バルカンの秘境、アルバニアの魅力|2. 自然とアルバニア料理を楽しむ旅

前回、バルカンの秘境 >>アルバニアの魅力|1. ダークな歴史を学ぶ旅、バルカン半島に位置する東欧アルバニアのダークな側面、社会主義時代の核シェルター跡地を紹介しましたが、アルバニアは壮大な自然も見どころなのです。

アドリア海とイオニア海に面する青く輝くビーチ、クリスタルブルーに湧き上がる泉、ターコイズの滝などの自然遺産が満載です。今回は、首都Tiranaから離れ、アルバニアの自然と文化を楽しむ名所をご紹介します。

目次

アドリア海とイオニア海を両方楽しめるビーチ

アルバニアの西側は海に面しているので、首都Tiranaからでも車で30分もするとビーチへアクセスできます。Tiranaから最も近いDurresの海はアドリア海に面しており綺麗ですが、週末はTiranaからの観光客でごった返します。

イオニア海に面する南部のビーチ

そこで、おすすめしたいのはイオニア海に面する南部のビーチです。特に現地の人にも人気なのは最南部の都市Sarande。リゾート地として発達しているので、ホテルやレストランも多くあります。

海の向こうにはギリシャが見えます。Tiranaや中堅都市BeratからSarandeまでは車もしくはバスでアクセス可能です。

近郊の町Ksamilのビーチ

Sarandeの町にも多くのビーチがありますが、ぜひ足を延ばしてほしいのは、近郊の町Ksamilのビーチ。Ksamilは泳いだり、ボートで(時には歩いて!)3つの島へ渡れることで有名で、海の透明さは他とは比較できないほど美しいです。

ムール貝のワイン蒸し グルメ

しかし、すでに観光地としてとても有名なため、ビーチでパラソルやベッドを借りるのも高額なうえ一苦労。そこで、注目したいのがGjiri I HartesというSarandeとKsamilの中間にあるビーチ。

まだまだ、観光客に知られていない穴場スポットで、パラソル等は有料ですが、バーやレストランで食事をすればビーチやシャワーの利用は無料です。

Sarande周辺の名産はムール貝。バケツ一杯のムール貝のワイン蒸しを是非堪能してみて!

Gjiri I Hartes

  • 所在地:SH81, Ksamil, Albania
  • 電話:+355 68 364 5192
  • 営業時間:8:30~22:00(レストラン・バー)
  • 定休日:公式サイトで要確認
  • 公式サイト:Gjiri I Hartes

クリスタルブルーの泉、The Blue Eye

アルバニアの内陸部は壮大な山や渓谷がありますが、その中でも是非訪れてほしいのがThe Blue Eye。その名の通り、真っ青な湧水が見られます。周辺の中堅都市BeratやGjirokaster、Sarandeからバスまたはタクシーでアクセスできます。

駐車場から泉までをつなぐ路面電車

バス停または駐車場からは歩いて30分ほど。歩いている途中でみえてくる川などの景色もきれいですが、坂道が続くので、子供連れや高齢者には、駐車場から泉までをつなぐ路面電車がおすすめです。また、電動バイクも貸し出されていますが、事故も多いようで注意が必要です。

クリスタルブルーの水が湧き出す泉

到着すると、桟橋から見えるのはクリスタルブルーの水が湧き出す泉。湧水は水深50メートル以上とも言われる地下深い洞窟から湧き出ているものの、実際にそこまでだとりついたダイバーはいなく、実際の水深は今でも解明されていません。

湧水の見学スポットまでは舗装された道路が続きますが、さらにハイキングを続けたい場合には、しっかりとした靴を用意しておくと安心です。また、ハイシーズンには有料でカヌーなどの体験もできます。

The Blue Eye

  • 所在地:Sarande SHA22, Saranda 9701 Albania
  • 営業時間:8:00〜20:00
  • 入場料:一人50 lek、乗用車の駐車代100lek
  • 紹介サイト:The Blue Eye 

ターコイズのBogova滝とOsumi渓谷

ハイキングやウォータースポーツが大好きな方に、おすすめしたいのがBogova滝とOsumi渓谷。それぞれBeraの町から半日もしくは一日ツアーが開催されています。

ターコイズのBogova滝

現地語で神の滝という名のBogova滝は、最寄りの駐車場から30分ほどハイキングをすると突如出現します。ターコイズの滝はとても美しく、飛び込みや遊泳も許可されていますが、水はとても冷たいので要注意。

Osumi渓谷

Osumi渓谷は、300万年以上前にできたとされており、ラフティングなどのウォータースポーツも楽しむことができ若い観光客に人気のスポットです。

おすすめのアルバニアワインと料理

アルバニアのワイン醸造の歴史は3000年以上前にも上り、世界でも最古のワイン醸造の伝統と歴史を持ちます。社会主義政権時代に国有化されたワイン畑は、政権の崩壊とともに民営化され、以来アルバニア土着ブドウ品種を使ったユニークなワインが生産されています。

例えば、Shesh、Kallmet、Debinaといった固有の品種で作られたワインはここでしか味わえません。筆者はBerat近郊のCobo Wineryを訪問、15分ほどのワイナリーツアーとスパークリングワインを含む5種類のワインの試飲を行いました。

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試飲には大粒のオリーブと白ワイン、赤ワインに合わせたチーズも提供されるので、お腹いっぱいでワイナリーを後にしました。近年ではアメリカやイギリスへの輸出も進んでいるようですが、日本ではまだ知名度が高くないため、お土産としても喜ばれます。

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アルバニアの伝統料理は、内陸部ではバルカン・東欧料理に似たものが多く、南西部ではギリシャ料理に似たものが多く、地理的な違いが多くみられます。

例えば、南西部ではギリシャ料理に似た、ピタパンでフライドポテトや生野菜、ケバブ肉を巻いた、Sufilaqueというファストフードが安価でおいしく食べられます。また、Musakaというトマトソースとマッシュポテトの重ね焼きや、ナスのトマトグリルなどもおなじみの味。

南部ではQiftiと呼ばれるライスコロッケやShapkatと呼ばれるキッシュ、Byrekと呼ばれる塩味のパイが有名で、レストランでは一口ずつ味見のできるメニューが用意されていることも多いです。また、Japrakという葡萄の葉で肉や米などを包んだ煮込み料理は、まさにバルカンの母の味。

Cobo Winery

  • 所在地:Ura Vajgurore, 1001, Albania
  • 営業時間:9:00〜20:00
  • 定休日:要問合せ
  • 公式サイト:Cobo Winery

まとめ

バルカン半島に位置するアルバニアは、小国ながらも、地域によって異なる自然の側面を持ち合わせています。冬場は降雪により内陸部の山々へのアクセスが難しくなり、夏は南西部のビーチが観光客で溢れ返るため、春または秋に訪れると両方の魅力をゆったり味わえます。

アルバニアのユニークな自然と伝統料理を是非皆さんの五感で体験してみてください。

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Saori K. Courtois

西アフリカ在住の国際公務員。アフリカの日常的観光スポットから~旅行に役立つ情報まで幅広くお届けします。

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