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【北海道】人口が増え続けている東川町が東京でオフィシャルパートナーフェスを開催!

- 写真の町
- 人口が着実に増え続けている町
- 適疎の町
- 天然水100%の町
などで全国的に注目されている北海道東川町。
2019年から始まったオフィシャルパートナーを対象に第3回フェスが東京丸の内で開催されましたので、その賑わいの様子をレポートします。
目次
東川町とは
東川町は、北海道のほぼ中央に位置する人口8700人の小さな町です。
東は大規模な森林地域を形成し、日本最大級の自然公園「大雪山国立公園」区域の一部になっています。
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2,000m級の峰々を中心に構成される、大雪山系の最高峰旭岳(2,291m)は、東川町域に所在。
豊富な森林資源と優れた自然の景観は、観光資源として高く評価されています。
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たびこふれにも東川町を紹介した記事が2つありますので併せてご覧ください。
オフィシャルパートナー制度とは
東川町とつながりのある企業(団体)とパートナーシップ関係を構築し、地域から日本、そして地球規模の未来を育成と挑戦にともに取り組むというものです。
制度は2019年に始まり、現在54の企業、団体とパートナーシップを結んでいます。
フェスの目的
フェスは、オフィシャルパートナー企業へ町の現状、今後の展開を伝える、そしてオフィシャルパートナー同士の交流を目的としたもので今回で3回目の開催となり、100名を超える参加者が集いました。
フェスの様子
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冒頭に菊地町長から東川町の近況を伺いました。
- 東川町の住みやすさランキングも4年連続1位
- ※「住みたい町ランキング」ではなく実際に住んでいる人が「住みやすい」と評価しているところがみそ。
- 現在も人口は微増が続いており、町の人口は8700人に達した。
- 移住者が町の人口の50%を超えた。
- 小学生の児童数も360人→450人に増えた。
ただ東川町は右肩上がりの人口増を目指しているのではなく目指しているのは「適疎」であること。
続いて、東川町に拠点をおいて取り組まれている慶応義塾大学の玉村教授と横浜商科大学の小島教授、東川町役場の方々より、 最近の取り組み、今後の計画を伺いました。
さらに、新しくパートナーシップを組んだ企業の紹介が行われました。
その後、会場は懇親会会場へ。
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東川町のクラフトビール、日本酒、名産品を味わいながら、参加者の交流の場が持たれ、会場のボルテージは最高潮に。
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まとめ
「やり続けていることがすごい・・・」と思いました。
人口1万人に満たない小さな町がその姿勢を貫き続けていることが、です。
町長や役場職員など顔ぶれが変わっても、東川スタイルが脈々と繋いでいることがすごいです。
そこには口先だけのキャッチフレーズではなく、長期的視野に立ち、筋の通った信念があり、それをそれぞれが理解、共感、賛同しているからこそ長きに亘って続いているのだと思います。
またオフィシャルパートナー同士の関係もまた特徴的です。
よくある企業の異業種交流会では、自分(自社)の利益を優先し人脈作りのために集まったという乾いた印象を受けることがあるのですが、東川町オフィシャルパートナーフェスはそうではない、親戚が集まる和やかな雰囲気が醸成されていました。
東川町はこれからもまだまだ進化・深化していきそうだと感じました。
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シンジーノ
- ローマと北京に駐在歴あり。海外渡航歴は36か国。日本は47都道府県踏破。「お客さんが”笑顔”で買いに来る商品」を扱う仕事がしたいと旅行会社に入って三十余年。今はその経験を基により多くの人に「旅の魅力」を伝えるべく“たびこふれ”にいます。モットーは「その土地の温度が伝わるような血の通った記事を書く。」旅はカタチには残りませんが生涯忘れられぬ宝物を心に残してくれます。たびこふれを通じて、人生を豊かに生きる力を秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきます。




























