勝手に食べ比べ!アメリカで人気急上昇のチキン専門ファストフード3選

アメリカチキン 人気3種食べ比べ

アメリカ料理として定番なのはハンバーガーですが、これと並びアメリカのファストフードで必ずといっていいほどメニューにあるのが「チキンフィンガー」「チキンサンドイッチ」

最近では健康志向もあってか、実はハンバーガーに負けないほどチキンメニューは人気を誇り、チキン専門のファストフード店も急増し、いつ見てもドライブスルーは行列ができているほど賑わっています。

今回は、その中でも人気の高い(個人的にも大好きでよく利用する)「Chick-fil-A」「Raising Cane's」「Dave's Hot Chicken」の3店舗を勝手に食べ比べし、それぞれの特徴や美味しさを紹介します!

目次

Chick-fil-A(チックフィレイ)

Chick-fil-A(チックフィレイ)
Photo by Zoshua Colah / unsplash>

ジョージア州アトランタに本社を置くファストフードチェーンで、その歴史は1946年に立ち上げたレストラン「Dwarf Grill」がオリジナルです。1967年に現在の名称であるChick-fil-Aとして初の店舗をオープンし、以来、チキンサンドイッチを中心としたメニューで人気を博しています。

同社は「Eat Mor Chikin」というキャッチフレーズを用いた広告キャンペーンで知られ、ホルスタイン牛が「もっとチキンを食べよう」と呼びかけるユーモラスな看板やコマーシャルが話題となりました。また、日曜日に全店舗を休業する方針や、フランチャイズオーナーの選定に独自の基準を設けるなど、独特の経営スタイルを持っています。

特徴

Chick-fil-A(チックフィレイ)ハンバーガー
<Photo by Brad P / unsplash>

オリジナルのスパイスブレンドで味付けし、圧力フライで揚げられており、外はカリッと中はジューシーチキンがウリ。従業員のフレンドリーさとサービスの良さはとても気持ちよく食事ができるファストフードです。

おすすめメニュー

チキンサンドイッチ:しっとりと柔らかな鶏むね肉がバンズにサンドされ、シンプルなのにクセになる美味しさ。サイドのワッフルフライは、ポテトの甘さがチキンの塩気とよく合い、手が止まらなくなります。チキンやフライをディップするソースは、甘辛で独特な味わい。何につけても相性抜群です。

味の特徴

スパイスは控えめで、優しい味付けが印象的。チキン本来の旨みがしっかり感じられ、誰でも食べやすいのが魅力。子どもから大人まで楽しめる味わいです。

Chick-fil-A

  • 住所:1 World Way, Los Angeles CA, 90045
  • 電話番号:(310) 343-8309
  • 営業時間:5:00~19:00
  • 営業日:この店舗のみ毎日(多店舗は日曜休日)
  • 公式サイト:Chick-fil-A

Raising Cane's(レイジング・ケインズ)

Raising Cane's(レイジング・ケインズ)

ルイジアナ州バトンルージュで1996年に、ルイジアナ州立大学近くに最初の店舗がオープンしました。店名は、創業者の愛犬であるラブラドール・レトリバーの「ケイン」に由来しています。

同店は、メニューをチキンフィンガーに特化し、新鮮な鶏肉を使用したジューシーなチキンフィンガーと秘伝のディッピングソースで知られています。サイドメニューとして提供されるクランチーなクリンクルカットフライやテキサストーストも人気の一因です。

見る見るうちに全米中に広がり、近年では米国内だけでも800店舗以上を展開し、特に若者の間で高い支持を得ています。

特徴

Raising Cane's(レイジング・ケインズ)チキンバーガー

メニューはチキンフィンガー、フレンチフライ、トースト、コールスローのみというシンプルさ。チキンは新鮮なささみ肉だけを毎日手作業で仕込んでいます。、衣もサクサクで軽くて、企業秘密の「ケインズソース」は必須です。

おすすめメニュー

チキンフィンガー4本、フレンチフライ、トースト、コールスロー、ソースのセット「The Box Combo」がおすすめ。ちょっとピリ辛でクリーミーなケインズソースがなければ始まらないというほど、ソースの存在は重要です。

味の特徴

カリッと揚がった衣としっとり柔らかな鶏肉のバランスが絶妙です。チキン自体はシンプルな塩味ですが、ケインズソースにディップすると味が一気に引き立って、旨みが口いっぱい広がりたまりません。個人的には週1ベースで通っていたときもあるほど、病みつきの一品です。

Raising Cane's

  • 住所:2160 East El Segundo Blvd. El Segundo, CA 90245
  • 電話番号:(310) 893-5494
  • 営業時間:9:00~3:30
  • 定休日:無し
  • 公式サイト:Raising Cane's

Dave's Hot Chicken(デイヴズ・ホット・チキン)

Dave's Hot Chicken(デイヴズ・ホット・チキン)

2017年にカリフォルニア州ロサンゼルスで、幼馴染の3人がわずか900ドルの資金を持ち寄り、駐車場でポップアップ店としてスタートした同店。インスタグラムでの口コミやフードライターによる高評価が話題を呼び、瞬く間に行列ができる人気店となったそうです。

ナッシュビルスタイルのホットチキンを提供しており、スパイスレベルは「No Spice」から極辛の「Reaper」まで7段階から選べます。特に、カリカリの衣とジューシーな肉質が特徴で、スライダー(ちょっと小ぶりのサンドイッチ)やテンダーとして提供されます。

また、ケールを使ったコールスローやたっぷりのピクルスがトッピングされ、辛さとのバランスが取れています。現在では全米で200店舗以上を展開し、著名人の投資家も参加するなど、急速に成長しています。

特徴

Dave's Hot Chicken(デイヴズ・ホット・チキン) チキンバーガー

鶏肉は11種類のスパイスでマリネされ、じっくり揚げられたチキンで、辛さのレベルが7段階あり、マイルドから超激辛まで選べます。味が深くて、とってもジューシー。

おすすめメニュー

大きめのチキンフィレをふわふわのバンズに挟み、ピクルスとソースがアクセントの「Hot Chicken Slider」、チキンフィンガー、フレンチフライ、ソース、ピクルスのセットの「Tender Combo」がありますが、個人的にはスライダーとテンダーが半分ずつのセットが両方楽しめておすすめ。フレンチフライは、ガーリックとパプリカの香りが効いてクセになります。

味の特徴

辛さが選べるほどですからスパイシーさが特徴で、噛むたびにスパイスの香りと辛さが口に広がります。まさに辛いもの好きにはたまらない一品。

7段階中の真ん中の「ミディアム」を選んだんですが、結構、ヒーヒー言ってしまう辛さでした。全く辛さのないものもあるので、子連れでも安心です。

Dave's Hot Chicken

  • 住所:5301 W Centinela Ave, Los Angeles, CA 90045
  • 電話番号:(323) 410-4822
  • 営業時間:10:00~24:00
  • 定休日:無し
  • 公式サイト:Dave's Hot Chicken  

結局は、どれがおすすめ?

万人受けする優しい味わいを求めるなら「Chick-fil-A」です。しっとり柔らか、甘辛系のポリネシアンソースとの優しい味わいが魅力です。

シンプルでカリッと軽い衣、サクサクのチキンを、たっぷりのディップソースで楽しみたいなら「Raising Cane's」。ソースは、ピリ辛でクリーミー。スパイスの旨みと辛さにチャレンジしたいなら「Dave's Hot Chicken」。スパイシーでジューシー、濃厚。私のイチオシ。

アメリカでは、ハンバーガーに負けないほどチキンファストフードの人気が急上昇中です。中でも今回紹介した3店舗は、どのお店も失敗はないというほど、おすすめです。もし、ロサンゼルス旅行に来た際は、自分好みのチキンを見つけてみて!

どのお店もおいしさと個性が光る一品ばかりで、きっと満足できるはずです。あなたもぜひ!

関連記事

アメリカ」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『アメリカ』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Rankingアメリカ記事ランキング

13937

アメリカのコンビニって?(ampmとセブンイレ…

10159

アメリカのスーパーマーケットは日本とこんなに違…

9506

【アメリカ】最強に不衛生な珍スポット!パイク・…

8795

アメリカで体調を崩した時に頼りになる「ドラッグ…

7341

ニューヨークのおすすめホットドッグ店。円安に負…

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

SOLO

ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!