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イギリスで有名な場所といえばここ！ ビッグ・ベンなど押さえたいスポット集
一度は訪れてみたい憧れの海外旅行地として人気のイギリスは、世界遺産にも登録されている寺院や宮殿、世界的に有名な美術館や博物館などが点在しています。
今回は、イギリスの中でも特に有名な場所を「都市」「宮殿やお城」「美術館や博物館」「自然あふれる風景」に分けてご紹介します。イギリス旅行や観光に行かれる際はぜひ参考にしてください。
目次
1. イギリスの有名な都市
雰囲気あるイギリスの街並みは、ただ散策するだけでも楽しいものです。数ある都市の中でも、特に有名な都市をいくつかご紹介しましょう。
ロンドン
＜出典元：写真AC＞
イギリス旅行で外せない都市といえば、ロンドン。ロンドンと海をつなぐテムズ川沿いには、ビッグベンやロンドン・アイ、ロンドン塔などが並び、その景観はロンドンの顔とも呼べるべき象徴です。
まずロンドンで体験したいのは、赤い車体で有名な、二階建ての「ロンドンバス」。ロンドンバスは世界最大規模の路線バス網を形成していることもあり、非常に便利な交通機関です。
アートやカルチャーが好きな方は「ナショナル・ギャラリー」「テート・モダン」「大英図書館」などの博物館、美術館も楽しめるでしょう。ウェストミンスター宮殿、バッキンガム宮殿、セント・ポール大聖堂といった歴史的建造物もロンドンにあります。
お買い物を楽しみたい方は、イギリス最大の老舗高級百貨店「ハロッズ」がおすすめ。1834年創業の「ハロッズ」は巨大な建物としても目を引きます。食料品から衣料品まで幅広い商品が並び、重厚感ある百貨店の趣きある雰囲気の中で、優雅なお買い物時間を満喫できるでしょう。「ハロッズ」の代名詞でもある紅茶は気品ある可愛らしいパッケージデザインと、高品質な茶葉が世界中の紅茶ファンを虜にしています。
オックスフォード
＜出典元：写真AC＞
「オックスフォード」と言われてイメージするのは、名門校「オックスフォード大学」ではないでしょうか。世界で3番目に古いといわれる大学で、観光客が見学することも可能です。
歴史ある街並み、そしてアカデミックな雰囲気を同時に味わえる街として人気のオックスフォードは、「不思議の国のアリス」や「ハリー・ポッターシリーズ」など名作の舞台となった街としても有名です。
景色を楽しみたい方は、街の中心部にある「カーファックス・タワー」がおすすめ。カーファックス・タワーの高さは23mあり、周囲に景色を遮るような高層ビルがなく、絶景を味わうことができます。
また、特に車好きの方におすすめしたいスポットとして、イギリス最大規模の自動車工場がある「MINIオックスフォード工場」があります。自動車工場では、実際に車を組み立て過程が観光客でも見学可能で、工場の歴史や車の秘密を解説する博物館も併設されています。
リバプール
＜出典元：写真AC＞
ビートルズの生まれ故郷としても知られるリバプールは、イギリス北部に位置する街です。街中には、歴史的な建造物が多数残されている他、ビートルズ関連の観光スポットが多く点在し、ビートルズファンが世界中から観光に訪れています。
リバプールのランドマーク的存在「リバプール大聖堂」は、イギリスにおける最大級の大きさを誇る大聖堂であり、街のアイコン的存在でもあります。1904年に建築がスタートし、大聖堂が完成したのは74年後の1978年と、大きさだけでなく、建築年数にも驚かされます。高さ101mある塔は、上まで登ることも可能で、頂上から見下ろすリバプールの街並みはとても美しさは格別です。
2. イギリスの有名な宮殿やお城
英国王室ファンの方であればいつか訪れたい憧れの宮殿やお城がイギリスにはいくつもあります。観光スポットしても訪れることが可能な宮殿やお城で、格式ある英国の雰囲気を感じてみましょう。
バッキンガム宮殿
＜出典元：写真AC＞
英国のロイヤルファミリーが住む場所として有名なバッキンガム宮殿は、約1万坪の敷地を誇り、その歴史は1703年に遡るとされています。
故エリザベス女王のロンドンの公邸、また執務の場としても使用されていました。また、迎賓館としての役割も果たすバッキンガム宮殿は、王宮が実際に居室や執務の場として使われている珍しい宮殿です。
現在はロイヤルファミリーの住居として使用されていますが、元々はバッキンガム公シェフィールド邸として1705年に建設された建物です。1761年にジョージ3世が王妃のために購入した後、ネオクラシック様式の宮殿として改装され、1837年ビクトリア女王が即位した時代から公邸として使われるようになりました。
観光時の大きな見どころは、「衛兵交代」。赤い制服と黒い帽子に身をまとった兵隊の行進は見逃せません。「衛兵交代」の日時を確認して、なるべく早めに行って見学場所をキープすることをおすすめします。
- 住所：Buckingham Palace, London, SW1A 1AA
ウェストミンスター宮殿（ビッグ・ベンでも有名）
＜出典元：写真AC＞
イギリスの国会議事堂である「ウェストミンスター宮殿」は、議会制民主主義誕生の舞台となった建物。かつて王宮だった建物は火災で焼失し、現在の建物は19世紀に再建されました。
宮殿は全長約265ｍと壮大なスケールを誇り、宮殿の北端に併設されている時計塔の「ビッグ・ベン」はロンドンのランドマークとしても有名で、多くの観光客が見学に訪れます。
- 住所：20 Deans Yard, Westminster Abbey, London SW1P 3PA
ウィンザー城
＜出典元：写真AC＞
イギリス南東部に位置する都市ウィンザーにあるウィンザー城は、世界最大級の居城です。ロンドンから西へ電車で約35分の場所にあり、ロンドンからの日帰り観光ができます。
かつては、故エリザベス女王や、故エディンバラ公爵フィリップ王配が住まわれておりこれまで約1,000年の間で39人の英国君主の住まいとなり、世界で最も長く使用されている宮殿としても有名です。
- 住所：Windsor, Berkshire SL4 1NJ
エディンバラ城
＜出典元：写真AC＞
スコットランドの古都エディンバラのランドマーク的存在として名高い「エディンバラ城」は、キャッスル・ロックと呼ばれる岩山の頂に建つ城です。
敷地内にはいくつかの博物館もあり、例えば国立戦争博物館ではスコットランドにおける戦いの歴史が知ることができます。また、城の手前にはスコッチウイスキー・エクスペリエンスというスポットがあり、楽しくスコッチウイスキーの歴史が学べる場所になっています。
- 住所：Castle Hill, Edinburgh, Scotland EH1 2NG
3. イギリスの有名な美術館や博物館
世界的に有名な美術館や博物館が多く点在するイギリス。その中でもぜひ訪れるべき3つのスポットをご紹介します。
ナショナルギャラリー
＜出典元：写真AC＞
誰もが一度は見たことのあるような有名絵画がたくさん展示されているナショナルギャラリーは、イギリス初の国立美術館として1824年に誕生しました。ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、フェルメール、ゴッホ、モネなどの有名画家による作品があり、展示数は2,300を超えるとされています。
アート鑑賞を終えた後は、センスの良いグッズが豊富に揃うショップで買い物を。アートグッズはもちろん、他にはない素敵なイギリス土産を探しましょう。
また、広大な館内を見て歩き疲れた時は、ギャラリー内にあるカフェやレストランでの休憩や食事が便利です。なお、ナショナルギャラリーは観光客も鑑賞料金が無料で利用できます。
- 住所：Trafalgar Square, London WC2N 5DN. To navigate, press the arrow keys.
大英博物館
＜出典元：写真AC＞
世界最大の博物館のひとつともされる大英博物館は、人類初の石器から20世紀の印刷物まで、800万点以上を収蔵し、世界の文化の歴史を一堂に鑑賞することができます。1753年に設立され、1759年に開館。世界各地の古美術・考古資料や写本など多数所蔵しており、連日多くの観光客が世界各国から訪れています。
また博物館内には、イギリス建築界の巨匠ノーマン・フォスター氏によって手がけられた、無柱のガラス屋根で有名な「グレート・コート」が。お土産ショップがあり、お買い物も楽しめます。
- 住所：GREAT RUSSELL STREET, LONDON, WC1B 3DG
ロンドン自然史博物館
＜出典元：写真AC＞
ロンドンのサウス・ケンジントンにあるロンドン自然史博物館は、大英自然史博物館、英国自然史博物館などとも呼ばれ、自然史系博物館としてはイギリス最大であり、世界でもトップクラスを誇る博物館です。
ロンドン自然史博物館には、動物学・昆虫学・古生物学・植物学・鉱物学の5つに大別されたコレクションが展示されています。
海洋探検家ジェームズ・クックの最初の航海に同乗したイギリスの博物学者ジョゼフ・バンクスが収集した標本など、貴重な展示を見て回りましょう。
- 住所：Cromwell Rd, South Kensington, London SW7 5BD.
4. イギリスの有名な自然あふれる風景
イギリスはロンドンのような大都市だけでなく、自然豊かな風景も多いのが魅力的です。息を呑むような美しいイギリスの景色に出会える有名な場所を２つ紹介します。
湖水地方
＜出典元：写真AC＞
イギリス北西部に位置する「湖水地方」は、大小500の湖と山が奏でる美観地区として人気のエリアです。
四季折々の美しい景色が楽しめるため、何度訪れてもどの季節に行っても感動すること間違いなし。特に見どころとなるのは、湖水地方で最大の湖「ウィンダミア湖」の周辺です。日本はもちろん世界中で愛されている「ピーターラビット」ゆかりの地であるため、周辺にはピーターラビットの絵本の世界を再現した博物館「ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター」や、ピーターラビットグッズが揃うショップなどがあります。
コッツウォルズ
＜出典元：写真AC＞
「羊の丘」を意味する「コッツウォルズ」は、イギリスの昔ながらの街並みが色濃く残るスポット。約160kmにわたる丘陵地帯に小さな村が点在しており、その風景は絵本の世界そのものです。
現在もコッツウォルズの村々では昔ながらの生活が営まれており、昔から変わらない建物や街並みは目に焼き付けたい風景として、世界中の人を魅了しています。
人気デザイナー・ウィリアム・モリスが暮らした村として知られる「バイブリー」も、コッツウォルズにあります。ウィリアム・モリスはこの村をイングランドで最も美しい村と讃えるほど気に入っていたとか。見渡す限り美しい風景が続く村の中心を流れるコルン川沿いには、1650年創業のザ・スワン・ホテルが、村のランドマークとして今もなお営業を行っており、その佇まいを見るだけでも価値があります。
今回は、魅力あるスポットの多いイギリスの中でも、特に有名な場所を紹介しました。特にはじめてイギリスへ旅行をする予定で、どこを巡るか迷われている方は、こういった有名な場所にまずは訪れてみてはいかがでしょうか。
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