高速バス・夜行バスの乗り方ガイド! 予約の方法から乗車手順まで

新幹線や飛行機に比べて値段の安い高速バス・夜行バスは、目的地まで安く移動したい人にとっては便利な存在です。ただ、実際に利用したことがないと、わからないことも多いのではないでしょうか。

そこで、予約方法や当日の流れ、バス移動をより快適にするコツまで、高速バス・夜行バスの乗り方を初めての人にもわかりやすく解説します。

目次

<1. そもそも高速バス・夜行バスとは>

<2. 高速バスと普通の路線バスは何が違う?>

<3. 高速バス・夜行バスの予約方法>

<4. 高速バス・夜行バスの乗り方>

<5. 高速バス・夜行バスでの快適な過ごし方>

1. そもそも高速バス・夜行バスとは

夜行バス
<出典元:写真AC

そもそも「高速バス」「夜行バス」とはどういった乗り物を指すのでしょうか。

「高速バス」は、一般の路線バスと違って、高速道路をメインで走行するバスのことです。高速道路をメインで走る以外に、高速バスの明確な定義はありませんが、高速バスは長距離運行が多く、時間にすると3~10時間程度のルートが中心です。「高速バスとは遠方の都市間を結ぶバスで、おもに高速道路を走る」と考えておけばいいでしょう。

「夜行バス」は、高速バスのうち夜間に走行するバスのことをいいます。夜行バスも高速バスの一種ですが、「夜出発して、目的地に朝到着する」バスを昼行便とは区別して「夜行バス」と呼んでいます。同じルートに昼行便と夜行便、複数便が運行していることもあります。

2. 高速バスと普通の路線バスは何が違う?

バス停
<出典元:写真AC

高速道路をメインで走行する以外に、高速バス・夜行バスと一般の路線バスにはどのような違いがあるのでしょうか。

大きな違いのひとつとして、高速バスは予約が基本であることが挙げられます。高速バスは定員が厳密に決まっているので、事前にインターネットや電話で希望の便を予約して、料金を支払ってから乗車するのが一般的です。バス会社によっては予約なしでも乗車可能ですが、その場合、バスターミナルのカウンターなどであらかじめチケットを購入してから乗車することになります。

また、高速道路では立ち乗りが認められていないため、一般の路線バスと違って、高速バスに立って乗ることはできません。そのため、席数分の定員に達した時点で、その便の予約やチケット購入はできなくなります。高速バスは全席指定がほとんどで、全席指定便の場合、予約時に好きな席を選べることが多いです。

さらに、高速バスは長距離移動が前提であることから、バスのトランクにスーツケースなどの大きな荷物を預けることができます。大きな荷物を持って一般の路線バスに乗るのは大変ですが、高速バスならスーツケースなどの大きな荷物があっても安心です。

3. 高速バス・夜行バスの予約方法

チケット予約
<出典元:写真AC

前述の通り、高速バス・夜行バスを利用する際には、原則として予約が必要です。

バス会社によっては、当日でもバスターミナルのカウンター等でチケット購入が可能ですが、それも希望の便に空きがあることが前提。連休や週末などの繁忙期や人気の路線、運行本数の少ない路線などは埋まってしまうことも多いので、できるだけ早めの予約を心がけましょう。バス会社によっては、お得な早割料金を設定していることもあります。

バス会社によって異なりますが、高速バス・夜行バスの予約は運行日の半年前~1カ月前に受付がスタートし、運行日前日または当日の指定時刻に受付を終了するのが一般的です。

高速バス・夜行バスの予約方法として、一般的なのがインターネットと電話。インターネットなら、条件に合う高速バス・夜行バスの便を一括で検索できる比較サイトなども充実しているので、希望の便を簡単に見つけられます。インターネット予約の場合、予約と同時にクレジットカードで決済するのが一般的ですが、コンビニ振込や銀行振込なども利用できることが多く、バス会社によってはキャリア決済や後払いなども選べます。

電話予約の場合、コンビニ振込やバス会社の窓口での支払いのほか、バス会社によっては当日バスの車内で支払いができる場合もありますよ。

4. 高速バス・夜行バスの乗り方

バス乗り場
<出典元:写真AC

いよいよ当日がやってきたら、次のような流れでバスに乗車します。予約時に乗車場所や車両の情報をしっかり確認しておくようにしましょう

バス乗り場で待つ

当日は、バスターミナルやバス停など、決められた乗り場で乗車開始を待ちます。

乗車開始は出発時刻の10分前が一般的ですが、大きなバスターミナルでは、バスターミナルに到着してから乗り場にたどり着くまでに思いのほか時間がかかることもあります。大きなバスターミナルや初めてのバスターミナルを利用するときは、余裕を持って出発時刻の20~30分前に到着しておくと安心です。

乗車券を提示する

利用するバスが乗り場に到着し、乗車が始まったら乗務員に乗車券を提示します。インターネットで予約した場合は、スマホ等でインターネット乗車券や予約確認メール等を提示します。何を提示すればいいのかわからないときは、予約確認メール等で乗車方法を確認しておきましょう。

大きな荷物があれば預ける

スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、バスに乗り込む前に預けます。このとき、荷物引き換えタグを渡されるので、目的地までなくさないようにしてください。預けられる荷物の大きさや重量、個数はバス会社によって異なります。

指定席、もしくは自由席に座る

高速バス・夜行バスは全席指定がほとんどですが、中には「便のみ予約が必要で座席は自由」というケースもあります。全席指定の場合は指定の席に、自由席の場合は空いている好きな席に座りましょう。

トイレ休憩

長時間バスに乗るとなると、トイレ休憩はあるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

高速バス・夜行バスは2~3時間に1度の休憩時間が設けられているため、比較的短い距離を運行する便を除き、必ずトイレ休憩があります。運行時間が5時間であれば2回程度、7時間であれば3回程度の休憩が設けられるはずです。

休憩1回あたりの時間は、おおむね15~30分程度。休憩開始時に「出発時刻は〇時〇分です」というアナウンスがあるので、聞き逃さないようにしましょう。

休憩の際は、高速道路のパーキングエリアやサービスエリアに立ち寄るため、トイレの利用はもちろん、日中ならお土産や軽食の購入も可能です。深夜でサービスエリアのお店が開いていない場合でも、自動販売機で飲み物の購入くらいはできるでしょう。

休憩で外に出るときは、自分が乗ってきたバスの駐車位置や外観の特徴、ナンバーなどを確認して、スムーズに戻ってこられるようにしておきます。

車内でのトイレ利用

途中でトイレ休憩があるとはいえ「走行中、急にトイレに行きたくなったらどうしよう」と不安な人もいるのではないでしょうか。

休憩時間以外にトイレに行きたくなったときも、車内にはトイレが設置されているトイレ付きバスなら安心です。すべての高速バス・夜行バスにトイレが付いているわけではないので、トイレがあるバスを利用したい人は、予約時に必ず確認するようにしましょう。

車内トイレは基本的に走行中も利用可能ですが、カーブが多い場所を走るときなどは、トイレの使用を控えるようアナウンスされる場合もあります。揺れが気になる人は、比較的揺れにくい高速道路走行中や停車中にトイレに行くといいですよ。

目的地に着いたら降りる

各停留所が近づいてきたら、「まもなく〇〇に停まります」などとアナウンスがあるので、目的地に着く前にバスを降りる準備をします。乗車時にトランクに荷物を預けた場合は、荷物引き換えタグを渡して、自分の荷物を受け取りましょう。

ぐっすり寝ていると、「寝過ごしてしまって目的地を通り過ぎてしまった」ということもあるので、自分の降車場所がバスの最終目的地ではないときは、寝過ごさないよう注意が必要です。不安な人は、スマホでバイブのアラームをセットしておくなど、周囲の迷惑にならない形で寝過ごし対策をするといいですよ。

5. 高速バス・夜行バスでの快適な過ごし方

バスシート機能
<出典元:写真AC

高速バス・夜行バスは長時間の乗車になることが多いので、移動中は少しでも疲れを溜めないようにしたいもの。バス移動をより快適にするために、次のことを実践してみてください。

リクライニング機能を上手に使う

長時間の移動中、ずっとまっすぐに座っているのは辛いものですが、座席をリクライニングして足を伸ばすことで、より快適に休めます。

リクライニングができる角度はバスによって異なり、中には150度前後まで倒せるバスもあります。また、「リクライニングするときに後ろの人に気を遣う」という人のために、乗務員が声をかけて全員同時にリクライニングする「一斉リクライニング」を採用しているバスもあるので、好みに合わせて選びましょう。

便利グッズを活用する

高速バス・夜行バスでは、周囲の人のスマホの光やせき、いびきなどの物音が気になって眠れないという人も少なくありません。耳栓やアイマスクを用意しておけば、気になる光や物音が軽減でき、安眠に近づきます。寒がりの人や、冷房が苦手な人はブランケットも準備しておくといいでしょう。

酔い止め薬を飲んでおく

長時間の移動で車酔いしてしまうと大変ですよね。バス酔いが不安な人は、乗車30分ほど前に酔い止めの薬を飲んでおきましょう。また、満腹すぎるのも空腹すぎるのもよくないため、乗車前はアルコールやカフェイン、脂っこいものや味の濃いものを避けて、軽く腹ごしらえをしておくといいですよ。

独立シート・カーテン付きバスならさらに快適

座席間隔がゆったり配置された3席独立シートのバスや、プライバシーが確保できるカーテン付きのバスなど、ワンランク上の設備を備えたバスを選ぶと、長距離バス移動がさらに快適になります。

また、「近くに男性が座ると不安」と感じる女性のために、「女性安心席」や「女性専用席」を備えた車両があるほか、路線によっては「女性専用車」があることも。「すぐ隣に男性が座るのはちょっと...」という人は、こうした配慮がされているバスを選ぶといいでしょう。


料金が安く、直前でも予約可能な高速バス・夜行バスは安く旅行したい人の強い味方。一般の路線バスとは勝手が違う部分もありますが、いくつかのポイントを押さえておけば誰でも簡単に利用できます。

近年は設備やサービスに力を入れている高級バスも増えているので、ご自身のニーズに合った高速バス・夜行バスを選んで、快適なバス旅を楽しんでください。

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