世界遺産の街ノルウェー・レーロス〜後編〜

さて!今回も前回の記事に引き続き世界遺産の街Rørosについてご紹介いたします。小さな街ですが魅力がたっぷり!
前回の記事をまだご覧になられていない方はこちらからどうぞ

目次

ユニークなアートや地元特産品をお土産に

見かけも中身も可愛らしい個人経営のこじんまりとしたお店が多いレーロス。旅のお土産だけでなく、何か特別なプレゼントを探すのにはもってこいです。例えば芸術家が多く住むこの街で私が見つけたとってもアートなお店はこちら!

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お店の入り口前からすでにカラフルでワクワクします。こちらはLysgaard Keramikk (http://www.lysgaard.no/)という名前のお店でメインストリートに入ってすぐ右手にあります。Per Lysgaardというノルウェー人の芸術家がスペインのバルセロナにある数多くのガウディ作品に影響を受けて一つ一つ手作りで作っています。

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名前の通りセラミックを扱ったお店で店内には形も色も少しずつ異なる数多くの商品が並んでいます。その個性溢れるデザインと独特な雰囲気はまるで突然絵本の中の世界に飛び込んだような異空間を演じています。マグネットなど小さいものからランプのように大きいものまで商品の種類も値段も様々です。きっと自分への旅の思い出や、大切な人への贈り物にぴったりな"ひとつ"が見つかることでしょう!ちなみに私は今でも数年前ここで購入した世界に1つだけのマグカップとキャンドル立てを愛用しております。

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気軽に手に入るお土産でオススメなのは地元で採れた食材を使ったレーロス特産品です。挙げだすときりがありませんがチーズやヨーグルトなどの乳製品、燻製にされた様々なお肉、flatbrødと呼ばれるクリスピーなクラッカーのような生地、地ビールなどが有名です。冬の街なだけあって日持ちのする食品が多いのもお土産には嬉しいポイント!お土産とは別に食べておきたいレーロスの食べ物についてはまた後ほどご紹介いたします。

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<flatbrødにチーズや燻製のソーセージなどを載せて食べるスタイル>

レーロスで食べておきたいもの

旅行先での楽しみの一つはなんといっても食べ物ではないでしょうか。朝食はホテルでもランチやディナーと外食する機会の多くなる旅先。ここでいくつかオススメのレストランをご紹介します。

Vertshuset Røros

まず一軒目はVertshuset Røros 。Rammgårdenというホテル兼宿泊施設に併用したレストランです。ここでは少しお値段はしますが本格的な地元特産品を使用したお料理が堪能できます。コース料理などもありますがメインのものならアラカルトで注文しても十分お腹いっぱいになりました。ちなみにメニューの内容は毎月変わりますので行く前にウェブサイトでチェックしておくといいかもしれません。私はディナーで訪れましたが見た目も味も大満足でした!

Kaffestuggu

二軒目はKaffestuggu。

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KaffeはカフェStugguは方言でリビングルームという意味です。ここはもう少しカジュアルな雰囲気でレーロス料理を楽しむことができます。メニューは季節ごとに変わりますが、地元のお肉を使ったハンバーグがのったオープンサンドやサラダなどの軽めのランチメニューからトナカイや子牛のお肉などのディナーメニューまで数多く揃っています。

中でも初めてノルウェーに来る人に私が試して欲しいのはRømmegrøtというサワークリームのお粥!ノルウェーではお祝い事や伝統的な行事などで食べることの多いこのお料理はflatbrødにのせた燻製のお肉をサイドにいただくのが一般的です。日本のお粥とは違い、上にバターを溶かしたもの、お砂糖、シナモンをふりかけて食べる甘めのお粥です。人によって好き嫌いは分かれるかもしれませんがノルウェーに来たらぜひ一度は試して欲しい一品です。

BERKEL OG BAR

最後はBERKEL OG BAR。ここも様々な地元食材が楽しめるレストランバーです。ランチやディナーとしてはもちろん、地ビールやサフトと呼ばれるジュースと地元のチーズ盛り合わせプレートなんて組み合わせでバーとしても楽しむことができます。ちなみに私もここで食べたハンバーガーはわりと評判のメニューで、レーロス牛のジューシーなお肉は最高でした。サイドのフライドポテトをさつまいものポテトに変更することも可能です!

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<Berker og Barのハンバーガー>

クリスマスマーケット

レーロスで毎年大人気なのがクリスマスマーケット!

大体毎年12月の最初の週末に開催されるのですがノルウェー中から人が集まります。その人気度は毎年クリスマスマーケットが終わった直後にはすでに翌年のその日程のホテルが満室になってしまうほど・・・。私も何度かキャンセル待ちでホテルの予約リストに名前を登録したりもしましたが、まだ泊まりでは行けたことがありません。

1度日帰りで行ったことがありますが、とても良い雰囲気のクリスマスマーケットでした。私はその年の家族へのクリスマスプレゼントのほとんどをそこでまとめて購入した記憶があります(笑)クリスマスマーケットに関しては専用のウェブサイトがありますのでそこで写真を含め情報収集できるかと思います。

>Julemarked Røros2019の詳細はこちら

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それほどクリスマスで有名なレーロスの街中にはクリスマスマーケットの期間中野外に出店する屋台とは別にいくつかのクリスマスショップもあります。

その中でも私が覗いたお店(https://www.soloppgangen.no)には数多くのサンタさんの置物やツリーのオーナメントなどが店中に溢れていて、お店に入るだけで楽しい気分になりました。クリスマス期間以外に訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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RØROS MARTNAN

クリスマスマーケットと並んでレーロスで人気なのがこのRøros Martnanと呼ばれるフェスティバル。こちらも毎年冬に開催されノルウェー中から人が集まるイベントです。

人々の暮らし、物作り、文化、伝統をテーマにしたフェスティバルで開催期間中は町中がお祭り騒ぎです。プログラム内容は毎年少しずつ変わりますが朝から晩までダンスや音楽をはじめとする様々なショーが楽しめたり、美味しい食べ物や飲み物、馬のソリなどを体験することができます。残念ながら私はまだ行ったことがありませんがいつか1度は参加してみたいイベントのひとつです。

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あとがき

前編と後編2回に分けてお届けしました、〜世界遺産の街Rørosの魅力〜皆さんに少しは伝わったでしょうか。私はこれまでに2度訪れたことがありますが、実際何度も足を運びたくなるような場所です。ノルウェー国外から訪れる旅行者にはまだあまり名の知られていない小さな町ですが、皆さんもノルウェー滞在期間にお時間があれば一度訪れてみてくださいね。

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Wedum莉子

神戸市出身、現在はノルウェー内陸部の小さな田舎町に在住しています。幼少期に3年間インドネシアで暮らしたこと、学生時代に様々な国へ旅行したことを通して異なる文化、人々の暮らしの違いを自分の目でみることの面白さを日々体感しています。旅行をすること、美味しいものを作り食べること、綺麗な景色の写真を撮ることが好きです。

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