

皆さま、こんにちは。
バリ島は今、乾季の真っただ中です。南半球のバリ島は日本と季節が逆なので、これから暑くなる日本とは対照的に、涼しい風が吹き抜ける穏やかで心地よい季節となっています。7〜8月のベストシーズンには、ぜひバリ島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて今回は、サンデーブランチのレポートです。バリ島でも屈指の最高級5つ星ホテル「ザ セントレジス バリ リゾート」のメインダイニング「Kayuputi(カユプティ)」を訪れてきました。その様子をお届けします。
目次
バリ島のサンデーブランチとは
バリ島で「サンデーブランチ」というと、日本でイメージする日曜日のランチとは少し違います。
週末に高級ホテルやビーチクラブ、レストランなどで、食事やお酒はもちろん、プールや海、景色までゆっくり楽しむ...いわば「半日かけて過ごすリゾートイベント」のような位置づけです。
会場によって雰囲気はさまざまですが、ざっくり分けると次のようなタイプがあります。
- 高級ホテル系:シーフードやお肉料理、デザート、シャンパンなどが揃う、落ち着いた大人向けの内容
- ビーチクラブ系:海沿いでプールやカクテル、DJの音楽を楽しみながら、夕方まで遊ぶスタイル
- ファミリー系:子ども連れでも安心の、ホテル内ビュッフェ中心の内容
- ウブド系:緑や自然に囲まれた静かな環境で、ヘルシーで上品なお料理が中心
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<サンデーブランチ>
料理の内容も、シーフードやローストしたお肉、お寿司、パスタ、インドネシア料理、デザートなど幅広く、ソフトドリンクのフリーフロー(飲み放題)が付くことがほとんどです。
バリ島のサンデーブランチの魅力は、普段はなかなか行けない高級ホテルやレストランで、南国リゾートならではの休日をゆったりと過ごせることです。「サンデー」と名前は付いていますが、土曜日に開催されていることもあります。
そして日本のホテルビュッフェと似ているようで、大きく違うのが時間の楽しみ方です。
日本のように制限時間に追われることがなく、多くは11時や12時から15時や16時頃まで、ランチの時間帯をまるごとのんびり過ごせます。その分、流れる時間もゆったりと優雅です。
基本は食べ放題で、同じ高級レストランのランチコースと比べてもお得感があります。ソフトドリンクは飲み放題のことがほとんどですが、注意したいのがアルコールです。
そもそもバリ島はアルコール自体が全体的に高く、日本の飲み放題の感覚とは大きく異なります。
アルコールのフリーフローはどのお店でもかなり高めの設定で、多くの場合、ブランチそのものの料金よりもアルコールフリーフローのパッケージだけの料金のほうが高くなるほどです。
ただ、お酒が好きで1〜2杯では満足できないという方であれば、1杯ずつ注文するより、結果的にフリーフローのほうがお得になることもあります。
また、お店によっては、食後にプールやビーチをそのまま楽しめるところがあるのも、リゾートらしい楽しみ方です。
そんなバリ島のサンデーブランチですが、ザ セントレジス バリ リゾートには、サンデーブランチを楽しめるメインダイニングが2つあります。
ひとつは「Boneka(ボネカ)」です。
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<ボネカ・レストランの入口>
セルフ式のビュッフェと、席までサーブされるオーダー式の両方を楽しめるレストランで、カユプティよりもカジュアルな雰囲気があります。
最高級ホテル内のレストランでありながら、キッズスペースがあり、さらにピエロによる子ども向けの演出もあるため、ファミリーでも利用しやすいのが特徴です。
家族連れで楽しく過ごせる一方で、高級食材を使った料理もしっかり楽しめる、上質さと親しみやすさのバランスがよいサンデーブランチです。
一度訪れたことがあり、こちらもとても良かったのですが、今回は大人だけ、しかも記念日(誕生日)のお祝いということもあり、以前から憧れていたカユプティの「The Astor Brunch(ジ アスター ブランチ)」を訪れることにしました。
それでは次に、いよいよカユプティそのものをご紹介します。
最高級リゾート・セントレジス バリの「カユプティ」
まずは、今回訪れた「The St. Regis Bali Resort(ザ セントレジス バリ リゾート)」について、簡単にご紹介します。
ザ セントレジス バリ リゾートは、バリ島南部のヌサドゥアのビーチフロントに建つ、5つ星のラグジュアリーリゾートです。世界的なラグジュアリーホテルが集まるバリ島の中でも、トップクラスのホテルとして知られています。
100年以上の歴史を持つセントレジス バトラー(執事)サービスやラグーン型のプール、白い砂浜が続くヌサドゥアビーチなど、贅沢な空間がそろった、特別なリゾートステイを楽しめる場所です。
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<セントレジス・バリのシャンデリアが輝くロビー>
ロビーに足を踏み入れると、まず目に入るのが、天井で輝く存在感のあるシャンデリアです。
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<セントレジス・バリのロビーと伝統楽器の演奏>
ロビーは吹き抜けになっていて、風が気持ちよく通り抜ける開放的な空間です。バリ島の伝統楽器「リンディック(竹琴)」の生演奏も流れていて、自然とリラックスした気分になります。
ロビーの先に進むと、錦鯉がたくさん泳ぐ大きな池や格式高い調度品の数々が目に入ります。ロビーにいるだけでも、非日常を感じられる空間です。
そして、ザ セントレジス バリ リゾートの中でも、ひときわ特別な存在が、メインダイニングの「Kayuputi(カユプティ)」です。
カユプティは、リゾート内で最も格式の高いシグネチャーレストランで、汎アジアン料理を提供するファインダイニングです。
インド洋を望むビーチ沿いにあり、アジア各地の食材やエッセンスを取り入れながら、フランス料理のような繊細で美しい料理を楽しめます。
バリ島に暮らしていても、特別な日でないとなかなか行く機会がなく、前から一度行ってみたいと思っていたお店でした。
ちなみにカユプティは、アメリカの有名な旅行誌の「世界のベストレストラン100」に2年連続で選ばれたり、ワイン専門誌『Wine Spectator』の「Best of Award of Excellence」を、2025年まで16年連続で受賞しています。
カユプティのブランチメニューと料金
カユプティでは、週末に2種類のブランチが開催されています。
- 土曜日:The St. Regis Bali Brunch(ザ セントレジス バリ ブランチ)
- 日曜日:The Astor Brunch(ジ アスター ブランチ)
どちらも時間は11:00〜15:00です。
11:00〜12:00はバーでアペリティフを楽しみ、12:00からレストランの席へ移動します。その後は、小さなポーションのお料理を一皿ずつテーブルへ運んでもらう流れです。
料金は、料理、バーでのアペリティフ、ソフトドリンクを含むブランチ料金に、アルコールのパッケージを追加する仕組みです。
分かりにくいので、下記に合計金額などの詳細を記載します。
The St. Regis Bali Brunch(土曜日)
- ブランチパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク):1,250,000ルピア(約11,300円)
- ブランチ&ビバレッジパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク+スパークリングワイン等の飲み放題):3,000,000ルピア(約27,100円)
- ブランチ&プレミアムパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク+シャンパン等の飲み放題):4,100,000ルピア(約37,000円)
The Astor Brunch(日曜日)
- ブランチパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク):1,650,000ルピア(約14,900円)
- ブランチ&ビバレッジパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク+スパークリングワイン等の飲み放題):3,400,000ルピア(約30,700円)
- ブランチ&プレミアムパッケージ(お料理+バーでのアペリティフ+ソフトドリンク+シャンパン等の飲み放題):4,500,000ルピア(約40,600円)
※飲み放題だけの金額は、ビバレッジが1,750,000ルピア(約15,800円)、プレミアムが2,850,000ルピア(約25,700円)です。
※料金はすべて税込みです。2026年7月時点の料金・レートで計算しています。
土曜と日曜の違いですが、日曜日のアスターブランチには、より豪華な趣向が用意されています。
日曜日には、最初の1杯としてシャンパンが振舞われるほか、お料理も、キャビアのセイボリーカスタードやビーフタルタル、スモークサーモン、黒ムール貝のアランチーニ、仔牛の頬肉といった、アスターブランチだけの一品が加わります。
さらに、テーブルで切り分けてくれるカービングも、お肉だけでなくお魚まで充実するなど、日曜日ならではの贅沢が楽しめます。
また、実際のお料理のラインナップは、下記の公式メニューでご覧いただけます。
※なお、カユプティのドレスコードはスマートカジュアルです。男性は水着やタンクトップでの入店はできません。履物は必須ですが、サンダルでも利用できます。
アルコールを付けないブランチパッケージなら、かなりお得感があります。
5つ星ホテルのメインダイニングで、お料理は一皿ずつ目の前に運ばれてくるオーダービュッフェを楽しめるうえ、ソフトドリンクもフリーフロー。
メニューも充実していて、思わず「この値段でここまで楽しめるの?」と思ってしまうほどです。
そんな中、今回私が選んだのは、日曜日のアスターブランチの「ブランチ&ビバレッジパッケージ」です。
バリ島では普段なかなか飲めない高級なお酒と特別なお料理を一緒に味わいたくて、年に一度のごほうびと思って奮発しました。記念日のお祝いにぴったりの、優雅なひとときを過ごせました。
カユプティへの行き方
カユプティは、ロビーから少し離れたビーチ沿いにあります。
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<花びらを浮かべたウェルカムデコレーション>
ロビーに入ったら、向かって左手の方へ進みます。花びらが水に浮かんだオブジェの横に階段があり、そこを下りていくと、カート(バギー)が待っています。あとは行き先を伝えるだけで、カユプティまで送り届けてくれます。
なお、宿泊者でなくても、レストランの利用だけで乗せてもらえるので安心です。
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<カユプティまでのバギー送迎>
カートに揺られながら、リゾート内を進んでいきます。道の途中にはさまざまなオブジェや緑、花々があって、座っているだけでも飽きずに楽しめます。
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<リゾート内のプールと庭園>
道沿いには、こうした南国の植物に囲まれたプールや庭園が点在していて、移動の時間も目を楽しませてくれます。
カユプティまでは、歩いても10~15分ほどの距離です。道沿いは自然が豊かなので、時間に余裕があれば、散歩がてら歩いて向かうのもおすすめです。帰りに、腹ごなしを兼ねてのんびり歩くのも気持ちがよさそうです。
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<カユプティの看板>
そうしているうちに、いよいよ憧れのカユプティに到着です。前から楽しみにしていたお店なので、自然と心が弾みます。
続いては、カユプティの店内の様子や雰囲気をお届けします。
カユプティの店内・座席とバーでのアペリティフ
それでは、カユプティの店内の様子をご紹介します。
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<カユプティのエントランス階段>
こちらがカユプティのエントランスです。階段の左右には、ホテルの象徴でもある豪華なシャンデリアが並んでいて、いかにもセントレジスらしい風格があります。
昼間でもきらびやかですが、夜に灯りがともると、さらにきれいなのだろうなと想像がふくらみます。
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<カユプティのオープンキッチン>
入口を入って左手には、オープンキッチンが広がっています。隅々までぴかぴかに磨かれていて、清潔感たっぷり。
大きな窓から光が差し込んで、とても明るい雰囲気です。
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<カユプティのオープンキッチンとカービングカート>
ブランチのメニューの中には、お肉やお魚などを目の前で切り分けてサーブしてくれる、カービングサービスのお料理もあります。手前には、そのためのワゴンが準備されていました。
キッチンの奥には、直火のかまども見えます。
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<カユプティの店内ダイニング>
店内のダイニングは、こんな雰囲気です。
「カユプティ(Kayuputi)」とは、インドネシア語で「白い木」を意味します。その名のとおり、白を基調とした木のしつらえに、バリの工芸品をあしらった内装が特徴です。
天井が高く、2階席もあります。籐を編んだ椅子に白いクロスのテーブルが並び、大きな窓いっぱいに緑が広がる、明るく開放的な空間です。
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<カユプティから望むビーチとプール>
ダイニングからは、涼しげなプールと、その先に広がるビーチを望めます。白い砂浜にパラソルが並び、さらに奥にはインド洋の青い海。眺めているだけで本当にリラックスできます。
なお、この眺めのいい窓際の席は、宿泊のお客様が優先されるようでした。
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<カユプティのビーチサイド個室席>
こちらは、プール側から見たカユプティの外観です。木の格子で囲まれたプライベートカバナ席もあり、店内だけでなく、外の開放的な空間でも食事が楽しめます。
海を眺めながら過ごせるこの席は、南国リゾートならではの開放感で、写真映えも抜群。実際にインスタグラムを楽しんでいる方にも人気の席です。
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<カユプティのプライベートカバナ席>
ランチの時間帯は日差しが強く暑そうな印象でしたが、外の風を感じられるので、エアコンが苦手な方にはうれしい席かもしれません。
まずはバーでアペリティフを
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<カユプティ バー>
入口を入って左手には、「Kayuputi Bar(カユプティ バー)」があります。
ブランチは、まずこちらでアペリティフ(食前酒)をいただくところから始まります。アイボリーの上品なソファが並ぶ、落ち着いた雰囲気のバーです。
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<ブラッディマリーとアペリティフのメニュー>
こちらがアペリティフのメニューです。フルーツやハーブを使った華やかなカクテルが揃っています。
このメニューのカクテルや、スタッフの方が配ってくれるオリジナルカクテルは、ブランチパッケージに含まれています。
もちろん飲み放題ですが、ここで飲みすぎると、お腹がいっぱいになったり酔いが回ってしまったりして、肝心のブランチが楽しめなくなるので要注意です。
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<ブラッディマリーとカクテル>
セントレジスを代表するカクテルといえば、ニューヨークのセントレジス発祥という「The Bloody Mary(ブラッディマリー)」です。
以前ボネカでブランチをいただいた際に、The St. Regis Bar(ザ セントレジス バー)で一度飲んだことがあり、カユプティ バーのものと飲み比べてみたいと思っていました。
ボネカのものはトマトジュースらしいさっぱりとした味わいでしたが、こちらはもっとトマトが濃く、スパイシー。どちらが本場に近いのかな、と思いながらいただきました。
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<ウォーターメロンクーラーのカクテル>
ほかにも見た目の華やかなカクテルがいろいろあり、スタッフの方が次々におすすめしてきます。
ただ、アペリティフのカクテルはブランチ料金だけでも飲み放題です。私は「ビバレッジパッケージ」を付けていたので、このあと料理に合わせるスパークリングワインやワインのために、ここではぐっと我慢しました。
周りの席では、自分の好きなものを注文している方も多く(たまたまかもしれません)、アペリティフと会話を楽しんでいました。なお、メニューにないものを注文する場合は、別料金になります。
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<カユプティのテーブルセッティング>
アペリティフを楽しんだあと、12時になり、私たちはこちらの席に通されました。
黒いショープレートのセッティングが上品で、カトラリーも素敵です。テーブルの上には、その日のメニュー表が置かれていました。
いよいよ、ブランチの始まりです。
このあとは、実際にいただいたお料理を、写真を中心にお届けします。
アスターブランチで実際にいただいたお料理
ここからは、実際に私がアスターブランチでいただいたお料理を、写真とともにご紹介します。
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<ソムリエによるシャンパンのテーブルサービス>
お食事が始まる前に、まず華やかな演出がありました。
ソムリエがサーベル(刀)でシャンパンの瓶の口を切り落とす「サーベラージュ」です。こうして開けられたシャンパンが、最初の1杯としてゲスト全員にふるまわれます。
このシャンパン1杯のサービスは、土曜日のブランチにはない、日曜日のアスターブランチならではのものです。気分が一気に高まるスタートでした。
まずは、テーブルにサーブされるお料理から
まずは、オーダーしなくても1人ひとりに提供されるお料理から。不要な場合はお断りもできます。
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<キャビアとウニのセイボリーカスタード>
Savory Custard - Caviar, Sea Urchin(セイボリーカスタード ― キャビア、ウニ)
楽しみにしていた、キャビアのお料理です。これも、土曜日のブランチにはない一品。
キャビアはほんの少々。以前はもっとたっぷりだったとも聞くので、そこは少し物足りない気もしました。
とはいえ、ガラスの器のかわいらしい盛り付けで、前菜にぴったりのおいしい一品でした。
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<坂越産牡蠣のライムソルベ添え>
Sakoshi Oyster - Kimchi, Salted Chinese Cabbage, Salted Lime Sorbet(坂越牡蠣 ― キムチ、白菜の塩漬け、塩ライムのソルベ)
兵庫県・坂越産の牡蠣を使った前菜です。身は小ぶりで、やっぱり牡蠣は日本で食べるのが一番かな、と思ってしまいました。
ただ、塩ライムのソルベとの相性は抜群。一緒にいただくと、ぐっとおいしく感じました。
「キムチ」と書かれていたのでキムチの味を想像していましたが、実際はキムチ風のソースといった感じで、良い意味で主張は控えめ。全体によくなじんでいました。
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<焼きたてのパンの盛り合わせ>
Croissant, Danish Pastries, and Bread - Soft Butter and Preserves(クロワッサン、デニッシュ、各種パン ― 柔らかいバターとジャム)
3種類のパンが、最初からテーブルにセッティングされていました。バターや各種ジャムも添えられています。
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<焼きたてのクロワッサン>
さらに、焼きたてのクロワッサンやデニッシュをスタッフの方が各テーブルを回って、別にサーブしてくれます。
すでに十分な量のパンがありましたが、どうしてもカユプティのクロワッサンが食べてみたくて、1個だけ追加。層がきれいに立っていて、見るからにサクサクです。
甘いデニッシュは、お腹がいっぱいになってしまいそうで、泣く泣くパスしました。
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<オーバーナイトミューズリーボウル>
Homemade Overnight Muesli Bowl - Berries, Granola, Acai Sorbet, Yogurt Espuma(自家製オーバーナイトミューズリーボウル ― ベリー、グラノーラ、アサイーソルベ、ヨーグルトのエスプーマ)
ゲストの健康を考えてメニューに取り入れた、と書かれていた一品。デザートのようで〆になってしまいそうでしたが、カユプティおすすめのアサイーが気になり、1つだけお願いしました。
さっぱりとしておいしかったものの、一般的なアサイーと比べて、特別感はそれほど感じなかったかな、というのが正直なところ。期待値が高すぎたのかもしれません。
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<自家製シャルキュトリー盛り合わせ>
Selection of House-made Charcuterie(自家製シャルキュトリーの盛り合わせ)
Gochujang Beef Tartare(コチュジャン風味の牛肉タルタル)/Cured Yellowfin Tuna(キハダマグロのキュアード)/Smoked Salmon Rillettes(スモークサーモンのリエット)/Salami Milano(サラミ・ミラノ)/Parma Ham(パルマハム)/Beef Bresaola(ビーフ ブレザオラ)
自家製ピクルス、ディジョンマスタード、ホースラディッシュ、ベビーロメインとルッコラのサラダ添え
シャルキュトリーが、2人前で1皿に盛られています。それがすべて自家製とは、なんて贅沢なのでしょう。バリ島では、シャルキュトリー自体めったにお目にかかれません。
どれも風味豊かで、なくなるのがもったいなくて、チビチビと味わってしまいました。自家製のピクルスは、和のお漬物を思わせる味わいで、これも好みでした。
ここからは、お代わり自由のアラカルト
ここからは、何度でもお代わりできる、食べ放題のアラカルトのお料理です。
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<イベリコハム>
Ibérico Ham - Melon, Citrus and Vanilla Vinaigrette, Balsamic Pearls(イベリコハム ― メロン、柑橘とバニラのヴィネグレット、バルサミコパール)
すごくおいしかった一品。ハムはしっとりとして柔らかく、塩味と付け合わせのバランスが絶妙でした。
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<ホタテのクルードのタルト仕立て>
Cured Scallop Crudo - Edamame, Jicama, Miso and Onion Coulis, Yuzu Gel(ホタテのクルード ― 枝豆、ヒカマ、味噌と玉ねぎのクーリ、柚子のジュレ)
ホタテが食べたくて、楽しみにしていた一品です。一口サイズで、まるでお菓子のようなかわいらしい見た目。
おいしかったのですが、ホタテが少なめで、ちょっとだけ寂しい気もしました。
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<タコのグリルとカルパッチョ>
Grilled Octopus and Carpaccio - Smoked Tomato Salsa, Garlic Coulis, Cilantro Emulsion(タコのグリルとカルパッチョ ― スモークトマトのサルサ、ガーリッククーリ、パクチーの泡)
想像していたとおりのさっぱりとしたおいしさ。大好きなタコを食べるのは本当に久しぶりで、うれしくなりました。
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<魚髄のフローティング仕立て>
Floating Fish Marrow - Tomato-Lavender Consommé, Espuma(魚髄のフローティング仕立て ― トマトとラベンダーのコンソメ、エスプーマ)
魚の骨髄を使ったゼリーのような一品。西洋の珍味と聞いて興味を惹かれ、頼んでみました。
食感はツルッとしていて良かったのですが、正直なところ、あまり好みではありませんでした。個人的には、煮凝り(にこごり)のほうが好きです。ただ、ハマる人にはすごくハマる一品だと思います。
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<鴨フォアグラのソテー>
Pan Seared Duck Foie Gras - Red Cabbage and Onion Espuma, Raspberries and Orange Coulis(鴨フォアグラのソテー ― 紫キャベツと玉ねぎのエスプーマ、ラズベリーとオレンジのクーリ)
これも楽しみにしていた一品。文句なしのおいしさで、何皿でも食べたいくらいでした。
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<仔牛のアニョロッティ>
Veal Agnolotti - Veal Ragout, Truffle Cream, Meat Jus Sauce(仔牛のアニョロッティ ― 仔牛のラグー、トリュフクリーム、肉のジュソース)
詰め物パスタの一種、アニョロッティです。トリュフに惹かれてオーダーしましたが、そこまでトリュフは感じられず。
普通においしいけれど、記憶に残るほどではなかったかな、というのが正直な感想です。
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<牛肉とキノコのラグーのストロッツァプレティ>
Homemade Strozzapreti - Beef and Mushroom Ragout(自家製ストロッツァプレティ ― 牛肉とキノコのラグー)
ねじった形が特徴の、手打ちパスタです。もちもちの食感が良かったです。
ソースはミートソースを想像していましたが、もっと大人っぽい雰囲気の味わい。ただ、少し水っぽさが気になりました。
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<シーフードリングイネ>
Seafood Linguine - White Wine Butter Sauce(シーフードリングイネ ― 白ワインバターソース)
今回オーダーしたパスタの中で、一番おいしかったのがこちら。
先ほどのクルードでは少なくて寂しかったホタテが、ここでは大ぶりのものがたっぷり入っていて、思わずうれしくなりました。
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<仔羊ラックのパプリカピューレ添え>
Rack of Lamb - Capsicum and Chickpea Purée, Rosemary Infused Lamb Jus(仔羊のラック ― パプリカとひよこ豆のピューレ、ローズマリー香る仔羊のジュ)
骨付きの仔羊肉ですが、とても小ぶり。終盤になってくると、この小ささがかえってありがたく感じます。
お肉は一般的なおいしさでしたが、添えられたソースがすごく好みの味でした。
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<仔牛の頬肉の煮込み>
Veal Cheek - Cauliflower Textures, Braising Veal Jus(仔牛の頬肉 ― カリフラワーのさまざまな食感、煮込みの仔牛のジュ)
これが、すごくおいしくてびっくりした一品。付け合わせのカリフラワーのピューレも好みの味で、赤ワインにもよく合いました。
テーブルで切り分けてくれるカービングサービス
ここからは、ワゴンからその場で取り分けてくれる、カービングサービスのお料理です。
※カービングのお料理は、メニューに「ジューシーな肉料理と新鮮なシーフード」と紹介されているのみで、一品ごとの正式名称は記載されていませんでした。
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<ローストビーフ>
まずは、カユプティの看板料理だというローストビーフ。
しっとりやわらかく、肉の旨みもしっかり感じられて、一口いただくなり、思わずおかわりしたくなりました。ところが、あいにくカービングワゴンが見当たらず、おかわりは叶わず......。代わりに、先ほどご紹介した仔牛の頬肉を追加することにしました。
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<ドライアイスを使ったテーブルサービス>
途中、これまでとは違うワゴンがやってきました。ドライアイスの煙がもくもくと立ちのぼっています。
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<カユプティのクリスピーチップ前菜>
何かと思えば、アイスキャンディのような冷たい一品。味の印象はそれほど残らなかったのですが、遊び心のある演出が楽しかったです。
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<白身魚のポワレ白ワインソース>
カービングワゴンで提供されたスズキのローストです。白いソース(おそらくブールブラン)とキノコのソテーが添えられていました。
身はふわっとして臭みもなく、いかにもオーソドックスなフレンチといった味わいです。
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<季節のチーズ盛り合わせ>
Seasonal Selection of Artisanal Cheese - Soft and Semi Hard, Served with Fig Chutney and Walnut Bread(季節のアルチザンチーズ盛り合わせ ― ソフト&セミハード、イチジクのチャツネとくるみパン添え)
こちらもカービングサービス。もうだいぶお腹もいっぱいでしたが、ナチュラルチーズも楽しみにしていたので、これは外せません。
何も言わないとかなり大きなカットになるので、指で「このくらい」と示したり、「なるべく小さく」とお願いしたりと一生懸命。付け合わせも「少しで」と伝えたのですが、届いたのはこの量でした。
思っていたより多めでしたが、おいしく完食しました。
最後はデザートとうれしいサプライズ
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<ハニータイムソルベ>
Reinvented Lemon Tea Tart, Honey-Thyme Sorbet(レモンティータルトの再構築、ハニー&タイムのソルベ)
ここまでくると、もうお腹はいっぱい。2人で来ていましたが、デザートは1つでやっとという感じでした。
一番さっぱりしていそうなソルベをオーダーすると、スタッフの方は「お2人で1つ?」という表情。
蜂の巣のようなクッキーの演出もかわいらしく、さっぱりとした口当たりで、満腹のお腹にもするりと入っていきました。
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<アニバーサリープレートのチョコレートケーキ>
すると、思いがけないサプライズが。
それまでのスタッフの方との会話で、「誕生日のお祝いで来店した」という話をしていたのですが、それを覚えていてくださったようで、「Happy Birthday」とメッセージの書かれたお皿に、チョコレートケーキを添えて出してくださったのです。
さりげない気配りに、胸がいっぱいになりました。さすがは一流ホテルのメインダイニングです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、多くのお料理は、ポーション(盛り付けの量)が一口から二口ほどの小さなサイズ。食べ放題でこのサイズ感は、いろいろな種類を少しずつ楽しめて、本当にうれしいポイントでした。
最後に
今回は、ザ セントレジス バリ リゾートのメインダイニング「Kayuputi(カユプティ)」のアスターブランチについてお届けしました。
ブランチパッケージにビバレッジパッケージを付けると、お値段はかなり高額になります。それでも、思い切って訪れてみて、本当によかったと思える時間でした。
飲み放題のワインは銘柄が決まっているのですが、ソムリエの方がワインのお話を聞かせてくれたり、試飲をさせてくれたり。ビバレッジパッケージを頼む方が少ないのか、とても丁寧に対応してくださり、うれしくなりました。
店内を見渡すと、ゲストは欧米の方が中心でした。そして、多くのテーブルにお刺身が並んでいて、人気の高さがうかがえました。ただ、お刺身はどんなに高級店でも、日本で食べるのにはかなわないと思っているので、今回は見送りました。
メニューは公式サイトでも見られますが、当日は用意のないお料理もありました。おそらく仕入れの都合だと思います。サイトのメニューは、あくまで参考程度に見ておくのが良さそうです。
また、この記事を書きながら改めてメニューを見返してみると、「どうしてこれを食べなかったんだろう」とか、「食べたかったけれど、お腹の都合で見送ってしまった」というお料理がたくさん。これはもう、いつかリベンジするしかありません。
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<セントレジスのロビーから見える錦鯉の池>
高級ホテルのメインダイニングと聞くと、緊張してしまいそうですが、そこは南国バリ島。独特のゆるやかな空気感があり、かしこまりすぎず、むしろリラックスして上質なサービスを楽しめました。
ドレスコードはスマートカジュアルですが、思いのほか、Tシャツにサンダルという方も多くいらっしゃいました(もちろん、ドレスアップしている方もいます)。
1人前を2人でシェアしたいと伝えると取り皿を出してくださったり、お互いのお皿を交換しながら味わうこともでき、堅苦しさはありません。肩ひじ張らず、気軽に楽しめる雰囲気です。
記念日にバリ島を訪れるなら、カユプティのアスターブランチはぜひ候補に。少し早めに訪れて、敷地内をお散歩してから向かうのもおすすめです。
そしてバリ島には、もっとカジュアルに楽しめるサンデーブランチもたくさんあります。ぜひ、お気に入りの一軒を見つけて、バリ島ならではのサンデーブランチを楽しんでみてくださいね。
Kayuputi(カユプティ)
- 所在地:The St. Regis Bali Resort, Kawasan Pariwisata Nusa Dua Lot S6, Nusa Dua, Bali 80363
- アクセス:ングラ・ライ国際空港(デンパサール空港)から車で約20分
- 電話番号:+62 361 3006786
- WhatsApp:+62 811 3994915
- メール:kayuputi.bali@stregis.com
- 営業時間:ランチ 12:00~15:30/ディナー 18:00~22:00
- サンデーブランチ:土曜「The St. Regis Bali Brunch」/日曜「The Astor Brunch」 11:00~15:00
- 予約:公式サイト・電話・メールにて(事前予約がおすすめ)
- 定休日:なし
- ドレスコード:スマートカジュアル
- 公式サイト:Kayuputi 公式サイト
- 公式SNS:Instagram、Facebook
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Kucing
- 2014年に日本からバリ島へ移住。現在は夫・猫の姉妹と暮らしている主婦です。バリ島のおすすめ情報からディープなバリ島の姿まで、幅広い内容を在住者目線でお届けします!どうぞよろしくお願いします♪































