ピカソ生誕の地、南スペイン・マラガの5つの魅力

マラガ スペイン

アンダルシアの玄関口、マラガ。スペインの南端に位置し、コスタ・デル・ソル=太陽の海岸の中心地でもあります。温暖な気候で夏はもちろん冬も快適に過ごせるとあり、ヨーロッパの人々に人気のリゾート地です。

アートもグルメも楽しいマラガの魅力をぎゅっと5つにまとめてお届けしたいと思います。

目次

魅力1 ピカソ生誕の地でアート鑑賞

マラガといえばアート界の天才パブロ・ピカソが1881年に生まれ、10歳まで過ごした町です。大小さまざまな美術館が街に点在していますが、やっぱり気になるピカソ関連の施設。あと、マラガにはパリにしかないと思われているアレもあるんです。

メルセー広場のピカソベンチ
<ピカソと記念撮影が撮れる、メルセー広場のピカソベンチ>

メルセー広場のピカソベンチ
<ピカソの後ろ姿も>

マラガ・ピカソ博物館

マラガ・ピカソ博物館
<代表作のひとつ「アビニヨンの娘たち」のタペストリー>

マラガ・ピカソ博物館
<ミュージアムショップのアイテム>

10代の頃の作品をはじめ、200点以上のピカソ作品を所蔵する「マラガ・ピカソ博物館」。リノベーションしたブエナ・ビスタ宮殿にピカソの親族によって作品が寄贈され、2003年にオープンしました。有料のオーディオガイドには日本語もあったので、じっくり解説を聴きながら鑑賞ができます。

【Museo Picasso Málaga】

  • 住所:Palacio de Buenavista, C. San Agustín, 8, 29015 Málaga
  • 休館日:無休
  • 営業時間:10:00〜19:00
  • 公式サイト:Museo Picasso Malaga

ピカソ生家

ピカソ生家

1881年に生まれ、1991年にラ・コルニャに引っ越すまで、美術の教師の父と母、妹と住んでいたピカソの生家。現在はピカソ財団本部であり、美術館になっています。

【Museo Casa Natal de Picasso】

マラガ ポンピドゥーセンター

マラガ ポンピドゥーセンター
<外観もフォトジェニック>

パリにあるポンピドゥーセンター。フランス国外で唯一あるのがマラガです。マラガ港からすぐの場所にあるカラフルな建物が目標です。近代アートを中心に常設展と特別企画展が開催されています。

マラガ ポンピドゥーセンターミュージアムショップ
<アイテム充実のミュージアムショップ>

【Centre Pompidou Malaga】

  • 住所:Pje. del Dr. Carrillo Casaux, s/n, 29016 Málaga
  • 休館日:火曜
  • 営業時間:9:30〜20:00
  • 公式サイト:Centre Pompidou Malaga

魅力2 南スペインの美食を満喫

地中海のシーフードもイベリコ豚も美味しいマラガのグルメ。筆者の住むイタリアとは、似ているようで異なる料理も多く、昼と夜、市場とバルで毎日食い倒れしちゃいました。

白身魚のフリット
<白身魚のフリット>

エビとムール貝
<エビとムール貝>

アタラサナス中央市場

アタラサナス中央市場
<歴史的建造物に指定された市場。街中にあって便利>

マラガ市民の台所「アタラサナス中央市場」。野菜や果物、シーフードなどがゾーンごとに見やすく並んでいます。私はフルーツ屋さんの店頭にあった絞り立てオレンジジュースの美味しさに感動し、連日通いました。

アタラサナス中央市場 エビ
<エビの種類だけでも多彩!>

パプリカをふりかけたぷりっぷりのたこ
<パプリカをふりかけたプリップリのたこ>

テラスでイートインもでき、新鮮な食材を使ったマラガの美味しいものを味わえます。

【Mercado Central de Atarazanas】

エル・ピンピ

中庭から建物に入るとステキなポスター
<中庭から建物に入るとステキなポスターに目が奪われます>

マラガの街中にたくさん点在するバル。その中でも一番人気なのが「エル・ピンピ」。アンダルシアらしい建物の中には、サクッと飲めるバルと、ゆったりと座って食事を楽しめるホールがあり、シーンによって使い分けができます。

ワイン樽には有名人のサイン
<店内に並ぶワイン樽には有名人のサインが>

マラガ風ポテトサラダ
<マラガ風ポテトサラダ>

【El Pimpi】

  • 住所:C. Granada, 62, 29015 Málaga
  • 休館日:日曜
  • 営業時間:12:00〜翌1:00
  • 公式サイト:El Pimpi

魅力3 アンダルシアのビーチ散歩

マラガのビーチリゾート デ・ラ・マラゲータ・ビーチ

コスタ・デル・ソルの中心地であるマラガのビーチリゾート「デ・ラ・マラゲータ・ビーチ」。青い海と白灰色の砂浜、椰子の木、そしてフォトスポットのマラゲータの文字が印象的です。

マラガのビーチリゾート「デ・ラ・マラゲータ・ビーチ」

ビーチの周りにはレストランやカフェ、ショップもあり、ビーチシーズンの5〜10月はもちろん、それ以外の時期もビーチ散歩が楽しめます。

魅力4 チュロスとカフェを堪能

チュロスとカフェ
<揚げたてのチュロスをバシバシッっとハサミで切っていく姿はまさに職人芸>

スペインといえばチュロス!1032年創業のチュロス専門店「カサ・アランダ」にマラガを発つ朝に駆け込みました。チュロスは1本からオーダーでき、甘すぎないのでサクサク食べれて、ついつい追加オーダーしちゃいます。ホットチョコレートも一緒にオーダーして、漬けながら食べるのがおすすめです。

チュロスとカフェ
<昼は行列になることもある人気店>

チュロス
<揚げたてサックサクのチュロス>

また、マラガは独特なコーヒーの注文方法があり、コーヒーとミルクの割合でいろんな呼び方があります。私はコーヒーとミルクが半分ずつのミター(mitad)がお気に入り。

【Casa Aranda】

  • 住所:C. Herrería del Rey, 2, 29005 Málaga
  • 休館日:無休
  • 営業時間:8:00〜13:00、17:00〜21:00
  • 公式サイト:Casa Aranda

魅力5 空港からのアクセスが至便

スペイン国鉄のセルカニアス
<スペイン国鉄のセルカニアス>

最後のマラガの魅力は、街中から空港が近いことです。近距離専用の電車セルカニアスを利用すれば、10分ちょっとで空港~街中の間を移動できるので、スペイン周遊やヨーロッパ周遊の合間に立ち寄りやすい町だと思います。

マラガ空港
<マラガ空港>

また、VisaやMaster Cardなどのコンタクトレスペイメント機能が付いたクレジットカードをIC乗車券として利用できるので、改札機にかざせば、長蛇の券売機に並んだり、言語が難しい券売機を操作する煩わしさも軽減します。

最後に

観光地のほとんどが街中にあり、徒歩で巡れるのも魅力の一つです。時間があれば、白い町「ミハス」や「フリヒリアナ」へ行くのも憧れます。

気候の良さ、アート、美食、海・・・マラガの魅力をみなさんも実際に体感してみてください。

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真のミラネーゼになるべく、2021年よりミラノに移住した雑誌の編集・ライター。王室&貴族とテルメが大好き。

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