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【宮崎】会いに行ける神様! 九州・宮崎県高千穂で伝説に触れる旅

記事投稿日:2021/07/15最終更新日:2021/07/15

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天岩戸神社

新型コロナ拡大の影響で、不安を抱えながら家で過ごすことの多いこの一年。旅に出られるなら、自然豊かな神話の里で、無病息災を祈りたい。できれば、神様に会いたい!などと思うことはありませんか?

そんな願いが叶う場所が、宮崎県の高千穂町です。天孫降臨の地とされるこの町には、天照大神がこもった天岩戸をはじめとする神話の舞台がいっぱい。なんと、天岩戸を開く神様の姿だって拝めちゃうんです!

そんな神々しい旅の様子を、新入りたびこふれライターの朝茶がお伝えします。

目次

高千穂へのアクセス 実は熊本空港から行くのが便利

神話のふるさと高千穂町があるのは、宮崎県の北端部。実は宮崎空港よりも、熊本空港(阿蘇くまもと空港)から行く方が近くておすすめです。熊本空港からは高千穂に向かう高速バス「特急たかちほ号」が出ています。

しかし、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら高速バスは全便運休中...。なおかつ高千穂は見どころが広範囲に渡って点在しているため、熊本空港でレンタカーを借りるのが理想的な交通手段です。筆者もレンタカーでのアクセスを選びました。阿蘇から高千穂へ向かうルートは、ほぼ一本道。1時間30分ほどで到着します。下の写真のような、阿蘇の雄大な自然を眺められるのも重要なポイントです。

阿蘇

天岩戸神社で、伝説のあの場所へ!

阿蘇の眺めを楽しんだ後は、宮崎県高千穂町へ。一本道、かつカーナビ完備のレンタカーのおかげで、無事に到着することができました。

天岩戸神社

まず訪れたのは、町の東部にある天岩戸神社。岩戸川を挟んで、西本宮と東本宮があります。西本宮のご神体は、天岩戸!日本神話の主神・天照大御神が隠れたという、あの伝説の洞窟です。

天岩戸神社

早速鳥居をくぐって、西本宮拝殿へ。深い杉木立の中にある拝殿は、清々しく荘厳なたたずまい。皇祖神とされる天照大御神が隠れた天岩戸を祀る神社なので、これまでにたくさんの皇族方が訪れています。

天岩戸神社

天岩戸

さて、いよいよ天岩戸の洞窟へ。西本宮拝殿の裏側に、天岩戸が見える天岩戸遥拝所があります。9時から14時半の間に一日に15回、およそ30分おきに神職の方が案内してくれます。集合時間になると入口に続々と参加者が集まり、早速遥拝所へ。と思ったら...

「ここから先は撮影禁止です」

白い着物をまとった神職の方が、おごそかな声で仰るではありませんか。オーマイガッ!さすが、天照大御神がおこもりになった場所。しかしせっかく来た最強パワースポットを、記録に残したい。というわけで、脳裏によーーく焼き付けた天岩戸の光景を、後で記憶を頼りに描いたスケッチがこれです。

天岩戸

西本宮から谷を挟んで反対側の岸壁の中腹に、巨大な洞窟が口を開けています。なるほど、見れば見るほど岩の扉があったような形。天岩戸の左右の岩壁には、巨大な扉の跡を守るように、長い長いしめ縄が張られています。神職の方が、岩戸の状態について説明してくれました。

「天照大御神を引きずり出した天手力男神(アメノタヂカラヲ)が、岩戸を放り投げた跡なので、扉はもうありません。投げられた扉は長野県に飛んでいき、『戸隠』の地名のもとになりました」

あまりにも壮大な神話の世界に気が遠くなりそう。神と自然の大いなる「気」のようなものを、確かにビンビン感じます。

天安河原

西本宮を出たら、岩戸川沿いを川上に500mほど歩いて「天安河原(あまのやすかわら)」へ向かいます。ここは天照大神が岩戸にこもって天地が暗黒になった際に、八百万の神々が集まって会議をしたと伝えられる洞窟。

天安河原

清らかな川を眺めながら洞窟に近付くと、参拝客が祈願のために積んだ小石が無数に広がり、神聖な空気を醸し出しています。大きな洞窟の鳥居をくぐると、ひんやりした空気が心地よく、ここに祈ればお願い事も叶いそう。この洞窟は、写真撮影OKです!

天安河原

願いを込めながら積まれた小石でいっぱいの天安河原。新たに小石を積むスペースを探すのが、大変なくらいです。

【天岩戸神社】

  • 住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
  • 営業時間:年中無休(社務所8:30~17:00)
  • 料金:入場無料
  • 公式サイト:https://amanoiwato-jinja.jp/

高千穂峡を歩いて絶景を満喫

天岩戸神社と天安河原を訪れた後は、町の中心部にある高千穂峡へ。天岩戸神社からは車で20分ほどの距離です。

高千穂峡

柱状節理の峡谷として名高い高千穂峡は、約27万年前から4回に渡る阿蘇火山活動によって噴出した火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたことによってできた地形。平均80mの高さの断崖が、東西に約7kmに渡って続いており、遊歩道から壮大な眺めを楽しめます。のんびり歩きながら絶景を見られるのが魅力です。

高千穂峡

【高千穂峡】

高千穂神社で、あの神様に出会う

高千穂峡を散策したら、車で5分ほどのところにある高千穂神社へ。高千穂郷八十八社の総杜で、約1,900年前に創建された由緒ある神社です。境内には天を衝くような杉が立ち並び、御神木の「秩父杉」は樹齢800年。大いなる自然と神の息吹を感じて、深呼吸をしたくなります。

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観光客にとってこの神社のもう一つのポイントは、毎晩「高千穂神楽」を鑑賞できること!神々に33番の神楽を奉納する「高千穂の夜神楽」は、国の重要無形民俗文化財として名高いのですが、高千穂神社ではその中の代表的な4番を、毎晩20時から神楽殿で公開しているのです。チケットは当日受付で取れるというので、これはもう見るしかない!宿で早めに夕食をいただいた後で、神楽殿に足を運んでみました。

【高千穂神楽 概要】

  • 日時:毎晩 20:00~21:00
  • 場所:高千穂神社境内の神楽殿
  • 拝観料:1,000円 ※19:00から神楽殿入口にて販売
  • 演目: 高千穂夜神楽三十三番より、代表的な四番を上演
    • 1. 手力雄(たぢからお)の舞
    • 2. 鈿女(うずめ)の舞
    • 3. 戸取(ととり)の舞
    • 4. 御神体(ごしんたい)の舞

19:45に神楽殿に入り、畳の広間に靴を脱いで上がりました。室内はとても広く、観覧客はソーシャルディスタンスを確保し、足を崩しながら神楽を楽しむことができます。写真撮影が自由なのも嬉しいです。

舞台には「彫り物(えりもの)」と呼ばれる繊細な切り絵が垂れ下がり、その下にある舞台セットは、昼間に見てきた天岩戸にそっくり!

「あの天岩戸での神様の活躍が、ここで見られるんだ...!」

という期待が高まります。

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神楽の上演の前には、和楽器奏者の方が舞台に出てきて、高千穂神楽について詳しく解説してくれます。だから神話に詳しくない人も大丈夫!舞のストーリーはもちろん、実際の「高千穂の夜神楽」が行われるときの地域の様子や、後継者確保の苦労など、興味深いお話に聞き入ります。

そしていよいよ神楽の上演。笛や太鼓の音色に乗って現れる神様アメノタヂカラオは、とにかく迫力があります。プラチナブロンドに見える髪をなびかせ、鈴と御幣を持って天照大神が隠れた場所を探す様子は、なんとも神秘的。神様がここにいる...!と感動を覚えます。

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ついに天岩戸を見つけた後は、アメノウズメの登場。岩戸の前でおもしろおかしく舞う女神様は、赤い頭巾に温和な表情の面がとても可愛らしいです。

クライマックスは、赤い面をかぶったアメノタヂカラオがついに天岩戸を開く舞。勇壮な舞は緊迫感に満ちています。岩戸を頭上にかかげる瞬間には、盛大な拍手が起こりました。神話の瞬間に立ち会えた熱気が、神楽殿を包みます。

最後はイザナギ・イザナミの夫婦の神が仲良くお酒を作る、ほっこりした舞でしめくくられました。

高千穂を舞台にした神々の物語を、観光客にわかりやすくコンパクトに伝えてくれるこの「高千穂神楽」は、必見ですよ!

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天岩戸を開く直前のアメノタヂカラオは迫力満点。躍動感溢れる舞に、つい手ブレが...。

【高千穂神社】

まとめ

大自然と神々の世界を堪能できる高千穂。以下の点をお心に留めて、ぜひ訪れてみてくださいね。

  • 高千穂のアクセスは熊本空港からレンタカーが便利。山間部を走るので、明るい時間帯に移動するのが安全です
  • 天安河原や高千穂峡遊歩道は、徒歩での散策になります。滑りやすいところもありますので、歩きやすい靴で行きましょう
  • 天岩戸神社を訪れた後に、高千穂神楽を鑑賞する...という順番でめぐるのがおすすめです。訪れた場所の物語を目の当たりにして、感動が二倍にふくらむこと請け合いです

では素敵な旅を!

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記事投稿日:2021/07/15最終更新日:2021/07/15

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