【アメリカ】第3のアンテロープキャニオン！？「キャニオンＸ」

アンテロープキャニオンはアメリカ西海岸アリゾナ州にあり、ナバホの聖地。グランドサークルの中で1番人気といっても過言ではない人気の観光地となっている場所です。「アンテロープキャニオン」という名前を聞いたことはなくても、こんな神秘的な光の差し込む洞窟の写真は見たことがある方は多いのではないでしょうか。

＜目次＞

アンテロープキャニオンって？
その名は、「キャニオンＸ」！
いざ、出発！
キャニオンＸはいいことずくめ！

アンテロープキャニオンって？

アンテロープキャニオンはナバホインディアンの居留区内にあり、観光するには様々なルールがあります。簡単に言ってしまえば、そこに住んでいるナバホの人たちのルールに従って観光しなければならないということ。勝手に足を踏み入れることはできません。

通常旅行会社のツアーなどに入っているのはアンテロープキャニオンの中でも上流にある「アッパーキャニオン」、個人でも行けるは下流にある「ローワーキャニオン」と呼ばれるもので、現在一般的に知られているのはこの2種類です。どちらも洞窟の中に差し込む光の様子は素晴らしく、洞窟に入るまでの道のりが違うのでそれぞれに楽しみ方がありますが、今回は第3のアンテロープと呼ばれる3つ目のアンテロープキャニオンを紹介したいと思います。

<水の通った跡が神秘的なアッパーキャニオン>

<ロープやはしごを使って見るローワーキャニオン>

その名は、「キャニオンＸ」！

私は「キャニオンＸ」と見たとき、思わず「キャニオン"テン"」と声に出してしまいましたが、読み方はそのまま「キャニオン"エックス"」です。（iPhoneの影響です...）キャニオンＸは、アッパーキャニオンのさらに8マイル上流に位置しており、まだまだ知れ渡っていない隠れた絶景ポイントです。

知られていないのもそのはず、まず、ツアーを催行している会社（もちろんナバホ族運営）はたった1つ。手作り感満載の看板が道路上にかかげられ、予約が入っていないと誰もいないこともしばしば。集合場所に行くと本当にここで合っているのかと思うくらいですが、果たしてどのような方法でアンテロープキャニオンＸが体験できるのかワクワクしながらスタート時間まで待ちます。

いざ、出発！

集合場所から、まず車で荒野の中をガタゴトと進んでいき、進むこと10分ほどでスタート地点に到着です。

ここから歩いて絶景を見に行きます。キャニオンＸは「ハイキング＆フォトツアー」と看板に書かれているだけあって、洞窟までちょっとしたハイキングをするような感じで入口まで進みます。

洞窟はサウスとノースに分かれていて、どちらにも入ります。そして...、どちらかに「Ｘ」の由来となるものがありますので、（お伝えしたいのはやまやまですが）是非ご自身の目で確かめてください！ツアーにはナバホのガイドさんが同行してくれますが、ま～写真を撮るのが本当に上手！カメラやスマートフォンを見事に操り素敵な写真を撮ってくれちゃいます。

キャニオンＸはいいことずくめ！

なんといっても、「人が少ない！」というのが一番のおすすめポイント。人が少ないのは決して人気がないからではなく、まだまだ認知度が低く（探し当てられてないというのもあり）、また、ハイキングのように歩いて探し当てる秘境感もある。そして、前にもお伝えしたように催行会社が1つのため受けられる量が圧倒的に少ないのです。

知名度のあるアッパーキャニオンでは、洞窟までの道のりが短く年齢等関係なく誰でも手軽に参加できるツアーということもあり、かなりの「人・人・人！」入口と出口が同じなため、洞窟内では人が多いのに加え、狭い場所ではすれ違うのも一苦労。キャニオンＸも入口と出口は同じですが、人数に限りがあるため、ゆっくりと観光できます。

また、写真が本当に撮りやすい！人が少ない＝写真が撮りやすくなります。こんな写真や