サン・セバスチャンのバル巡りやビルバオなど、バスク地方の観光スポットをたっぷり回って来ました!

近年「美食の街」として有名な、バスク地方へ行ってきました。

フランスとスペインの両国にまたがるバスク地方には、独自の文化や伝統があり、この地方で話されるバスク語は未だルーツが謎と言われているそうです。

今回の旅では、フランスとスペイン両方の街や村をめぐりました!!

目次

【スペイン・バスク(海側)】バスク地方の中心都市「ビルバオ」

バスク地方の中心都市「ビルバオ」。現代的な建築や、現代美術の「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」が見どころです。

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<ビスカヤ橋>

まずは一足伸ばして、世界遺産「ビスカヤ橋」へ。

世界最古の運搬橋で、今も人々の生活には欠かせない橋となっています。

ゴンドラで対岸へ行くことも出来ますし、エレベーターで橋の上部を渡ることも可能です!

今やアートの街として有名なビルバオですが、かつては鉄鋼で有名な街だったとか、、、。

ビスカヤ橋と中心地の間には、鉄鋼の街を想起させる景色も残っています。

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ビルバオ・グッゲンハイム美術館

市街地では、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、スビスリ橋を、また旧市街では、サンティアゴ大聖堂などを訪れました。

現代美術がお好きな人は、ぜひビルバオ・グッゲンハイム美術館の見学をおすすめします!

常に企画展!という美術館のため、何度訪れても新たな楽しみがある素敵な美術館。

併設のカフェにはテラス席もあり、軽食やケーキを楽しむことができました!

【スペイン・バスク(海側)】スペイン随一の美食の街「サン・セバスチャン」

サン・セバスチャンと聞けば何を思い浮かべますか?

旧市街にたくさん立ち並ぶバル、コンチャ湾の美しい眺め、キリスト教の聖人「サン・セバスチャン」。

"San Sebastian" という街の名前はスペイン語表記ですが、バスク語では "Donostia(ドノスティア)"と表記します。

バスク地方の道路では "Donostia"と書かれた標識をたくさん見かけます。

"Donostia"とは、バスク語で「聖人」を意味し、この地に聖セバスチャン修道院があったことからこの名前が来ているのだそうです。

街の由来を知ったところで早速街歩きのお話を、、、。

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モンテ・イゲルドからの景色

コンチャ湾沿いを走り、街を一望できる「モンテ・イゲルド」という高台へ。

スペインのアンダルシア地方の景色などと比べると、同じ国とは思えないような景色です。緑が多く少し落ち着くような景色だと、個人的には感じました。

サン・セバスチャンと言えば、、、バル!!!

市街地でのお目当ては、みなさんやはり「バル巡り」!!

夕食はみんなでバル巡りをし、この地方の有名なワイン「チャコリ」やリンゴのお酒「シードル」を嗜み(たしなみ)、様々なピンチョス(軽食、おつまみ)を頂きました。

「チャコリ」とは、この地方のブドウを使ったワインのことで、同じチャコリでも微発砲のものがあったり味が違ったりするので、飲み比べてをしてみても面白いかもしれません!?

それでは今回私が訪れたバルを5つご紹介します!

美食の街 サン・セバスチャンのバル1. PORTALETAS

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陽気なお兄さんがあたたかく迎えてくれました!

テーブル席もたくさんあるので、早めの時間に訪れれば座ってゆっくりすることも可能かと、、、。

美食の街 サン・セバスチャンのバル2. atari

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バゲットにタラのグラタンを乗せたピンチョスが絶品!!

美食の街 サン・セバスチャンのバル3. Gandarias

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地元の人や観光客で大賑わい!店内も外も立ち飲みのお客さんであふれていました!

「シードル」はこんな風に高い位置から注ぐのがお決まりなのでフォトチャンスですね♪

美食の街 サン・セバスチャンのバル4. Txvleta

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カウンターにピンチョスがびっしり並ぶフォトジェニックなバルではありませんが、常連さんがふらっと飲みに来るローカル感あふれるバル。

肉厚なフォアグラが乗ったピンチョスがなんと「3ユーロ(=約360円/2019年12月現在レート)」とお値打ちです!

美食の街 サン・セバスチャンのバル5. La Vina

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話題のバスクチーズケーキがびっしりと並べられているバル。

1つ頼めば2人で十分堪能できます!

【フレンチ・バスク】可愛い街並みが広がる高級避暑地

フランス側のバスクを少し紹介したいと思います!

フランスのチョコレート発祥の地でもあるフレンチ・バスクは、高級避暑地でもあるので、特別な雰囲気が楽しめます!

バイヨンヌ

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マルシェで新鮮なフルーツ、チョコレート屋さんでホットチョコレート、バスクリネンのお土産探しなどを楽しめます♪

サン・ジャン・ド・リュズ

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サン・ジャン・ド・リュズの人気レストランZOKOMOKOで昼食をとった後、散策。

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天井が木造の船底のようになった教会は、ヨーロッパの他の教会とは雰囲気が異なり見どころです!

エスプレット

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唐辛子の町「エスプレット」。

家の外にデコレーションのようにつるされた唐辛子や、調味料のお土産として喜ばれる唐辛子パウダー、さらには唐辛子のジャムまで...!

サン・ジャン・ピエ・ド・ポール

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サンチャゴ聖地巡礼の宿場町でもある町。

巡礼者用の宿や、巡礼路を示す貝殻モチーフがたくさん。

石畳で坂道の続く、情緒あふれる街並みでした。

【スペイン・バスク(山側)】山側の素敵な街「ビトリア」

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海側が観光地として名高いバスクですが、山側にも「ビトリア」と言うステキな街があります。

ビトリアでは、改修工事中のサンタマリア旧大聖堂の内部を見学しました。

ヘルメットをかぶり、大聖堂の地下で補強が施された建材を見たり、過重に耐えきれずに歪んでしまった柱やヒビの入った柱を目の前にするのは少しスリリングですが、貴重な現場を目にすることができます。

牛追い祭りで有名なスペイン北東部の街「パンプローナ」

バスクから離れて、スペイン北東部ナバーラ州の州都「パンプローナ」にも足を運んできました。

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「牛追い祭り」で有名な街パンプローナには、お祭りの様子の銅像があったり、お祭りが終わった日から翌年のお祭りへのカウントダウンが始まったりと、街にとって一大イベントであることが歩いているだけでも感じられます!!

山間に栄えるこの街は、風力やソーラーパネルの産業が盛んだそうです。

スペインの新たな一面を知ることが出来るバスク地方へ是非!

バスク地方には、バルセロナやパリのような世界中の誰もが知る観光スポットは多くはないかもしれません。 しかし、海や山の豊かな自然に囲まれた土地で、ゆっくりと町の散策や食事を楽しむことができる素晴らしい場所でした。

スペインの中でも独自の歴史を歩んできた土地でもあり、スペインの新たな一面を知ることもできました。

ヨーロッパ旅行はたくさんした!という方でも、まだ北スペインに訪れたことがない方はたくさんいるのではないでしょうか? 是非一度訪れてみてください。きっと気に入るはずです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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