【イタリア】エティハド航空搭乗記!シチリア⇔関空往復

皆さんボンジョルノ!シチリア在住、日本帰国時には中東系エアラインをよく利用するサエコです。

タイトルの通り、エティハド航空を利用してイタリアと関空を往復しましたので搭乗記をお届けします。今後、イタリアへの旅行を考えている方、エティハド航空を利用しようかと考えている方の参考になれば幸いです。

同じアラブ首長国連邦(以下、UAE)の航空会社であるエミレーツ航空搭乗記もあわせてお読みくださいね。

参考記事:イタリア・シチリア島で出入国してみた!エミレーツ航空搭乗記

目次

はじめに

内容に入る前にこの記事は、

  • 【往路】:カターニア空港(イタリア・シチリア島)→ローマ・フィウミチーノ空港→アブダビ空港→関空
  • 【復路】:関空→アブダビ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→カターニア空港(イタリア・シチリア島)

の搭乗記です。

筆者は現在シチリア在住のため、往路をシチリア発、復路を関空発と記しておりますのでご注意ください。

往路(シチリア→関空)

カターニアからローマへは早朝6時の便だったので、たまたま同じ時間帯にローマへ向けて出発する予定だった友人と最終バスでカターニア空港へ向かい、夜通し待つことに。

途中から、近くに座っていた人たちとおしゃべりしながら過ごしましたが、中でもイタリア人の元気なこと...。夜中にもかかわらず3時間ほどずっと喋りっぱなしでした(この3時間が往路で一番疲れたかもしれない)。

皆さまにおかれましては、カターニア空港付近か町中に宿をとり、タクシーで来られることをおすすめ致します。私は慣れていて言葉が分かるイタリアの空港で、しかも友人と一緒だったので夜通し待つことにしましたが、基本的には推奨しません(特に1人の場合)。

エティハド航空
<朝6時まで起きておくためのエスプレッソコーヒー>

カターニア・ローマ間はITAエアウェイズが運行。フライトの約2時間前、チェックインが始まりましたのでカウンターへ向かいます(オンラインチェックインはしていましたがスーツケースを預けるため)。

すると米国人グループのチェックインで少しトラブルがあった模様。なかなか列が進みません。職員さんに「6時の便なんですけど...」というと「大丈夫よ!みんな同じ便だから!」。 いったい何が大丈夫なのか。少なくとも、私だけおいて出発することはないだろうという安心感だけは芽生えました。ITAエアウェイズのチェックインは早めに並びましょう。

エティハド航空
<やはり6時便だとまだ暗いですね>

無事にローマに到着、乗り継ぎは2時間ほどです。国際便だとやはり次のゲートまで移動に時間がかかる場合ありますので、出発までに美味しいエスプレッソをもう一度飲みたい気持ちをぐっと抑えて、まずゲートまで向かいましょう。ターミナルが異なる場合はモノレールで移動する必要もあります。

エティハド航空
<モノレールでターミナル間を移動中>

ローマからアブダビを経て関空までは、初めてのエティハド航空。機内はさすがUAEの航空会社だけあってきれいです。機内食は悪くなかったですし、アメニティや映画などのエンターテインメントも充実していましたが、敢えて言うなら、エミレーツ航空の方がより豪華な印象です。その他、アブダビ空港については復路で紹介します。

機内
<アブダビでは深夜だったためすでに機内の明かりは暗めでした>

往路のアブダビ空港での乗り換えは3時間ほど。ローマ・フィウミチーノ空港で搭乗前に仲良くなった日本人の方とコーヒーを飲んでまったりと過ごしました。

1人旅のいいところは、旅先や旅の途中で、同じく1人旅をしている方との出会いが多いことですね。自分とは違う旅行経験・体験をされた方のお話は大変刺激になります。

復路(関空→シチリア)

関空が工事中なうえ、円安も手伝って、関空出発ロビーは人で溢れかえっていました。チェックインカウンターでスーツケースを預けた際、すぐにセキュリティチェックの列に並ぶように言われました。すぐに並んだにもかかわらず、セキュリティチェックとパスポートコントロールを通過するまでに1時間以上かかりました。間に合って何よりです。

関空
<テーマパークか百貨店のセールの列みたいでした>

復路のアブダビ空港、乗り換えは2時間半ほどです。時計がすべてロレックス、金のヤシの木がどーんと置かれているひたすらゴージャスを追求したようなドバイ空港と比べ、アブダビ空港は白を基調としておりエレガントな雰囲気でした。

アブダビ空港
<エレガントでおしゃれ、そして天井が高く開放的>

そんなエレガントな空港ですが、やってみかたかったこと。ここはどこだと思いますか?そう、マクドナルドです。中東のマクドナルド限定メニューがあると聞いたので、行ってみました。

アブダビ空港
<アラビア文字が分からなくても何となくマクドナルドだと分かってしまう不思議な黄色>

ご当地メニューの名前は「マックアラビア(McArabia)」。ほんのりと甘さを感じるピタパンに、チキンのパテが2枚とレタスやトマトなどの野菜が挟んであります。ケチャップがついてきましたが、すでにかかってあるガーリックマヨネーズで十分でした。味が濃いめに作られている機内食の後だと、生野菜がある分あっさりしているとさえ思えます。飲み物はチャイ。この2点で合計28UAEディルハム、この日のレートで約1,212円でした。

マックアラビア(McArabia)
<チャイの方がコーヒーより安かった>

帰りのローマでの乗り換えも2時間程度。私は空港をうろうろするのが好きなので、待ち時間が長くても結構楽しめる方ですが、2~3時間だとやはり体力的に助かります。

ちなみに、アブダビからローマまではシチリア人のおじいさん2人組と隣になりました。70歳をゆうに超えているだろうお2人、タイ旅行を満喫してきたそうです。

「ローマからカターニアへの便は飲み物しか出ないからさ、この機内食についていたクロワッサンを持っていって朝食にするんだ」と旅慣れしているご様子でした。

カターニア空港への到着は朝の9時半。天気もよく、無事に家路につきました。

エトナ山
<ローマ・カターニア間はエトナ山が見える窓際がおすすめです>

さいごに

今回はエティハド航空を利用してイタリア(シチリア)・関空間を往復したときの搭乗記をお届けしましたがいかがだったでしょうか。

エティハドの場合、乗り換えが2~3時間と短めなのは大変嬉しいポイントですが、カターニアからローマの早朝便だけがネックですね。その点では、カターニア空港に昼間発着のエミレーツ航空に軍配が上がります。

エティハド航空自体はすごく気に入りましたし、エミレーツ航空よりも比較的航空券が安いので、今後も積極的に利用したいと思います。

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シチリア島に魅せられて移住。目標は地元民に間違えられるようになること。ガイドブックに載っていないような、ローカルな情報をお伝えします。

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