Bonjour!

ハンドメイド好きにとってフランス旅行でもぜひ訪れてみたいのが手芸店ですよね。パリの手芸店はハンドメイド好きの方々はもちろん手芸をしない方も入店するだけでワクワクさせてくれる素敵なお店ばかり。古い街並みに溶け込む小さな老舗店から帽子や洋服など本格的な制作のための布地まで揃う大型店まで、オススメのパリの手芸店をご紹介します。

目次

• 日本人の店員さんもいて心強い！レトロな「ウルトラモッド」
• お土産にしたい小物も充実！刺繍専門店「ル・ボヌール・デ・ダム」
• 欲しい素材がきっと見つかる、手芸のデパート「レーヌ」
• オシャレな手芸のセレクトショップ「オントレ・デ・フォーニセール」

日本人の店員さんもいて心強い！レトロな「ウルトラモッド」

まずご紹介したいのは、オペラ地区にあるレトロな手芸店「ウルトラモッド（Ultramod）」。こちらのお店は通りに面したショーウィンドウもとても素敵なので、入る前からワクワクすること間違いなし。お店に一歩入ればずらりと並ぶヴィンテージリボンやフランス製レースのコレクションに圧倒されます。こちらのお店の強みは何と言っても日本人の店員さんがいること。商品の説明から会計までしっかり担当してくれるので、安心してお買い物ができます。道を挟んで向かいにも帽子を作る素材などが置いてある店舗があり、普段は施錠してありますが店員さんにお願いして見せてもらうこともできます。

※今回の記事の画像は全てウルトラモッドで撮影したイメージ画像です。

ウルトラモッドでは日本人の店員の方が接客してくれるので心強いです。

クラシックな帽子の数々。これらを制作するためのパーツが売られています。

帽子アーティストの方がこちらのお店の素材で制作したヘッドドレス。

ウルトラモッド（Ultramod）

お土産にしたい小物も充実！刺繍専門店「ル・ボヌール・デ・ダム」

お次は昔ながらのパリのアーケード型商店街「パサージュ」の中にある「ル・ボヌール・デ・ダム（Le bonneheur des dames）」。こちらは手芸の中でも刺繍の専門店です。小さな店内にぎっしりと並ぶ刺繍のキットや図案はとても可愛くて、手芸をやらない人でも刺繍を始めたくなってしまいます。それでも刺繍なんてする時間はないなあ...という人にはアイロンで貼り付けられる刺繍風ワッペンも！簡単でとても可愛いのでオススメです。刺繍関連以外にも、質の良いマグカップなどお土産にちょうどいい小物類も充実しています。

微妙な色の違いで揃えられた美しい糸。昔ながらの引き出しも素敵。

ル・ボヌール・デ・ダム（Le bonheur des dames）

欲しい素材がきっと見つかる、手芸のデパート「レーヌ」

多くの布地店が集まるモンマルトルのマルシェ・サン・ピエール（marché St. Pierre）界隈はハンドメイド好きの聖地と言っても過言ではないでしょう。様々なお店が軒を並べる中でもオススメしたいのは「レーヌ（Reine）」です。百貨店のように大きなこちらのお店、一階は布地、二階はタッセルやリボンなどのパーツのコーナー...と分かれており広々とした売り場は様々な素材の生地や色とりどりの糸やリボンで埋め尽くされています。欲しい商品を店員さんに頼めばテキパキと測って切ってくれるので、それを持ってレジでお会計をします。ちなみに「レーヌ」とはフランス語で「女王、王妃」の意味です。

パリの手芸店にはフランスならではのリボンやテープがいっぱい！

手芸ができる人ならこんな色々な色の素材を見ながら何を作るか悩むのも楽しそうです。

レーヌ（Reine）

オシャレな手芸のセレクトショップ「オントレ・デ・フォーニセール」

マレ地区にある手芸店「オントレ・デ・フォーニセール（Entrée des Fournisseurs）」は他では見つからないオシャレな素材を探している方にオススメです。上記の「レーヌ」が手芸のデパートなら、こちらは手芸のセレクトショップ。石畳の中庭に面した店構えもとても素敵でさすがマレ、といった風情です。値段は上記のモンマルトルの布問屋街に比べると少し高めですが厳選されたセンスの良いものだけを置いている印象。ボタンなどのパーツもちょっと個性的でアーティスティックなので、お気に入りがきっと見つかるはず。筆者が来店した時は、自分のジャケットを持ち込んでお店の女性に似合うボタンを選んでもらっている若い男性客を見かけました。オシャレ！

フランスの手芸店も日本と同じく量り売り。価格表示はメートル単位なのでわかりやすいです。

端切れなどの集められたワゴンコーナーもお見逃しなく。

オントレ・デ・フォーニセール（Entrée des Fournisseurs）