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デンマークのコンビニって?
デンマークに入国したあと、空港でも中央駅でも必ず見かけるコンビニはセブンイレブンではないでしょうか。お馴染みの看板は日本と一緒だけれど、中はだいぶ違います。
今回は、セブンイレブンでどんなものが売っているのか、そして驚きの物価ついてもお届けします。
こちらは、コペンハーゲン中央駅(Koebenhavn H, またはKoebenhavns Hovedbanegaard)のインフォメーション横にあるセブンイレブンです。
このお店は平日・土曜が6:00~21:00、日曜 8:00~20:00営業です。24時間営業でも7:00~23:00営業でもありません。
入口付近に目を引きブーケが並んでいます。大人になっても誕生日を盛大にお祝いするデンマーク人や、女性へのちょっとしたプレゼントによく贈られているようです。生花はお手頃なデンマークなので、ブーケ 178kr(3,300円)と花屋さんに比べると高いですが、まあ許容範囲です。
店内は暗めで黒っぽいイメージ。お菓子やドリンク、アイスに軽食、雑誌や新聞、タバコなどを売っています。ちょっと珍しいところでは、1個ずつパックされたリンゴやバナナが売っているところでしょうか。
セルフサービスのコーヒーマシーンもあります。お値段はSサイズ(lille)24krから。日本のように100円かと思いきや一番安くても約450円で 驚く方も多いのでは。これでもデンマークでは普通な価格なんです。カップがSでも日本のL以上あるのが救いでしょうか...。
さて、種類はラテ、カプチーノ、 エスプレッソ、ココアなど。お茶はClipperの紅茶類かPukkaのハーブティーのティーバッグにお湯を入れます。アイスコーヒーはありません 。お会計はレジで。
水なら安いかな、と思ってもさすがコンビニ価格で1本約280円(15dkk)。この写真だと2本だと約470 円。なんてことないミネラルウォーターです。
さらにペットボトル飲料には500mlなら1krのpant(ボトルをリサイクルすれば返却)が加算されます。
クロワッサンや、デニッシュも豊富です。3個で38krと書いてありますが1個から買えます。
左下の丸いのはアンパンに見えますが、何も入っていない甘めのパンです。
パンやピザ、串物もあります。焼き鳥と書いてあるもの、サテやチキンティッカなど。写真には載っていませんが、ホットドックは特別扱いで熱い鉄板の上にいつでもソーセージがスタンバイしています。
と、多くのセブンイレブンが食品とドリンクメインのようで、日本のようにシャンプーや文房具、携帯充電器などは置いていませんのでご注意を。
ちょっと調べてみると、デンマークのセブンイレブンはノルウェーの大手小売りグループがオーナーでフランチャイズ化しています。デンマーク国内では、 DSB(デンマーク国鉄)とシェル石油と提携しているので、鉄道駅やシェル系のガソリンスタンドに必ずといっていいほどあるのですね。なので、日本のセブンイレブンとは基本的に違うお店ということでした。
また、日本と大きく違うのはお店の外側。
こちらは市庁舎の近く、ストロイエの入口にある店舗です。街中なので24時間営業。古い建物で雰囲気がありますね。
中央駅裏の店舗も24時間営業。ツタが素敵ですが、この付近は治安が悪いのが残念。
その他のコンビニだと、小さな個人経営のキオスクなどがあります。移民オーナーが多いせいか中東系の野菜なども売っているのが特徴です。ただ、値段がついていない商品が多いので、観光で来た方だとセブンイレブンが一番分かりやすいと思います。
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mig
- 2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。