材料はどこでも手軽に入手できるものばかりで、鍋に全ての材料を入れたら、後はただただ煮込むだけの簡単料理「チキンヌードルスープ」。じっくり煮込まれているだけあって、消化によく、それでいて栄養感がとても高いため、食欲のない時、体調の悪い時にはもってこいの一品です。

今回は、そんなアメリカの代表的なお袋の味のひとつ「チキンヌードルスープ」の作り方をご紹介いたします。

料理を作った人：solo
日本での実現可能度：★★★★★

目次

• 材料（8～10人分）
• 作り方（調理時間：8時間）
• 動画有！作り方のコツ
• このお料理にまつわるエピソード

材料（8～10人分）

• 鶏がらスープ　9カップ
• ニンジン　1本
• セロリ　2本
• タマネギ　中1個
• バター　100g
• ブラックペッパー　適量
• 塩　適量
• 鶏胸肉　450g
• ヌードル　450g

どの食材もどこでも簡単に手に入るものばかり。

チキンは、フォークで好みの大きさにほぐします。

memo

ヌードルは、エッグヌードルを使用することが多いが、スパゲティーやマカロニでも代用可能。

作り方（調理時間：8時間）

1. ニンジン、セロリ、タマネギを好みの大きさに切る。
2. ヌードル以外の全ての材料をスロークッカーに入れ、「弱」で７時間ほどじっくりと煮る。

食材を入れたら、あとはクロックポットにおまかせ。

3. 鶏肉を一旦取り出し、フォークで食べやすい大きさにほぐす。
4. 3.をスープの中に戻し、ヌードルを入れる。

チキンを戻して、ヌードルを入れたら、また放置。なんて簡単な料理なのでしょう。

ヌードルが少しトロトロするほどしっかり煮込んだら、できあがり。

動画有！作り方のコツ

チキンと野菜は大きめにカットしておくと、食事の時にボリューム感が増すのでおすすめです。

このお料理にまつわるエピソード

アメリカの料理は、とにかくボリューム満点なことに価値があると言っていいほど量はガッツリ、味付けも重たいものがほとんど。

渡米したての頃は、たまにはうどんや素麺など、素朴な優しい味が食べたいのに......と悲しくなったものです。そんな時、渡米してから初めて体調を崩し、熱を出してしまいました。「何か食べないといけないのに、何も食べれるものがないのでは？」と思っていた時、ホームステイ先のホストマザーが出してくれたのが、この「チキンヌードルスープ」でした。ホッとするのは味だけでなく、野菜たっぷりで栄養も満点、お腹にも優しい料理だったから。そして、何よりもスープの温かさで、体も心も癒されたのでした。