日本では絶対に食べられない!?本場のバリ料理とは?Part2

バリ料理

こんにちは!前回のPart1では、代表的なバリ料理であるバビ・グリンとナシ・アヤムをご紹介しました!この2つのお料理は、バリ人にとってハレの日のご馳走で、本来は祭事の時に振舞われるお料理です。

今回は、バリ人が日常的に食べているバリ料理やバリ島独自の魚料理、番外編としてバリ島のおにぎりをご紹介します♪

本当のバリ料理が気になる方や、日本では食べる事のできないバリ料理をお試ししたい方は必見です!

>>「日本では絶対に食べられない!?本場のバリ料理とは?Part1」はこちら

バビグリン

目次

バリ島の家庭料理アヤム・サンバル・マタ

バリ人の家庭料理を食べてみたい!という方におすすめなのは、アヤム・サンバル・マタ(鶏肉のサンバル・マタ和え)です。サンバルとは、インドネシアで使われるチリソースの総称になります。下の写真左側のお料理が、鶏肉をサンバル・マタで和えた、アヤム・サンバル・マタになります。

バリ人の家庭でよく使われるサンバルは、サンバル・マタ(生サンバル)か、それを炒めたものになります。バリ島でよく見かけるトマトベースの赤いサンバルは、バリ人の一般家庭ではほとんど使いません。そしてサンバル・マタは「サンバル」と呼ばれていますが、一般的な赤いトマトベースのサンバルとは、見た目も雰囲気も味も違います。では、サンバル・マタとは一体どんなサンバルなのでしょうか?

アヤムサンバルマタ

サンバル・マタの作り方としては、バワン・メラ(エシャロット)を中心に、お好みでレモングラス、生唐辛子、ニンニクなどを刻み、火を通さず塩とココナッツオイルで和えて、仕上げにジュルック・リモ(小さなコブミカン)で香り付けをします。チリソースというよりは、日本でいう薬味に近い感覚です。作り方は簡単ですが、日本では手に入りにくい食材ばかりを使っていて、日本で再現するには食材を調達するだけでも大変です!そして、サンバル・マタは各家庭の好みで配合や味付けが異なるので、アヤム・サンバル・マタはまさにバリ島の家庭料理そのものです。

バリ人にとっては日常の家庭料理なので、バビ・グリンやナシ・アヤムの様に観光客向けに提供をしているお店は多くありません。たまたま入ったお店にアヤム・サンバル・マタがあったら、迷わず注文して下さいね!豚肉を使ったバビ・サンバル・マタを提供しているお店もあります。バリ島在住日本人にも人気が高いこのお料理、きっとバリ島で忘れられないお気に入りの一品になります♪

アヤム(バビ)・サンバル・マタのお店情報

【Mama's Warung(ウブド)】

  • 住所:Jl. Tebesaya No.29, Peliatan, Kecamatan Ubud
  • 時間:8:00~22:00

【Warung Cahaya(レギャン)】

  • 住所:Jl. Dewi Ratih No.1, Legian, Kuta
  • 時間:8:30~19:00(土日は17:30まで)

【iBAB BALI(レギャン)】

  • 住所:Jl. Dewi Sri No.88xx, Legian, Kuta
  • 時間:11:00~23:00

【Warung Pixel(サヌール)】

  • 住所: Jalan Sekuta No.400
  • 時間:8:00~22:00

お魚のバリ料理もあります!サテ・リリット・イカン

ここまでは、お肉のバリ料理ばかりをご紹介してきましたが、お魚のバリ料理もあります!バリ島の東海岸沿いにある漁師町では、お魚のバリ料理が楽しめます。

バリ料理の場合、サテと言えば肉でも魚でも、写真のようなサテ・リリット(つくね)が基本です。また、イカンはインドネシア語で魚という意味になります。なので、サテ・リリット・イカンは魚のつくね串焼きになります。

サテイカン

サテ・リリット・イカンの上にある菱形のつくねは、ペペス・イカンと言って、ほぐした魚の身をスパイスで和えて、バナナの葉で包んで蒸焼きにした料理です。サテはココナッツの炭火で焼くので香ばしく、ペペスは蒸されているので柔らかく、バナナの葉が香ります。添えられているのは、先ほどご紹介をしたサンバル・マタです!サンバル・マタは肉や魚の臭みを消してくれるので、魚料理との相性は抜群です!スープには魚のつみれも入っていて、まさにお魚づくしのバリ島料理です♪

このスタイルのお店では、写真のようなセット料理しか提供していないお店がほとんどなので、席に着くと注文しなくても料理が出てきます。東海岸の天然塩で有名なクサンバ周辺には、サテリリット・イカンの有名店が多いので、クサンバや有名な観光地のゴアラワ寺院へ行く機会があればぜひ立ち寄って下さいね!

サテ・リリット・イカンのお店情報

【Merta Sari Restaurant Pesinggahan(クルンクン)】

  • 住所:Jl. Kresna, Pesinggahan, Kec. Dawan, Kabupaten Klungkung
  • 時間:8:00~18:00

【Warung Lesehan Sari Baruna(クルンクン)】

  • 住所:Jl. Raya Goa Lawah, Pesinggahan, Klungkung
  • 時間:7:00~19:00

【Warung Rahayu(クルンクン)】

  • 住所:Jl. Raya Goa Lawah, Pesinggahan, Kec. Dawan, Kabupaten Klungkung
  • 時間:11:00~23:00

番外編・・・バリ人にとってはおにぎり感覚ナシ・ジンゴ

もともとは、デンパサール(バリ島の首都)にある、有名な市場で売られていたナシ・ジンゴ。夜から早朝にかけて市場で働く人や、買い物客の小腹を満たすために重宝されていたので、日本のおにぎりみたいな存在です。 バナナの葉で包まれたその中身は、一握りのご飯と、ほんの少しだけのおかず、激辛サンバルが入っていています。

ナシジンゴ

今ではバリ人以外の方も作って売っているので、純粋なバリ料理とは言えず番外編になりましたが、バリ人が作ったオリジナルのナシ・ジンゴには特徴があります。バリ人オリジナルのナシジンゴは、激辛なサンバルとカリカリ食感の豆、ココナッツフレークのふりかけが必ず入っています。その他には、ほんの少しの焼きそばや卵焼き、お肉などが入っています。

バリ人オリジナルではないナシジンゴは、サンバルもあまり辛くはなく、甘く味付けをしたおかずが添えられていることが多いのですが、バリ人が作ったナシ・ジンゴには甘く味付けをしているおかずは入っていません。こんなところは、今回ご紹介をしたバリ料理と共通していますね!

ナシジンゴ

おにぎり1個分の量とはいえ、ナシ・ジンゴは日本人のファンも多いです。また、バリ人以外の人が作ったナシ・ジンゴも、具材がアレンジされていて違った美味しさです!量が少ないので、いろいろなお店で買って来て、食べ比べてみるのもアリですね!

夜になると市場や道路沿いにナシ・ジンゴの屋台が出てくるので、夜から深夜にかけて買うことができます。お昼時間帯には売っていませんので、どうしても買いたい方はご注意下さい。

ナシ・ジンゴのお店情報

【バリ島各地の市場や道路沿い】

  • 時間:18:00頃~2:00頃

最後に

ナシジンゴ

Part1、Part2の2回に渡り、日本では食べることができない本物のバリ料理をご紹介しました!日本ではまず食べることができないお料理ばかりの紹介になりましたが、バリ島滞在中なら気軽にお試しできるバリ料理に絞ってあります。

バリ島旅行の際に、記事に出て来たバリ料理が食べたい方は、料理名でWeb検索をして下さいね!今回ご紹介したお店以外にも迷うほどたくさんの情報が出てきます。

また、バリ料理は、日本人にとっては激辛料理になります。無理をして食べるとお腹が痛くなってしまいますので、くれぐれもご無理はされないようご注意下さいね!楽しめる範囲で参考にしていただけると嬉しいです♪

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2014年に日本からバリ島へ移住。現在は夫・猫の姉妹と暮らしている主婦です。バリ島のおすすめ情報からディープなバリ島の姿まで、幅広い内容を在住者目線でお届けします!どうぞよろしくお願いします♪

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