たびこふれ

雨の景色の良さと神話を巡り、心に深く残る宮崎の旅

記事投稿日:2019/05/24最終更新日:2019/05/27

Views:

窓子でーす。皆さまはこの今世紀最大?とも言える10連休のGWをいかがお過ごしでしたでしょうか。

海外や国内旅行に行った方もいらっしゃるかと思います。もしくは仕事...の方々も(泣)

目次

はじめに

窓子には一人娘がおりますが、一昨年に早々と嫁に行き、その娘婿が「お母さん、今年のGWはみんなで旅行に行くと言ってたよね?」と半年前の窓子のテキトーな発言を覚えていた事から慌てて3月中旬にホテルを探し始めました。

旅行業界に身を置きながらスタートが遅い事を重々承知の上で、とにかく全九州、4人部屋対応、という条件であらゆるサイトを検索。

あ、ありました!飫肥(おび)に一つだけ。

いや長崎にもありましたが価格が一泊二食で87万円となっていたので桁を何度も数え断念...。

飫肥については宮崎県日南市の近くにある城下町で、焼酎も有名、それくらいの知識はありました。

とにかく飫肥だろうが何だろうがこれ一択。迷わずポチっと予約画面を押しました。

そこから改めて地図を広げ見てみると日南海岸、鵜戸神宮、都井岬、そうです。福岡市民ならば中学校の修学旅行で行ったコースです。まぁ往復したらざっと1,000キロ?

他の家族には事後報告。金を払う者が実権を握るのです。 早速出発〜

旅の楽しみ 寄り道数々

何せGW、出発時間は朝の5時です。おかげでたいして混まずに田野ICまで行けました。

サービスエリアで朝ごはん

朝ごはんは途中のSAでパンを買って外のベンチで頂きました。

①メロンパン.jpg

緑色のメロンパンとは珍しい!
まだほの温かいパンは美味しかったです。

①バウムクーヘン.jpg

買ってはいないけれどインパクトがすごすぎるバウムクーヘン。

幻想的な川の流れとキャンプ場

田野ICを降りて一路飫肥方面へ爆走。

しかし風光明媚な景色です。

②山.jpg

靄がかかり美しい風景です。

②川.jpg

川の流れはもはや幻想的ですらありました。考えたら窓子は結構川が好きですね。
ライターネームは川子でも良かったな。

途中のキャンプ場がある公園にも立ち寄りました。

③蜂之巣公園.jpg

キャンプ場を備えた公園です。
ゴールデンウィーク中なのに閑散としていて残念です。

③蜂之巣公園2.jpg

バンガローはこの先の吊り橋を渡ったところにあったようです。夜は怖いかも?

ホテルのチェックイン時間が早いため、一旦飫肥に立ち寄り、説明を受けて鵜戸神宮へ向かいます。

天皇のルーツを辿る鵜戸神宮

④鵜戸神宮 岩場.jpg

確か修学旅行で来た時もこんな天気でした。

④鵜戸神宮 岩場2.jpg

この絶景を写真で表現するのは難しい。

⑤鵜戸神宮 階段.jpg

断崖絶壁に階段があります。
なるほど海の生物のサメだからこういう場所が産屋なんですね(汗)

⑤鵜戸神宮 階段2.jpg

本殿 安産を祈祷できます。元産屋だけに~

⑥鵜戸神宮 洞窟.jpg

ほとんど洞窟に本殿があります。

⑥鵜戸神宮 洞窟2.jpg

中央のくぼみに石を投げ、中に入ると願いが叶うとか。

鵜戸神宮は古事記にも記載されている神様、ウガヤフキアエズが御祭神です。
高千穂は天孫降臨の地。
天照大神の御子、邇邇芸命が天下りまして、海辺で美しい乙女に出会いました。
その乙女は土地の神様の娘の木花之佐久夜毘売です。
しかしたった一晩の契りで身ごもった為、邇邇芸命は自分の子ではないだろう、と疑います。(ギリシャ神話もそうですが全知全能の神は利己的な性格が多いようです)
怒った木花之佐久夜毘売は本当に邇邇芸命の御子ならば無事に産まれてくるだろう、と産屋に火を放ちました。

そして産まれた三柱の神のうちの一人が火遠理命。その火遠理命が妻に迎えた豊玉毘売の本来の姿はサメ(さすが神話です)
サメなので海辺に産屋を立て出産に挑みますがあまりに早く赤ちゃんが産まれてしまったために屋根の葺が間に合いませんでした。
ゆえにウガヤフキアエズ(天津日高日子波限建鵜葺草葺不合命)漢字にしたら読めませんな(笑)
そのお産をした跡が鵜戸神宮となっているのです。
神宮という名前がついているのは祭神に神武天皇がおられるからです。
実はこのウガヤフキアエズの御子の彦火火出見が初代天皇(神武天皇)になるのです。

おりしもこの日は平成最後の日でした。
狙ったわけではなかったけれど、天皇のルーツを辿る旅となりました。

海沿いの眺めが良いレストランで食事

さて、断崖絶壁階段を昇り降りしたのでお腹が空きました。このあたりは鰹が有名らしいのです。

仕事で日南をよく知るオットの案内でホテルシーズン日南の1階にある、レストランる・菜に入りました。

海沿いの眺めの良い場所です。

⑦レストラン入り口.jpg

⑦レストラン膳.jpg

炙り鰹は珍しい。手前の麺は魚です。

⑧料理.jpg

炙り鰹。マヨネーズを付けて食べる漁師風は美味しかったです。

⑧料理2.jpg

出汁をかけてお茶漬けにも。

⑨窓からの景色.jpg

レストランからの眺め。あゝ晴れていたら...。

食堂 る・菜(ホテルシーズン日南 1F)

>>>食堂 る・菜の情報を【ぐるなび】で詳しく見てみる
>>>食堂 る・菜の情報を【食べログ】で詳しく見てみる

一邸貸し「季楽 飫肥 合屋邸」

満腹になったところでホテルへ向かう前にスーパーへ立ち寄りました。

なんせ今回のホテルは素泊まり。まーあれですな、キャンプ場のバンガローだと思ってください。

地場のスーパー戸村の「戸村のタレ」は九州では有名です。

牧場もやっているので肉も豊富。食材の現地調達はキャンプの基本ですね(笑)

⑩玄関の写真.jpg

雨なのでいきなり中からの撮影でスミマセン。
囲炉裏がありますが、用途としては鑑賞用です。素人に家内で焚き火は火事の元(笑)

⑩玄関の写真2.jpg

うわーネットで見た写真と同じです!
正直何回今迄旅行サイトの加工写真に騙されてきたことか!

⑪部屋内部の写真.jpg

ソファが広くて三人で座っても余裕!

⑪部屋内部の写真2.jpg

6人まで宿泊可能。卓を立てて布団が敷けます。

⑫キッチン.jpg

玄関から続きで土間になっています。

⑫トイレ.jpg

トイレはホテル仕様。

⑬風呂.jpg

木の浴槽は久しぶり!2人で入っても広々!

まあ、なんと素敵なホテルでしょう!ここは合屋邸、一邸貸しです。中庭も広々。
早速料理を作りました。といっても肉を焼いてご飯を炊いて現地の野菜をチャチャッと茹でるだけ〜

⑭イチゴ.jpg

このイチゴはスーパーで買いましたが、この2倍の量でなんと680円!
イチゴの隣にある果物は日向夏というミカンの種類です。外側の黄色の皮を剥き、このように白いワタを厚めに残します。
実は酸っぱいのですがワタと食べると甘く感じるのです。この季節限定のお楽しみ。

⑭料理.jpg

右端に鎮座しているのが戸村のタレ。
スーパーで買った筍の煮物やグリーンピースご飯、とほとんどキャンプ食です。

夜が更けていく様も風情があります。
田舎のおばあちゃんの家に来たような、別荘に来たような、そんなゆったりした時間が流れます。老後はこんな田舎の家で暮らしてみたいと思わせる仕様です。

⑮中庭.jpg

だんだんと日が暮れて...。カエルの声と雨音の合唱です。

季楽 飫肥 合屋邸

>>>季楽 飫肥 合屋邸の情報を【Relux】で詳しく見てみる
>>>季楽 飫肥 合屋邸の情報を【じゃらんnet】で詳しく見てみる
>>>季楽 飫肥 合屋邸の情報を【一休.com】で詳しく見てみる

飫肥城下町

飫肥は城下町で、この合屋邸は家臣の屋敷をリノベーションしたそうです。

街並みも昔の城下町がそのまま残っています。

町を散策する予定でしたが、昼からは雨が強めに降ってきたため、翌日に期待をかけましたが、残念ながら翌日もやはり雨でした。
町散策は諦めてあゆみちゃんマップを購入していたのでお店を車で回り品物をゲット。

もはや娘婿が言う所の配達の人みたいにオットがそれをこなしていました(笑)

⑯あゆみちゃんマップ.jpg

これは飫肥の観光協会が出している有料の地図で700円で販売されています。資料館などに無料で入れたり、協賛店の品物が5つまでもらえます。
飫肥は卵焼きのお菓子が有名なのですが、卵焼きのお菓子一個と小瓶とはいえ醤油一本と箸一膳が全て一律一個にカウントされるのはちょっと不公平な気も...?
雨でなければ店に立ち寄ってみるつもりでした。

田ノ上八幡神社にお参りへ

それでも1100年頃に建立されたという田ノ上八幡神社にはお参りに行きました。

石段が苔で綺麗でしたが滑って非常にデンジャラスでした。

⑰田ノ上八幡神社.jpg

このノボリさえなければ幽玄な雰囲気があったような...。

⑰田ノ上八幡神社2.jpg

確かに古い。
御祭神はたくさんいますねー!ちょっと珍しい取り合わせです。
神々のアベンジャーズみたいな感じ?

  • 蹈韛五十鈴媛命(たたらいすずひめのみこと) 
  • 磐長比咩命(いわながひめのみこと) 
  • 大山祇命(おおやまつみのみこと)
  • 国常立命(くにのとこたちのみこと) 
  • 大己貴命(おおなむちのみこと) 
  • 別雷命(わけいかすちのみこと) 
  • 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

馬駆け回る都井岬

いざ都井岬へ!飫肥から都井岬まで約50キロあります。

平坦な道ならばそこまで遠くはない距離ですが結構なクネクネ道です。なぜならば海沿いだから!

あゝ天気さえよければどれだけの絶景だったか...。知っているだけに残念でした。

娘婿は北欧人。彼にこの美しい日南海岸を見せたかったのに。

⑱道の駅.jpg

確かに道の駅としてはスケールが違う。宿泊施設を作って欲しい程の眺望でした。

⑱道の駅2.jpg

売店やレストランは普通の道の駅らしい感じですが、とにかくここは晴れた日にリベンジしたいロケーション!

⑲都井岬馬.jpg

ついに二時間近くかけてやってきました、都井岬。人生で三回目!
野生馬が近くで見れます。

⑲都井岬馬2.jpg

あゝ岬なので晴れていれば太平洋が180度で見れたのに。

愛しのシェラトンオーシャングランデ

さて、本来ならば一泊二日の日程で出かけたので帰る予定でしたが、朝目が覚めたら旅行サイトからメールが来ていました。
寝ぼけながらも開いてみると、なんとなんとシェラトンオーシャングランデ、四名一室空きあり、とあるではないですか。
地の果てまで追ってくる商売魂!!
きっと私がずーっと5月1日の宮崎鹿児島で検索をかけていたからでしょう。

とりあえず家族みんなに了承を取り、予約。

そうですよね、いきなり宮崎に空きが出来ても四名一室ではそうそう埋まりませんよね。

もうちょっとラグジュアリーな服を持ってくれば良かった...と悔みながらも窓子の大大好きなシェラトンへと向かいました。

その昔シーガイアがリゾート開発された時に出来たホテルで、今は経営も代わりましたがこの全室オーシャンビューのホテルは過去に何度も泊まりました。
ホテルから出なくても充分なアクティビティがあります。

サイクリングロードで自転車に乗ったりとか(平素自転車に乗らない窓子はそれだけで十分な大冒険!)日本ではここにしかないタイ式スパのバンヤンツリーでマッサージを受けたりとか、カフェの大きなソファに寝転んで本を読んだりとか部屋の窓からぼんやり海を眺めて過ごしたりとか、やることが多くてかえって忙しいです(笑)

今回はスパは諦めましたが、最上階に近いこのスパの部屋から見える景色は阿波岐原森林公園が半島のような形で見える絶景ポイントです。

ちなみにこの阿波岐原は古事記に記されています。
亡くなった妻のイザナミを迎えに行ったのに追い返されて黄泉の国から戻った夫のイザナギがこの阿波岐原にあるみそぎ池で黄泉の国の不浄を洗い流したのです。
そう考えると宮崎は本当に神話の国ですね。

⑳ホテル.jpg

さすが四名一室。ベッドだらけです。窓の向こうは太平洋~晴れていれば(泣)

⑳ホテル2.jpg

去年改装されてプールがあった場所が半分になり、バーが作られていました。この渡り廊下を歩いて温泉へ。

まとめ

今回の旅行は雨続きでしたが、雨には雨の景色の良さがあります。

合屋邸で中庭を眺めながら聞いた雨の音。

モヤに包まれた日南海岸。

晴れていればまた別の選択肢もあったことでしょうが、今回はなぜか神話を巡る旅となったのはちょうど御代替わりの年として、偶然ではありますが深く心に残る旅となりました。

㉑カクテル.jpg

バーにて。
ジュースに見えますがカクテルです。チョコレートは創作だそうでひっくりするくらい美味でした。

㉑令和写真.jpg

5月1日の朝は令和イベントという事でホテルのレタールームで書き初め写真会が開催されていました。
雨でなければ絶対にやらなかったアクティビティ(笑)

娘が持っている「令和」は習字初挑戦の娘婿が書いたもの。当然上手く書けるはずもなく、絶対自分のは持たないと言い張って娘のと替えっこしていました。(バラしてごめんよ)
このレタールームのサービスは書いた手紙を無料で送ってくれます。
窓子がちゃっかり北欧まで頼んだら10日後に娘婿のママの家に届きました。
なんと素晴らしいサービス!

また絶対泊まりに来るね~

プロフィール画像
この記事を書いた人
窓子
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア

記事投稿日:2019/05/24最終更新日:2019/05/27

Views:

この記事に関連する記事

宮崎のアクセスランキング

© 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.