タイ・ウボンラーチャターニーの穴場ハーブサウナ!地元民が通う癒やしスポット

タイのお寺の中に、ハーブサウナがある。そう聞いて、どんな場所を想像しますか。観光客向けのスパとは違う、地元の人たちが日々通う素朴なサウナが、ウボンラーチャターニーの寺院の中にひっそりとあります。お坊さんが窯を準備し、地域の人たちが持ち寄ったハーブを使って蒸す、本物のローカルサウナ。20バーツほどのドネーションでで、体の隅々までハーブが染み渡る体験ができます。

ウボン在住の私が、その魅力をご紹介します。

目次

ワットパースカラームのハーブサウナとは

サウナ小屋。観光地化されていないローカルな雰囲気がそのまま残っている
<サウナ小屋。観光地化されていないローカルな雰囲気がそのまま残っている>

ウボンラーチャターニー市内にあるワットパースカラーム寺院。その境内の一角に、ハーブサウナがあります。運営しているのは寺院のお坊さんたち。毎朝6:00から20:00まで、年中無休で開いています。

料金はドネーション制で20バーツから。観光地のスパとは比べ物にならないほどリーズナブルですが、その体験は本物です。地元の人たちが仕事帰りや週末に立ち寄る、まさに「街の銭湯」のような存在です。観光客にはほとんど知られていない、ローカル色たっぷりの穴場スポットです。

サウナの中は、もくもくの白い世界

迫力満点の大きな窯。ここでハーブがたっぷり煮出され、小屋いっぱいに蒸気が広がる
<迫力満点の大きな窯。ここでハーブがたっぷり煮出され、小屋いっぱいに蒸気が広がる>

サウナ小屋の扉を開けると、もうもうとした白い蒸気が迎えてくれます。中は真っ白で、最初は何も見えないほど。サウナ小屋の裏には大きな窯があり、火が勢いよく燃えているのが見えます。その迫力には最初、思わず息をのみます。

窯の中でたっぷりのハーブが煮出され、その蒸気が小屋いっぱいに広がります。ハーブの香りが濃く、吸い込むたびに体の奥まで染み渡るようです。短時間でも体の隅々までしっかり温まり、肌もすべすべになります。ハーブ好き、サウナ好きにはたまらない体験です。

地域みんなで支えるハーブサウナ

利用者や地域の人たちが持ち寄ったハーブ
<利用者や地域の人たちが持ち寄ったハーブ>

このサウナが長く続いている理由のひとつは、地域のコミュニティで支えられているからだと思います。サウナに使うハーブは、利用者や地域の人たちが自ら持ち寄って寄付するもの。お坊さんが毎日窯の準備をし、サウナ小屋の周りや足場の掃除も利用者が一緒になって行います。

お金を払って受けるサービスではなく、みんなで作り、みんなで使う場所。そういう空気が流れていて、初めて訪れる人でも自然と溶け込める雰囲気があります。タイのお寺が地域の人たちの生活に根付いている様子を、ここでは肌で感じることができます。

ハーブサウナの後も楽しめる

ハーブティーを煮出している鍋
<ハーブティーを煮出している鍋>

体にいいのは間違いないが、その苦さは覚悟が必要かも
<体にいいのは間違いないが、その苦さは覚悟が必要かも>

たっぷり蒸されたあとは、外に用意された水場で水浴びができます。個室のシャワーも利用できるので、さっぱりできます。そしてぜひ試してほしいのが、ハーブティー。サウナで使ったハーブを煮出した、苦みの強いお茶です。体にいいのはわかるのですが、その苦さは覚悟が必要かもしれません。

飲み物や軽食も揃う売店
<飲み物や軽食も揃う売店>

売店では飲み物やお菓子、軽食も売っています。

休憩スペース
<休憩スペース>

休憩スペースも広く、音楽も流れていてのんびりできます。運動器具まであり、サウナ前後に体を動かす地元の人たちの姿も見られます。半日ゆっくり過ごせるスポットです。

まとめ:訪れる前に知っておきたいこと

服装は自由ですが、男性は短パンに上半身裸が多く、女性は布を巻いたり、短パンにTシャツというスタイルが一般的です。着替えを持っていなくても、境内の売店で購入できるので、手ぶらで立ち寄っても大丈夫です。

サウナは男女別になっています。ローカル色が強く、英語はほとんど通じませんが、身振り手振りでも十分に伝わります。観光地化されていないからこそ、タイの人たちの日常に混ざれる貴重な場所です。ウボンを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

ウボンラーチャターニーのハーブサウナ基本情報

場所

ワットパースカラーム寺院(Wat Paa Suakham)/タイ・ウボンラーチャターニー市内。

アクセス

【バンコクからウボンラーチャターニーへ】

バンコクからウボンラーチャターニーへは、飛行機・夜行バス・電車の3つの方法でアクセスできます。飛行機はドンムアン空港やスワンナプーム空港からウボンラーチャターニー空港まで約1時間。LCCも運航しており比較的リーズナブルです。夜行バスはバンコク北バスターミナル(モーチット)から約8~9時間。電車は寝台列車が運行しており、旅情を楽しみたい方におすすめです。

【ウボン市内からサウナへ】

ウボン市内からはタクシーが便利です。Googleマップで「Wat Paa Suakham」と検索するとナビできます。英語が通じにくいので、地図を見せながら向かうとスムーズです。

営業時間

6:00~20:00(ほぼ毎日営業)。朝5:00頃からハーブの煮出しを開始し、準備が整う6:00頃に音楽が流れ始めたら入場できます。昼過ぎ(目安として14:00頃)に約1時間のハーブ交換タイムがあります。

料金

ドネーション制(目安20バーツ以上)。サウナ小屋の入り口にある賽銭箱のような箱に入れる形です。気持ちの分だけ、多めに入れても喜ばれます。

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はるな

タイ最東部イサーンの村で子育てをしながら、旅と生活の境目にある物語を綴るライター。観光地よりも、人の暮らしや日常の風景に惹かれ、その土地に流れる時間を見つめてきました。暮らしの中から、ふと旅に出てみたくなるような瞬間を言葉にしています

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