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現地在住者が伝えたい!5月のハワイ気温や服装について
<写真:yukarinn808>
※編集部註:2019年5月時点で確認できた情報を元に構成しています。最新情報は各種公式サイトをご確認ください。
ゴールデンウィークを含む5月にハワイ旅行をする方へ伝えたい、現地の気温、おすすめの服装、行くべき観光スポットについてまとめて解説!現地在住ライターだから知っている小ネタもたっぷり詰め込みながら、ハワイ旅行初心者の皆さんに役立つ知識をご紹介します。
目次
- 1. 5月のハワイは暑い?寒い?
- 2. 5月にハワイへ行くときはこんな服装を!
- 2_1. ママにおすすめ!現地のワンピースでリゾートモード
- 2_2. パパはアロハシャツでおしゃれにバカンス
- 2_3. 子どもはポップに!せっかくなら現地で人気のキャラTはいかが?
- 2_4. シニアはシックにまとめて。歴史を感じるアロハやムームーがおすすめ
- 3. 5月のハワイはビーチで遊べる?
- 3_1. ハワイでファミリーにおすすめのビーチはココ!
- 3_2. 5月にハワイへ来たなら、絶対ココを観光して欲しい!
- 4. 現地在住ライターが感じる、5月のハワイの雰囲気
1. 5月のハワイは暑い?寒い?
1年を通してそれほど温度差のない常夏の島ハワイ。それでも5月からは本格的な夏に突入するので、まるで日本の真夏のような暑さになります。平均最高気温は29度前後で、平均最低気温が20度前後となっています。
5月のハワイは降水量が少なく、晴天率が高いです(※)。ハワイらしいシャワーが降ることもありますが、ほとんどがあっという間に止んでしまうにわか雨程度。とはいえ、突然雨が降ってしまうのは困りますので、念のために雨具があると安心でしょう。
またこの時期はマンゴーのシーズン!たわわに実ったマンゴーをあちらこちらで見かけますよ。スーパーマーケットでもお手頃価格でゲットできるので、この機会にぜひ味わってくださいね!
※編集部註:降水量は年によって変動します。たとえば、気象庁の統計データによると2014年5月の降水量は4月や6月よりも多くなっています。
2. 5月にハワイへ行くときはこんな服装を!
服装は、日本で着ているような夏のファッションで問題ありません。ただし、涼やかな貿易風(トレードウインド)が吹いているので、日中でも木陰に入ると肌寒く感じることも。朝晩も冷え込むため、長袖やパーカーなどの羽織ものがあると安心です。
このほか、ドレスコードがあるレストランへ行く場合は、ちょっぴりおしゃれなドレスやシャツなど、フォーマルな服と靴も用意しましょう。また、せっかくのハワイ旅行ですから、衣服は持ち込む量を少なくして、現地で流行っているものをゲットするのもおすすめです。
次の項目では、5月のハワイ旅行に合う服装がゲットできるお店を、女性向け、男性向け、子ども向け、シニア向けとそれぞれのタイプでおすすめのショップをご紹介しましょう!
2_1. ママにおすすめ!現地のワンピースでリゾートモード
たとえば女性の場合、リゾート地ならではのカラフルなワンピースや、ローカル・デザイナーのドレスなどはいかがでしょう?オアフ島に数店舗あるアウトレット・スーパーのロス・ドレス・フォー・レスやノード・ストローム・ラックでは、リーズナブルな値段で各種ブランドのアパレルがゲットできますよ。
★ロス・ドレス・フォー・レス(ワイキキ店)
- 住所:333 Seaside Avenue.
- 電話:808-922-2984
- 営業時間:8:00-23:00
- 公式サイト:http://www.rossstores.com
★ロス・ドレス・フォー・レス(アラモアナ店)
- 住所:1450 Ala Moana Blvd(アラモアナセンター1階海側)
- 電話:808-943-0137
- 営業時間:7:30-23:30(月-木)、7:30-24:00(金、土)、8:00-23:00(日)
★ノード・ストローム・ラック(ワイキキ店)
- 住所:2255 Kuhio Ave.
- 電話:808-275-2555
- 営業時間:10:00-22:00(月-土)、10:00-20:00(日)
- 公式サイト:https://www.nordstromrack.com/
★ノード・ストローム・ラック(ワード店)
- 住所:1170 Auahi St.
- 電話:808-589-2060
- 営業時間:10:00-21:00(月-木)、10:00-22:00(金、土)、10:00-19:30(日)
2_2. パパはアロハシャツでおしゃれにバカンス
せっかくのハワイ旅行。郷に入れば郷に従え......というわけで、男性はハワイの正装アロハシャツでカッコよくキメてみませんか?ハワイのダウンタウンで働くビジネスマンは、スーツの代わりにアロハシャツを毎日身に着けています。
またおしゃれなレストランに行く際もアロハシャツがあればドレスコードOK!ロコからも人気のアロハシャツブランドは、1着持っていればどこに行くにも安心です。
★トリ・リチャード(アウトリガーワイキキ店)
1956年創業の有名店。ハワイらしいトロピカルなデザインからシックなデザインまでそろいます。普段着用のアロハシャツはもちろん、フォーマルな場面でも活躍する一着まで、幅広いラインナップが特徴です。
基本情報
- 住所:2335 Kalakaua Ave.(アウトリガーワイキキ・ビーチリゾート内)
- 電話:808-924-1811
- 営業時間:9:00-23:00
- 公式サイト:https://www.toririchard.com/
★レイン・スプーナー(シェラトンワイキキ)
ビジネスマンにダントツの人気を誇るアロハシャツブランド。アロハシャツに初めてボタンダウンを取り入れたブランドとして有名なほか、ハワイのロコが愛して止まない落ち着いた色合いが特徴のリバースプリントのアロハシャツは、ひとつは持っていたいアイテムです。
基本情報
- 住所:2255 Kalakaua Ave(シェラトンワイキキ内)
- 電話:808-275-4491
- 営業時間:8:00-22:30
- 公式サイト:https://www.reynspooner.com/
★イオラニ
1953年創業のアロハシャツ・メーカー。ハワイの有名ミュージシャン、マノアDNAのダッドと息子のアレックスが会社を運営していることでも知られています。アロハシャツのほか、レディスのドレス、キッズ・ウエアも充実。ユニクロとコラボレーションしたことでグローバルな人気を博しています。
基本情報
- 住所:1234 Kona St.
- 電話:808-593-4520
- 営業時間:10:00-19:00(月-金)、10:00-17:00(土、日)
- 公式サイト:https://iolani.com/
2_3. 子どもはポップに!せっかくなら現地で人気のキャラTはいかが?
ハワイアンキッズに人気のキャラクターと言えば、やはりテレビや映画のキャラクターたち。女の子ならバービーを筆頭にマイ・リトル・ポニーやドーラ、パワー・パフ・ガールズも根強い人気。男の子ならミニオンをはじめ、スターウォーズ、スポンジ・ボブ、パワーレンジャーなど。
アメリカン・キャラクターのアイテムがずらりそろったお店で、お友達のおみやげも一緒にゲットしちゃいましょう。
★アニメーション・マジック
<写真:yukarinn808>
アニメーション・マジックは、アラモアナセンター内にあるショップ。キャラクターグッズを豊富にそろえており、Tシャツもいろいろあります。アラモアナセンターの中ということで、アクセスしやすいロケーションですから、お買い物途中に立ち寄ってみては。
基本情報
- 住所:1450 Ala Moana Blvd(アラモアナセンター内)
- 電話:808-949-2525
- 営業時間:9:00-21:30(月-土)、10:00-19:00(日)
2_4. シニアはシックにまとめて。歴史を感じるアロハやムームーがおすすめ
今風のデザインもステキだけれど、古きよきハワイを感じられるビンテージ・アロハシャツやムームーも味わいがあって魅力的です。
★ベイリーズ・アンティーク&アロハシャツ
1930~1970年代のビンテージ・アロハシャツがそろうベイリーズ・アンティーク&アロハシャツは、一見の価値あり!ビンテージのレイン・スプーナー、シグ・ゼーン、ジャムズ・ワールド、カラカウア、カハラなどが所狭しと並んでいます。宝探し気分でお気に入りを見つけてみて!
基本情報
- 住所:517 Kapahulu Ave.
- 営業時間:10:00-18:00
- 公式サイト:http://alohashirts.com/jp/
★T&L ムームー・ファクトリー
店内に並ぶムームーは、すべて地元でデザイン&製作された、正真正銘のメイド・イン・ハワイ。創業から32年、フラ・ハラウ(教室)の信頼も厚く、様々なハラウ衣装も手掛けるハワイでも最大のセレクションを誇るムームー・ショップです。
クラシカルでトラディショナルなムームーを探すならまずはココへ!
基本情報
- 住所:614 Cooke St.
- 電話:808-941-4183
- 営業時間:9:00-18:00(月-土)、9:00-16:00(日)
3. 5月のハワイはビーチで遊べる?
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もちろん!5月だろうが9月だろうが12月だろうがビーチで遊べます!それが常夏の島ハワイの魅力。1年を通して問題なくビーチでゴロゴロ、海でプカプカ~、シュノーケリングもジェットスキーもパラセイリングもサーフィンもエンジョイできちゃいます。
冬の間ビッグウェーブが来ていたノースショアに代わり、夏はワイキキがあるサウスショアにいい波がやってきます。ワイキキビーチがサーファーでにぎわうシーズンです。
5月は日本の夏とほぼ同じような気候ですが、紫外線の強さは日本とは比べ物になりません!海やプールなどのアクティビティ時は、日焼け止めを忘れることはないでしょうが、ショッピングや食事をするために街を歩いているだけでも日焼けをするほどにキョーレツです。
1日に何度も塗りなおして、日焼け対策には十分気を付けてくださいね。また、2021年1月からは、これまでほとんどの日焼け止めの成分として入っていたオキシベンゾンと、オクチノキサートが含まれるサンスクリーンの販売、および流通が禁じられるので要注意です。
3_1. ハワイでファミリーにおすすめのビーチはココ!
<写真:yukarinn808>
「ワイキキビーチ」とひとえに言っても、実は西側のデューク・カハナモク・ビーチから東側のアウトリガー・カヌークラブ・ビーチまでおよそ3キロの長さがあり、その中には全部で8つのビーチがあるのをご存知ですか?
西側から順番にいうと、以下の通りとなります。
- ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの目の前にある「デューク・カハナモク・ビーチ」
- アメリカ陸軍専用ホテル「ハレコア・ホテル」の前にある「フォート・デ・ルッシー(フォート・デロシー)・ビーチ」
- アウトリガー・リーフリゾートとハレクラニホテルの前にある「グレイズ・ビーチ」
- ロイヤルハワイアンやモアナ・サーフライダー・ウェスティンホテルなど高級ホテルの前にある「カハロア&ウルコウ・ビーチ」
- モアナ・サーフライダー・ウェスティンホテル横の交番あたりから、ワイキキ・ウォールズと呼ばれる防波堤までのデューク・カハナモク像があることでも知られる「クヒオ・ビーチパーク(プリンス・クヒオ・ビーチ)」
- ワイキキ・ウォールズのすぐ向こうからワイキキ水族館付近までの「クイーンズ・サーフ・ビーチ」
- サン・スーシ・ビーチとも呼ばれる「カイマナ・ビーチ」
- ミッシェルズという有名なフレンチレストランがあるコロニー・サーフの小さな小路を抜けた先にある「アウトリガー ・カヌークラブ・ビーチ」
この中で家族連れにおすすめなのは、すぐそばにトイレやコインロッカー、警察の派出所、食べ物の売店、そして何よりも防波堤があるためほとんど波がなくキッズにも安心な「クヒオ・ビーチパーク」。
もう一つは、運が良ければビーチでのんびり日光浴をするハワイアン・モンクシール(アザラシ)に遭遇できる「カイマナ・ビーチ」です。
・プリンス・クヒオ・ビーチ
・カイマナ・ビーチ
3_2. 5月にハワイへ来たなら、絶対ココを観光して欲しい!
5月のハワイは気候もよく、アクティブに過ごすのにはぴったりな季節。海&山でハワイだからこそ体験できる、壮大なアクティビティを満喫してみませんか?送迎付きのオプショナルツアーなら、気軽に参加できますよ。ゴールデンウィークは込み合うので、予約はお早めに!
クアロア・ランチ
<写真:yukarinn808>
かつては王族だけが立ち入ることを許された聖なる土地にあるアクティビティ・パラダイス。映画のジュラシックパークの舞台としても登場した景観は壮大で、乗馬や映画やテレビ、各種コマーシャルで観たロケ地巡り、4輪バギー(ATV)で大自然を駆け巡る!忘れられない思い出になること間違いなしです。
基本情報
- 公式サイト:https://www.kualoa.jp/
シーライフ・パーク
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イルカとクジラのハイブリッド「ウォルフィン」に会えるのは世界中を探してもここ、シーライフ・パークだけ!
イルカと一緒に泳いだりアシカと触れ合ったりできるほか、ウミガメへの餌やり、イルカやアシカのショー、水深5.3メートルの大きな水槽の中にはハワイ近海に棲息するサメたちが泳いでいるのを観察できるなど、見どころ満載のマリンパークです。
基本情報
ダイヤモンドヘッド登山
<写真:yukarinn808>
オアフ島のランドマークと言えばダイヤモンドヘッド!実はこの頂上へ登れちゃうってご存知ですか?ダイヤモンドヘッドは、大昔に噴火した死火山で、中央部分はくぼんだクレーターになっています。山頂まではトレイルがあり、キッズから大人まで気軽にハイキングが楽しめるんですよ。
ワイキキからダイヤモンドヘッドの登山口へ行くには、クヒオ通りにあるバス停から2番か23番でアクセスできます。左側にKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)が見えたら下車してください。
ローカルの人たちはビーチサンダルで登っている人もいますが、靴ずれなどのトラブルを起こさないためにも、運動靴を履いて行くのがおすすめです。
4. 現地在住ライターが感じる、5月のハワイの雰囲気
<5月1日の、レイ・デーのイメージ。写真:yukarinn808>
住んでみてわかった5月頃のハワイは、ゴールデンウィークでハワイを訪れる日本人も多く、ワイキキが大賑わいになること。そして地元の学校が年度末ということもあり、行事がいっぱいの忙しい月でもあります。
また、世間一般では5月1日はメーデーですが、ここハワイではレイ・デーと呼ばれ、伝統的なハワイアン文化を称えるセレモニーや美しいレイのイベントが各地で開催されます。カピオラニ公園でも盛大にイベントが催されるので、この時期に滞在する方はぜひ参加してみてくださいね。
5月5日は「Keiki Day(またはBoys Day)」
<日本で見かける鯉のぼりがハワイに!?写真:yukarinn808>
このほかにも日系人や在ハワイの日本人たちは、5月5日のこどもの日をボーイズ・デーとしてお祝いもします。日系人が多く暮らす住宅街には立派な鯉のぼりを掲げているお宅もありますし、日系のスーパーではかしわ餅もちゃーんと売っています。
さらにハワイ語では子どものことを「ケイキ」と言い、スーパーマーケットには「KEIKI DAY」とプリントされたTシャツやカードがたくさん売られていますよ。これらのデザインやプリント柄がどこか懐かしい昭和を彷彿させてくれるので、お土産にしても面白いかもしれませんね!
また、年度末ということで卒業式シーズンでもあります!通常小学校や中学校は卒業式がなく、義務教育が終了となる高校の卒業式の盛り上がりといったら、それはそれはすごいのです。
スーパーマーケットやクラフト・ショップには、卒業式アイテム専門に扱うセクションが用意され、各高校のスクールカラーのリボンレイやキャンディレイ、飾りつけグッズがあふれています。
このように、気候も良くオシャレも楽しめ、ビーチやアクティビティもイベントも目白押しなハワイの5月。この時期のハワイは楽しいことがいっぱいですよ~!
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yukarinn808
- アロハ!ハワイ在住20数年。赤ワインが大好きなフリーランス・ライター。19歳と17歳の息子と暮らすシングルマザー。趣味はB級グルメの食べ歩き、スリフトショップでのお宝探し&ハッピーアワーめぐり。