
公開日:
最終更新日:
マラソンエイドのフルコース・ディナー
私の知る限り、一番豪華なエイドステーションが待っている、ダチア・マラソン。提供は、ダチカ・ペンションです。世界遺産の遺跡の一つ、ピアトラ・ロシエ(Piatra Rosie)への登山口にあります。
消化の良いように、穀類や野菜類をペースト状にした前菜~。それでも脂分が多いので要注意。
一口サイズに切り分けられた手作りソーセージ。マラソン中にソーセージは食べませんが・・・
これも一口サイズの手作りケーキ。私が食べたのはこれです。
テーブル端の琥珀色の魅惑的な液体にご注目。地元特産のツイカ(=アルコール度数の高いプラム酒)もあります。だれか飲んでいったかな?古代ダチア王国にちなんだこのマラソンは、エイドステーションでも古代の人々の食べたものを復元。地元のナチュラルフードを使っています。
マラソンのスタートは午前7時で、ここに到着するのは約2時間後。まだ朝の9時ですが、みんな、食べる・食べる!24キロのハーフマラソンでは、このダチア・エイドは通過しません。朝からフルコース・ディナーをいただけるのは、マラソンランナーだけ。
近所の子供たちも、エイドを手伝ってくれています。お揃いのTシャツを着ているのは、前日開催の子供のマラソン大会に参加していたからで、その参加Tシャツ。
私もマラソン中に大きな木のスプーンでいただきま~す。
ダチア・マラソン(Maratonul Dacilor):
オラシュティエの山々を走るトレイル、44キロと24キロ、キッズランは3キロ。44キロのマラソンは総高低差2200m。今年が第4回大会で、例年8月の最終土曜日に開催。
今年の男子総合優勝は、台湾在住のルーマニア人ランナー、夏のバカンスで帰省してきてマラソン大会に参加。台湾のマラソンTシャツを着ていたので、きっと台湾でも活躍中に違いありません。
Rankingルーマニア記事ランキング
-
マドモワゼル・ヒロコ
- マラソン大会で出会ったパートナーはルーマニア人、2006年に嫁いだ先は東欧の国。ラテン民族の陽気さと大らかさにすっかり魅了され、首都ブカレストでの日々をご紹介。ヨーロッパ・マラソン遠征にも出かけます♪