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オーロラだけじゃない!大自然の宝庫アイスランドの魅力を知っていますか?
アイスランドといえばオーロラ!
そんなイメージをお持ちではないでしょうか?
アイスランドはオーロラ観測地帯の中では珍しく、夜のオーロラ観賞だけでなく、日中の観光も非常に充実しています!
北大西洋に浮かぶ小さな島国で、面積は日本の北海道と四国を合わせた程ですが、氷河、溶岩、滝...想像を超えるスケールの大自然が広がります。
今回はそんなアイスランドの大自然の絶景たちをご紹介します!
今回私が同行したのは昨年度までのツアーですが、2024年度はさらにパワーアップしたコース内容で販売開始!!
>>ツアー『【フィンエアーエコノミークラス利用】「マグマと氷の大地」アイスランドとオーロラ探訪 8日間』はこちら
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アイスランドに来たら必ず!という観光スポットを全て詰め込んだ贅沢プラン!!
ぜひツアー内容もチェックしてみてくださいね♪
目次
- 観光のハイライト!ゴールデンサークル
- 氷の絶景を!ヴァトナヨークトル国立公園
- 天然の氷の洞窟ブラックアイスケーブ
- アイスランドを代表する数々の「フォス(滝)」へ!
- 2021年OPEN!地熱スパ「SkyLagoon」
- 首都レイキャビックの街観光へ♪
- 不思議な地下世界へ!溶岩洞窟へ潜入?!
- アイスランドのお食事
- 今回宿泊したホテル
- さいごに
観光のハイライト!ゴールデンサークル
アイスランドツアーに参加すれば、必ずと言っていいほど訪れるのがゴールデンサークル。
ゴールデンサークルとはアイスランド南西部にあるシンクヴァトラヴァトン湖とその東側一帯を指します。中でも特に人気の観光スポットがこちら!
- 地球の割れ目ギャウ/シンクヴェトリル国立公園
- グトルフォスの滝
- ストロックル間欠泉
ゴールデンサークルツアーはこの3つの観光スポットを巡るツアーが王道です。
地球の割れ目 ギャウ
まずはギャウへ。
シンクヴェトリル国立公園にあり、ユネスコの世界遺産にも登録され、世界中から多くの観光客が訪れます。
ここは地球の割れ目といわれ、通常目にすることができない大陸プレートの境目が地表に現れた珍しい光景が広がります!この歩道に沿って、ギャウの割れ目を歩いていくこともできます。
この割れ目は現在も地下変動により毎年2~3cmずつ広がっているのだとか・・・!アイスランドが地熱活動や火山活動が盛んなのはこのためです。
グトルフォスの滝
続いて、グトルフォスの滝へ。
「黄金の滝」ともよばれ、高さ32m、横幅は最大70m、滝は二段になっています。夏の水量が多い時には、毎秒140立方メートルの水量にも。今回はこちらの展望スポットから!
今回は積雪量が多いことから閉鎖されていましたが、季節によっては滝を見上げるような角度から見ることができるスポットもあります。
ストロックル間欠泉
最後はゲイシールのストロックル間欠泉へ!
大小様々な間欠泉がある人気のスポットです。約10~15分間隔で、20~30mの高さまで噴き出します。
時間帯によっては夕日に染まる景色も・・・!
突然噴出しますので、シャッターチャンスを逃さぬようお気を付けください。
氷の絶景を!ヴァトナヨークトル国立公園
まずはヴァトナヨークトル国立公園にあるヨークルサルロン氷河湖へ。
アイスランドの国土の約8%を占めるといわれるヨーロッパ最大の氷河「ヴァトナヨークトル氷河」の最南部に位置するのがこのヨークルサルロン氷河湖。
説明はいらないほど素晴らしい景色が目の前に広がります。
湖に浮かぶ氷は太陽に照らされ、綺麗なクリスタルブルーに輝き、息をのむほどです。映画のロケ地にもなるほど、世界中の人々を魅了してきました。
毎年4月上旬~11月上旬頃には、氷河湖を一望することができる水陸両用車に乗って氷河湖クルージングもあります。運が良ければ、野生のアザラシが見られるかも?!
また、少しバスを走らせたところに、ヨークルサルロン氷河湖から流れ出た流氷が砂浜に打ち上げられた「ダイヤモンドビーチ」が!
その名の通り、黒い砂浜に転がる流氷が太陽の光でキラキラとダイヤモンドのように輝いています。
この1枚は、中心にあいた氷の穴に、ちょうど太陽が重なった瞬間!
その一瞬一瞬で見せる景色も違ってきます。ぜひ最高の1枚をカメラに収めてみてください♪
また、その周辺にはもう1つの氷河湖「フィアトルサルロン氷河湖」があります。
ヨークルサルロンとはまた一味違った景色ですが、あまりに壮大なので氷河の上を歩いていることも忘れるぐらいです!!
アイスランドを代表する2つの氷河湖をお楽しみください。
天然の氷の洞窟ブラックアイスケーブ
まさにアイスランドならではの体験!
天然の洞窟、ミールダルスヨークトルのブラックアイスケーブへ!
アイスケーブがある山までは片道45分ほどかけてスーパージープで移動します。
安全のためにヘルメットとアイゼンの貸し出しがありますので、装着後、いざ出発!!
この日はかなりの積雪だったため、洞窟の入り口にたどり着くのもひと苦労でしたが、途中綺麗な氷のトンネルが!
この何層にも重なる黒と青の層は、黒色のものが火山が噴火した後に流れ出た溶岩、青色のものがその後積もった雪が凍ったものです。
定期的に火山噴火が起こったことがわかり、まさに氷と火が共存する国ということを実感します。
そして、いよいよ氷の洞窟へ!
いっさい人の手を加えていないとは思えないほど綺麗にトンネル状になっていて、ブルーに輝く道が続きます。
洞窟は天然のもののため、季節や気温によって日々状態は変化しますが、このようなブルーの神秘的な光景は雪の降る寒くなった時期により見やすくなります。
足元はかなり滑りやすくなっているので、写真撮影の際は必ず止まってくださいね!!
アイスランドを代表する数々の「フォス(滝)」へ!
アイスランドには「○○フォス」という観光スポットがたくさんあります。日本語に訳すと「フォス=滝」という意味なのです。
この旅では、先ほどご紹介したグトルフォスの滝も含め計5つの滝を見ることができます!
<セリャラントスフォス>
まずは、セリャラントスフォス。
近づいてみると数十メートル先でもしぶきが飛んでくるほどの迫力。季節の良い時期は、滝の裏側まで歩くこともでき、裏側からの景色も楽しめます。
<スコウガフォス>
続いて、スコウガフォス。落差60m、幅約25mの巨大な滝です。
<スコウガフォス>
約400段ある階段を上ると、滝の上を流れる川を見ることもできます。
この2つの滝もアイスランドに行けば必ず訪れたい大人気の観光スポットです!!
最後はフロインフォッサル・バルトナフォス。
たくさん滝を見て、もう滝はお腹いっぱい!!と思ったところに、ド迫力の滝が現れました。
当ツアーでは何か所か滝を巡りますが、一番お客様の反応が良かった印象にあるのがこのフロインフォッサルでした!
ここから約5~10分程歩いた場所には、バルトナフォスがあります。(今回はあいにく写真撮影ができませんでした。。)
どちらの滝も壮大で、アイスランドに行けば必ず訪れていただきたい場所です!
2021年OPEN!地熱スパ「SkyLagoon」
2021年に新しくオープンした温泉施設「スカイラグーン」をご存知でしょうか?
この日は、冷え切った身体を温めにスカイラグーンへ。
というのも。。本来は世界最大級の露天風呂といわれるブルーラグーンへ向かう予定だったのですが、火山噴火の影響でブルーラグーンが閉鎖に・・・
2023年度は特にアイスランドでは火山活動が活発だったような印象で、定期的に火山噴火の報道がありました。さすが"火山の国"と呼ばれるほどの火山大国です。
予定していた観光スポットに行けず残念。。。と言ったところでしたが、スカイラグーンもブルーラグーンに劣らないほどの温泉スパでした!
規模はブルーラグーンほど大きくはありませんが、水着着用の上入浴可能、スクラブ・サウナ・ミスト、さらには温泉につかりながらドリンクを飲むこともできます。
気になる温泉の内部はこちら!
温泉につかりながら絶景の海を眺めることのできるインフィニティプールのようになっています!
寒い時期の温泉は最高です。ぜひチェックしてみてはいかがでしょう♪
首都レイキャビックの街観光へ♪
アイスランドは大自然の観光しかないの?と思った方がいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です!ヨーロッパを感じられる街並みもあります!!!
このツアーでは、もちろんレイキャビックの市内観光にもでかけます。
<ハトルグリムスキャルキャ教会>
レイキャビックのシンボル・ハトルグリムスキャルキャ教会や
<ホフディハウス>
あの冷戦終結のきっかけになった会談が行われたホフディハウスまで!
また、今回は宿泊ホテルから車で10分ほどの距離に繁華街があったので、夜にお散歩がてら少し散策してきました♪
ヨーロッパを感じさせるオシャレな街並みが!カラフルな建物が並ぶ通りは歩いているだけで楽しくなります。夜はレストランやバーも非常に賑わっていて、ついつい足を留めてしまいます。
アイスランドへ行かれた際は、ぜひレイキャビックの街でカフェやレストランにも足を運んでみてください♪
不思議な地下世界へ!溶岩洞窟へ潜入?!
アイスランドならではの体験、溶岩洞窟の内部を見てみませんか?
アイスランドでも最大級の溶岩洞窟の1つ、ヴィズゲルミル洞窟の内部へ。
洞窟内部の探索時間は約1時間半ほど。
安全のためヘルメットを装着し、洞窟の途中まではアイゼンの装着も可能です。
ガイドが地質学的な特徴も交え、詳しく解説しながら案内してくれます。
ツアーはこの巨大な穴を降りるところからスタート!
<基本的には、舗装された階段・歩道に沿って歩いていきます。
下から見上げるとこんな感じ。
もう少し進んでいくと、温度も下がり、地面には逆さにできた氷柱がたくさん。かなり神秘的な景色が楽しめます。
アイスランドのお食事
周りが海に囲まれた島国のため漁業が盛んで、タラなどの白身魚や手長エビ、アイスランドラムなどもアイスランドを代表する料理です。
今回の旅で食べたお料理を少しご紹介♪
<イワナ>
まずは、北極イワナ!サーモンにも見た目がそっくりですが、これがイワナ!
<タラ>
アイスランドでは特に食べられることが多い、タラ!盛り付けも綺麗で、味も満点。
さらに!レイキャビックの市内のコンサートホール「ハルパ」の中のレストランへ!
店内もおしゃれで高級感の漂う内装。
ここでは、ホタテの前菜とアイスランドラムをいただきました♪
ツアーで提供されるお食事の中ではかなり高レベルです...!
さらに!
アイスランドは火山大国として溶岩にもなじみ深ですが、ツアー中にはこんな変わったお料理もご提供します!
溶岩に見立てたHOTLAVAスープ!
パンをくりぬいて器にしているので、全て食べられます☆
中にはあつあつのトマトベースのスープが入っていて、こちらはおかわり自由!味も◎!!
こちらのメニューもぜひ楽しみにしていてください☆
また、余談ですが・・・
「肝油」をご存知ですか?タラやエイなどの魚類の肝臓からとれる液体から抽出された脂肪油ですが、アイスランドでは風邪予防や健康のために、子どもから大人まで朝に肝油を飲む人が多いのだそう。
今回宿泊したホテルの朝食会場にも肝油が用意されていました。肝心の写真をとるのを忘れてしまいましたが、大きな透明の瓶に少し黄色っぽい液体が入っていればそれは肝油です。
ちょっと魚の生臭さが残るようなので、勇気が要りますが、、(笑)勇気のある方はぜひ試してみてください!!
今回宿泊したホテル
今回宿泊したホテルをご紹介します!
5泊8日の旅で、2連泊・3連泊と各都市にて連泊をご用意★
旅で疲れた身体をゆっくりと休めることができます。
2・3泊目:【カトラ ホフダブレッカ ~KATLA HOF DABREKKA~】
到着初日はこちらのカトラへ。ホテルというよりかは、コテージに近いイメージです。三角屋根のコテージタイプの棟が何棟か並びます。
室内も落ち着いた雰囲気で、寒さが厳しいアイスランドでも快適に過ごせるほど室内は暖かく保たれています。
この辺りは市街地から少し離れているため、該当が少なく夜は外に出ればオーロラ観測にも最適!
4~6泊目:【グランドホテルレイキャビック ~Grand Hotel Reykjavik~】
4日目からは首都のレイキャビックに宿泊!
このホテルはアイスランドにあるホテルの中で最も背の高いホテルです。最も高いというだけあり、中に入るとロビーも広く天井も高い!
気になるお部屋は・・・
部屋も広く、ヨーロッパ調のオシャレな内装★
バスタブ付のお部屋も数多いので、レイキャビックに行かれた際は、宿泊してみてはいかがでしょうか♪
おまけ 出発前にチェック!!
「アイスランド」未知への国への旅行。
どのような格好で?何を持っていけば良い?
出発前に悩んでいませんか?
今回は雪も降り始め寒くなる時期(11月頃~3月上旬)の服装や持ち物についてお伝えします。
服装
とにかく防寒・防水でお越しください!
アイスランドはオーロラ観測地の中では比較的温暖ですが、やはり冬場は冷え込みますし、もちろん氷点下にもなります。アウターやズボンは北海道に旅行する際の服、スノボやスキーで着るような服があれば最適!中にはフリースやニット等保温機能が高いものを!
また天気が変わりやすいため、急な雨・風に備え、風を通さない防水性のあるものがあると便利です。
足元は、氷や雪の上でも滑りにくいスノーブーツや靴底がボコボコしたトレッキングシューズなどでお越しください。
持ち物
寒さ対策として、上記防寒具に加え、こちらをご準備ください!
- マフラー・帽子・手袋は必ず
- カイロもあれば便利
そうそう、アイスランドツアーの大半が、ブルーラグーンへのご案内がありますので、必ず水着もご用意ください!(サンダルもあれば大変便利です☆)
また、水筒もぜひご用意を!
アイスランドは物価が高く毎日の飲料水を買うのも思わず迷ってしまいます。が、アイスランドの水は洗練されていて水道水も飲むことができますので、小さい水筒があれば、毎日ペットボトルのお水を買わなくても大丈夫。(ちなみに500mlペットボトルのお水でも400アイスランドクローナ(日本円で約400円)するものもありました・・・)
さいごに
絶景の大自然観光はいかがでしたか?
見たことのないような絶景ばかりと出会える8日間。まさに火と氷が共存する国。人生で一度あるかないかと思えるほどの貴重な経験ができました!
一度訪れれば、その魅力の虜になること間違いなし!
ぜひ絶景が待つアイスランドをご旅行先の一つとして選択肢に入れてみてください(^^♪
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M.H
- 旅行会社に勤めるOLです。