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ベルギーの代表的な料理のひとつ、ミートボール!
ミートボール?と言われると、どこにでもありそうな気がするので、わざわざベルギーで食べなくても良いかな?と思われるかもしれませんが、代表的なベルギーの家庭料理のひとつでもあり、お店によって味や見かけが違ったりするので、ぜひお試しあれ。色んなソースがあり、とにかく大きい!でもあっさりと食べやすいものが多く、ペロリと食べて満足!という感想の方が多いと思います。
上の写真を見て、大きさに驚かれたかもしれませんが、通常は子供の握りこぶしくらいの大きさのミートボールが1皿に2個か3個入っています。日本でミートボールというと、一口サイズのものを想像しますが、ベルギーのは大きいものをナイフで切ってソースに絡ませながら食べます。写真はミートボール専門店のもので、お肉は牛と豚の合い挽き、鶏肉、野菜(キノア)の3種類から選び、ソースはトマトソース、リージュシロップのソース、マッシュルームのクリームソース、クリーク(フルーツビール)のソース、トラピストビールのソースにスペシャルソースの6種類から選びます。美味しそうでしょ?一般的なのはトマトソースなので、この専門店では別の味のソースを選択したくなります。
ちなみに、「リエージュシロップ」はリエージュという町発祥の果実を煮込んで作った甘いシロップです。ベルギーでは煮込み料理に使ったり、好きな人はパンに塗って食べたりします。
このミートボール専門店は、おばあちゃんたちの時代の食材やシンプルさなどをイメージし、お肉は地元で自然由来のエサを与えて育てたもので、野菜などの食材も地元のフレッシュな食材を使用しているこだわりなので、品質も味も保証付き。もちろんベルギーではフリッツ(フライドポテト)と一緒に食べます。このポテトも冷凍品を使わずにフレッシュなポテトを使用してのフリッツです。こだわりを感じますね。健康志向の方やベジタリアンの方も、キノアを使った野菜ボールが選択出来るのは嬉しいですね。
こちらはサラッとしたトマトソースのミートボールです。トマトソース味のミートボールは、ベルギー料理のあるブラッスリーやカジュアルなレストランには、ほぼ間違いなくある気がするほど人気メニューです。お店によってトマトソースの味が若干違いますが、食べやすく日本人の舌にあった料理だと思います。子供にも人気なので、キッズメニューとしても見かけます。
こちらは珍しくビールソースのミートボールです。ビールの醸造所内にあるカフェで出されているもので、味も見た目よりもしつこくなく美味しいです。ミートボールが大きいので、これでお腹いっぱいになります。
ベルギーのファミリーは、週末(特に日曜日)はおじいちゃんやおばあちゃんの家に集まる週間があります。その時に、おばあちゃんが作った家庭料理のカルボナード(ビーフシチューのような牛肉のビール煮込み)やミートボールなどを食べます。そうやっておばあちゃんから代々継承され、各家庭でオリジナルの味になっていくんですね。
メニューの中に見つけたら、一度は食べてみてください。大きなミートボールが運ばれてきますよ。ホクホクのフリッツもぜひご一緒に。
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