厳冬の中咲き誇る河津桜 毎年恒例の河津桜まつり開催

2月に入りグッと冷え込むような毎日ですが、河津桜が咲く頃になってきました。河津桜とは、毎年2月上旬頃から3月上旬頃にかけて咲く桜のことです。花が大きくピンク色なのが特徴で、本州でも早咲きの種類に分類されています。河津川沿いに約4km続く桜並木には、約800本もの河津桜が並んでおり、桜の木の下に菜の花が咲き誇る様子が何とも言えない美しさ！

今や日本有数の桜の名所となった河津町では、毎年「河津桜まつり」が開催されます。出店やイベント、夜桜のライトアップなど楽しみもあり、毎年多くの観光客で賑わいます。

第26回河津桜まつり
≪期間：2016年2月10日（水）～3月10日（木）≫
夜桜ライトアップ
≪期間：河津桜まつり開催中毎日（予定）　午後6時～9時≫

河津桜は、河津町田中の飯田勝美氏が苗木を偶然発見したのが始まりです。約10年後、約1か月の間にわたって淡紅色の花が咲き続けました。河津町に原木があることから、河津桜と命名され、河津町の木に指定されました。河津桜の原木は、現在も飯田氏邸宅の庭にあり、毎年華麗に花を咲かせています。樹齢60年以上の原木は道路に覆いかぶさるほどの大木で、通行人の目をいつも楽しませてくれています。

早咲きの河津桜で、もうすぐそこまで来ている春を感じてみませんか？