公開日:
最終更新日:
【四季と宿をめぐる旅】大分県〜インターヒル 翼 湯布院と由布岳&鶴見岳〜
春が過ぎて、緑が濃くなってくる5月。いよいよ山の世界にも手軽に足を運べるようになっていきます。そこで今回は、全国的に有名な「由(湯)布院温泉」に宿泊して、2つの山の絶景を満喫する旅をご紹介します。
全室温泉付きでリーズナブルな「インターヒル 翼 湯布院」に泊まって、自由度の高い絶景ハイキングを楽しめるのもポイントです。
目次
隠れ家的な名宿「インターヒル 翼 湯布院」
旅先でのアクティビティや観光を重視したい時、自由度の高さは大きなメリットになると思います。
そこで今回おすすめしたいのが、素泊まりのリゾートホテル「インターヒル 翼 湯布院」。全室温泉付き&驚くほど広いお部屋でありながら、1人1万円台前半〜で利用できるのが魅力です。
フロントデスクやロビーには、アンティークの家具が置かれており、南欧の雰囲気を醸し出しています。そんな空間の随所では、ピエロがお出迎え。遊び心のある空間が面白いです。
全10室あるお部屋のうち、3室は本館、7室は離れとなっています。中でも離れは完全にプライベートな時間を過ごせるのでおすすめです。
敷地内からは、湯布院のトレードマーク「由布岳(ゆふだけ、標高1,584m)」を一望!まさに雄大な自然に抱かれているような絶景のロケーションとなっています。
何度も温泉へ&食事も自由で!離れ和室「しんじゅ」に宿泊
今回筆者が宿泊したのは、離れ和室「しんじゅ」。和のテイストを取り入れつつ、フローリングやソファーなど洋の要素もみられ、趣のある空間が演出されています。天井も高く、寝室のベッドもゆったりとしており、居心地抜群です。
新緑の季節らしい淡い緑が、大きな窓に映り込む風景がとても綺麗でした。離れだからこそプライベートを心配せず、この開放感を満喫できます。
なんと言っても、宿泊中に何度でも温泉に入り放題なのが嬉しいですね。
泉質は、"美肌の湯"として知られる弱アルカリ単純泉。化粧水のようなサラッとしたお湯で、肌に優しく染み込むのが特徴です。
夜だけでなく、少しひんやりとした朝の空気を感じながら入る朝風呂も格別ですよ。
水入らずの時間を満喫したいなら、お弁当を持ち込んでお部屋でいただくのも良いですね。おすすめは由布まぶし 心さんが手がける郷土料理の「由布まぶし」。
豊後牛、由布の軍鶏(しゃも)、湯布院うなぎの3種類から選ぶことができます。ゆふ米と地元食材のコラボレーションが最高です。思わずお酒も進みます。
一度は訪れたい!絶景の「由布岳展望所」
それでは湯布院を拠点として訪れたい、2つの絶景スポットをご紹介します。
1つ目は「由布岳展望所」です。別府から湯布院へ続く県道11号線(湯布院日田往還)のうち、狭霧台(さぎりだい)の手前で現れる道を左折すると、辿り着くことができます。
5月には緑の山肌に引き込まれる絶景が広がります。湯布院の町並みや田園風景のパノラマも見事です。
道を奥まで進み、車を止めて少し高台に上がったところにある展望岩が絶好のフォトスポット。まさにRPGの世界へ足を踏み入れたようなロケーションで写真撮影が楽しめるのでおすすめです。
鶴見岳ロープウェイ&ハイキングでいける「鶴見岳」
2つ目のスポットは「鶴見岳(つるみだけ、標高1,374m)」です。鶴見岳の魅力はなんと言っても鶴見岳ロープウェイが運行していること。ロープウェイを山上駅で降りたら、鶴見岳山頂まで片道約15分で登ることができます。
別府の町並みから国東半島まで、ダイナミックに広がる別府湾のパノラマが見事!
そんな鶴見岳ですが、5月〜6月にかけては山肌を覆うようにミヤマキリシマの群落が広がります。その先にそびえ立つのは、先ほど眺めていた由布岳。
まさに天空の花畑に感動です。登ったからこそみられる絶景が、登山やハイキングの最高のご褒美ですね!
初心者でも初夏の山を楽しめる由布院へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
インターヒル 翼 湯布院
- 住所:大分県由布市湯布院町川北899-21
- TEL :0977-28-8008
- 公式サイト:インターヒル 翼 湯布院
関連記事
Ranking大分記事ランキング
-
土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。