【アイルランド】冬のおこもり旅お城のようなブリーフィー・ハウス・リゾート

ブリーフィー・ハウス・リゾートは４つ星ホテルですが、アイルランドの他の4つ星ホテルと比べると5つ星あげたくなるほどの素晴らしいホテルです。ホスピタリティーに力を注いでおり、行き届いたおもてなしと、清潔感のあるお部屋やプール、その他すべてにおいて感動しました。

アイルランドのメイヨー県には豪華なお城のホテルがいくつもありますが、ブリーフィー・ハウス・リゾートはそれらに引けを取らないホテルです。この記事では、ブリーフィー・ハウス・リゾートの魅力と実際に宿泊してみて感じたことをご紹介します。

100エーカーの森に佇むお城のようなホテル
豪華なエントランスとロビー
ゆったりとした広さのファミリールーム
清潔感のあるバスルーム
広々としたプールとサウナも楽しめる！
レストランではとても親切なスタッフが対応
アクセス
まとめ

100エーカーの森に佇むお城のようなホテル

まるでお城のような外観のブリーフィー・ハウス・ホテルは、この地方の名士であったブラウン家によって1890年に建造されました。18世紀にはすでに原型となる家が建っていたようですが、詳しいことは分かっていません。

もともと200エーカーあったと言われている敷地は売却を繰り返し、今では101エーカーに減りましたが、それでもかなりの広さを感じさせます。広大な敷地には森や池があり、散策を楽しめるようにある程度整備されています。

（100エーカーは東京ドームに例えると8.7個分だそうです。広すぎて想像できませんが、地図で見ると小石川の後楽園駅と本郷三丁目駅と水道橋駅と飯田橋駅を線で結んできる四角形ぐらいの広さです）

※もっと詳しい歴史が知りたい方は英語のウェブサイトを参照ください。

豪華なエントランスとロビー

ブリーフィー・ハウス・リゾートでは結婚式をあげるカップルが多いようで、エントランスもまるでお城のような豪華な雰囲気を出しています。写真には写っていませんが、エントランスのお隣にはテーブルと椅子がいくつか用意されており、屋外でもパーティーができるようになっています。

ロビーに入ると、まず、大きなゆったりとしたソファーと暖炉が目の前にあり、チェックインの時間までリラックスした気分で過ごせます。私たちはチェックインの30分前に到着したのですが、フロントスタッフのおもてなしが素晴らしく、お部屋の用意ができていたため時間より早くチェックインできました。

ゆったりとした広さのファミリールーム

夫が検査入院で急に行けなくなったので娘と二人で宿泊したのですが、数日前にお部屋のダウンサイズをお願いして、料金の安いお部屋に変更してもらいました。ところが、当日チェックインすると、当初予約した広いファミリールームだったので驚きました。大晦日でとても混んでいたので、もしかしたら狭い部屋の開きがなかったのかも知れませんが、嬉しいサプライズでした。

あまりのお部屋の広さに8歳の娘も大喜びで、床でアイリッシュダンスを踊り出すほどでした。（下に響くのでやめるように言いましたが）古い建物なので音が気になるかなと思ったのですが、廊下の足音が聞える程度で、上下の床の音はそれほど気になりませんでした。

窓からは中庭が見渡せます。敷地内にはレジデンスエリアもあるようで（別荘かもしれませんが）、何軒かの家の前には車が停まっていました。

清潔感のあるバスルーム

古い建物ですが、数年前に内装をリニューアルしたそうで、室内はモダンな作りになっています。バスルームの鏡は、真ん中の丸い光を押すと数段階の光の調整ができるようになっており、用途によって変えられるのが便利でした。

このバスルームで最も特筆すべきは、バスタブのサイズです。欧米のバスルームは長すぎて、足を伸ばしても反対側に付かず浮いてしまうのが悩みだったのですが、こちらのバスタブは、155cmの私でも足がぎりぎり着くのでゆったりとした気分で入浴できました。

広々としたプールとサウナも楽しめる！

今回の一番のお目当てはプールと子ども用のアクティビティーでしたが、期待以上のものでした。スタッフはとても親切で、プールは広々として清潔感が漂っていました。

また、大晦日と夏のあいだは、特別にキッズ・ディスコが19時～21時まで開催されているようで、宿泊客であれば誰でも無料で参加できるそうです。ディスコというからダンスフロアを想像していたのですが、実際にはキッズがフロアに集まりその周りにはおやごさんたちが座れる椅子が並べられている、ちょっとしたディナーショーのようなセッティングでした。

DJが音楽にあわせて、子どもたちにいろいろお題を出していきます。ジャンプしたり、片足で飛んだり止まったりとお題に合わせて体を動かすうちに、知らない子どもたち同士が打ち解けていき楽しく過ごせるようなプログラムになっているのが、素晴らしいと思いました。8歳の娘は、この宿泊でキッズ・ディスコが一番楽しかったらしく、途中でディナーの予約があったために退席させた際には、ひどく不機嫌になってしまいました。（キッズディスコのスケジュールは不定期なので、事前にフロントでの確認が必要です）

レストランではとても親切なスタッフが対応

大晦日ということもあり、レストランのエントランスは新年を迎え入れる雰囲気で飾られています。造花ですが、桜の木がとても美しかったです。

正直言って、レビューがあまり良くなかったのでお料理には期待していなかったのですが、内装が素晴らしく、床のタイルから壁紙に至るまで、目を見張るものがありました。

私たちは2人だけだったので、賑やかな団体グループからは少し離れた席に案内され、ゆっくりと過ごせました。また、スタッフの目の届きやすい席だったためかフルコースの間に頻繁にスタッフが訪れ、要望がないかどうか、またすべて行き届いているか確認してくれました。

お料理はレビュー通り、高いわりには普通～まあまあ美味しいレベルでしたが、とにかくスタッフのおもてなしが素晴らしかったので、それで満足でした。子どもに対する接し方や、好き嫌いに柔軟に対応してくれたのもポイントが高かったです。

アクセス

住所：Breaffy Rd, Demesne, Castlebar, Co. Mayo, F23 R253
電話： (094) 904 4100
公式サイト：Breaffy House Resort

まとめ

今回は、アイルランドのメイヨー県にあるお城のようなブリーフィー・ハウス・リゾートでのおこもり旅をご紹介しました。今回の旅では、フロントスタッフからレストランスタッフに至るまで、おもてなしの行き届いたきめ細かい対応にとても驚きました。さすが、ホスピタリティに力を入れているだけのことはあります。また、ここで過ごしたいなと思います。