日本でも作れる!?ハワイ在住ライターおすすめのポキ・レシピ3選

突然ですが、ポキ(ポケ)は好きですか?

ハワイ好きな方ならご存知かと思われますが、ポキ(POKE)とは、主にマグロやカツオ、サーモン、タコなどのシーフードの身を角切りにしたものをハワイアンソルトやごま油、しょうゆで味付けをして、オゴという海藻、玉ねぎのみじん切り、ネギなどと一緒に和えたハワイの人たちが好んで食べるププ(pupu、おつまみの意味)です。

ハワイ語ではポケですが、アメリカ本土からハワイへやって来たいわゆるアメリカ人たちは、POKEを英語読みするためポキと発音します。そういった事情もあり、ポケと呼ぶ人とポキと呼ぶ人が混在しています(当記事では以降ポキで統一)。

ここからは、そんなポキについてハワイ現地ではどのように愛されているのか紹介すると共に、現地のポキにハマり、味を再現したいと考える方におすすめしたいレシピを解説していきます。

目次

1. ハワイ近海で獲れるマグロのポキは歯ごたえ&食感が違う!

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<ハワイのポキは素材がとても良い!撮影:yukarinn808>

ハワイで新鮮なアヒ('Ahi、マグロの意味)やタコのポキを食べて、すっかりハマってしまったという人もいらっしゃるのではないでしょうか?

現地のポキにハマったという理由で一番よく聞くのは、その歯ごたえと食感!一口食べただけで、ハワイ近海のマグロは違いがすぐに分かるのです。噛んだ時のぬっちゃり&もっちりとした感触は感動すら覚えます。ハワイで流通している近海マグロの種類は、イエローフィン・ツナ(キハダマグロ)がほとんど。

ハワイで暮らすロコたちはとにかくアヒが大好きで、ホリデーシーズン(クリスマスからお正月にかけての時期)になると、毎日のように今年のアヒは値段が上がっただの下がっただの、という話題がテレビのニュースで流れます。またお正月の食卓には、アヒのお刺身やポキが並ぶことが通例で、鮮魚を扱うお店にはアヒを買い求めるロコたちの行列ができるほどなんですよ。

2. リーズナブルな冷凍マグロのポキもちゃんとおいしい

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<撮影:yukarinn808>

冷凍しない、新鮮な状態の魚を使ったポキがおいしいのはもちろんですが、冷凍アヒを使ったポキはリーズナブルであるためこちらも人気です。

中でも地元密着型のスーパーマーケット「フードランド」にはポキ専門の売り場があり、アヒをはじめ、サーモン、アサリ、ムール貝、タコ、イカ、生牡蠣、蟹のほか、枝豆、豆腐、かまぼこ、さらにはセンマイ(牛の内臓)など20種類近いポキがずらりと並んでいます。
※編集部註:ライター執筆時点のものです。ラインナップは変更される可能性があります。

アヒ・ポキだけでも多種多様で、醤油、オイスターソース、カリフォルニアロール、スパイシー、リム(海藻の意味)、ワサビ醤油と、異なるフレーバーを楽しめるほど。ハワイへ来られた際は、ぜひさまざまな素材と味付けのポキを楽しんでみてください!

3. ハワイで人気のポキベスト3を再現!簡単レシピをご紹介

さて、続けてはポキを自宅でも作ってみたい!と言う方のために、人気のポキレシピをご紹介したいと思います!お酒のおつまみとしては鉄板中の鉄板、ポキ丼(ポキ・ボウルとも)としてご飯との相性も抜群のポキをぜひ作ってみてくださいね!

3_1. まずは基本のアヒ・ポキから

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<ハワイアンソルトを使えばより現地らしいポキに。撮影:yukarinn808>

【材料】 マグロ、またはサーモン、オゴ(海藻、日本の場合はワカメなど)、ハワイアンソルト(適量)、チリペッパー・フレーク(お好みで)、ゴマ油

ハワイアンがずっと昔から食べていたベーシックなポキは、アヒのぶつ切りにハワイアンソルト、そして海藻のオゴを和えたもの。それを少しだけ現代風にアレンジすると、ゴマ油(大さじ1杯程度)とネギ(お好みの量)、チリペッパー(辛いのが苦手な人は無しでもOK)を少し加えるようにします。あとは、これらすべてをボウルなどに入れて混ぜ合わせるだけ。

なお、オゴはハワイでは簡単に手に入る海藻ですが、日本ではなかなか入手できない ため、代わりにワカメを細かく刻んだものを入れてもオススメです。

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<ハワイで売られているポキ・ミックスの例。撮影:yukarinn808>

ちなみに、ハワイのスーパーでは簡単にベーシックスタイルのポキを作ることができる、乾燥オゴとハワイアンソルト、チリフレークが入った「ポキ・ミックス」というのも売っています。このポキ・ミックスは、厚揚げを角切りにして作る豆腐ポキにもぴったりですよ。

先ほど、日本ではオゴの入手が難しいと解説しましたが、ポキ・ミックスをハワイ土産として持ち帰ったり輸入品通販サイトで購入したりするのも良いでしょう。

※編集部註:ハワイアンソルトと一緒に写っているガラスの箸置きは、「KOBO Glass」で手作り体験ができます。
関連記事:新しい女子会スタイル!2018年ハワイで話題の「KOBO Glass」でガラス・フュージング体験

3_2. 定番の醤油アヒ・ポキレシピ!

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<ぜひ、アロハ醤油でアヒ・ポキを作ってみてください!写真:yukarinn808>

【材料】 マグロ、またはサーモン、薄口しょうゆ、わさび(お好みで)、ハワイアンソルト、ネギ、白ゴマ(お好みで)オニオンスライス(お好みで)

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<撮影:yukarinn808>

ハワイ産のアロハ醤油は、日本の醤油と比べると甘い味がします。でも、これがポキには最適なんです。ハワイで見かけたことがあるかもしれませんが、ロコはこのアロハ醤油を白いご飯にかけて食べるのが大好き。アロハ醤油が手に入らない場合は、うすくち醤油で代用してください。

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<撮影:yukarinn808>

マグロにうすくち醤油を混ぜる際、醤油はほんの少したらす程度にして、ここにコチュジャンを加えると甘辛い韓国風のポキになり、こちらも絶品です!

関連記事:ハワイのスーパーマーケットで見つけた美味しいもの&おすすめのお土産5選

3_3. スパイシー・アヒ・ポキ

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<撮影:yukarinn808>

【材料】 マグロ、ネギ、スリラッチャ・チリ・ソース(シラチャーソース)、マヨネーズ、お醤油

老若男女に人気があるのが「スパイシー・アヒ・ポキ」。それぞれのお店に特徴があるものの、どのお店でもかなりの確率で使用しているのが、スリラッチャ・チリ・ソース(シラチャー・ソース)とマヨネーズの組み合わせ。マヨネーズも、日本のものよりアメリカブランドの方が酸味は少ないため合うように思います。

作り方は、刻んだネギ、ハワイアンソルト、ゴマ油を食べやすい大きさの角切りにしたマグロに混ぜ合わせます。そしてマヨネーズとスリラッチャ・チリ・ソースとほんの少量の醤油で味を調えれば出来上がり!

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<撮影:yukarinn808>

※スリラッシャ・チリ・ソース (シラチャー・ソース)とは、東南アジアの国々で使われる唐辛子やス、ニンニク、などを原料にしたチリソース。東南アジアはもとより、アメリカでも普通に売られている調味料。最近では日本でも入手可能です。

4. 絶対買い!地元紙が選ぶベスト・ポキ店のオリジナルソース

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<撮影:yukarinn808>

オアフ島の西側、ワイパフという町にあるシーフード専門店「TANIOKA'S」 。ここはハワイの新聞社が毎年地元民に投票を募り、各カテゴリーに分かれた人気店を選出するアワードにて「ベスト・ポキ」を受賞した人気店。どのくらい人気かと言うと、営業開始前から買い物客が並び、セキュリティが入場制限するほど!

そんな人気店のポキを自宅でも作れるという、オリジナル「SHOYU POKE SAUSE(しょうゆポキソース)」が発売され、これさえあれば家庭でおいしいポキが手軽に作れると評判です。もちろん私も愛用中!ハワイに行った際には、お土産に購入してみてはいかがでしょう?

参考:TANIOKA'S公式サイト(外部サイトに遷移します)

最後に

ハワイのポケがどれだけ魅力的で美味しいものか、伝わりましたでしょうか?現地でさまざまなポケを味わうもよし、ご自宅で思い思いのポケを作るもよし、ハワイの美味しいおつまみを楽しんでくださいね!

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※外部サイトに遷移します

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yukarinn808

アロハ!ハワイ在住20数年。赤ワインが大好きなフリーランス・ライター。19歳と17歳の息子と暮らすシングルマザー。趣味はB級グルメの食べ歩き、スリフトショップでのお宝探し&ハッピーアワーめぐり。

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