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ポーランドのスーパーマーケットって?
外国旅行でお土産を探すのに、おみやげ屋さんをのぞくのもいいけれど、手軽でオススメなのは現地のスーパーマーケットに行ってみること!学校や職場の人に渡すいわゆる"ばらまき土産用"のお菓子を買うのにも、現地で楽しんで家で再現したいあの味を探すのにもスーパーマーケットは最適です。筆者も日本に里帰りの前は必ず行って大量に買い込みます。外国語のパッケージを眺めるのも、その土地の日常生活の雰囲気を味わうのも楽しいスーパーめぐり。
今回はポーランドのスーパーマーケットの様子をご紹介しましょう。
スーパーのチラシ。毎週木曜日にポストに投函されるので、じっくりペンを片手に何が安いかチェックするのが主婦の習慣です(笑)
まず、ポーランドでおもしろいのが「外資系スーパーがとにかく多い!」ということ。フランス系のスーパーCarrefour(カルフール)、Auchan(オーション)、ドイツ系のLidl(リドル)、Aldi(アルディ)、Kaufland(カウフランド)、イギリス系のTesco(テスコ)と街でみかけるスーパーのほとんどが外資系。
そんな中頑張っているのがポーランドスーパー"Biedronka(ビエドロンカ)"。
ビエドロンカはポーランド語で「てんとう虫」の意味で、黄色い建物にかわいらしいてんとう虫マークが目印です。"Codziennie niskie cena(毎日低価格)"をスローガンに掲げていて、どの製品も比較的安く手に入る、庶民の味方のスーパーマーケットです。
大量の買い物に便利な大きいカート。1ズウォティか2ズウォティコインをいれてチェーンから外して使います(コインは使用後チェーンにつなぐと戻ってきます)。
パン売り場。毎日ポーランド人の食卓に上るどっしり系のパンに丸パン、ポーランドドーナツ・ポンチュキといった菓子パンまでそろっています。どうせスーパーのパンでしょ、と侮るなかれ!店の規模にもよりますが、大きい店舗だと店内にオーブンがあってパン屋さん顔負けの美味しい焼き立てパンを味わえちゃいます。
焼き立てのいい香りが店内に漂います。
加工肉製品のコーナー。さすがは酪農王国ポーランド、品ぞろえ豊富です。(肉製品は日本には持ち込めないのでご注意を!)
店の真ん中にはチラシに掲載されているお買い得品がワゴンに山積みになっています。やかんにフライパン、ペンキにこれからの時期に大活躍の果物やキノコ乾燥機などなど何でもあり。
さて、お次はビエドロンカとは対照的な高級スーパーマーケット"alma(アルマ)"。こちらは全体的に値段は張るものの、他の大型スーパーではなかなか置いていないような品物があるので、見てまわるだけでも楽しいスーパーです。
店構えも落ち着いた色合いで高級感溢れているように感じませんか?
野菜と果物のコーナー。他のスーパーでは見たことのないさとうきびや緑のカリフラワー(ブロッコリーではありません!)など変わった野菜があります。
店内にポーランドの古都クラクフ発祥のデリカッセン"KREDENS(クレデンス)"が入っている店舗もあります。クレデンスではチーズやはちみつ、お茶にお菓子など素敵なパッケージに包まれたポーランドならではの食料品が手に入るので、お土産にぴったり。
外資系スーパーに格安スーパー、高級スーパーと様々なスーパーマーケットが混在するポーランド。「ドイツチョコレートが欲しいからドイツ系のリドルへ」、「日用品を安く手に入れたいからビエドロンカへ」、「ちょっと凝ったお菓子を作るのに特別な材料が必要だからアルマへ」と、その時々の目的によって使い分けられるのがいいところです。
ガイドブックに載っている観光地巡りに飽きたら、お土産を探しがてら街中のスーパーマーケット巡りにくりだす、というのもなかなか楽しい旅の過ごし方だと思います。お時間があればぜひ!
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