スマホで東京スカイツリー®の美景を撮る

東京下町の風景に馴染む東京スカイツリーを劇的に写すスポットを探訪。最後の1枚を除き、iPhoneで撮影しました。※撮影スポットと東京スカイツリーの距離はGoogleマイマップで計測した直線距離（目安）です。

[台東区] 隅田公園（吾妻橋～東武花川戸鉄道橋付近）・隅田川／東京スカイツリーまで約1,000m

浅草駅に近く、水上バス発着所がある公園は定番の撮影スポット。東京スカイツリーと鉄道橋、水辺の建築を構図に収める超ワイド写真を、スマホのカメラならパノラマモードで手軽にスナップできます。また、首都高速の車とタイミングにより船と電車も写せて写真に動きが出ます。

浅草側の隅田公園から。パノラマモードで鉄道橋と有名なビルとともに、ひとつの構図に収めました

橋を渡る東武鉄道の電車。車内照明が水面に映りきれいです。夜は遊歩道や橋の手すりにスマホの底を押し当てながら撮るのがコツ。手ブレが起きにくくなります

船が航行しない夜遅くに満潮か干潮になるタイミングを狙うと、潮止まりの15分間ほど水面が滑らかになり、下の写真のように東京スカイツリーがよりくっきりと映ります

[墨田区] 隅田公園・ひょうたん池(旧水戸徳川邸内）／東京スカイツリーまで約680m

墨田区側の園内の池には木々越しの東京スカイツリーがきれいに浮かびます。このシーンをiPhoneでパノラマを撮るときは、明部から暗部に向けてスライドさせる（⇒を空からスタートし、池の方向へ連続的に動かす）のがコツ。⇒の方向を逆にすると、全体の露出がオーバーとなり不自然な写真になります。

パノラマモードで撮ると、肉眼での見た目より東京スカイツリーがだいぶ小さくなります

[墨田区] 枕橋・北十間(じっけん)川／東京スカイツリーまで約770m

水面に映る東京スカイツリーと東武鉄道の電車を一緒に撮れるスポット。私は金色の特急「日光詣スペーシア」が東京スカイツリーの宇宙的な外観に合うと感じ、運行スケジュールを東武鉄道のホームページで調べて現地へ。思惑通りの写真が撮れたときは思わずガッツポーズが出るほど興奮しました。

枕橋の横を通過する特急「日光詣スペーシア」

[墨田区] 十間橋・北十間川／東京スカイツリーまで約700m

水面に映る「逆さ東京スカイツリー」のベスト撮影スポットと評判なのがここ。橋の周辺が暗いため、北十間川への映り具合が際立っているといわれます。ただ、東京スカイツリーと水面に映る像の全体をひとつの構図に収めるのは、アングルのせいなのかiPhoneのパノラマモードを駆使しても難しいようです。

北十間川の正面にそびえる東京スカイツリー。全体を写すには超広角レンズが必要

[墨田区] 福(ふく)神(じん)橋・北十間川／東京スカイツリーまで約1,480m

十間橋から北十間川沿いを移動し、この川が交差する旧中川方面に進むと、福神橋からいい具合に東京スカイツリーと水面の逆さ東京スカイツリーを構図に収めることができます。全体をどうしても撮りたい人にはお勧めの撮影スポットです。

北十間川の正面にそびえる東京スカイツリー。視界の抜けは抜群で壮観な眺め

[江東区＆江戸川区] ふれあい橋・旧中川／東京スカイツリーまで約2.900m

江東区亀戸と江戸川区平井の間を流れる旧中川に架かるのが、ふれあい橋。この橋と東京スカイツリーのライティングの色彩が響き合うように美しいと、隠れた人気撮影スポットになっています。私は両者のライティングカラーが似た色になる日を調べて現地に向かいました。東京スカイツリーはホームページ上の「ライティング情報」を、ふれあい橋は下記の情報を参照にしてください。

ふれあい橋の青いライティング。東京スカイツリーの淡いブルー光「粋」と調和しています

ふれあい橋ライティング・スケジュール（点灯時間は日没～23:00)

1月1日～31日・・・紫
2月1日～28日・・・青
3月1日～14日・・・紫
3月15日～4月15日・・・淡いピンク（桜の開花をイメージ）
4月16日～31日・・・青
5月1日～15日・・・緑（若葉をイメージ）
5月16日～31日・・・紫
6月1日～30日・・・青
7月1日～31日・・・紫
8月1日～31日・・・青　※15日のみ淡い黄色（東京大空襲の追悼）
9月1日～30日・・・紫
10月1日～31日・・・青
11月1日～30日・・・紫
12月1日～31日・・・白　※24.25日はクリスマスカラー(赤・白・緑)
※2017年9月現在、江戸川区小松川事務所地域サービス係調べ