廃墟好きにはたまらない!ボリビア・ウユニの「列車の墓場」で大人のアスレチックを楽しもう♪

ウユニ塩湖と言えば、もうご存知の方も多いですよね!雨季に美しい水鏡ができることで有名な、ボリビア南部に位置する広大な塩湖です。ウユニ塩湖ツアーでは塩湖の他にいくつかの観光スポットを巡りますが、ウユニの街から出発してまず初めに立ち寄るのが、「セメントリオ・デ・トレンス」日本語で"列車の墓場"と呼ばれる場所です。

ボリビア

19世紀後半、ウユニ塩湖の塩や鉱物はボリビアの主要産業として多く生産され、ウユニは資源産出の拠点の街として大いに栄えました。その資源の輸送手段としてイギリスの会社が出資して鉄道網が整備され、太平洋海岸の町アントファガスタまで運んでいたのです。しかし、1879年にチリとの国境争いに敗れたボリビアは、太平洋へぬける領土を失って資源を運び出せなくなり、この鉄道は使われないまま百年以上も放置されることになりました。これを人々は"列車の墓場"と言うようになったのです。

ボリビア

現在では風化がかなり進み、特殊な光景の広がるこの場所は、ウユニ塩湖ツアーのスタートポイントとして観光スポットになっています。標高約4,000mの青空の下、廃墟的な独特の雰囲気を持つこの列車の墓場は、味のある写真が撮れることで大人気!列車には好きなだけ登って遊ぶことができるので、大人のアスレチックと呼ぶ人もいます。

ボリビア

日本の線路には入ってはいけませんが、ここ列車の墓場の線路には入り放題!(笑)どこまでも続く長い線路の上で、思い思いの写真を残してくださいね。

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南まい

世界一周女子ひとり旅を南米ブラジルからスタート!約55カ国、100カ所以上の世界遺産を周り、約2年間の旅から無事帰国。書籍「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版し、旅行ライターやセミナー、バックパック開発なども行っている。NHK BS1 「エルムンド」海外レポーターとして番組ロケで約70日間の世界二周目も達成!現在ツアコンとして、ひと月の半分以上を海外で過ごす。訪問国数80カ国以上。

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