

HEPA フィルターは、ほこり、花粉、ヒト皮膚細胞、細菌、ウイルスなどの粒子を、最小 0.001 マイクロメートルで最大99.99%除去します。国際航空運送協会(IATA)によると、航空機に装備された HEPA フィルターは手術室の空気濾過システムと同様に作動するとし、航空機内の空気中の不純物によって病気になる可能性は、他の閉ざされた空間よりもはるかに低いとしています。

世界保健機関(WHO)も、民間航空機に HEPA フィルターを設置することで、機内の微生物の拡散を最小限に抑えることができると主張しています。また、客室内の空気は 3 分ごとに連続的に更新され、上から下に向かって客室内に垂直に流入し、水平に循環するように設計されており、客室内での汚染物質の拡散防止に貢献しています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ベトナム航空公式サイト):

13. フィリピン航空

機内クリーニングの徹底

全ての発着便において、座席のテーブルや窓、機内エンターテイメントタッチパネル、座席周りなどお客様の手が触れる部分を重点的にクリーニングするよう担当会社へ委託しています。感染リスクが高いエリアへのフライト(退避の為の中国本土への帰国チャーター便など)に使用した際には飛行機が拠点空港へ戻った後、クリーニング体制を強化し、厳重なプロセスで機内を清掃しています。

機内換気と空気清浄エアフィルター

全ての飛行機には空気循環システムとHEPAフィルター(高性能空気フィルタ)が装備されており、定期的な機内換気とフィルターによりコロナウィルスからお客様への感染を防ぎます。これにより装備がない公共の空間より安全な室内環境を整えることができます。

機内での感染予防

状況を鑑み、客室乗務員はマスクを着用する場合があります。また、お客様のリクエストに応じてマスクをご用意しております。(ただしマスクの数には限りがございますゆえ、お客様ご自身のマスクをご用意いただきますようご協力をお願い申し上げます。)また、機内冊子の廃止や機内サービスの変更など状況に応じて対応しています。客室乗務員は万が一に備え、対応手順を想定した知識・設備を備えています。

▼引用元(フィリピン航空公式サイト):

14. タイ国際航空

機内の消毒について

機内清掃時に、座席、テーブル、肘掛け、座席テレビ画面やコントローラー等の座席周り、トイレのドアノブ等、アルコール消毒を実施しております。

機内の空気清浄について

弊社では機内の空調システムに最新のフィルターを装着し、常時空気清浄を行っています。

客室乗務員について

客室乗務員はマスクを着用させていただいております。また、お食事・お飲物のサービス時にも手袋を着用させていただいております。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(タイ国際航空公式サイト):

15. シンガポール航空

▼シンガポール航空公式サイト:

16. ガルーダ・インドネシア航空

▼ガルーダ・インドネシア航空公式サイト:

17. カンタス航空

安全なご旅行のために

高い清掃基準の導入および医療用レベルの空気ろ過システムの設置により、機内でウイルスに感染する可能性は低いと考えられています。今回のコロナウイルスの流行では、機内での伝染は認められていません。米国疾病予防管理センターは、「機内の空気環境はほとんどの感染症のまん延の要因とはなりません」と述べています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(カンタス航空公式サイト):

18. ニュージーランド航空

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ニュージーランド航空公式サイト):

19. エールフランス航空

出発前整備

  • カーペット、座席周りの清掃を徹底して実施
  • お客様の手が触れる部分(テーブル, 肘掛け、座席モニター, コントローラー, トイレ等)を、指定された除菌剤で消毒することを徹底
  • ブランケットはビニールで個包装したものを配布
  • 新型コロナウイルス肺炎の発生が報告されて以来、短距離および中距離線では、枕のサービスを中止し、長距離線では、通常の洗浄工程に加え、指定された除菌スプレーを用いて消毒を実施

機内換気のご案内

エールフランス航空では、機内で循環する空気を清潔に保つため、全機材にHEPA(High Efficiency Particulate Air=高性能空気)フィルターを装備した空気循環システムを採用しています。コロナウィルスの粒子は0.08‐0.16μメーターですが、病院の手術室などにも装備されているHEPAフィルターは、粒子の大きさが0.01 μメーターのウィルスも除去できる集塵能力があります。なお、換気システムは1時間に20回以上、機外から新しい空気を取り入れ機外へ排出しており、地上屋内施設よりも空気の循環頻度が多く保たれています。

客室乗務員による衛生用品の携帯

客室乗務員には、以下の衛生用品を支給しています。

  • 除菌用ウェットティッシュ
  • ビニール手袋
  • 除菌スプレー
  • マスク
  • 清掃キット (手袋 + 除菌ワイパー)

航空券の取り扱いについて

▼引用元(エールフランス航空公式サイト):

20. KLMオランダ航空

機内清掃について

KLMオランダ航空では、機内清掃基準を厳しく定めております。

現在、清掃行程の更なる強化に努め、清掃員は作業中は常時ビニール手袋を着用の上、消毒剤の適切な使用により衛生管理を徹底して行っております。

機内換気のご案内

KLMオランダ航空では、機内で循環する空気を清潔に保つため、全機材に空気浄化フィルターを装備した換気システムを採用しております。現在使用されている装備は、コロナウィルスも除去できる集塵能力があることが実証されています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(KLMオランダ航空公式サイト):

21. エティハド航空

機内の清掃

エティハド航空では、洗面所、調理室、および航空機の他の場所に加えて、座席、アームレスト、トレイテーブル、ビデオスクリーンとコントロールユニット、窓と窓の日陰、壁、オーバーヘッドロッカー、ロッカードアなど、お客様が触れることのあるすべて場所も清掃しています。

航空機材がアブダビに到着すると、エティハド航空は洗浄剤 Bacoban (バコバン) を使用します。Bacoban は、新型コロナウイルスやその他の不純物を破壊し、効果は 10日間有効です。感染したお客様が搭乗した場合にも表面を汚染から保護します。

空気の状態

エティハド航空のすべての機材を含む最新の航空機には、病院の手術室で使用されるものと同様の品質のキャビン空気ろ過システムが飛行中装備されています。

狭い空間では、周囲の人から病気に感染するリスクがあります。

しかしながら、高性能粒子捕捉器 (HEPA) フィルターを搭載している航空機ではこのリスクが低いと見なされます。HEPA フィルターは、空気中の浮遊微生物の99%以上を効果的に捕獲します。

さらに、機内の空気は継続的に循環し、1 時間あたり最大 30 回の空気が入れ替えられていると想定されています。

このようにエティハド航空は、各目的地に到着後、すべての航空機材に最新の空気洗浄プロセスを実践しています。これは新型コロナウイルスの発生以前から既に実施されています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(エティハド航空公式サイト):

22. エミレーツ航空

航空券の取り扱いについて

▼引用元(エミレーツ航空公式サイト):

23. アメリカン航空

航空券の取り扱いについて

▼引用元(アメリカン航空公式サイト):

24. デルタ航空

一にも清掃、二にも清掃

機材 - デルタ航空は通常の清掃プログラムを強化するとともに、太平洋横断路線の機内を消毒するために、食品業界で多く使用されている消毒剤散布プロセスを追加しました。太平洋横断路線のフライトが到着すると、最初の清掃の後に、トレーテーブルを下げ、座席上の収納棚と化粧室の扉を開けた状態で消毒剤散布作業を行います。座席背面のエンターテイメント用タッチスクリーンは、殺菌シートで念入りに清掃されます。ここで、デルタ航空が実施する清掃および消毒の手順の詳細をご確認ください。

機内の空気も清潔に

デルタ航空の機材は、HEPAフィルターを使った最先端の空気循環システム、もしくは機外から新鮮な空気を取り込み客室の空気と入れ替えるシステムを導入しています。HEPA空気フィルターは、コロナウイルスを含む最小のウイルスさえ99.999%以上除去できます。

従業員は確実な情報と十分な備品で対応

備品 - 直接お客様と接触する従業員に消毒用ハンドジェル、手袋、その他の保護具を支給するとともに、病気のお客様および病気のお客様と密接に接触する介護人、客室乗務員、パイロットにはマスクを支給します。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(デルタ航空公式サイト):

25. ユナイテッド航空

ご搭乗機の事前準備

出発準備の清掃には、化粧室やギャレー、トレイテーブル、窓の日よけ、アームレストなどを含むすべての手を触れる部分の表面の徹底したふき取りが含まれます。

機内で(空気循環システム)

ユナイテッドの航空機には、病院で使用されているものと同様の最先端の空気循環システムが装備されています。同システムには高性能エアフィルター(HEPA)を導入しており、最大で空気中の99.7%の粒子を捕集し、機内に循環する空気を清潔に保っています。

機内で(客室乗務員)

渡航注意レベル2以上の地域(*)へのフライトに乗務する乗務員へは、供給が確保でき次第、以下を支給します:手袋、マスク、手指消毒用アルコール、Sani-Com(除菌ウェットティッシュ)、泡状ハンドソープ、除菌シート。

(*)CDCが定める渡航注意レベル2の地域はこちら(英語のサイトに接続します)

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ユナイテッド航空公式サイト):

26. ハワイアン航空

新型コロナウイルスに関する対応について

ハワイアン航空の機材には、循環する空気を清潔に保つための高性能空気フィルター(HEPA)が装備されています。定期的に空気を入れ替え、菌の増殖を抑制しています。また、運航後と夜間にアルコール消毒による機内清掃を実施しているほか、体調不良のお客様に安全で適切な対応をご提供できるよう客室乗務員ならびに空港係員を指導しています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(ハワイアン航空公式サイト):

27. エア・カナダ

COVID-19を引き起こすウイルスを除去するため、エア・カナダはどのような洗浄手順を行いますか?

コロナウイルスは規則的な表面洗浄と消毒によって容易に除去できます。エア・カナダは、広範囲の微生物に対する活性を持ち、ヒトコロナウイルスに対して有効であることが証明されている病院で使用されている消毒剤などの洗浄製品を使用しております。

次のフライト準備の間に、飛行機で頻繁に触れるすべてのエリア、各飛行機のトイレ、調理室、トレイテーブルなどの消毒を行います。オーバーナイトのフライトの機体は、アームレスト、娯楽スクリーン、窓と窓の日除け、ライト、換気口と呼び出しボタン、座席制御ボタン、トイレとシートベルトバックルのような頻繁に触れる表面に特別な注意を払って、全ての硬い表面の洗浄と消毒を含む、完全な消毒を実施しています。コロナウイルスは軟らかい素材(ヘッドレスト、シートカバー、カーペット等)の上では生存できませんが、体液で汚染された場合には、PHACの指針およびその他の資料に従って、これらのカバーなどを交換します。

感染した乗客が乗っている場合、機内の空気で私が感染する可能性はありますか?

当社の航空機は、航空機内の再循環空気から99.9%の微粒子を効果的に捕集する高性能微粒子空気(HEPA)フィルターを搭載しています。フィルターが捕集する粒子には、細菌やウイルスなどの微生物も含まれます。これらのフィルターは病室で使用されるものと似たもので、病室で使用されるものと同様に2~3分ごとに機内の空気を入れ替えて、毎時合計20~30回の空気交換を行います。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(エア・カナダ公式サイト):

28. アエロメヒコ航空

メキシコシティ空港での対応

全ての航空機で、メキシコ保健省が認可した、高い殺菌効果がある消毒剤で機内を消毒し、クリーニングの強化を図っています。

機内での対応

アエロメヒコ航空の航空機は、機内空間を常に清潔に保つための高性能空気フィルター(HEPAフィルター)が装備されています。このフィルターは微生物およびウィルスを99.99%捕集する能力を持っています。外気を取り込み、機内の空気を数分単位で入れ替えています。

航空券の取り扱いについて

▼引用元(アエロメヒコ航空公式サイト):

最後に

新型コロナウイルスに対して各航空会社が様々な取り組みを行っていることを、今回調べてみてよく理解することが出来ました。

テレビでは連日、新たな感染者情報を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大、各種イベントの延期や中止、マスクやトイレットペーパーの不足など、ネガティブな報道が目立っており、この問題が世界中で誰も経験したことのない、非常に深刻な危機をもたらしているということを理解させるには効果的だと思います。

一方で、この問題に対してどう立ち向かうのか、どう対策するのか、どうすれば少しでもみんなが前向きになって、明るい兆しが見えるのか、、、各社の取り組みについてはあまり報じられているようには思えません。

こうした、各企業の様々な取り組みと、うがい・手洗いといった個人で出来る対策によって、少しずつゆっくりでも良いので、いつもの平穏な暮らしが戻って来ることを期待しています。

▼関連記事:新型コロナウイルスに対するJR各社の対応もまとめましたので、併せてご覧ください。
新型コロナウイルスに対するJR各社(新幹線など)の対応まとめ(2020年3月18日現在)

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