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クロマグロの特産地!台湾屏東の「龍允」でクロマグロを満喫

<TOP画像:「龍允」のクロマグロの刺身盛り合わせ「台灣黑鮪魚生魚片」>
台湾で有数のマグロの特産地として知られる屏東県東港。毎年4月から7月頃まで、クロマグロ(本マグロ)が台湾海域を回遊するシーズンとなり、東港では水揚げされた新鮮な生のクロマグロを味わうことができます。
今回ご紹介するのは、台湾南部の東港にあるレストラン「龍允日式手作壽司」。高雄からバスで一時間ほどの東港夜市近くにあり、新鮮なクロマグロの刺身や握り寿司をはじめ、いつでも新鮮な海鮮が味わえると地元で評判のお店です。
海鮮丼などの人気メニューやレストランから徒歩でアクセスできる夜市も合わせてご紹介します。
目次
台湾クロマグロ(本マグロ)
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<高雄市内のバス乗り場にも東港クロマグロフェスティバルの掲示があります>
高級魚として知られるクロマグロ(本マグロ)。屏東県政府によると東港は、クロマグロの漁獲量がアジアでトップとなっており、台湾では、東港と言えばマグロというほど知名度の高い漁獲地です。
毎年漁獲量が最盛期を迎える4月から6月にかけて、東港ではクロマグロフェスティバルも行われます。今年2025年は5月3日~7月6日までです。
クロマグロは、この時期に産卵のために台湾海域を回遊するため、脂がのった旬の時期となり、格別な味となります。
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<東港市内のクロマグロフェスティバルの幟旗>
「龍允日式手作壽司」について
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<東港夜市近くにあります>
東港にあり、新鮮なクロマグロが味わえる「龍允日式手作壽司」へは、高雄市内からバスでアクセスできます。六合夜市や美麗島、中央公園などの「中山路」沿いのバス停から9117番のバスに乗り、「安泰醫院」下車すると、徒歩約10分ほどのところにあります。
バスの本数は少なく、高雄市内からはかなり離れているので、行く前に移動時間の確認をしてくださいね。
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<入り口の手書きのメニューもチェックしてみてください。>
席は一階と二階がありますが、オープンするとすぐに席がいっぱいになってしまうほどの人気なので、食事時に待ちたくない方は、先に予約することをおすすめします。
オーナーは日本語ができるので、お店のフェイスブックから問い合わせてみてください。
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<カウンター席もあります。>
日本風の入り口を入ると「一期一会」と書かれた大きな額や日本酒などが目に入ってきます。テレビも日本の放送で、まるで日本の寿司屋にいるかのように錯覚してしまいます。
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<店内の様子>
新鮮な刺身や握り寿司をはじめ、海鮮が味わえる「龍允日式手作壽司」。メニューは刺身、寿司、定食、揚げ物、焼き物からチャーハンなどまで、たくさんあって迷ってしまいますが、オーナーのおすすめは海鮮丼!新鮮な海鮮丼はどれもおいしいです。
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<このメニューの紙に直接書き込んで注文します。>
オーナーの呉さんは、大阪から来た日本料理の師匠から技術を学び、板前として23年以上の経験があります。そして、日本好きでとってもフレンドリー、そして日本語ができるので、分からないことがあれば、直接日本語で聞くことができます。
紙のメニューがあるので、案内されたテーブル番号とオーダーするものを書き込んで渡します。
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<壁には季節限定メニューなどの掲示も。>
丼物はプラス料金でセットにできます。(セットはプラス150元からで、150元の場合、小皿、味噌汁が付き、茶碗蒸し、焼き魚、唐揚げの中から一品選びます。)丼物に加えて味噌汁だけ(30元~)でオーダーすることもできます。
おすすめメニュー
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<たくさんの具がのった「綜合黑鮪魚丼」>
季節限定のクロマグロ(シーフードミックス)丼「綜合黑鮪魚丼」。海鮮丼の中でも一番のおすすめは、クロマグロ(シーフードミックス)丼「綜合黑鮪魚丼(750元)」。4月から6月頃にかけて、冷凍していない生のクロマグロを使った季節限定メニューです。
生魚の一切れが大きく、写真ではよく見えませんが、クロマグロは下の方にも重なっていて、台湾の生魚を堪能できる海鮮丼です。クロマグロは新鮮で、とろけるように柔らかく、口に入れるとすぐになくなってしまいます。
この海鮮丼にはクロマグロのほか、イクラ、ホタテ、生エビ、ウニ、などものっています。上方卵焼きの隣のショウガのように見えるものは、西洋わさびをすりおろしたもので、白いですが、味はわさびです。
そのほかのメニューについて
マグロ丼「鮪魚丼(350元)」などもあるので、クロマグロのシーズン以外でもマグロをいただくことができます。
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<いつでも味わえるマグロ丼「鮪魚丼」>
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<豚トロ定食「松坂豬定食」>
「天婦羅定食(269元)」や豚トロ定食「松坂豬定食(289元)」などもあるので、生魚が食べられない方には定食がおすすめです。
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<クロマグロのカマ焼き「黑鮪魚烤下巴」>
季節限定ですが、焼きクロマグロ定食「烤黑鮪魚定食(500元)」もあります。定食はご飯のおかわりは無料です。クロマグロのカマ焼き「黑鮪魚烤下巴(400元)」は、エラの近くで、マグロ一匹から二つしかとれないという希少な部位を焼いたものです。
脂肪が多いので、火を通したクロマグロも柔らかく、身は骨からすぐ外れます。味はまるで肉のようで、特別な食感です。
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<魚などの具がたっぷり入った味噌汁。海鮮丼と一緒にぜひオーダーしてみてください。>
セットにしなくても、海鮮丼と一緒にオーダーしたいのが味噌汁です。味噌汁の中に魚がたっぷり入っています。味噌汁は季節ごとに使う食材が異なり、ハマグリ、大根、かぼちゃなどを具として入れることもあるそうです。
海鮮丼と味噌汁、そしてお腹に余裕がある方は、クロマグロのカマ焼き「黑鮪魚烤下巴(400元)」や焼きクロマグロ「烤黑鮪魚(350元)」などもプラスしてオーダーしてみてくださいね。
アルコール類は台湾ビール(一本60元)、梅酒(一杯100元)、日本酒(一本650元)などがあります。
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<ふわふわの厚焼き玉子。切って丼物などに添えられます。>
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<持ち帰りはこのようなパックに入れてもらえます。>
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<オーナーの呉さんは、日本語ができるので何でも聞いてみてください!>
サービス料はなく、食後にお会計です。呉さんによると、冷凍していない生クロマグロが味わえる期間は、決まった期間がなく、おおよその目安として、毎年4月から6月下旬頃までとのことです。
生でない冷凍のクロマグロはそれ以外の時期でも味わうことができます。
龍允日式手作壽司
- 住所:屏東縣東港鎮明德一路318號
- 電話:+886-8-835-0911
- 営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30
- 定休日:月曜
- Facebook:龍允日式手作壽司
アクセス:高雄市内のバス停から9117番のバスに乗り、「安泰醫院」下車、西へ進み、長春一路を左折してまっすぐ進み、明德一路の交差点を左折、明智路を越えると左側にあります。徒歩約10分。
東港夜市
東港夜市は、「龍允日式手作壽司」へ向かう道「春水一路」からはじまる夜市です。水曜日と土曜日のみの夜市ですが、500~600メートルほどあるとも言われる大型夜市です。
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<水曜日と土曜日のみの夜市ですが、夕方頃から屋台が出はじめます。>
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<食べ物のみならず、ゲームや服、雑貨などまで、たくさんの屋台が並んでいます。>
屋台料理、揚げ物や焼き物など軽食、ドリンクなどからスイーツ、雑貨、ゲーム、マッサージなどなど、「長春一路」から「水源路」まで、道の両側に屋台がずらりと並び、活気であふれています。
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<いろいろな種類のドリンク>
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<屏東産のマンゴーのドリンクを売る屋台も>
時期によっては地元屏東産のマンゴーを使ったスムージーやフレッシュジュースなどが味わえることもあります。
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<ドライフルーツなどもたくさん売られています。>
ドライフルーツやキーホルダー、髪飾りなどもあるので、お土産探しにもおすすめです。食事が終わったら、ぜひこちらにも足を運んでみてください。
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<東港夜市、歩いて見ているだけでも楽しめます>
東港夜市
- 住所:屏東縣東港鎮長春一路157號
- 開催日:水・土曜
- 営業時間:17:00~00:00
アクセス:高雄市内のバス停から9117番のバスに乗り、「安泰醫院」下車、西へ進み、長春一路を左折してまっすぐ進むと、「長春一路」から「水源路」あたりまで屋台がでています。徒歩約10分。
まとめ
今回は、台湾南部屏東のクロマグロが味わえる「龍允日式手作壽司」と近くの「東港夜市」をご紹介しました。「龍允日式手作壽司」でクロマグロ三昧、思う存分クロマグロを味わってください!
また、東港夜市もぜひ旅行のスケジュールに取り入れてみてくださいね。
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千里
- 静岡県出身、台湾の高雄在住。現在、日本語・中国語教室を開きながら、ガイド、特約翻訳、通訳、ライター等に従事しています。




























