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2019年5月よりイギリスの入国カードは廃止に!これまでの入国カードに関する参考情報をまとめておきます
<写真はイメージです(Photo by Pixabay)>
重要なお知らせ
2019年5月20日より、入国カードは不要となりました。併せて、入国審査も自動化ゲートが利用可能となりましたので、日本人のイギリス入国はかなりスムーズになったようですよ!詳しくは、在英国日本大使館の下記案内をご覧ください(2019年11月11日 たびこふれ編集部)。
>>>英国入国時の自動化ゲート利用について(在英国日本大使館)
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以下は、入国カードが必要であった当時(2018年1月)に作成した記事です。参考情報としてこのまま記載しておきます。
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海外へ旅行するときには、ほとんどの場合、空港へ到着する前に機内で「入国カード」が配られます。この入国カードは、空港で入国のための手続きをする際に必要な情報を書いた書類です。しかし、すべての項目を英語で書かなくてはいけないため、英語に慣れていない人には記入するのがちょっと大変かもしれません。
しかもいい加減な書き方をしてしまうと、入国審査官にいろいろと質問されて余計な手間がかかることにもなりかねません。ここでは、イギリス(英国)へ旅行する際に入国カードを間違いのないようにスムーズに書くためのポイントを紹介します。
目次
イギリスの空港に着いたら書く「入国カード」とは?
空港に着くと入国審査カウンターで提出することになる入国カード。まずはその概要から説明していきます。ちなみに、イギリスの場合は基本的に6カ月以内の滞在で目的が観光であれば、ビザは必要ありません。
入国カードはどのタイミングで記入すべき?
イギリスに入国する際に記入・提出が求められる入国カードは、正しくは「Landing card(ランディングカード)」という名前のカードです。
この入国カードは、空港での入国審査(イミグレーション)を受ける際に、パスポートと一緒に提出します。例えばロンドン・ヒースロー空港では、入国審査のためのレーンが欧州経済地域(EEA)と、それ以外(All Other Passports)の2種類に分かれています。日本人は「All Other Passports」の列に並んで入国審査を受けます。
入国カードは機内で配られることがほとんどです。機内にいる間に必要事項を記入してしまいましょう。機内で配られなかった場合は、客室乗務員に尋ねるか、空港の入国審査カウンターの付近に置いてあるので、それを入手しましょう。子供を含めて全員が記入・提出します。
入国カードと聞くと、他国で必要なことがある「出入国カード(Embarkation Disembarkation Card=EDカード)」を連想する人もいるでしょう。確かに似たカードですが、イギリスの場合は入国の際に審査があるだけで、出国審査はありません。
イギリスの入国カードの特徴
イギリスの入国カードには英語のみのものと三カ国語で表記されたものがあります。以前は一部に日本語が表記されたものがありましたが、2017年現在は存在しません。日本語表記がないため、英語が苦手な人にとっては、記入するのが少々大変かもしれません。
イギリスの入国カードの項目について
そこで、ここでは英語のみの入国カードの書き方を紹介します。各項目の概要と間違えやすいポイントを把握しておきましょう。
Family Name / First Name
名字(Family Name)と名前(First Name)です。パスポートと同じ表記にしてください。
Sex / Date of Birth
性別(Sex)と生年月日(Date of Birth)です。男性は「M」、女性は「F」にチェックを入れます。生年月日は「DD/MM/YYYY(日付/月/西暦)」の順番で記入することに注意してください。
Town and Country of Birth / Nationality
出生国と地域(Town and Country of Birth)は、パスポート記載の本籍地と国名を書きます。「TOKYO,JAPAN」などです。国籍(Nationality)は日本人なら「JAPAN」もしくは「JAPANESE」です。
Occupation
職業です。「OFFICE WORKER(会社員)」や「STUDENT(学生)」などと書きます。英語での言い回しを求められるので事前に調べておきましょう。
Contact address in the UK (in full)
イギリスでの滞在住所です。現地で予約しているホテルの住所などを記入します。複数のホテルに泊まるなら最初に泊まるホテルで良いでしょう。基本的に、郵便番号を含む住所を記入します。
Passport no. / Place of issue
パスポート番号(Passport no.)とパスポートの発行地(Place of issue)です。番号は間違いのないように書き写してください。発行地は「JAPAN」などです。
Length of stay in the UK
滞在期間です。「5DAYS」などと記入します。
Port of last departure
搭乗地です。どこの空港から飛行機に乗ったかを記入します。「NARITA」など空港名を書きましょう
Arrival flight/train number/ship name
飛行機の到着便名(Arrival flight)です。「JL043」などと書きます。「train number」と「ship name」は列車名と船名のことなので通常は関係ありません。
Signature
署名です。パスポートと同じように署名してください。
イギリス旅行初心者でも上手に入国カードを書く方法
入国カードには大文字の英語で記入します。また、パスポートを見ながら書く項目が多いので、手元にパスポートを用意しておきましょう。
滞在先となるホテルなどの住所は、メモに控えておいたほうが良いでしょう。その際、到着便名なども同じようにメモしておくと便利です。職業名も同様です。事前に英語でどう書くかを調べておいてください。
英語で記入することに不安がある人は、出発前に書く練習をしておきましょう。また、機内で記入するときなどは、入国カードに記入するためにボールペンを用意しておくとスムーズです。機内持ち込み手荷物の中に入れておきましょう。
初めてイギリスへ旅行するときは、入国カードの書き方が分からなくて戸惑ってしまうことがよくあります。事前に項目や書き方について予習しておけば安心ですので、ぜひ上記を参考にしてみてください。同行する人がいれば、その人にも教えてあげましょう。
どうぞ、楽しいイギリス旅行を!
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