ローラースケートブームが再来!?カリフォルニアで見つけた新しい楽しみ方

<TOP画像:©Lukas Schroeder / unsplash>

ビーチシティーがたくさんあるカリフォルニアですが、そのなかでも、サンタモニカと並んで有名なビーチの1つ「ロングビーチ」。先日、ご飯を食べにロングビーチの海際にある新しいモールに行ったのですが、そこで「ローラースケート場」を見つけました。

なんだかすごくオシャレで、とってもアメリカンな感じがして、すっかり釘付けになってしまいました。

目次

ワクワクするスケート会場発見

ローラースケート会場「Pigeon's Roller Rink」

このローラースケート会場「Pigeon's Roller Rink」は、ポップアップとし今現在は運営されているそうで、「誰もが好きに楽しめる時間」「グループおよびプライベートレッスンの時間帯」「貸し切りイベント」など、時間帯によってスケジュールが用意されています。

私が通りかかったこの日は、フリースタイルで楽しむ人が集まっていた時間帯で、よく映画やミュージッククリップなどで見たことのあった風景そのもの。なんだか見ているだけでワクワクしてしまいました。

ローラースケート歴史

ローラースケート靴
<©Jana Bemol / unsplash>

アメリカにおけるローラースケート文化は、遡ると300年以上の歴史があります。最初のブームは19世紀後半で、その後、何度も流行と衰退を繰り返し、特に1960から70年代にかけては、音楽に合わせてダンスするようにローラースケートをするローラーダンスや、ローラーゲームというスポーツが特に人気を集めました。

1960年から70年代のブーム

ローラースケート会場「Pigeon's Roller Rink」
<©Charlotte Coneybeer / unsplash>

当時のローラーダンスは、ソウル・トレインやモータウンなどの音楽に合わせて、ステップやターンなどの動きを組み合わせたもので、映画やテレビ番組でも、頻繁に出てきています。オンタイムでその時代を経験してない人でも、ローラースケートの歴史の中でとくに影響を残しているものなので、一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

ローラースケートを愛する人のコミュニティー

ローラースケート会場「Pigeon's Roller Rink」
<©Lukas Schroeder / unsplash>

実はこのロングビーチという土地には、ローラースケート・コミュニティーというのが存在しているほど、今もローラースケートが根付いています。このようなスケート会場にローラースケート好きが頻繁に集まり、交流を深め、お互いのスキルを高め合うことをしているのだそうです。80年代にはローラーブレードやスケートボードが盛んになりすたれてしまったという背景があるそうですが、こうしてロングビーチにはまだまだ純粋にローラースケートを愛する人たちの世界が存在していたのです。

しかも2020年からは、新型コロナウイルスの影響もあり、屋外で運動できるローラースケートが再び注目されたそうです。SNSでローラースケートの魅力を発信する人が増え、若い年齢層の人たちにも広まってきていて、Meetupなどのサイトでは、ローラースケートのイベントやグループもたくさん見つけることができます。

早速行ってみよう!

ローラースケート
<©Jana Bemol / unsplash>

このロングビーチのローラースケート場「Pigeon's Roller Rink」では、自分のローラースケートを持ち込むこともできますが、購入したり、レンタルシューズも豊富に用意されているようです。前に娘の誕生日にローラースケートを買ってあげたもののガレージに眠っているままなので、こんど一緒に楽しみに行ってこようと思っています。

Pigeon's Roller Rink

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SOLO

ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。

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